MIKI.PRUNEの方丈日記
DiaryINDEXpastwill


2004年09月23日(木) 彼岸

 今日は彼岸なので、お墓参りに出掛ける。
 車で40分くらいの場所にあるので、ちょっとしたドライブ気分。
 途中では、田舎の田園風景が広がりをみせる一帯を走るのだが、
 ピンクのコスモスやすすきの穂が、いまを盛りと咲いていたが、
 彼岸花はもう盛りを過ぎてしまっていた。
 稲穂は黄色に色づき、収穫の時期を待っている感じで、今年の
 お米は良い出来のようです。
 途中の大平町のぶどう団地で巨峰を買ったが、いつも買う家は
 昨日、ぶどう泥棒に入られてしまったそうです。
 丹精こめた作ったぶどうを盗む泥棒には、ご先祖様から罰を受けるに
 違いない。
 ここ大平町のぶどうで、今年12月にはワインが販売されるそうなので
 できたら飲んでみようと思う。
 お墓では、周りの草を取ったり、お墓をきれいにして、花とお供えを
 上げ、ご先祖様に手を合わせる。
 「遅くなりました。今年は残暑が厳しく大変ですね。」と言ってお墓に
 たっぷりと水を与える。なにせ、おじいさんは汗かきの人だったから。
 親戚の家にも立ち寄り、お線香を上げ、ご先祖様の供養をしてから
 帰ってきた。
 
  今日の一首
 
   秋風に 揺られる銀の すすきの穂 野山のかげで 涼しげに舞う


2004年09月21日(火) 蘇える金色堂

 今日のNHKプロジェクトXは奥州平泉の金色堂修理にまつわるお話でした。
 岩手県平泉にある中尊寺金色堂は、800年前、藤原清衡が奥州の平和を
 願い、極楽浄土の世界をつくりだした。この金色堂の中には、藤原三代の
 遺体が(ミイラ)安置されている。
 昭和20年代後半の金色堂はボロボロでな為、住職が金色堂の修理・保存を
 文部省に懇願し、ようやく予算がとれて修理が開始されることになる。
 その修理のために、全国の漆・金箔・寺院建築の棟梁など職人50人が
 集められたそうです。
 昭和39年から始まった修理は幾多の困難と現代職人の知恵と技術により、
 ここに蘇えり、昭和43年にようやく完成する。
 
 建立当時のように蘇えらせた職人さんたちの技への執念と探求心に
 頭が下がった。

  芭蕉は金色堂をみて次のように詠んだ

   五月雨の 降りのこしてや 光堂

 わたしは、再建された直後にここを訪れているが、金箔がとても美しかった
 ことと藤原3代のミイラに驚かされた想い出があります。

  今日の一首

    風雪に 耐え忍び建つ 光堂 輝き新たに 今に蘇える


 


2004年09月20日(月) 娘の体育祭

 今日は娘の学校の体育祭です。
 2日間の学園祭に続いて行われる。いつもの年なら学園祭か体育祭の
 どちらかを行うのだが、今年は創立40周年の節目の年なので両方が開催
 される。
 そう言えば、わたしは10周年の時なのでやはり学園祭と体育祭の
 両方行われました。体育祭では、頼山陽作の詩吟「川中島」を踊りました。

      鞭静粛々今河渡る。

 いろんな剣の型を取り入れて演じました。
 懐かしいです。

 さて、今はそんな事はしないようで、お玉ころがしや障害物競走・
 リレーなどなど・・・。

 娘も疲れのピークのようで、もうお風呂に入ってしまいました。

 18日がわたしの誕生日でしたが、忙しくて娘に誕生日を祝って
 もらっていません。寂しいな。

  今日の一首

 フィールドを 疾風のように 駈けて行く リレーのアンカー 注目を浴び

  
 


2004年09月19日(日) 学園祭

 昨日・今日と娘の通っているS・N高で学園祭が行われる。
 今日が一般公開の日なので、見に行く。
 1年に1度のイベントということもあり、生徒達がはしゃいでる。
 模擬店あり、カラオケあり、和太鼓・ダンス・展示ありのてんこもり。
 
 小ホールでは、合唱部の発表が行われていて
  A CEREMONY OF CAROLS
        (キャロルの祭典より入場)
  風がうたう 
  ダナダナ   ミクローシュ・マールクシュ 作詞
  軽騎兵の踊り ラヨッシュ・バールドシュ  作曲

  THE SOUND OF MUSIC
  ひとりぼっちの羊飼い
  ドレミのうた

 などを披露していた。お世辞にもうまいとはいいがたいが
 みんな一生懸命練習してきた成果を出し切っていた。

 高3のあるクラスでは、手話の劇を演じるというので覗いてみる。
 オーソドックスな手話のしかたを説明したあと、10分くらいの
 オリジナルの友情をテーマにしたショート・ストーリーを演じてくれる。
 手話のしかたの手引きもパンフとしてみんなに配っていたのも
 良かったです。

 さて、娘というと高3で茶道部の部長として最後のイベント・学園祭での
 お点前。お茶券の販売や部員のタイム・スケジュールなど前準備から
 携わって、いい経験をしたと思う。
 成長した娘がいた?・・・!


  今日の一首

   パフォーマンス 若さ弾ける 学び舎に 繰り広げられる 学園祭 
 
 
 
 
 
 
 


2004年09月18日(土) ヘッセの言葉

 家の書棚から1冊の本を取り出す。
 今の自分を見つめ直すために・・・。

  人生の知恵 ヘッセの言葉

  前田敬作
  岩橋 保 訳編  弥生書房

 ヘッセの小説デーミアンより「人間の役目」について書かれた文章が
 紹介されている。

  人間にはそれぞれ「役目」というものがある。しかし、自分で選んだり、
 書き変えたり、勝手気ままに遂行したりしてもよいような役目は、だれの
 ためにも存在しない。新しい神々を欲するのは、誤りであった。世の中に
 なにかあるものを与えようとするのは、完全な誤りであった。
 目覚めた人間にとっては、自分自身を探し求め、自分の内部をしっかりと
 かため、それがどこへ通じていようと頓着せずに、手探りしながら自分
 自身の道を進んで行くこと、これ以外にはいかなる義務も絶対に存在しな
 いのだ。

 どんな状況であろうと「手探りしながらも自分自身の道を進んで行くこと」
 やはり人間の役目はこれなのだと思う。

  今日の一首

   1本の 長く険しい 人生の 道なきみちを 歩いて行こう 

                 


2004年09月14日(火) 娘と話し合った夜

 自分とは何か?
 自分ができることは何か?
 自分は人に言える立場の人間か?

 自問しています。


 今日の一首  

  人となり 見つめる度に 小さいと 思えるような 己の器    

 
 
 
 


2004年09月13日(月) 懐かしき曲

 岡村孝子さんの曲に「夢をあきらめないで」という曲があります。
 車の中で、昔、録音したテープを久しぶりに聴きました。

  ♪ あなたの夢をあきらめないで ♪

 夢いっぱいの学生のあいだでは今も人気があるようで、
 うちの娘も歌っています。
 あみんの「待つわ」で、デビューした岡村さんは、最近も
 新曲「心のフレーム」を出している。
 最近よく、通勤の時にNACK5(ラジオ)から流れています。

 わたしは昨日から懐かしい曲ばかり、思い出して聴いています。
 


  今日の一首

   いつの間に 時代の波に 流されて ふと立ち止まり 我、問い直す  

 


MIKI.PRUNE |MAIL

My追加