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| 2001年09月27日(木) | 気配にふれる距離 |
こんなことは馬鹿げていると思いながら
いつもよりたっぷりと香水をつけた
屈託なく笑って
さがる目尻をいいなと思った
| 2001年09月17日(月) | 白昼夢 |
おおきいぶどうとちいさいぶどう
どっちがすき？
おおきいぶどう！
だって、あまくておいしいから。
わたしも！
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あのひとの理想
ひとつだけクリア
痛みを感じながら昨日を思う
| 2001年09月15日(土) | ほどかれて |
目覚まし時計の電池がなくなって
今日は一日中おなじ時刻をさしている
そんなふうに止まってしまえばいい
そんなふうに止まってしまえばよかったのに
時が流れて
あのひとにまた会えることを
| 2001年09月07日(金) | 肌ざわり |
雨の日には
話せるような気がして
また雨が降らないかなあなんて
そんなこと思った
思うほど遠くになりそうで
思うたび近くにいきたくなる
| 2001年09月06日(木) | アーモンドチョコレート |
今日はほんのすこしだけ眠って
高校の友だちとバーベキューをしに川原へ
朝の渋谷の空気は
きれいとは言い難かったけれど
清々しかった
燃えさかる炎を見ていたら
原点をみたような気分になって
ただ単純に純粋にたのしかった
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喉につまったことば
なかなか言い出せずに
| 2001年09月03日(月) | なにひとつない |
「歩いて10分の所を5分で走ってみる」
と話す、アーティストが新聞に載っていて
それがずっと、ぐるぐるまわっている。
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返事が来ない、
それが返事なのだと思っていた
つめたい雨の日に、それは来た
どこかよそよそしく
だけれど、明らかにわたしを安心させた
ruriko
