…一人が辛くて、独りも辛くて、何もしたくなくて目が覚める。誰かを知って、尚更、信じる事や頼る気持ちに、この手が触れて、尚更に、淋しくて辛くて、消えたくなる。触れる前より笑えば笑うほど溢れて行く幸せという名の何かが。誰も居ない、私の……知ってしまった世界。