MIKI.PRUNEの方丈日記
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2005年04月24日(日) さんぽ

 杉花粉が少なくなってきて、花粉症のわたしも
 昨日・今日とマスクをせずに過ごしている。

 だいぶ楽になってきたので、さんぽに出掛ける。
 暖かな春の日差しを浴びながら、歩くのは気持ちいい。

 春風に吹かれて、花や木々も気持ちよさそうだ。
 うららかな春の日曜日。

 今日の一首

  あたたかな 春風にのって さんぽする 道端に咲く 野花と一緒に

  野の花が 風に揺れても しっかりと 
              生きてる限り 咲き誇っている

  菜の花の 黄色い花が 揺れている 甘いかほりが 風にのって 
 


2005年04月23日(土) 隣組の集まり

 今日は隣組の班長慰労会に出席した。
 出席者の中で、わたしがもっとも若い。
 若いと言っても、もうじき50歳になろうと
 しているのに・・・。

 町内の班は、どこも年齢が高く赤坂通りも
 年寄りばかりとなりつつある。
 何故なら、若い世代は別に世帯を持ち、
 出て行く家が多いからです。

 子供たちが元気に遊びまわるそんな町に
 戻れば良いのだが・・・。

  今日の一首

   見回せば 彫りの深き 顔ばかり 年を重ねる 街とともに 

 
 


2005年04月20日(水) M新聞記事より

 今週、月曜日のM新聞朝刊に「病院がわかる」
 第三部「患者様」の時代 看護師の副病院長
 面会24時間制という記事が載っていた。

 内容は、赤字に悩む自治体の病院が徹底した
 患者本位のサービスと「県民の方を向いた
 県民のための医療を」と全職員に意識改革を
 進め、黒字に転じたという記事です。

 病院とは、医師や診察側の都合で運営されて
 いたが、この病院では患者に近い立場の看護師を
 副病院長に任命したり、看護師からいろいろな
 意見を出してもらい、成果を上げているというもの。

 記事の冒頭を引用させていただきます。

  「病棟では朝早くから子供と親との笑い声が
 聞こえた。午後10時を過ぎても、仕事を終えた
 親らが訪れる。・・・」

 この病院では、全国ではじめて(小児専門病院として)
 面会24時間制をとったからです。
 このアイデアは看護師さんから出され、副病院長さんは
 「小児病院の場合、母子がはなればなれになる時間を
 短くしたほうがいい」とおっしゃっている。

 いろいろ親の方も都合があるだろうが、24時間、面会時間に
 してもらえれば、記事にもあるように仕事が終わったあとでも
 面会に行ける。子供たちは親の来るのを待っているのです。
 安静にさせなければいけないと考える向きもあると思うが
 わたしは親子が少しでも長い時間、面会できたほうが
 治療にも効果があると考えます。

 何故、この記事のことを書いたかというと
 この記事の小児病院こそ、わが娘が2年間入院して、
 ついこの前、卒業した病院のことだからです。
 また、この記事の副病院長の看護師さんは、
 子供が入院中、病棟の婦長さんでした。
 われわれ親子だけはこの婦長さんの配慮で面会時間を
 延ばしてもらっていたのです。
 面会24時間の発想は、われわれ親子の面会時間の延長が
 あったからなのかもしれないと思いながら記事を読んだ。
 
 この小児病院は本当に患者を思ってくれる医療スタッフが
 多い病院で、こどもの病気を治してもらい、いろいろと
 面倒を見ていただき、わたしたち親子は感謝しています。
 ありがとうございました。
 また、この記事を読んで、小児医療センターが子供たちのため
 益々発展してゆくことをお祈りいたします。

 今日の一首

  生かされし この魂を 世のために 役立たせたい 命あるかぎり

  人と人 つながりしもの 儚くも 
              信じて生きる 明日を夢みて

 


2005年04月19日(火) 明日

 平原綾香さんが歌う「明日」が好きです。

 ずっとそばにいると あんなに言ったのに
 今はひとり見ている夜空 はかない約束
 
 きっとこの街なら どこかですれちがう
 そんなときは笑いながら 逢えたらいいのに

 もう泣かない もう負けない
 想い出を越えられる 明日があるから

 そっと閉じた本に 続きがあるなら
 まだなんにも書かれていない ページがあるだけ

 もう泣かない もう逃げない
 なつかしい夢だって 終わりじゃないもの

 あの星屑 あの輝き
 手を伸ばしていま こころにしまおう
 明日は新しい わたしがはじまる


 Andre Gagnon ピアノの詩人が作った曲は
 こころに染み渡るメロディです。
 平原さんがせつせつと歌い上げるこの曲が
 いま好きです。

  今日の一首

  雨音が 夜のしじまに 響いてる たたきつけるよ わたしの心に

  

   

 


2005年04月18日(月) 月曜日は

 今日で4月分給与振込みの準備が終わる。
 忙しい1日・・・。
 週のはじめの月曜日は、何となく気分が重い。

 でも、朝起きるとウグイスが鳴いているので
 最近は起きるのが楽しみです。

 普通はすずめの鳴き声だが、このところ毎朝、
 ウグイスの「ホー、ホケキョ」という
 かわいい鳴き声に目が覚める。

 こんな住宅街で、ウグイスの鳴き声が聞ける
 なんて、恵まれている。
 明日もウグイスよ、鳴いておくれ。

 今日の一首

  いずこより うぐいすの声 聞こえてくる 
               柔らかな春の 陽射とともに

  

     
 

 


2005年04月17日(日) 忘れ雪

 新道冬樹著「忘れ雪」角川文庫を読み終わる。
 瀕死の子犬を偶然拾った深雪は、「忘れ雪に
 願いをかければ必ず叶う」という祖母の教えを
 信じて、子犬の回復を願った。
 そこへ獣医を目指す桜木が通りかかり子犬を
 自分の親が経営する動物病院に連れていって
 もらい直してもらう。
 深雪は、両親に先立たれ孤児として親戚を
 たらい回しにされる少女。
 桜木の優しい心に打たれ、深雪はその犬と
 桜木を支えに生きてゆく。
 
 忘れ雪の力は本当だった。不支持な力に導かれて
 出会ったふたりは、次第に惹かれあって行く。
 やがて別れの時を迎えた深雪と桜木は、
 7年後の同じ時間、同じ場所で再会を約束するが。

 運命はふたりを遠ざける。好きなのにもう少しと
 いうところで、ふたりは引き裂かれる。
 愛しているのにすれ違う、ふたりの美しくも
 儚い純愛物語は。
 桜木の死という結末。   惨すぎる。

 噛み締めながら読み進めた1冊の本。
 結ばれず悲しい結末だが、それでも深雪は
 一生懸命生きて行く。
 
 女性の強さ、美しさ、そして、生活してゆく姿を
 改めて思い知らされる。
 それに比べて、男は愛する人を守り死んでゆく。

 自分もそんな生き方しか出来はしない。
 愛する人のために・・・。

 しかし・・・
 役に立たない自分がここにいる。

 時だけが流れてゆく。
 風が吹き抜ける。
 遠い、遠いところまで。

 桜の季節は、もう北へと移ってしまった。
 私のところは、あっという間に駆け抜けて行って
 しまう。
 今、ハラハラと舞う花びらだけが・・・。
 切ない春のなごりをとどめ・・・。

 今日の一首

  花びらが 風にふかれて 舞い落ちる
              なごり行く春 遠ざかるのみ

  ひとしずく 飲み干すごとに つきてゆく
                胸にしみいる 春おぼろ月

  なにもせず 遠くなり行く すがたさえ
                消えてなくなる かすみのむこうに
 
 
 
 
 


2005年04月04日(月) 入学式

 今日は娘の入学式だった。
 4年間、自分の道を確立させるために
 いろいろと学んでほしい。
 今しか出来ないことたくさんあるよ。
 1度しかない人生。
 悔いのないように!

 


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