詩のような 世界
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音楽が 耳の中に流れ 流れ浸透してくる ゆっくりとゆっくりと 鋭く
記憶の底に沈んだままの 幻影にコッソリと傷をつける
やめて この曲はずっと好きだったはずじゃない
なのになぜ? もう痛くしないで
いいえ 好きだったというのはただの理想で 実は捨てたかったんだとしたら?
そのメロディも その思い出せる愛しかったあの人も 実は捨てたかったんだとしたら?
それでも私は聴くでしょう 嫌でもそのメロディを口ずさむでしょう
だって記憶は麻薬だから
2001年09月18日(火) |
ストロベリー・ジャム |
ストロベリー・ジャム
甘く甘く
ストロベリー・ジャム
ほどよい酸味
ストロベリー・ジャム
舌で絡め
ストロベリー・ジャム
とろけたい
ダメとわかってる事はダメ
それでも忘れられない人がいる
いずれ私のものにする
したいの
あの日無理矢理にでも言うんだった
周りの人間たちから非難されても
「本当にあなたを好きだから
私をあなたのものにして下さい」
欲望に負けたんだ私は
意志が弱かったんだ私は
あなたを好きなのに
好きじゃないと
自分を騙した
騙した騙した騙した騙した騙した騙
した
あなたを得られなかった私は
それ相応の罰を受けたんだ
なんて
そんな自己満足はもういらない
憎い
あの時の私を殺したい
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