どこかの部屋にいる。 部屋には、私を入れて、全部で5人ひとがいる。 テーブルとイスがあって、少し離れたところにソファ。
ソファでは、おじさん3人が、コーヒーを前になにやら商談。
私は、夢の中で男の人で、隣には女の人。 2人で、隣同士に座って、テーブルにほおづえをついて、その3人のおじさんの中の1人を待っている。
その間、2人で「足が冷たいね」と話す。 雨に濡れたところを、放っておいたかのように冷たい。 女の人は「あぁ、早くホテルに戻って、暖かいお風呂に入りたい」と言う。 私もそれを頭に思い浮かべて「ほんとにそうだね」と答えた。 そして、もう、先に2人で帰っちゃおうかなと考えるけれど、それはできないから、まだ、2人でだらだらと待つ。
夢の中にいる時は、出てくる人全員が、誰だかわかっていた。 私が誰なのかも。 場所は京都。 これは断言できると思う。 夢の中で、「京都に来たから、気持ちがはしゃいでしまっている」と心の中で思ったので。
くーちゃんと姉と3人で、くーちゃんの車に乗って、どこかの図書館に行く。 そこの図書館は、本を借りることもできるし、本の一番最後に値段がついていれば、それを買うこともできる。 図書館だから、ものすごくたくさん本があって、嬉しい私。
くーちゃんも姉も、途中で疲れて座っていたけれど、私はうろうろし続けて、絵本なんかの所も時間をかけて回った。
時計を見たら、4時を少し過ぎたところだったから、そろそろ帰ったほうがいいのかなと思って、買おうと思った本を持ってレジ(?)に向かう。 途中で、座っていた2人の前を通って「待ってね、今この本買ってくるから!」と言って、歩きながら本の後ろを見たら、値段がついていなくて「あ、これ買えない本だ!」と言いながら、また2人の前を通って本棚に本を返す。
それでは帰ろうと2人が立ち上がったところに、私も合流して、出口に向かう。 その時に、姉が「ちょっとはりきりすぎなんじゃない?実はいつも思ってたの、こういう時とか、あと、朝ご飯の時にジュースをコップに注ぐ時とか」と言われて、悲しくなった。
とても暑い夏の日で、車のある駐車場に戻ると、姉は「あ!車の鍵開けていくの忘れた。中暑くなってるねぇ」と言うから、「鍵は開けてったらだめでしょ」と言う私。 車に乗り込みながら、「お姉ちゃんたら、何言ってんだろう」と思う。
車には、助手席に私。 運転席の後ろの席に姉。 運転手は、多分、くーちゃん。
エレベーターに乗って、おりたときには、私は大きな電車に乗っていた。 走っていたのは、大きなビルの中で、暗い中に、なんだか街の明かりのように、ちらちらと光るものが見えた。 止まると思っていた場所で止まらず、いったいどこまで行くのだろうと不安になった。 それで、止まった場所は、多分、そのビルの最上階で、まわりは走ってきた経路と同じ、暗い中の、ちらほらの明かりしか見えない。 コンピューターの中にいるようなかんじにも見えた。
和人の家にいる。 中学を卒業してから、会っていなかったので、なんだか照れてぎくしゃくしているにも関わらず、彼のお母さんは、すごく喜んでくれて、私を家に泊めてくれた。 次の日も、帰らずに、和人の家にいる私。 お風呂掃除をしようとしたら、知らない、若い男の人が来て、お風呂に入りたい様子だったので、何も言わず、その場を離れた。 そして「この家は、誰でも泊まれるお家なのかな」と思った。
ヒーナもどこかで出てきたはずだ。 ほかにも、いろいろなことがあった。 ひとつひとつの話はまったく繋がらず、でも、その数は多かったはずだ。
思い出せない。
どこかの家。 広くて、光のよく入る家だった。 姉と二人でいる私。
ふと見ると、隣の部屋に、見たこともないくらい大きな蜂が一匹飛んでいる。 黄色い毛が細かく生えて、黒い線の入った蜂。 私は、騒ぐより前に、こっちの部屋に飛んでこないように、ふすまを閉める。 でも、なぜかふすまの幅が、全部少しづつ足りなくて、どうやっても、5cmほど開いてしまう。
それを見ていた姉が「どうしたの?」と聞いてきたから「あっちの部屋に蜂がいる」と言うと、姉は、それを確かめるためか、ふすまを開けてしまった。 私は、「あぁ、蜂が来るよ!」と叫んだけれど、結局、その蜂はこっちの部屋に入ってきて、私の頭のまわりを飛び回った。
うずくまる私の、耳のあたりをぐるぐる回る蜂。 叫ぶ気力もなくなる私。
くーちゃんの運転する車に乗っている。 海沿いの道に出たら、海は満ち潮で、その水が、道路まであふれていた。 水の量は、車がすっぽり入ってしまうくらい。 でも、私たちは「わぁ、満ち潮だねぇ」というだけで、あまり驚かなかった。 そして、そのまま、車を走らせて、水の中に入ってしまう。 あたりまえのように。 水の中は、透明ですごく綺麗だった。 それを見ながら、閉まっている窓のすき間から、水が入ってこないかとハラハラした。
サリックスの店長が、急きょ、ブックショップにバイトに来ることになった。 人手不足のおりかららしい。 いろいろなことを教える。 レジは慣れているだろうから教えなかった。 井上さんが来た時点で、彼は帰ってよかったのだけど、初日ということで、ずっと残ってうろうろしていた。 それで、紅子さんが「サリックスの店長さんに、お茶出してあげてね。それからこれ、夕御飯」といいながら、ナポリタンのスパゲッティをだしてきた。 そこを丁度彼が通りかかったので、「上の展示みました?」なんて声をかけて、一緒に見に行く。 2階には人がいっぱいで、押しつぶされて大変だった。 その時、なぜか私たちは浴衣姿。 くたくたになって戻って来て、彼にスパゲッティを差し出す。
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