Silent Song
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1999年08月03日(火) |
ガラガラと崩れはじめる・・ |
ガラガラと崩れはじめる・・
勇気を出して 一歩を踏み出して
半年という月日をかけて
一個一個全身全霊な気持ちで積み重ねてきた その積み木の山が ・・・
音をたてて崩れ始めた
一つ崩れるとなぜか それに連鎖するが如く
あちらの積み木、そして こちらの積み木まで 崩れ始める ・・・
・・・・・・・・・・。
積み木が日に日に積まれて行く それを感じるのが楽しかった。
その幸福感に胸の奥深く・・ おぼろげに残る半年前の自分
そしてその重荷を一時だけ 忘れられた・・・
「積み木が崩れ始めた」
そこには壮絶な恐怖と 指の先まで凍リ尽くすような衝撃と
真っ白になった空っぽの頭で その様子をただ呆然と虚ろな目で眺めている 抜け殻の私がいる
------------------------------- まっしろになった世界で まっしろになった頭で ふと耳を澄ましてみる
<まだここにいるよ>
・・・何処からか声が聞こえるような気がした
再び耳を澄ましてみる
<僕は変わらずここにいるよ>
・・・ああ君は あの時も そして今も
変わらずにここにいる
遠すぎずでも近すぎない距離で 昔の私にも、そして今の私にも 変わらない優しさと 同じ温かさで接してくれる君・・・
「そうだね。」
崩れた積み木…
またゼロに戻ってしまったけれども 以前と同じに戻ってしまったけど・・・
でも決して何もかも失ったわけじゃない もう一度 私が積み木を一つ一つ積み上げる・・ その様子を
もう一度だけ 見ていてくれる?
近すぎず、遠すぎない距離で そしてその温かな眼差しで・・・
1999年08月01日(日) |
私が最後にあなたの為にできること-過去のある日の物語- |
あなたはきっと傷ついてる そして私も傷ついている 心からドクドクと血が流れている
いつかこんな日が来るのはわかっていた だからその時の辛さが怖かった でも私はこの時の覚悟はできていた このしんどさも苦しさも、覚悟していた
・・・でも・・・
あなたは ?
沢山の感謝の気持ち、言葉… ・・・心の奥底に呑み込んで、 あなたに直接伝えることはもう無いかもしれないけれど
「せめて一緒に苦しんであげる。」
それが、私が最後にあなたの為にできること・・・
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