やくざ風味の日記
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2006年06月30日(金) |
探偵漫画って胸キュン?! |
みなさん推理漫画というとどんな漫画が思い浮かびますか? 探偵漫画ブームの火付け役、「金田一少年の事件簿」でしょうか? 子供心をがっちりキャッチ。いつの間にやらご長寿連載の「名探偵コナン」でしょうか? って、まあ普通の人はぱっと思い浮かぶのはこの二作でしょう。(北崎拓の「なんてっ探偵アイドル」がすぐに思い浮かぶ人は只者ではない…いろんな意味で) しかーし!!みなさんはご存知だろうか!! 探偵漫画に火がつく前、いまやサイズすら変わってしまった雑誌『ボンボン』で連載していた本格推理少年漫画の存在を!!!
その名は「名探偵!ジュンの事件簿」!!!
言っとくけど、このタイトル金田一少年のパクリじゃないよ。 だってこの漫画連載してたのオレが10歳になる前くらいだし(笑) 今回はこの漫画について少々語って見たい。 まー古すぎて記憶に自信ないけど。
物語のスタートは、まーオーソドックスちゃーオーソドックス。 兄だったか父だったかを刑事に持つ小学生ジュン。 彼はひょんなことからいろいろな事件(殺人事件盗難事件なんでもござれ)と関わりその天才的な頭脳で事件のトリックを次々と解き明かし事件を解決していくのだ。 そう、出だしはまさに本格ミステリ漫画。説得力のある(ようなないような)推理を発揮し事件を次々と解き明かしていく、探偵としてのジュン君の活躍が描かれていたのだ。 ちなみに金田一少年に美雪、コナン君に灰原…じゃなかった蘭がいるようにこの漫画にもヒロインがいる。 名前はアニー。読んで字の如く日本人ではない。アメーリカンだったかな? このヒロインがまた凄い! なんせまっっっっっったく可愛くないのだ!! やくざ風味の個人的な「萌えないヒロインランキング」では堂々ベスト10入りである。 つーか絶対男だと思ってた…ルックスが。 男勝りのヒロインとかではないのだ。そんな萌え要素はない。 まず髪型からしておかしい。 オレにはリーゼントにしか見えない。 たとえるなら磯野サザエの髪型クラス。萌えゼロである。 当然の如く最終回に至るまで、主人公のジュン君とイチゴパンツ的展開はなく、サラダな日々を送ることもなかった。 あったら気持ち悪い。
まあ、そんな魅力ゼロのヒロインであるが、ビックリしたりツッコミを入れたり物語の狂言回し的な役割は十分果たしていたのだ。 そんなこんなで物語はまあ無難に進行していた……が。
「大変だ!怪盗Mからの予告状が届いたぞ!!」
怪盗M!! この男の登場がこの漫画の全てを狂わせて良くのであった…
(続く)
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