ありふれた日常

2003年09月11日(木) 一生を共に

最近会っていない高校時代の男友達から
久しぶりに電話が来た。
結婚の報告でした。
彼は、昔から恋愛、ましてや結婚なんてぇのからは
一番縁遠い人だと思っていたのだけれど。
この人と一生を共にして行こう。て思う時ってのは
どうゆう感じなんでしょうかね。
あたしは、逆に今、恋愛や結婚なんてぇのからは
一番縁遠い人間なので、よく理解らない。

一生を共にして行こう。と思える人に出会える事は
それはもう奇跡みたいに素敵な事なんだろうな。
こんな日に幸せな話を聞くのは、悪くないです。


『死は生の対極としてではなく、その一部として存在している』
いつでも、いつまでも持っている言葉。
村上春樹『ノルウェイの森』より。



2003年09月06日(土) いないイナイ

海沿いの初めて通る道を走っていた。
もう外は肌寒かったけれど、空気が澄んでいて
半月も星も綺麗に見える。
そこの道はあの街へ繋がっていた。
何となく、行って見る事にした。

近くはないのに、見慣れた街だった。
当たり前ながら、彼はもういない。
彼が働いていたバーにも。
あのコンビニにも。
寒さに背中を丸めて歩いていたりするはずもないし、
一人で映画を観ていたりもしない。
当たり前ながら、彼はもう此処にはいなかった。

街並みもそこにいる人達も何一つ変わってはいないのに
ただ彼だけがこの街には、もういないのだ。
あたしはそれが現実だとちゃんと知っているけれど
何だか凄く不思議な感じがした。
それから少しだけ泣きたくなった。



2003年09月05日(金) ユメ

いつもとだいたい同じ時間に彼から電話が来た。
くだらない話もしたが、今日彼が主に語った事は
『夢』についてだ。
それは『夢』と括るには今にも手が届きそうな
現実味を帯びた夢だった。

*友達との共同経営でブランドを立ち上げる*

あたしなんかが聞いたら『すげぇな。でかいな。』
て話なのだが、何年かしたら、もしかしたら何ヶ月かしたら
彼はその夢を現実にするだろう。
あたしは彼のそんな話を聞きながら、ただ閉口と感心を。
あたしの夢って何だった?
何がしたかった?
今、何がしたい?
今、何をしてる?

夢を語るのは自由であり、それを目指すのに年齢なんて関係ない。
と誰かは言う。
この歳になって、お嫁さんになりたい。なんてもし言ったら
あまりにリアルで、笑えるな(確かに、幸せな家庭は築きたいが)
何かを思い出して、奮い立たせて、今始める事も出来る。
いい機会でもある。
でも、あたしは本当に何がしたいだろう。
腐る程時間はある。
なのに、何をしてるんだろう。
何をしたらいいんだろう。


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