日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
ストレスフルな日々よ さよーなら!
というわけで、大学院の選考試験が終わった。
えぇ、まぁ、うん。いろんな意味で「終わった」。がはは。
だってねぇー!言い訳するよ。目が回ってたの。
ここ2週間というもの、朝起きるとき頭をある方向に動かすと、 ものすごい勢いでぐるぐる目が回るんだわ。
起きてからも一日中吐き気がするし、正直本をまともに読む時間が少なかった。
英語の和訳なんかもっとできなかった。吐くもん。吐いたし。
医者に行こうと思うとなんだかましになっちゃったりして行き損ね、 結局そのまま昨日を迎えたという!バカだよ自分。
面接でボスに辱められた。英語、ぜんぜんダメじゃん。って。笑わせんなと。
そのとおりなんでございます!! 返す言葉もございません。でもこれから頑張りますから!!!
頼むよー。入学までにマシにしとくから合格させてよー。
そんなこんなの、さんざんな入試でした。ちゃんちゃん☆
で、もうひとつストレスの原因になってたのが「滞ってた家事」。
ダメだわ。家事をちゃんとこなしてないと、もんのすごいストレスになるんだわ。 そのことに今回気付いた。
たとえば、野菜を消費しきれなくて、レタスが液体になってたよ。
実家から送ってきたレタスだから、ウイルス病に罹ってた可能性が大なんだが。 症状が現れる前に食べちゃえばどってことないんだけど食べてる暇がなかった。
レタスが密かにメタモルフォーゼしている気配に気付いてはいたんだが…。 確認してる暇がなかったんですのよ。
そしてさっき。 なんか台所のマットが湿ってて、へんな匂いがすると思ったらアナタ!! レタスが液体になってた。ひー。くさーい。
ふとんだって干してないし、カバーだって洗いたいし、靴も傘も干したいし、 床掃除だってしたいし、もうもう、ムキー!!!って感じ。
でも若干気持ち悪いので、来週、 めまいを診てくれるという隣の市の市立病院に行くことにした。
内耳の関係らしいです。 ほんのちょっとのことだけど、非常に暮らしにくい。健康って素晴らしいわ。
2008年05月26日(月) |
思った方に進む生き方 |
大泉洋が表紙のAERAを読んで、山口智子という人のことをちょっと知った。
トレンディドラマの女優だということと、あとあの時の「南」は、 ちょっとすっとんきょうで痛々しいなぁというくらいしか思ってなかったわたしは、 彼女の強い信念に基づいた、まっすぐで着実な行動に超びっくりした。
日本の伝統工芸を細々と継承してる職人さんを尋ね、話し、アイデアを幾つも出し、 そして注文した作品を全て買い上げ、都会で人びとに紹介し、売っていたのだ。
いつの間に。山口さんたら。すげーよ。
そんなに没頭してしまって、 ご家庭は大丈夫なんすか?と他人が余計なことを言いたくなるくらい、 自分のしたいことに邁進していた。
女優としての彼女より、今の彼女は見ててわくわくする。
自分のしたいことに邁進している女性を最近もうお一人知る機会があった。
「マザーハウス」の社長、山口絵里子さん。 情熱大陸でのも取り上げられたらしいけど、うちテレビないからしらなかったんだ。
こーのーひーとも、はちゃめちゃ。傍目で見ると、もうぐっちゃぐちゃ。 本を読んだんですが、お店を軌道に乗せるまでがもう苦難に次ぐ苦難なのよ。
裏切り、挫折、疲労、涙、汗のオンパレード。
それでも点在していた点が細〜い線になり、やがて引っ張っても切れない太さの線になり、 いつしか面になっていく様は圧巻だった。
とにかく、 彼女がぜったいに諦めなかったから、実現できたんだなぁ。
諦めないってのは、すごいことだ。
そう、思い知らされた。
あ、上記2人とも「山口さん」だということに、今頃気付いた。ぷぷぷ。
☆
自分がどう生きたら心地よくて、身体にもよくて、なおかつ地球環境にもいいのかを 最近とみに考えるようになった。
自分の身体は正直だ。
いいものを食べれば調子がいいし、負担の大きいものを食べればてきめんに 胃の調子が悪くなり、肌が荒れる。
それと同じように、実は地球環境もダイレクトに反応していることと思う。
小さな自分の身体が対象ならともかく、 対象が地球そのものだとスケールが大き過ぎて、汚染されてなかったり、 ダメージを受けてない部分と混ざったり紛れてしまって すぐには気付かないだけなのかもね。
圧力鍋を買った。
煮込みに使う化石燃料を少しでも減らすために。 そして安全な食品を安全においしく手元で調理するために。
初期投資は痛いけど、あとで間違いなくおつりが来る。
はやく来ないかなぁ〜。
2008年05月23日(金) |
テーマ決まってほっとして体調崩す |
どうも体の調子がおかしいなぁと思って数日過ごしていた。
疲れているのに、動ける。という状態に不安を感じていたら案の定。
今朝起きたらめまいがして、結果一日中伏せる羽目になった。とほほ。 来週の土曜日は学内選考だよ。
勉強とバイト。健康と体力の維持。このバランスが大事だよね。
さて、卒論のテーマに「金山神社」を選んだ。奇祭「かなまら祭り」で有名な神社。 こちらの神社は「性と鍛冶の神」なんだそうだ。
かなまら祭りでは、男性器をかたどった神輿を担いで、 子宝とか性病にならないようにとか夫婦円満を祈願する。 行ってきたけど、超楽しかった。面白かった。
もともと性器を祀る神社の存在は知っていたし興味もあった。 だけど、タブーなんだよね性器は。
女性器なんか、通常の会話で用いてもいい固有名詞すら存在しないもんね。
「ヴァギナ」って言うと認知度も低いしインテリか杉本彩か?って感じだし、 はたまた「まんこ」って言うとなんかいかにも「男性用の性の道具」ってイメージだし。 「まんこ」って言うとき、自分の持ち物を指して言ってる気がしないんだよ。
女性器っていうのは固有名詞じゃないしさー。
それがなぜ神に?豊穣と多産みたいなものから来るんだろうなとは思ってたけど。
はじめて遭遇したのが19の頃だったな。前の大学の、新入学オリエンテーションで行った 富士の朝霧高原に性器を祀る神社があった。
以来幾星霜。
まーさーか、これをテーマに卒論書く日が来ようとはね。
ちなみに、靖国問題にも興味があって、どっちにしようかすごく悩んだのだけど 「本当にやりたいほう」を選んでみた。
このテーマを見たボス「よく見つけてきたな、これ。」
そしてプレゼンテーションするうち、 「いま欧米でカルチュラルスタディーズの一貫として、実はこういう研究が 盛んになってきてんだ」と言い、
「ペニスの文化史」なる本まで出してきて一言。
「このくらいのレベルまで持って行くなら、やる価値あるよ」と。
やります!やります!性器をタブー視し過ぎるから、性知識が足りなさすぎて 自分の体を傷つけたり、子供の命を守れなかったりする。 セックスレスも少子化も、この変にカチガチのタブー視から来てる気がするし。
わたしそんなの嫌なんです。もっとみんなオープンに性を語れるほうが絶対いい。
するとボス。 「これ、たぶん論文書いてる人今までいないと思うから、このテーマでずっと続けたら 博士論文までいけるよ」とまで言った。
ゼミ内に走る旋律と動揺。
その刹那、inu-chanの脳裏に
「ちんこ博士」
という文字が…。
えー。ちんこ博士だけは。それだけは。
…先のことはわかんないけどさぁ(まんざらでもない?)。
ともかく、これから半年、日本のちんことまんこの文化史を研究します。 がんばります。
朝からずっとずっと雨が降っている。
しとしと。じゃないな、ザーザーだ。通学にひと苦労。
そしてずっと「やばいかな?」と思ってた靴がとうとう死亡。 ソールと本体が一部分だけ分離しちゃった。雨なのに…。
靴はいてちゃんと帰れるかしら。不安。
お昼休みにゼミ室で、後輩の子とボスと3人で話をする。 話題は映画「靖国」とか、春のゼミ旅行のとき、 女子有志でやった千手観音ごっことか。
そこにもう1人同期の子が加わって、こんどは好みの顔の男子の話になる。 わたし以外の2人の女子はB専だそうで、2人で盛り上がっている。
面白いことにあとから来た子はわざわざゼミ室のパソコンを開き、 「劇団ひとり」が好きだと言って彼のプロフィールをうれしそうに見てた。
あとほかに柏原崇も好きなんだんって。 全っ然、劇団ひとりと傾向が違うんじゃね?と思いつつ。
そこにもう1人こんどは男子学生が登場。 するとまた話題が変わっていく。
SかMかという話題から、いっこ下の期の女子は気が強いという話題に。 彼女らはみんな主張の激しいSだ、と言うから、反論を唱える。
えー、でもさー、社会的にはSっぽくしてるけど、 プライベートじゃみんなMでしょ。かわいいと思うよ。 ただ普段はM要素を出す必要がないだけで。
ってinu-chanが言ったら、ゼミの先生が「ほうほう」と深く頷いて おられたのが印象的でしたー。
ゼミの人たちと一緒にいると、 こうやって次々と話題が展開されていくのですごく楽しい。
みんなゼミにいい感じに馴染んできた証拠だと思う。 あたしも馴染めたってことだよね?
ここは映画「靖国」のポスターも貼れるし、千手観音の写真も 貼っていいよと言ってもらえるし、
うちのゼミはこの大学のサンクチュアリみたいなもんだねー。 と言って、後輩女子と「うんうん」と頷き合った。
聖域ですから。ほほほ。
2008年05月11日(日) |
腹立たしい。非常に。 |
自分中心の人間が多すぎる。
年齢は関係なく、とにかくどの人もこの人も自分中心。
個人対個人の付き合いなら関係を絶てばいいことなので問題ないが、 組織の中の付き合いの場合、むげにできないので困ってしまう。
たとえば「うちの娘は行きませんっ!」とへそを曲げた母親。 理由は先方が送ったメールに対する返事が遅かったから。
しかし行きませんと母親が決めていいことではないはずなのだ。 そして我々は「ああそうですか」と引き下がるわけにいかないのだ。
引き下がってしまって困るのは我々でも母親でもなく、子供なので。
こっちは遊んでたわけじゃない。 わがまま言えば、こちらが忙しいことは想像がついて欲しい。 あなたもかつて我々と同じ立場だったはずなんだから。
でもそれが抜け落ちちゃって、許せない。キィー!ってなる。
余裕がないよ。全然。 でもそれができない。
親への先回りの対応なんか本来我々のすることじゃなかったし、 昔はそんなケースなかった。
それが今は親の機嫌を損ねないように立ち回らなければならない。
自分より年下の小娘にそんな対応されてることがわかったら、 私だったら憤死するけど。恥ずかしくて。
なんなんだろう、自分中心にどんどんどんどん移行している。怖いなぁ。 このままで良いはずがないけど、あまりにも浸透が早くて困惑する。 どうしたらいいんだろう。
私事化は止められるのだろうか…。
2008年05月09日(金) |
靖国YASUKUNIを観た |
すごかったわ。
いろんな角度から捉えてあって、よくまとめてあったわ。
人の数だけ思惑があるんだなぁということと、 日本刀は人を斬ることを目的として作られているというごく当たり前のことと、
過ぎてしまった歴史はただの事実でしかないけど、 それにいろんな意味をつけるのはいつだって未来の人間だったわ、そういや。 ってことも強く思った。
しかし、靖国神社の何が問題だと思われているのか、そこをもうすこし勉強しないと 賛成・反対の意見を口にすることすらできない。
ましてや自分、宗教社会学のゼミ生なのにこの体たらくー。
そんな不勉強な自分を本当に恥じたよ今日は。
☆象徴化されちゃうと、一人一人の思惑がわかんなくなる。
ここに祀ってある日本人戦没者のうち、じゃぁどれほどの人が天皇万歳って思ってたのか、 そして天皇が彼らの心の中で占められてた割合はどのくらいだったのか、
死にたくない、という気持をおして、何のために闘ったのか。 そういう「事実」は当然一個もわかんない。みんな亡くなってるから。
だからそれを遺族やいろんな立場の人が代弁してるってことだよね?
聞いてると、それぞれの言い分に「なるほど」って思っちゃうんだよなー。
そんで昭和53年に、A級戦犯も合祀された、と。
自分の肉親の合祀を喜ばない人たちは日本のみならず世界にいる。
あそこに合祀されてようが勝手にやってることだし関係ないわ、とは言えないんだな。 どーしても返せって言う人にはそう言わなくてはならない理由がちゃんとある。
それを聞くと「うんうん、そうだよな」って思う。
この映画でクローズアップされてるのはどれも同じ「靖国神社」なんだけど、 語る人たちの考えや信じるものやことによって「靖国神社」は全く違う意味を持ってて 本当にすごい問題だよな…と改めて思った。
とにかく複雑。
これを学んで、問題点をとらえて、その立場に立ってものを言う。 これ宗教社会学を学ぶ者ならやるべきことだよなぁ。
あー。 頭がぐるぐるする。
最低あと1回は観たい。来週も行ってこよっと。
2008年05月05日(月) |
しぶや→しもきた→たちかわ |
今日は渋谷に映画「靖国」を観に行くはずだったんだ。
がー、なんか昼までに今日のチケットはソールドアウトしたらしいね! 関心あるんだなぁ…。
で、なんかいろいろ絡みがあって結局友人とは会えずじまいだった。
バイト終わってからまず渋谷。
ベジフードの食堂(夜はお酒も飲める)「なぎ食堂」でランチを食べる。 いっぺん来てみたかったんだぁ〜。
野菜!野菜!ああおいしいなぁ。
で、そのあと下北沢に移動。 ギャラリィトウキョウジョウでkachimoさんとこの猫と娘さんの作品展を見る。 もー、娘さんのセンスがたまらない。
どう育てたらあんな「のびのび」と「奇怪」が同居した世界観が育まれるのか。
ほんと素晴らしい。
で、ほんとは今日のメインだった「相棒」を、友人と見るはずだったんだけど 結局一人で見た。
右京さんが、犯人への怒りでたくさんぷるぷる震えてた。萌え。
しかし脚本が、なんか流れがなめらかじゃなくて、強引なのかな、 そこ少し不満だった。
若干、不完全燃焼。
先日バイトで食品の品出し中に、積んであった段ボール箱がすべり落ちて、 段ボールのふちで腕を切ってしまったその傷がちょっとした問題になってる。
いやー、どっからどう見てもリストカットの傷にしか見えなくて、 友達とかちょっとドキッとするらしいよ。
ためらい傷じゃありませんよー。
あ、映画を見る前に食べた京樽の明太子おむすびは超美味だった!!! あと4個は食べられたと思う。食べなかったけど。
朝4時半に家を出て、さっき夜9時半に帰宅。 長い長い1日だったなー。
明日は勉強!がんばるにょ。
2008年05月03日(土) |
携帯なんてなくてもいいのに |
六花亭のホワイトチョコレートは、ほんっとうにおいしいなぁ。
むぐむぐ。
きのう携帯を大学のどこかに置き忘れてきた。
まぁ恐らく図書館だと目星はついてたんだけどもう戻る気力もなく、 友達が図書館に電話してくれたんだけど芳しい応対はしてもらえなかったから、 もういいや。と思ってほっといた。
そしたら今日の昼間、べつの友達が携帯に電話したら図書館の職員が出たらしく、 その人がまた別の、うちの近所に住む友達に連絡をしてくれて その子ががわざわざうちまで来て、「携帯図書館にあるよ」と教えてくれた。
こんなに多くの人に迷惑をかけるなら、もうなくさないようにしようと思ったね。 恐るべし携帯電話。
やれやれ。
卒論のテーマを決めるために、文献探しをしている。 何をやりたいのか結局まだ決まってない。
宗教と性が面白そうだよなぁと、じゃ「かなまら祭り」かよ?って思ったりとか。
えーえー、超面白そう!でもどんなテーマにしたらいいのかがわからん…。
とりあえず田中雅一さんの本を数冊借りてきた。読んでみよーっと。
書庫で文献を探してると、次々連鎖的に面白いものが目について (しかもそれって目的とたいてい関係ないから困るんだけど) つい作業が中断しちゃう。
困ったわん。
inu-chan
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