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徐々に復活。
通帳を見たら、数字は増えていなかった。 お小遣い振り込んでくれるって嘘じゃーん。あたくしの両親よ。 当てにしてないので、いいんだけど。
嘘は要らないの。要らないんだってば。 あたしは嘘なんて吐いてないんだよ。ほんとだよ。 信じてよ。
あたしが好きな音楽を聴いていたら、けちを付け始める父。 そういうところまであたしを支配したいの? あたしはあなたの女じゃないんだよ。 パパも、ママも。
あたし、女であることと人であることを楽しめない女の子とは、きっと仲良くなれないなぁー。 なんて下手なお化粧をしながら思った。 綺麗でつやつやした黒髪が欲しいなぁ。 真っ直ぐな。
このまま神経を閉じてしまって、目を閉じて口に押し込まれたものだけを摂取してれば、楽に生きられそうな気がした。 身分不相応なものを求めてはいけないような気がし始めて。
御願い他の女の子に目を奪われたりしないで。
あたしだけを見て。
ああ眠い。友達が心配してくれて、電話をくれた。親とまた一悶着在ったこととちょっと立ち直ったこと、をお話しする。 ていうか元気ーるうちゃん?って聞かないでー。 元気な訳ないじゃん。 自分の駄目さ加減にほとほと愛想を尽かしてるのに。
今彼女は就職活動中なので、「実はあまり君に甘えないように自己規制してるんだよ今ゆっちゃったけど」と打ち明けた。あまりにも気を許してるきゃわいい女の子なので、おもわずやーけんちゃんとセックスしたら気が紛れてー、あのひとってクールで良いじゃない?と云いそうになって慌てる。 いけないわそんな本気で心配されるようなことを云ってしまっては。
だって哲生も恭子ちゃんも忙しいんだもん。あたしはだから一人で立ち直れるようにしなくちゃなって。これでも思ってるんだよう。やだやだやだ同じ年頃の社会人て余裕なくって厭。 そんなの感じさせないくらい優しくしてくれるから、そんな風にされるとあーあたししっかりしなくちゃって思うんだよ叱られるよりも闇雲に甘やかされる方が、あたしを強くする。愛。愛。愛ね。相手に決められるのに弱いあたしが表れてるなぁ。意地っ張り加減も。これ以上心配させないでくれ、と哲生の言葉が否応でもあたしを強くさせてしまうように。友達が死んだのに、死んじゃうかも怖い、と宣うあたしを優しく宥めてくれる哲生の態度があたしを強くさせる。あたしは強くなりたい。
純そうに見えるのやなんだよ恥ずかしいんだもんこの年で。いつまでたっても男の人に慣れない自分が厭なんだもん。男性恐怖ってあなたお幾つ?思春期の少女じゃないんだからって思うんだもん。
恭子ちゃんがさみしくて恋してもいいんだよってゆっていた。あたしは自分の意見を持たないと云うか判らないので恭子ちゃんの意見をいただくけど。 あ、でも恋じゃないなー。けんちゃん。情。情に振り回されるあたしをうっとうしく思うんだって。 でもあたし、きっと、まだ本当の恋愛は知らない。そんな気がする。 あああ今まで付き合ってきた男の子御免なさい。
どうしてあたし誰も好きにならないんだろう。お年頃なのに。 命短し恋せよ乙女だよねぇ。 冷めてるのはあたしだったり。
だってあまり人のこと好きになれないんだもん。裏があるのではって怯えちゃうんだもん。何を云われても、なんかこの人あたしを騙そうとしてる!ってぴりぴりしちゃうんだもん。ちいさくてかわいいとかー何其れ??あなたみたいに背の高い人なら、誰でも小さくてかわいいっしょ!と隙を見せない。 ちいさくてかわいい?え? 隙なんてないってばあたし。けんちゃんはー。意外と女の子に慣れてないのかなー。うーん。
いいのもう!莫迦でも莫迦なりに生きるの!!自棄になったらなったでいいの!自棄を満喫するの!!
壊れ中。
そうそう今日巨峰のハロハロ食べたぁ。おいしかったん。 ナタデココも入ってて、御満悦ー♪(*^-^*)。紫色の菱形やゼリーもおいしくて、入ってるもの全部おいしくて、びっくりした。侮れんハロハロ。 久々のソフトクリーム。くるくる。
珍しくイエモンなんて聴いちゃったりして。すすめられたものは試してみるの。被飼育願望があるものですから、意外と素直なのです。飼育されたり調教されるのは好きよあたしの望むやり方許容する範囲なら。あたしよりも優れた美意識持ってらっしゃる方なら尚更。挑戦状ならいつでも受けてやるって思ってる。 教えて教えての割には聞かんぼだけどね。 あ、でも青猫のトルソは聴いてません。ごめんなさい勝訴さま。いつか必ず。ええ近いうちにきっと。 わかりやすくてストレートでいいなぁ(イエモン)。すっごく昔に気になってた曲を見つけてびっくり。あたしってばものを知らんのね。 あたしの美容師さんてばイエモンのボーカルの方に似ているわ。 好きな音楽しか基本的に聴かないので、幅が狭め。なわりには音楽雑誌は読み耽るので、林檎事情には詳しかったり。 でも信頼してる感覚の持ち主(恭子ちゃんとか)のアンテナは参考にするので、全く持って独りよがりって訳でもないの。
忘れられない人を忘れるには、或いは振り向かせるにはどうしたらいいのかしら。 なんてくだらんことを考えるに耽る。神様に御願いしたり月に祈ったり無宗教なくせにいろいろ思いつく限りのことはやってみる。ああださださ。恋って残り香までもが不格好だったりするのね。
今日は図書館へと出掛けたり通帳記入をしたり残高確認。あと幾らあるかしらお家賃払ってワンピ買うお金あるかなえーとえーと。・・・ぐっすん。もー折角高価なものが似合う出で立ちなんだからかわいいもん着たい(爆・カジュアルよりもって事です。ジーンズよりもTシャツよりはワンピやスカートが似合うって事で。つまりスタイルが良くないので、カジュアルをかっこよく着こなせない脚短いしジーンズ駄目なの負け惜しみ負け犬/
本の在る場所は好き。いつかもっとお金持ちになったら、お庭と書庫が欲しい。一生マンションでいいんだよー!故盛田昭夫さんもマンション住まいだったんだよ、ずーっと。此処には帰らへんし家も継がんし財産なんていらんっちゃと煩い親に強気に言い放ったあたくしですが。 だって木陰でのんびり読書したいんだもの。 公園へ行けやと思いつつも、ねこ猫がいないといやダなあ。 鎌倉いいなぁ。鎌倉にー、日本家屋!畳。檜風呂。日本庭園。嘘。櫻と梅やハーブやお花の咲くお庭。お寺巡り。 そうそう実家に花が咲き乱れてるのは母の趣味なんだった。
あたしはあたしとあたしの名前を時折どう扱ったらいいか解らない。 愛とか美とかそういうものがちりばめてあったらいいものを。 吉本ばななさんの「アムリタ」のなかにさせ子ちゃんという女の子が出てきて、名前の意味を外国人に訊かれて、「Love、It means love」と答えるけど、そういうわかりやすく美しきものだとよかったのに。ねぇパパ、ママ。 させ子は遠慮いたしますが。 自分の親の下品さはしたなさに眉を顰めつつもだってあの人達あたしの親なんだから。身内だから堪らない事って在るんだよ。自分の裏側に潜んでいる醜さを写したようで。
虐待の本を見つけて、精神病の本を見つけて、手に取ったけど借りられなかった。虐待をする親は子供の頃自分が虐待されていた虐待は虐待を呼ぶ虐待された人は虐待を愛情だと勘違いする。 あたしは子供をもてるだろうか?保母さん似合いそうだとかそんなことをいわれるけど。子供には好かれてしまう方だけど。あたしもそれに応えるけどでも、きっと、自分の子供なら別物。 愛しさ故に痛めつけて其れを快楽としてしまったりああもう。花みたいに潰してその色にうっとりと酔いしれて。藍の青みたいに露草みたいにどんなに綺麗に染まるか確かめたくなるきっと。
愛らしいものは自分の手で手折ってやりたい。其れが自分のものでも自分のものではないなら尚更あたしの手で。そして一生悔やみ続けるのだろうか?結末は目に見えてるのに後悔したくてそんなことをするのかしらそれとも誰かにわかりやすく責められたくて。自分の思い通りにならないと癇癪を起こすあたしの身勝手な愛情愛情なんて呼べないそんなもの。
愛情を知らないあたしは
なんて考えるのももう馬鹿馬鹿しくなってきた頭痛いよう。明日はゴミの日だ。 やー。天狼さんの「 懺悔と追憶の日々 虐待の心理」を読んだら、なんかつい。虐待と被虐待についてぐるぐると思いが巡ってしまった。 そうそうこうして何となく起きてる時間を増やしていって、現実を片していけばなんとかなるかもしれない。ていうかなんとかなってくれあたしとあたしの身の回り。もう部屋の中に雨雲がやってきてしとしと雨を降らしてくれないかしら。そうして埃から何からあたしから何もかも流れていったら、なんかすっきりしてぶるぶるっと犬みたいに自分で余分な水をはじけるかもしれない。何とかするって息巻く元気もないもんだからこのざまだ。
そういえば随分前にあまりにも重い生理痛に子宮の病の恐怖を覚えて、産婦人科へと駆け込んだあたくしではありますが、初めての経験に恐れ戦きました。スカート脱いで下着も剥いで脚を開いて。 偶にパンツルックで電車乗っても膝小僧しっかり閉じちゃってるこのあたしが、脚を開いて。 いやー!!!見ないで!!!てな感じで色々超音波の器具(!)とか入れられて捏ね回されて(!)痛かったわ。処女みたく痛がってしまいました。 だって痛いんだものしくしく。 おりものの痒みも気になったんでついでに診てもらったのに全ては杞憂で閉じました。貧血気味のあたくしが血まで抜いたのに。そうそう処女みたく痛がった割には「セックスしちゃ駄目ですか?」と淡々と訊いちゃいました。でも、 「機械入れたから出血あるかもしれないけど大丈夫だから」 って患者さんみんなに云うんですね、先生。
けんちゃんが恋しくなりそうで怖い。早く他の人を見つけないと、って強迫観念的に何かが呟いている。好きでもないひとに溺れるのは怖い。好きなひとに溺れてしまうよりも怖い。ただただひとの温もりを求めて眠る。蓮っ葉ぶってみても中身が伴わない自分で自分がうざい。純情と淫乱は似ている裏表なんてけんちゃんに云われてうふふと悦んでみても。こんな嘘ばかりがうまくなる。やっちゃえばいいのにこんな女、って自虐的に何度も思う。やっちゃってガムみたいにぽいと捨てちゃって。夜道を歩きながらも思う。誰かに囁くように。怖い。どうしてこう自虐的なのかしら。だいじにしろってあたし。いたわれってばあたし。あーもー。 刷り込み?って学術用語ではなんて云うんだっけ?あああ怖いよう。ああもう遊ぶのは向いてないくせに。 だから好きなひととしかセックスしちゃ駄目なんだよいい加減解れ。何年あたしやってんだあたし。
そういえばあたしのことをバージン扱いするのは女の子ばかりだ。男の子はそうは思わないらしい。思えないと云うか思わないと云うか。あたしバージンじゃないよってゆうとああそうは思わなかったけどって。でもそんなこと偶に訊かれるのよね。男と付き合ったことないっしょみたいな。何これ?得なの損なの何なの? 20代半ばでバージンってどうなんしょ? 男の子的にはどうなんですか?嬉しいんですか男性諸君それとも面倒なんですか?あたしの母はいまだに「男の人は汚れたらもう厭がるからね」と念仏のようにあたしの耳元で唱えてうざいのですが。
そういえば不倫経験者が 「メリットがないと不倫なんかしちゃいけない」 とあたしに説教垂れました。 めりっと? ってなんだっけ?? テニスで云うとアドバンテージ? 日本語ではえーとえーと。 脳味噌がうに化しました。えーと。
メリットがないと出来ない不倫なんてそんなの、 つまんないからいらない。不味そうだし。
・・・分裂気味のあたしの心情がよく表れてる日記だこと。すみません日本幻想文学読んだあとなものですから瞳に幻影が残つているのです。
親からお小遣いを振り込んでくれるとの電話があった。 今生活が不安定なのでほっとした。 本当に振り込んでくれるのか心配で問題だけど。
親の愛情が信用できなくて哀しい。 言葉はころころ変わるし、気持ちも然り。 だから確かなもの,お金の方が信用できる。 通帳に幾らか振り込まれていると、疑似愛情を感じられる。 それでも疑似。信用してない。 だってあの人達が本当に大事なのは自分自身なんだよ。 もう傷つくの厭なんだもん。あなたのためあなたのためという言葉を信じてずっと騙されて自分に嘘を吐いてきた結果がこれだわ。 あたしはあたしがどうしたいのか、決めていいのかさえ判らないと云うのに。自分が自分のことを決めていいという感覚がない。いつも迷う。大きな波のような不安に襲われて、そして呑まれる。
あー服ほしーな。洋服大好き。 赤いワンピースが欲しい。 赤が似合うねと云われて調子に乗って、赤いトップスや赤のギンガムのスカートを買い揃えたりしていたけど、肝心のワンピースがない。ワンピース大好き!女の子の必需品!!!ひらひらひら。 赤いワンピースにグレーの日傘を差してくるくると歩きたい。
そろそろお仕事探さなきゃ。 ユメも何もかも駄目にしてしまう。
空耳が止まない。
セックスと死は似ている、と思った。生殖行動は死と隣り合わせだからだろうか。面倒なのとなんか怖いので飲むのを止めていたお薬と、気心知れた気を許してる人とのセックスでなんか楽になれた、ような気がする。
元気になるのを待とうと思って、こうしてのんびりしてるのだけど、元気になれるのか信じられない。ただ生き長らえてる気がしないでもない。 今までずっと眠っていた。何もかも放り出して。予約していたものも全てすっぽかした。もったいないとも思うし、莫迦だと思う。 仕事(辞めてしまった、というか辞めさせられた)と親との関係がうまく行かなくて、今居る場所に馴染めずに気晴らしに眠り呆けたり、セックスして気を紛らわしてる愚かな女。 って空耳が止まない。
手首を切る夢を何度もも見た。鮮やかな赤色にうっとりした。
あたしの愛らしさなんて白痴美ってやつなんだろうとうっすらと思った。
この暑い中、夏生まれなのに夏に弱いあたしは駅まで送ってもらった。 帰るといいつつ執拗に求めるあたしは、本当は此処を去り難かった。
よく判らない音楽の機械やギターやそんなものが転がっている部屋。 音楽の趣味が全く合わないので、苦心しながら選んでくれた。 ビートルズの楽譜、音楽理論などがカントやサルトルに混じって積んである。
そうだこのひと純とおんなじ大学だった。頭いーんだっけ。 小難しい学術書を並べながら純のことをちょっと想い出した。
「ちょっと聴いてて。音悪いんだけど」 といってMDが掛けられた。
悪くはないけど、好きな種類の音楽じゃない。
「えっもしかしてこれけんちゃんがつくったの?すごーい」
本気で音楽やりたいんだぁ。
なんて思いながらもう一回いちゃいちゃした。
こんなあたしにそんなことしてくれなくていいのに、彼は電車が去るまで見送ってくれた。改札口から反対側のホームに降りたら、彼の姿を見つけて、ちょっと胸が痛んだ。余り表情が顔に出ない人だから、どう捉えていいのか迷って、自分に都合良く取りたい身勝手な感情に胸が痛んだ。 浮気もないしこういうことも非日常的だという人。
でも、タブーは快楽を加速させる。 共犯罪は密の味。 「秘密はまもる人でしょう?」
彼は優しかった。 怖がるようなことは一切しないし。 顔にペニスを突きつけられてあたしが少し怯えて、怖いと呟いたのですぐ止めてくれた。
「ごめんあたしダンコンキョーフあるかもなの」 というと彼が笑った。
「今度は浴衣着てくるから、浴衣でしようね」
それにしてもこんなところにキスマークを付けられたら、大量殺人を狙ってるような暑さの中で、キャミソールが着られない。
彼の前の彼女のことや、哲生のことを話した。あたしに似てるらしい人。純も「彼女は君に似ている」と云っていた。 声質やタイプやそういうものが。 趣味も少し被っているらしく、彼女に借りっぱなしだと云う山田詠美さんの本が置いてあった。
タイプ。
「甘えられるのは才能だよ。可愛がられるのも。そうしたくてそうできない人もいるのだし、別に責める必要はない」 気が付くとこういう態度をとっているというあたしを一応慰めてくれてるらしい。 今度彼の部屋へ行くときには、椎名林檎を持って行こう。
哲生はきっとあたしのこういうだらしないところを忌み嫌ってるんだよ。あの人あんなんだから色気無いんだよー。なんて、哲生のこと大好きとか、愛してると云ってる女の台詞じゃないけど。 うん、愛してるんだけどね。人として。
爪は塗る。綺麗な爪が好きだから。
哲生から一年前貰った手紙を見つけた。 「頼むからあまり心配させないでくれ」 と書いてあった。 これを読んでわんわん泣いたことを想い出した。
うちに帰って、一眠りしたら、コワイユメばかり見た。 いろんな人にいろんな事を責められる夢。
前の会社の上司が出てくる。 こんな夢を何回か見た事を想い出した。 いつも彼女の夢は怖いな、と思った。 嫌っているつもりはなかったのに。
2001年07月21日(土) |
人体産液体蛋白質摂取 |
「泊まってもいい?何もしないって約束して」 と云いつつも 「躰洗ってー」 と、服を脱がせて貰って可愛がって貰った。 華奢に見えるらしいけど、結構むちむちしてるのです。
躰は手で洗って貰う。 ボディローション付けて貰ったり、こういうの大好き。
でも最後までしない。
あちこち舐めて貰ったり、キスして貰ったり、指やもろもろで弄って貰ったり。
「感度いいねー」
そうらしいね。
あたしの胸を玩びながら、綺麗な色だというので 色が白いせいじゃない?と答える。
後腐れ無さそなのがいい。 丁寧に可愛がってくれるし。
「舐めて」 と云うので舐めてあげた。結構長い時間。 最後までしない約束なのでそれはもう、覚悟してました。 というかお口でして差し上げようとは思ってました。
「飲む?」 と聞くので折角なので飲みました。 人体産液体蛋白質摂取。
「今るうのおなかで泳いでるよ」
結構悪い子になってしまった。色々な意味で。
あたしはあたしのことや彼のことを嫌いにならなきゃいいんだけど。
今実家です。 あっつい。(-_-;)
はー帰りたい帰りたいよぉ。
お家(東京の安アパルトメント)帰らしてー。
こんな精神衰弱の状態で帰ったらまずいわと思っていたのですが、あたしのにゃんこが危篤だというもので。 ・・・今すぐにでも死にそうな感じに聞こえたので帰ったのに。ううう。
のびてる。 のびてる。 走る元気はある。
動いてる。 鳴く。
父は夜勤で、母はネムっています。
ドラマみたいな一悶着ありました。 しかし朝から安っぽいドラマのようなだっさい事を繰り広げてしまった。
るうが年金を払ってないのが気に入らなくて、払いたがっている。五月蝿い。 払ってくれるのは良くても、絶対見返りを要求されそうで、その後が恐いから年金なんていずれ自分で払いますってゆってるんだけど、なんかそれじゃ納得いかないらしい。
『他の子はきちんとしてるのになぁ。 こんなになってなぁ。 昔は勉強できたのに、東京で変な友達とかできて・・・。 学年で一番の成績とったりしてたのに。 こんな子が生まれるとは思わなかったなぁ みんなもっときちんとしてるのに』
あたしはあたしの大事な友人の事まで悪く言われたくなかった。
なにも知らないくせに。 親にはなにも援助してもらってない。 とやかく言われる筋合いはないはずだ。。
はっきり云って、親よりも哲生や恭子ちゃんのほうが信頼できるのだ。 哲生も恭子ちゃんも、親身になって心配してくれる。あたしが元気がなくても罵ったりしない。どんなに駄目でも責められない。励ましてくれる。大丈夫だよって。 優しい
この優しさをあたしは知らずに居たのだ。
実家を出るまでのあたしは死んでいた。 18年間、ずっと、抜け殻だったのだ。
それでそんなん云われてしまって、ただでさえ最近ひどい精神衰弱のあたしは錯乱状態に陥って、 「じゃあもう死ぬのー!!!死ねばいいんでしょう!!」 と包丁を掴もうとしたけれど母に止められてしまった。
あああ情けない。
あまり覚えてないが、その後ぐったりして猫と眠ったりしてたのだけど、 父親は「こんな子が生まれてなんてゆってない」と言い出して、 母親は「もうあんなことして、死ぬなんて云って、お母さんの方が厭だわー。死ぬんなら一人でやって頂戴。止めなきゃよかったよう。あんな脅しなんかして、みっともないったら。もう止めないからね。勝手に死んで頂戴」 なんて返ってきた。
別に脅しでやったわけでは・・・。 脅しって何の脅しだ??
猫が危篤だと聞いて帰ってきたのに、 行きたい写真展も諦めたのに、 あたしはやはり期待してるのだろう、
帰るところなんてない、ないのになんて云いながら、 親の愛情を期待しているのだわと
放心した。
今ちょっと薬飲んで落ち着いたのだけど 薬を弐錠飲むあたしを横目で見ながら母は 「薬漬けで、体に悪いわよ−。薬ばっかり飲んでこの子はほんとにしょーもないってば」
なんてかんじなのでした。
まだ放心状態。
あたしだってデパスやソラナックス飲まずに済むならそうしたい。おいしくないし。 なんかソラナックスって苦いんだも。 頭ボーとするし顔浮腫むし。
ぐったりしてるなぁ。
こんな状態でけんちゃんに会って、迷惑かけたりしないかなぁ?
さいきんやばいよあたし。死ぬなんて云ったのはじめてだ。
欲張りで我侭で生きたがりのあたしが。
好奇心旺盛で、ヴァイタリティにだけは自信があるのに。
実家に帰ると 眠りブタみたいに冬眠しはじめる。 猫は寝子とかいて、一日14時間眠るらしいが、負けない。負けずに隣で昏睡状態のごとく眠る。
母 「哲生君はよくあなたなんかと付合ってくれるわねぇ。哲生君だけじゃなくて他の人も。あなたみたいな子と。我侭で、三歳児みたいなのにねぇ。どうして付き合ってくれるのかしら。お見舞いにまで来てくれて」
この人達とあたしはどう接したらいいのだろう。 「そんなに自分の子を貶して何が面白いのかしら。るうちゃんのご両親はるうちゃんに嫉妬してるとか、あると思う?」 と先生が訊いてきた。 わからなかった。
鬱がひどい。 重い頭に夜香木が匂う。
お化粧が。
剥がれてくる。
顔がぼろぼろだ。
こんなんで人に会えない会えないよ−。
あたしはあたしの中の子供を守れない。
明日もうさっさと帰る。始発で帰るよ。 このままここに居ると間違いなく、死ぬもん。
もう自力で生活するとか何でも色々どうでも良くて、あたしあたしは息をしてるので精一杯なのでした。
生きる気力というのをすっかり失ってしまっていて、今年の秋に古くてとっても大事な友人があたしを訪ねて来るのとか、色々な約束をしてるのもお誕生日にいただいたカードのお礼状を出すのも暑中お見舞いもどうでも良くなってしまって。 面倒だから自殺はしない。あたしは自殺が好きではない。人のことはとやかく言えないのだけど、だって気持ちは分かるから、疲れ切ってしまって先が見えない辛さは判るから。だけどあたしはあたし自身の後始末が自分で出来ないのが厭なのであった。死んだ後の責任はとれない。だから死ねない。それだけだ。 高校に馴染めずにいたあたしは、担任にしょっちゅう呼び出されていた。保健室登校が多すぎて目に余ったのだろう。 「ご飯が食べられないのは甘えだ。お前は甘えてるんだ。そうやって、自分のことをかわいそうがって、そういう可哀想なひとと傷の舐め合いを一生してればいい」 (あたしは強ダメージを受けると、食欲がなくなる。多少のダメージなら、過食に走るが、本当に駄目だと、食べ物を受け付けなくなる。今もそうだけど) 涙が止まらなかった。反抗する気力もなかった。そうなのかも知れないと思った。考える力なんて無かった。只哀しかった。駄目な自分が哀しかった。 学年が変わって少し楽になった春、今までの無理がたたって入院してしまった。たった一ヶ月ほどの入院だったけど、受験を控えたあたしには恐怖だった。そしてそれは親にも。親には当たり散らされた。入院なんかして、受験はどうするの。この一年が大事だっていうのに。あたしは2倍3倍もの不安を抱え込まなくてはならなかった。
退院してからも体調が優れなくて掃除や体育を免除して貰ってるあたしは、副担任に呼び出された。お前はさぼっている、掃除しろ、これからさせてやる、との命令だった。一ヶ月も学校を休んで入院してるあたしの事情を副担任が知らないわけはなかった。 その頃のあたしは本当に荒んでいて、毎日死にたかった。消してしまいたかった。あたし自身とあたしの周りの無機物を何もかも抹消したかった。コロサナイデと願いながらも、もう自分自身の存在に何も見いだせず、先が見えなかった。この不安定な生活に終わりがあるとはとても思えなかった。だけど、きっとあたしに色々云う親もあたしが死んだら悲しむのだろうし、後始末もしなければいけない。責任をとらなくて済む責任というのは大きい。そんな責任なんて取っても取れないから、あたしは生きざるを得なかった。 国語科研究室に呼ばれた。セクハラがなければいいなと思った。その頃駅でチカンにあったりしてたのだ。通りすがりに胸を思い切り掴まれたりなんかいろいろ。恋人以外の男の人への不信感はどんどん強まっていった。 只黙々と掃除しているあたしに、副担任は「あ、そこから先はいいから、他の先生のところだから」と言い放った。つまり自分の場所を掃除させるために生徒を呼びつけたのだ。あたしが密かに軽蔑していると信じられない言葉が耳にふってきた。
「るう、お前、自殺したらどうだ」 一瞬耳を疑った。教師の、人の言う言葉ではないと思った。野村という教師で、野球部の顧問をしていた。今でもS県の公立高校で教員をやっているのだと思う。
この人は何を考えてあたしにそんなことを云うのだろう。 自殺は何度も考えたけど、責任がとれないことをあたしはしたくない。死んだ後の責任をあたしはとれない。だからあたしは、死ねない。 「そうか。お前も色々考えてるんだ」 「・・・先生は、どうしてそんなことを訊くのですか?」 「いや、云ってみただけだから」
云ってみただけで済むような内容だろうか。
ちなみにあたしは先生と呼ばれる人からでも呼び捨てにされるのを厭がった。あたしの母は、あたしのことをきちんと「るうちゃん」と呼ぶ人なのだ。あたしは妹のことも呼び捨てにはしない。小さい頃、他のひとがするのを見て羨ましがり、あたしもお姉ちゃんだから妹を呼び捨てたい、とだだをこねたが、生きてきた年数が多いからと云って自分が上だとは限らないのだというのが母親の理論だった。母の家庭はそうなのだ。母方の祖母が母を、ちゃん付けで呼ぶのを聞いたことがある。母の教育だった。
だからあたしは生徒を呼び捨てにする教師を軽蔑していた。
こんな精神状態で、生きる気力も死ぬ気力もなく、生活していたら、躰は死に確実に向かっていってしまうだろう。以前何もかも見失っているときに事故にあったことがあるので何となく判っていた。きっといつ交通事故にあってもおかしくない。悩みながらあたしは遺書めいたメモを書き始めた。手帳やノートやシーツにまで。突然死んでしまうのは厭だった。きちんと残しておきたかったから。どうもありがとう。大好きでした。これからも大好きです。あたしは迷惑掛けたくて付き合ってたわけではないんだよ哲生。ようちゃん優しくて、ありがとう。心配してるって嘘でも嬉しかった。恭子ちゃん大好きです。愛してます。産んでしまったものなんてどうでもいいの。あたしの持ち物はみんなで分けてくださると嬉しいです。ケイタマルヤマとかかわいいのたくさんあるから、何もかも。誰か側にいて欲しいけど誰に側にいて欲しいのか判らない。誰にも迷惑掛けたくない。 許して。
生きたい。 自力で。
泣いてはネムって、出掛けなくちゃ行けないのに気を抜くとすぐ泣いてしまうから、泣き疲れて眠ってしまってを繰り返した。折角朝早く起きたのに、出掛けるのが遅くなってしまった。 お化粧がぼろぼろで、出掛けられなくて、何度も顔を洗っては泣いてしまって、を繰り返した。顔がぱんぱんに醜く腫れてしまった。少し前までの泣き顔は綺麗だった綺麗だったのに。 仕方なく薬をいつもの2倍飲んだ。そうしたら涙は終わってしまった。薬に生かされているあたし。
哲生に一言云いたくて電話した。出なかった。仕事中に哲生が出るわけない。でも祈るような気持ちでダイヤルした。責任感と正義感の強い哲生は、きっとあたしになにかあったら、正しい量であたしを思ってくれるだろう。以前あたしが躰を壊して入院したときも、けんちゃんを連れてお見舞いに来てくれた。哲生んち、遠いのに。
死にたい訳じゃない。生きていきたい。自力で。楽しく笑って、自分も自分の大切な人も大事に守りながら生きていきたい。おいしいねっておいしいご飯食べたい。またお気に入りのカフェに行きたい。あたしの好きな芸術家が内装を手掛けたあの場所。行きたいけど、行ける感がないのだ。あたしの世界は何処を見ても見渡しても真っ白だった。 とりあえず用を済ませに出掛けることにした。薬が効いてるうちに出掛けてしまいたかった。日常の雑用を済ましてる内に生きる気力が沸くかもしれないと祈った。出掛けて帰ってきて、またお薬をいつもの2倍飲んだ。兎に角眠ってしまおうと思った。
母の電話で起こされた。猫が衰弱しているらしい。何も食べないし、水も飲まないでぐったりしている。あああたしみたい。そういえばあたしってばあたしとおなじ名前を猫につけてしまったのだった。るう。そういうのは縁起が悪いらしいが。 るうちゃんごめん。 なんとなく謝った。 このおうちで生まれ育ったのに、何となく気の弱い神経質な猫で余りなつかなかった。自分を見てるみたいで切なかった。此処はあなたのおうちだから安心していていいんだよ。頑張って伝えようとしたけど駄目だった。人を見ると逃げてしまう。家族でも。すごくかわいい顔をしているのに、ストレスのせいか何か、ぷくぷく太ってしまって。三毛親から生まれたのに、パパが洋猫なのか、すごくやわらかい毛並みで、アメリカンショートヘアーそっくりで、こんなに綺麗な雑種はそうそう居ないだろうと思っている。
あなたが帰ってきたあとで死んじゃったなんていうのは厭だから、帰ってらっしゃい。出来るだけ早く。
アナタガ帰ッテキタアトデ死ンジャッテタナンテイウノハ厭ダカラ。
男友達に電話した。今度遊ぶのにやっぱり元気じゃないから、出掛けられないかも。どうしよう?けんちゃん予定入れやすいように、早く云っておこうと思って。(この電話2度目だ。甘えるから駄目だようと云うあたしに、おれは構わないよ大丈夫だよと答えるので、そのまま流されてしまった。) 「なになにどーしたの?」 うーんなんかすごいまいってて。いつ事故ってもおかしくないような精神状態で薬飲んだら楽になったんだけど。 だから会ったら迷惑掛けるかもしれないのそれが怖いの。
薬を飲んでるのは秘密にして置いたのに。
途中で哲生から電話が入った。 いつもの哲生ののんきな声だった。 「あんな時間に電話してもおれでないぞー 何、どうしたの。その蚊の鳴くような声はなんだよー。泣いてたんだろ、また。泣き虫は生きてけねぇぞー。お前は幾つだよ」 「・・・泣いてないじゃん哲生の前ではー」 「だってそんな声で電話出ればすぐ泣いてたんだなって判るよ」 (泣きすぎて声が枯れていた) 「哲生お誕生日おめでとうって云ってよ」 「やだよおれ。あまえるなっつーの。甘えてもかわいいなんて思わないからな。おれお前の事なんて」 「いいもん!哲生みたいなのに云われたくないもん!」 だって哲生あたしのこと迷惑だって亜紀ちゃんの前でゆってたっしょ。亜紀ちゃんがすごい迷惑そうだったってゆってて・・・」 「そんなん半分冗談じゃん。そんなならこうして電話したりしないのー!いい加減判れよ。」
うん。判ってる。 というよりも判った。 「あーもうお前のせいでNEWS23見そびれたじゃないか。 お前気晴らしに旅でもしてこい。金なら貸すから。勿論無利子で おれに百万くらい在ったら十万やるけど、そんな金ないから貸すだけな」
本気で云ってくれてるのだろう。その気持ちが嬉しかった。
その後またけんちゃんに電話し直して遊ぶ約束の時間を取り決める。 「元気になったかい?」 「うーんちょっと・・・」 しかし、 あたしのことを色っぽいなんて云うこの人は、 ・・・本気でいってるのだろうか慰めでなく?隙がある?このあたしに?ないよ多分。ガード固いし。 いやそんなんいいんだけどどうでも。「女の子らしー女の子」が好きなひとはあたしのこと気にするだろうし。この人はどういうタイプが好きなん?前の彼女えらく美人だったぞ。 そういえばしょっちゅう女の子扱いされている、気がする。 小さいせい?
こんなに弱ってる状態で、ある程度気を許してるけんちゃんに会ったりして、あたしは甘えすぎてどうにかしたりしないものか。
恭子ちゃんがるうちゃんには味方も一杯おるから、というのも信じられなくて、判らなくて、味方って誰?なんて思ったけど、 ていうよりも味方も敵もどうでも良かったんだけど
息をしてるのがもう苦しくて。 苦しかった。
空元気全開で数日息だけしていたけど、りえちんとのお出掛けで莫迦みたいに元気になった。気心知れてる大好きなお友達とおいしいご飯(海老チリ!いつでも食べたい。辛いもの余り多く食べられないあたくしが大好きな海老チリ☆)だけで、見違えるように元気になってしまった。
「るうちゃん何が食べたい?」
「るうちゃんの好きそうなところがあるのね」
そう云って貰って素敵な場所に連れていって貰えるのは嬉しくて楽しくて大好き。
あたしは趣味が煩い。男の人にはエスコートして貰わなきゃ厭なお子ちゃまだ。ドアは開けて欲しいし、車のドアなんて絶対に開けてくれなきゃ降りない。開けてくれるまで待つ。たとえば大勢で居るときは、そういうことをしてくれそうな男の子に頼む。莫迦?でもそうして貰いたい。甘やかされるのは好き。甘くておいしいお菓子とお花は大好きだし、それなりのお洒落とセンスを持っていると自負してるし、そうしてないと不安だったりする。
そういうあたしの趣味を十分に知っているりえちんのお誘い。わーい♪
そういえば去年あたり、友人が失恋した失恋したというので、つばめグリルに連れていっておいしいハンバーグを食べた。そしたら別人のように元気になって帰っていった。あたしは笑ってしまったが、そういう単純さに救われる。 人なんてそんなものでいいのだ。
大好きな人とおいしいご飯。 楽しいお喋り。
ある方からメールをいただいて、あまりがんばりすぎないようにとのことでしたので、そんなにがんばってたかしらん、と思い過去日記を振り返ったら、ちょっと辛そうな自分が居て驚いた。相変わらず空回りつつ無自覚なのでありました。傷だけをさらけだしてるというのを差し引いても、あんまりだ。同じ暮らすにも実のある暮らし方をしないといかん。 明るい方を見てもいいの。 いたわりつつも。 前向きなあたしの心が疲れてしまわないくらいのスピード加減で。 人からあれこれ云われるとそうしなきゃ!と強迫観念的にねじ曲げる苦しいあたしが居るから、力を抜いて。
とおもいつつも元気なのは一時的で、すぐぐったりとしてしまうのにどうしよう。 「実家に帰れば」なんてのんきな声も聞くけど帰れない帰りたくなんかない。 どうせ色々お小言を云われるだけだもん。 ただでさえこんなに弱ってるのに拍車かけてどうするの。
こんなあたしだから人に正しく優しくなんてきっと出来てない。 何となく哲生とは連絡取れなくなってしまった。
哲生が人に零してたあたしとの摩擦を聞いたら。 でもあたしあたしは哲生に厭な思いさせるために接触してたわけではないのだけど。だけど免罪符になるものなんて、いっこも持ってない。あたしはこれ以上彼に厭な思いをさせたくない。 もう会いたくない。会いたくないと云うか会えない。会うのが怖い。 気が付くと泣いてる。もうぼーっとしかできなくて、ぼーっとしてるのだけど、いつのまにか泣いている。よくこんなに泣けるものだと自分でも思う。みんなに会いたいけどあたしの好きな人たちに会いたいけどでも誰にも会いたくない。このままころがっていたい。何をどうしたら直るのか判らない。何処が壊れてるのかもあやふやで。 あああああもう。
最近ずっと死にたくてお布団の中にもぐっては泣いてばかり居た。でも死ぬためには身辺整理をしなくちゃならないし(これのかけらでも親には見られたくない)、自殺なんて大嫌いだし、そんな大嫌いな自殺のきっかけを考えるとばかばかしくて、 でももう、あたしなんか生きてても何も良いことないしっていう思考回路から、抜け出せないのだった。
自分を全否定されてしまったような気分を追い払えない。 いろんなことが悔しくて、人の前では何となく元気を装いながらも、他人に全く気を使えず。 きっと傍目には相変わらずな我が儘ぶり、かつ身の程知らずに映ったことであろう。 あたしの仕事ぶりも。
『るうちゃんの周りには味方もいっぱいいるし、 くぢけながらでも少しずつシアワセになっていこう。 絶対生き方見つけられるから』 って云う恭子ちゃんの愛のメッセージに泣いても、生きていこうって想える程元気にはなれない。
こういうときはセックスするといいのかなって思う。彼彼じゃなくてもあたしの好きなひと。ダイレクトに愛情を感じたい。できればいろんな人から感じられたらいい。従順を誓ってみても、またそんな振る舞い佇まいをしてみても、心の中では浮気者なのだった。 昨日は昔好きだった子に電話して甘えた。甘えるのは好きだし甘やかして欲しい。こうしていろんな男の子の間を順繰りに甘えるあたしを、しようのない子だと眉を顰めても、許してしまうので直らない。直す気もないあたし。
あたしは許されたい。 こういう駄目な女に時には甘えられるのもいいでしょう、なんて思うから女の敵を作り易いって云われるのだろうか? でも、あまり人を好きになれないので誰でもいいって訳ではないから。 昔は割と誰でも構わないところもあったんだけど。
調子のいい彼は相変わらず可愛くて、あたしが意地悪を云っても、 「本当に心配してるんだよー」 「おれの心配はいいからさぁ。そっちの方が大変じゃん」 などと優しいのだった。 その優しさに甘んじるあたし。 院試や卒論で忙しい彼は一通り話を聞いてくれた後、幾つかの慰めの言葉を掛けてくれ、かつ自分も大事にしつつたいして長くもない電話を終えたのだった。
気分をさっさと切り替えたいのに、できない。 人のことを羨んでしまいそうな自分が醜くて怖い。 自分のことを嫌いになりたくなくて、 状況悪化の中の待遇の悪さを甘んじて受け入れたのに、 それがあたしの生活を不安感を強めてしまう。
この暴力的なまでの暑さにすっかりやられてしまって、何も食べられない。お金ないし丁度いいやーなんて思ってるとまた夏ばてが悪化するので、無理をしても食べようと想う。 食欲がないので自炊(ビンボーの味方)をする気が起こらないのであった。
今日は理恵ちゃんに久々に会うことになったのに。 もう嫌われちゃって逢えないかと思ってた。
折角会うのだから、 楽しく過ごしたいなぁ。
不安定情緒不安定で落ち着けないあたしは 映画やお話の主人公みたいに自分を整える余裕もなくて。
ちょっと落ち着いたのだけど、 結局男友達に電話して慰めて貰う。
「そういうの感受性強いからだよ。いいことだって」 「元気出せよー」
・・・うん。 甘えるあたしはちょっと困ったちゃんだけど 甘やかして貰える身分を愛する。 あまりにもだめこなので、 遊ぶ約束を延期または一時休止しようとするあたしを差し止めた彼。 優しいなー。
逃げたかった逃げたかった逃げたかったあたしはあたしから逃げ切りたかった。 自分の醜い不釣り合い加減から逃げ切りたかった。
こんな風に年を重ねていってどうなるんだろう??
怖い。
愉しく生きていきたい。フツウに。 とりあえず親から電話なくて良かった。
自分の悪化した状況説明をしたりしたら、 「おまえも悲惨だな」 なんてせせら笑われるだけだから。
宥めてくれる人ではない。
こんなだから、 あたしがあたしの命を肯定できないのは当然なのかも知れない。 死にたいわけではない。 生きていきたい。楽しいこともきっとあるのに。
あたしの好きな映画監督さんが、映画製作裏話で 「些細なことで泣いたり笑ったり、小さな約束をきちんと守ったり、そういうのっていいよね。だから、生きてるっていいよね」って仰っていたけど、 時々其れを忘れてしまうの。
同情を買うやり方で人の気をひきたくはなく、 だから自分を玩具みたいにして、笑いの種にしてしまうのだけど 過剰な愛情が恋しくて、 弱ってるときは泣きついてしまう。
でも、それでも赦して欲しいなんて、子供の我が儘なのかな・・・。
はたらきたいなぁ。 バイトじゃなくて。 好きでバイトしてるわけではなく、正社員としての就職が決まらないだけなのに、「自由でいいなぁ」とかいわれると本当に、厭だ。 一度契約社員(短期)で働いたこと在るけど、待遇や安定度が全く違って驚いた。 なんか真っ当に働いて、キャリア積んで、転職とかも考えたり、そういう安定した生活したいなぁ。一人暮らしだから余計。 実家に戻る気なんか更々ないし。 帰省するときも「あーやだ。やだけど帰るよ」とかぶつつきながら帰るんだよね。 実家のにゃんこだけがあたしの支えで、幸いなことに部屋はあるから、閉じこもって本読んだり音楽聴いたり。 どうしてこう安定しないのかしら。 安定して、その先を考えたい。 安定しないと考えられない事ってたくさんあると思うんだけどなぁ。
安定したい。
自分がどんどん駄目になっていって人から見放されそうで怖い。 あたしはあたしがあたしだって理由だけで、あたしを愛してくれるひとが欲しい。
あたしって世間知らずなんだなぁ。 其れさえも知らずにいたよ。
折り合いを付けたいけど付けられなくて、 どうしても人とうまくやっていけなくて、 ええと、 会社とか社会と呼ばれるところでは。
あたしだってバイトしてたりするけど、 其れは好き好んでやってるわけではなく、 本当は真っ当に正社員したいんだよ。 でもきまんなくて。 躰壊れるまで無理してたのとか、しらないかなぁ。
共通の友人が、第一志望の大学入試最中に倒れてしまって、救急車で運ばれたのを笑って、面白がって、人に話すような子だから仕方ないかー。 あたしがとめたのに(あたしのだいじなこのことを、そんな風に彼女のことを全く知らない人の中で笑い話になんてして欲しくなかった) 「なんでーいいじゃん」って云っちゃえる子だし、仕方ないのかも(冷めた目)。
其れがどんなに大変なことなのか、 普段「あたしからだ弱いのねー」なんて云ってるくらいなら、判らないものか。
「バイトで自由で良いなあ」なんて呟かれると殴りたくなるよ。
ずっと付き合い長いのに、 そんなのも判らないのか判りたくないのか。
ただつきあってただけの、報復なのか。
此ばかりは選んでやってるわけじゃない。 好きなことしてないなんて、 悔しいけど。
自分が只無力だということばかりを知るのは、もう止めたい。
でもそれでもどう生きていくか。
あたしのスウィッチになる言葉が幾つか在って、 あたしの気分は良く反転するのだけど そんなあたしの躁鬱加減が面白いなどと言う子と 会ってしまったことを後悔した。
ずるしたいし楽したい。
べつにあたしは自分で好んで、自分を傷つけるようなやり方を取ったりしてるわけではなく。普通に真っ当に生きていきたいと願うのに。 両方やろうとして出来る人と、 どうしてもこっちしか選べない人が居るんだよ。 勇気とかそういう問題ではなくて。
慣れてない男の人が近くにいるのに怯える。 怯える自分を隠そうとして媚びを売る。 認めたくなくて作り笑いしたり。
こうして硬化した笑顔が張り付いて、
あたしは乾いていくのだろうか?
そんな安全な場所から 非難めいたことを口走って、 あたしを責め立てたりしないで
女の子の友情は血よりも濃くて、恋より脆いって一条ゆかりさんの漫画で読んだけど、そうだなぁって本当に思う。
別に死にたい訳じゃないし、 積極的にそんな行動になんて出ないけど、 いつ死んでも良いなぁって想ってしまうのは何故だろう。
もう眠い。
まだそれほど親しくないことお茶をしていて、 「ねえ、今まで10年以内にだれかすきになったことあるの?」 とか訊かれ、そんな質問をされることにびっくりして、 「うーん、2,3年前に。もう別れたけど・・・」 といったら、 「それって、つきあってたのちゃんと?一緒に出掛けただけじゃなくて?」 なんて、なんかどう対処していいのか判らなかった。
あなたもご存じの、浩之や純と(純は付き合ってないけど)一悶着在ったんだけど・・・。 兎に角彼女、計算高くて、いつのまにか彼女の思い通りになってしまう。めっちゃくやしい。しかも何故か、やたら持て話自慢話が多い。 結構唖然とした。 其れを友達、彼女のことを知っている子に話したら、 「るうちゃんなんでおこんないの。すごい失礼だよ其れ。向こうの方が年下でしょう。そんな風に声を荒げて訊かれる自体、なめてるよね」 といわれ、 自分が怒れないことを想い出した。 自分を正当化できない、 自己評価が低いのに関係しているのだけど、 誰にどんなことを云われても自分を肯定できないので、 悲しみ、自責の方向に向いてしまう。 どんな状況でも自責なので、 他者を意図的に傷つける人の気持ちは分からない。 被害者意識が強いといわれるあたしだけど。
るう
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