彼,映画『スキャンダル』,『ご近所さんを探せ!』

 YAHOO! BBは、ISDNからADSLへの切り替えを「おまかせINS乗り換えコース」とかいって勧めている。
「ISDNの割引サービスの解約なんかはどうなるの?」と聞いたら「お客様がNTTに電話して下さい」。「おまかせ」じゃないじゃん。
NTTに電話したら「既にISDNから切り替わっているので解約になってます」。
電話しなくていいんじゃん、もう。まあ確認ってことで。

 彼から電話。「来週か再来週会おう」って、GW明けにも聞いた台詞だ。
来週会えなければ、2ヶ月間ほっとかれていることになる。
小泉再訪朝への期待が外れた拉致被害者家族のように、がっかりして怒りを彼にぶちまけたりしないように、本当に会えるまで喜ばない。期待しない。
といいつつ楽しみにしている私。

 映画『スキャンダル』。ヨン様の激しいベッドシーンを期待していたのだが、R-18指定にするほどでもない。
衣装や髪型、家具など、朝鮮貴族の生活様式が興味深い。色も美しい。
塩沢ときみたいに大きなヘアスタイルが面白い。

やはりヨン様は極悪非道なプレイボーイには見えない。
物語上も実は純愛なんだけど、ギャップが大きい方が面白いと思う。

 前に登録しようとして、なんだか気恥ずかしく面倒くさくなってやめてしまった『ご近所さんを探せ!』に登録してみる。
ブロードバンドだし、彼は構ってくれないし、ネットで新たな出会いを模索することにする。
「平壌宣言」も実施に向けて動き出すらしいので、私も「フリーラヴ宣言」を実践するのだ。

とはいえ男女いろんな人から聞いたことがある『ご近所さんを探せ!』は表向き健全なサイトらしく、初心者としては入りやすそう。

ネットで出会った人と結婚した友人は「来るメールの8割は全然駄目。残りの2割の中から良さそうな人と会うけど、その8割はまた全然駄目」と言ってた。
さて、どうなることか。
2004年05月26日(水)

『美食屋台』,YAHOO! BB

 昨日見た『マグダレンの祈り』がまだ尾を引いていて、重苦しい気分。
ここまでの映画もなかなかない。気晴らしがしたいが、今は飲みにいく余裕もない。

 お昼はサンシャインシティ近くの『美食屋台』。湿気が多くて清潔感のない店。
飲み物はセルフサービスだが、食器がびしょ濡れのまま重ねてある。
回鍋肉定食680円は安いが。

 帰宅後PC接続作業。YAHOO! BBの45Mの契約だが、調べたら6Mぐらい。それでもISDNに比べたら格段に早くて快適。
VAIO購入時、5,000円近いISDN用のケーブルを買ったがもう必要ない。1月程度の命だった。勿体無いなあ。
誰か買ってくれませんか、TAもセットで。近所のリサイクルショップに持って行ってみるか。
2004年05月25日(火)

1件獲得,映画『マグダレンの祈り』

 9:55に職場に着いたら「周知ミーティングは9:50からですから」と注意される。
10分間分の給与は出ない。10分休憩が日に2回あるから、ということか?

初の申し込み獲得で、拍手を受け、お菓子をもらう。サーカスの動物みたいだ。
これで調子良くいくのかと思ったら1件のみ。ノルマがあるわけではないが。

オフィスも休憩室も高層階で、眼下に池袋の町並み、向こうに東京ドームを見下ろせる。
夜は夜景がきれいらしい。こんなところに徒歩通勤というのもなんだか不思議な感じ。

 新文芸坐で『マグダレンの祈り』。暗くて重い映画だった。
私はこの話はヨーロッパに魔女狩りがあった頃の事かと思っていた。
1964年、と初めにあって、見間違いかと思った。
しかし、こんな施設がつい数年前まで存在し、女性たちが今も生きているとは本当に衝撃だった。

イラクのアブグレイブ刑務所みたいだ、と思ったが、戦争で異教徒に虐待されるのではなく、女性たちは家族によって送り込まれ、ただ働きさせられる。吐き気がする。

中国映画の『五人少女天国行』を見たときは「この時代の中国に女として生まれなくて良かった」と思ったが、マグダレンで女性たちが悲惨な目に会っている時に、私は何も知らずに自由で楽しい少女時代を過ごしていたのかと思うと胸が詰まる。痒くなる。掻き毟りたくなる。

キリスト教って、女の貞操と堕落って、自由を奪われることってとか、いろいろ考えてしまって、一人で家に帰るのが辛かった。

どんな境遇にも絶対負けない人というのはいて、そこが救いなのだが、それは信仰によるものなんだろうか?
もしもあんなところに行かされたら、私はどうするだろうか?
どっかり重い、いい映画だった。
2004年05月24日(月)

お仕事初日,『新選組!』

 昨日1日の研修で、ADSLのことが今までよりちょっとわかった、ぐらいのものなのに、いきなり勧誘の電話などかけて大丈夫なのか?と不安だったが、呼び出し音で終わったり留守電だったりで拍子抜け。

契約が取れると「なんとかさん一件獲得です!」と声がかかり皆が拍手する。
周りの人が次々に申し込み手続きトークをする中、私はそんな結果の気配がまるでなく、心配になる。
結局初日から残業してみたものの0件。

 先日ライターズスクールで『新選組!』は時代考証が滅茶苦茶だ、という意見があって、
私が「そんなことは関係ない。面白ければいいんです」と言ったら呆れられた。

どこが滅茶苦茶なのかわかった上であるべきかもしれないが、やっぱり好き。
特に男性陣が素晴らしい。今日は佐藤浩市。痺れる。
若者たちの中で年長者なのに一番やんちゃで、いいわあ。かっこ悪いところが、かっこいい。
2004年05月23日(日)

研修,『穂の香』

 4:00まで日記。少し寝て、採用が決まった電話の仕事の研修。
研修期間の時給は激安、しかも9時から1時間は事務手続きのため無給。ぷう。

内容はインターネット回線のブロードバンド切り替え勧誘。
丁度私もISDNからYAHOO! BBに切り替えるところで、わからなかったこといろいろがクリアになって、興味深い。
これはなかなかいい感じにできるのでは、と思う。

久し振りの会社勤めで気疲れ。1時間毎に10分の休憩が入るが、1日のなんと長いことよ。

 ランチはサンシャインシティレストラン街3Fの『穂の香』で力うどん。
豊洲の会社でやっていた500円ダイエットランチにしなくちゃ駄目かもしれない。
サンシャインシティに弁当屋はないのかな?

 夜はアッという間に時間が過ぎる。また4:00。
2004年05月22日(土)

『鍵』?,女梶原一騎

 アルバイト採用の電話。紹介者に報告、お礼。提出書類の準備。

 彼から電話。相変わらず面白いんだけど、なんだか付き合ってる気がしない。
友達に降格した方が気が楽かもしれない。
いや、フリーラヴに昇格も降格もないか。ん?恋人と友達は区別されるよな。

前は電話の度「課題は?」と聞かれたのに、最近全く触れないのは何故?
私も聞かれないから言わない。能力なしと判断されたのか、関心がなくなったのか。
直接聞けばいいんだけど、会えないから話せない。あれ?話したくないから会わないのか?

私は駆け引きとかゲームのように恋愛を楽しむ趣味はないけれど、彼ならではなんだろう。
文豪には大変失礼だが『鍵』みたいだ。

 お友達の映画監督高橋玄さんが、一流講師を揃えて俳優講座とコミック原作講座とデジタルフォト講座と開運風水講座を開く。
http://www.grandcafepictures.com/jpn/main.htm

昨日の日記でも書いたが、文章そのものを読ませるよりも、映画やドラマにするための物語を作る方が良いのでは?と思っていたこともあり、コミック原作講座を受けてみることにする。
女梶原一騎になるのだ。

彼とのいろいろも、『鍵』以上に妄想たくましい物語にして、ティント・ブラスに撮ってもらおうかね。
2004年05月21日(金)

ライターズスクール,『和民』

 ジャーナリズム講座のライターズスクールは本日開講。
私はスタッフを頼まれていたが、入り口で「受講生が少ないから、君も受講生になって」と事務局Yさんに言われる。
Yさんは時代小説、官能小説の作家でもある。
その指導の下、私も長編小説にチャレンジしてみようかな、などと考えていたのだが「君の課題は決まっているから」と言われる。

その企画は1年近く前からあって進んでいないもの。
私はまたジャーナリズム講座本のようなことになるのでは、と危惧を抱きつつ、やる。

学術書の出版社社長Hさんがオブザーバーとして、文学についていろいろ話して下さる。
私が「20年前に書いた小説をHPに載せようと考えているんですけど、そんなの意味ありますか?」と聞いたら「あるよ。作品は発表して、意見をもらって、書き続けること」。

Yさんに質問。「今、小説は読まれない、求められていないけど、映画やドラマやゲームになるものは常に求められているから、原作になるような物語を書かなきゃ駄目なんじゃないですか?」
Yさんは「それだと、書いててつまらないんだよね」と、小説と脚本とVシネマについて解説。

 Hさんたちと『和民』。『邪宗門』と『肉体の門』と『堕落』を読むように言われる。
高橋和巳と三島由紀夫の死で戦後文学は終わった、と言われて
「高橋和巳、知らないです。多分読んだことない」と言ったら驚かれる。

 面接を受けた会社から連絡がない。まさか落ちたかね?
2004年05月20日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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