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2005年01月26日(水) 精神障害者「お断り」 日中結ぶフェリーが記載


友人が提供してくれた新聞記事をご紹介します。
蛇足ながら、自分が読んで考えさせられたことも書いてますので、よければご意見ご感想をお聞かせくださ〜い。




*「搭乗拒否は差別」 航空会社に障害者ら要望書
神戸新聞2003年9月12日*

 搭乗を断られたのは障害者差別だとして、手足や言語に障害がある西宮市の太田雅之さん(33)らが十一日、大阪市北区のシンガポール航空の事務所を訪れ、改善を求める要望書を手渡した。

 太田さんは脳性まひにより手足が不自由で、車いすで生活している。言葉も初対面では聞き取りにくいところがある。

 七月三十日、関西空港から同航空のバンコク便に乗ろうとチェックインしたが、同航空の内規に基づき「介助者がおらず単独では許可できない」と拒否された。過去に別の航空会社で単独で搭乗した経験があると主張したが、聞き入れられなかった。

 大阪事務所には、障害者の自立を支援する「メインストリーム協会」(西宮市)のメンバーらと訪れた。同航空は「一人で身動きがとれず、乗務員との意思疎通が難しいなど、緊急時に安全確保ができない恐れがあると判断した」と説明。

 太田さん側は「複数のケースを想定した会話を紙に書き携帯していた」などと反論。同様のケースでの搭乗許可や、社内的な障害者理解の推進などを要望した。同社は「吟味する」と回答、再度、話し合いの場を設けることを約束した。

 障害者の搭乗をめぐっては、航空業界で決まった規定はなく、障害の種類や重さなどにより、ばらつきがある。






*中国新聞地域ニュース
偏見解消へ啓発求める 岡山の旅館の障害者拒否 2004年2月10日*

▽「友の会」が県・市に要望書

 岡山市の旅館「苫田温泉 乃利武」が視覚と聴覚両方に障害がある人たちの団体宿泊予約を拒否していた問題で、岡山盲ろう者友の会(武南俊一会長)が九日、県と同市に、障害者に対する差別や偏見解消へ一層の啓発を求める要望書を提出した。

 要望書では、旅館側が事故時の責任について「一筆」書くよう求めたのは「人権問題」と指摘。「障害者が人間として、当たり前に生きていける社会づくりが必要」と行政側の尽力を求めている。

 この日、武南会長らメンバー六人が県庁や市役所を訪問。メンバーから「今回のケースは氷山の一角」などの声もあり、県障害福祉課の山本哲之進課長は「啓発活動には一層努力していきたい」と答えた。







*精神障害者の乗船お断り 大阪、神戸―上海フェリー
2005年1月26日 神戸新聞ニュース  *

 大阪、神戸と中国・上海を結ぶフェリー「新鑒真」(約一四、五○○トン)の日本側代理店「日中国際フェリー」(東京)が、パンフレットなどに精神障害者の乗船を断ると記載し、利用者から「精神障害への差別につながる」との苦情を受けた国土交通省が表現を改めるよう求めていたことが二十六日、分かった。

 同社は問題のある記載と認め「早急に是正する」と回答。ホームページから該当個所を削除し、パンフの記載も改めるという。

 新鑒真は上海市の「中日国際輪渡有限公司」が運航。関西と上海を週一回往復している。日中国際フェリーは同航路が開設された一九八五年から国内での乗船券販売や広告を行っている。

 パンフレットなどにはただし書きに「精神病、精神異常のお客様のご乗船はお断りします」と記載。会社によると航路開設時から同じ文面で「当時中国側が示した文案をそのまま採用したと思われる。中国内の運送関係法に基づいた条項の可能性もあり確認中だが、改めたい」としている。

 国交省が作成し、国内の旅客運送事業者の大半がそのまま使う「標準運送約款」は以前、事業者が引き受けを拒否できる乗客に精神病患者を挙げていたが、九九年に当時の総理府が改正した。しかし新鑒真は外国事業者が運航するため同約款を使う義務はない。






*精神障害者「お断り」 日中結ぶフェリーが記載
(共同通信) - 2005年1月26日12時31分更新 *

 大阪、神戸と中国・上海を結ぶフェリー「新鑒真」(約14、500トン)の日本側代理店「日中国際フェリー」(東京)が、パンフレットなどに精神障害者の乗船を断ると記載し、利用者から「精神障害への差別につながる」との苦情を受けた国土交通省が表現を改めるよう求めていたことが26日、分かった。
 同社は問題のある記載と認め「早急に是正する」と回答。ホームページから該当個所を削除し、パンフの記載も改めるという。
 新鑒真は上海市の「中日国際輪渡有限公司」が運航。関西と上海を週1回往復している。日中国際フェリーは同航路が開設された1985年から国内での乗船券販売や広告を行っている。
 パンフレットなどにはただし書きに「精神病、精神異常のお客様のご乗船はお断りします」と記載。会社によると航路開設時から同じ文面で「当時中国側が示した文案をそのまま採用したと思われる。中国内の運送関係法に基づいた条項の可能性もあり確認中だが、改めたい」としている。


ここにも不平等が・・・と思いました。「障害」のために、または働き口が無く経済的に苦しいために、交通機関や娯楽施設が利用できないという問題をがんばってクリアしたとしても、受け入れ先の「障害」者拒否が待っているのですから、これでは希望を失わない方がおかしいです。こういうことにひとりひとりが気付けば、経営者側への大きな圧力形成ができるのだと思ったのです。

トップがこのように「障害」者問題を全然わかっていないのが日本の社会の現状ならば、「障害」者の誰もが、(次世代のため)健常者との間の溝を埋めようとして世間の人々の中に入っていけるものではないはずと感じるのです。溝をこえられた「障害」者の方が若者の支持を得られることは確かですけれども。
 

このような事態が繰り返されるならば、ワタシはそれぞれの責任者の方に
「バリアフリーって何ですか?」
「ノーマライゼーションって何ですか?」
 と、質問していきたいと思います。
「知らない」とは言えない立場であることを自覚してもらうために、意味のあることだと思います。


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