お仕事

 水曜日は映画の日なのに、暫く映画を見ていない。欲求不満だ。

 今日までに提出しなくてはいけないエクセルのデータは、昨日Fさんの助けによってほぼ修正されたかと思ったら、実はものすごく細かく入れ替えをしなくちゃいけないことが判明して途方に暮れる。

私以上にエクセルの操作に不慣れなAさんに「これって直ってないよね?どうしよう?今日中に終わるかね?」
Aさんが「初めからやり直しますか?」
「えー、昨日からのをもう一回?まじで?んーでも今の状態を修正するよりその方が早いか」

で、やってみる。昨日はどう見ても並び順が狂っていると思われた表が、今日見てみると求めている順番になっている。しかし全てのデータを書き出したはずなのに途中1件だけ抜けているとか、よくわからない。

よくわからないけど、なんとなく出来上がってクライアントに渡す。
「初めからやり直したのに、随分早かったね」と言われるが21時。今日も映画は無理。
2004年08月04日(水)

お仕事

 24時まで仕事。膨大なエクセルの表に、ファイルメーカのデータを変換した、こちらも結構な件数のエクセルの表を合体して、検索して抽出して並び替えて体裁整えてなんてやってる間にしっちゃかめっちゃかになり、どこをどう直せばいいのやら。

同じ派遣会社所属のFさんが、なんとか助けてくれる。
自身の仕事もあるのに時間をとってしまい申し訳ない。
「何が好きなんですか?」と聞いたら「お礼とか、いいですからね」と先制される。

クライアントに「明日9時に来てくれる?」と言われて「えっ?!」「9時半とか」「はい」。
今年は2月から5月までほとんど仕事をしなかったので、仕事がある時に稼がなくては。
頑張ろうっと。

しかしメールを書く時間もない忙しさって何年ぶりだろう。
2004年08月03日(火)

お仕事

 珍しいこともあるもので5:30に目が覚めて、日記を書く。

 24時まで仕事。午前中までに欲しいと言われていたデータが全然終わらない。
「何時にできる?」「わかりません」「わからないでは困る」「何時ぐらいになるかわかったら言います」
で、「20時ぐらいには」と余裕を持って言ったつもりが21時になっても出来ない。

クライアントのクライアントに「エクセルの表を作るのに何でそんなに時間がかかるの?」と聞かれて「エクセルとファイルメーカーと私の、それぞれ思考回路が違うんですよね」。
「このデータを基にこういう表を作れと言われて、何をどうすればいいかイメージできてる?」
「なんとなく」
「なんとなくでは駄目」
「これでいいはず、と思ってやってみるとそうならないんですよ」
完全に呆れられる。私、相当頭悪いんだろうか。

業を煮やしたクライアントに求められて「なんとなく」出来たような気がするものを見せると、30分ぐらいで検証して「数件のずれはあるけど、原因はわかっているからその数でいいと思う」。ふう。
2004年08月02日(月)

『楽』,お見舞い,映画『三浦和義事件』,『STARBUCKS COFFEE』

 日本酒に詳しい『心のご近所さん』と会う。
三重県の人なのに東京の日本酒の美味しいお店に詳しいので造り酒屋の人かも、と思っていたらそうだった。昨日初めて電話で話して判明。

お互いの都合で昼から飲める東武池袋店『楽』にする。13時の待ち合わせに遅刻。
大きなリボンのついた白いブラウスに、友達が「おっぱいドレス」と呼んだ麻のワンピースに、化粧をする時間がなくてほぼスッピン。歩きにくいコールハーンのサンダル。

先方も池袋は不案内だったようでそれほど待たせなかったが、東武はかなり広く迷わせてしまって、待ち合わせ場所としては失敗だった。
メールだけのやり取りだった人と初めて会うのは毎度ドキドキするものだ。電話の感じだとオジサンっぽかったが。
現れたのは予想外に若くてかっこいい、ツルツル頭の人だった。
ニコニコ顔の私。あははーん。

東武の酒売り場はかなり充実している。Sさんは行ったことがない、というので案内。
Sさんの蔵は百貨店とは取引していないらしい。

山口県のお酒フェアをやっていてSさんが「お、『貴』や。この蔵は知り合いです」と言ってたら、当の永山本家酒造の杜氏である永山貴博さんが、日本酒について話をするとかで売り場にいる。
二人は広島にある醸造研究所で一緒だったとのことで、仲良さそうに日本酒談義。

永山さんが講演会の出番になったので、私たちは日本酒売り場の奥にある『楽』へ。
ランチを食べながら飲む。日本酒の話を中心にいろいろ話を聞く。

Sさんはプロボクサーでもあり、板前志望で東京の飲食店で働いていたこともあり、今は造り酒屋の若旦那。もうすぐパパになるらしい。
「この頭はこわがられます」と言うので「そう?かっこいいですよ」。
スタイルもいいしモテるんじゃないかなあ。しかし私には全く関心なさそう。

これから私は予定があって、Sさんは時間が余るとのことで「格闘技好きなら『マッハ!!!!!!!!』見れば?おススメです」と言って、シネマサンシャインまで送る。
日曜日で映画の日でかなり混んでいる。トイレに行きたいと言うSさんの手を引っ張って受付まで連れて行って、「じゃ」。

 私は急いで目白駅。知人が入院している聖母病院へバスで行く。
知人は寝ていて、2回声をかけるが目を覚ましそうにないし、時間もないしで書いてきたお見舞いカードを枕元に置いて帰る。

お見舞いに来ることは言ってなかった。知人は粋人だし、元気のないところを見られるのは嫌かもしれないので会えなくて良かったかも。早く元気になりますように。

 聖母病院のトイレで化粧をして、サンダル擦れに絆創膏を貼って、急いで原宿。
モーニング娘。かなんかのコンサートがあるらしく、駅から大混雑。
歩きにくいサンダルを後悔しつつ頑張って歩いて『UPLINK FACTORY』。

ぎりぎりに着いた会場はギュウギュウ。電脳キツネ目組のSさんカップルが来ていて、先に入って空席を見つけておいてくれた。
ここは普通の映画館ではないからか映画の日割引はなかった。

高知東生が三浦和義、宝生舞が良枝さんを演じる『三浦和義事件〜もうひとつのロス疑惑の真実〜』。
ほとんど知っているエピソードだったが、三浦さんがお金を貸していた女性の遺体がL.A.で発見されて、それが更に騒ぎを大きくしたことなどは知らなかったか忘れていた。

事件と裁判の事実を追ったドキュメンタリータッチの映画で、私としては三浦さんと良枝さんの出会いと別れと再会の人間ドラマをじっくり見たかった。
子供たちが出てこないのもなんだか不自然。

楽天的でお茶目で、見ようによってはいい加減でふざけているような部分と、生真面目でマメで困っているひとを見たら思わず助けちゃうような部分が同居しているのが三浦さんの面白さだと思うのだが、その辺はさらっと描かれててちょっと物足りない。

上映後、東真司監督と三浦さんのトークショウ。
三浦さんの登場に客席から「かっこいい」と女性たちの声。
ステージから三浦さんが良枝さんを呼んで飛び入り参加。
生で良枝さんを見るのは初めて。顔が小さくてきれい。あまり変っていない。
ナチュラルメイクの今の方が若く見えるくらい。
『フルハムロード・良枝・アゲイン』では無農薬野菜も売っている、という話。

終了後、Sさんカップルと三浦夫妻と少し立ち話。
良枝さんに「『LOVER』読みました」と言ったら「あれ、売れなかったのよね」。
「そうなんですか。すごく良かったですよ。良枝さん素敵、お二人は本当にいいご夫婦だなって思いました」

 Sさんカップルと『スターバックスコーヒー』でお茶。Sさんにご馳走になる。
映画と事実のエピソードの違いとか三浦夫妻の、映画よりドラマチックな再会劇について私の解説。

三浦さんと宮崎学さんについて。
「宮崎さんと話すのはものすごく緊張するんですよね」と言ったら
「意外。それは好きだからじゃないの?」と二人。
「好きですよ」
「えー?」
「当たり前じゃないですか。愛してます」
「そうなんだ」
「男としてどうこうじゃなくて人間として」

Sさんは人間的に好きか嫌いかより、意見が合うか合わないか、主張が正しいかどうかで判断すると言う。
「宮崎さんと三浦さんではどっちが好きなんですか?」と女性に聞かれて
「うーん、藤原竜也かな」
「どうしてもどちらか選べと言われたら?」ってそんなこと誰も言わないと思うが。
「どちらもファンだけど、三浦さんから何かを求められることは多分ない。宮崎さんになんかやろうとか、集まれとか言われたら飛んでいく。」

私の活動について。Sさんに「やってみたいイベントは?」と聞かれたので
「宮崎さんと三浦さんの2人の話は聞いてみたい」
「何を聞くの?」
「二人はタイプも違うし、合わないかもしれないけど、二人ともすさまじい報道被害にあってそれぞれの闘い方で権力やメディアと向き合ってる。酷い目にあってるのに笑い飛ばす明るさと、普通の人では考えられないような強さがあって、周りの人、弱い人にはとても優しい。共通点があると思う。違いは宮崎さんは硬派、三浦さんは女の人大好きなところかな。その辺も並んで聞いたら面白いと思う」
「あとは?」
「私が今会いたい人は藤原竜也と矢沢永吉なんですけど」
「会いに行ったらいいじゃない」
「そう簡単には会えないでしょう。宮崎学VS矢沢永吉も見たいなあ」
「何を話すの?」
「30億の借金を踏み倒した男と30億騙し取られてほんの数年で返済した男。かたや暴走族のカリスマ、かたや暴走族(の冤罪裁判)を支援する。ま、テーマなんか何だっていいんです。こじつけで。ただ好きな人の話が聞きたいだけですから」
他いろんな話。
2004年08月01日(日)

『2004新宿エイサーまつり』,『自然酒庵 虎乃介』,Aちゃん事務所

 沖縄好きな人たちのサークルに初参加して『新宿エイサーまつり』を見に行く。
何年か前に『新宿テーゲーズ』という名前のチームでエイサーを少し習ったことがある。
新宿通りはものすごい人と太鼓と琉球音楽が響いて、多分沖縄より暑い。

私は初参加だから緊張してそんなに遅れずに集合場所の伊勢丹会館へ。
幹事Yさんに挨拶。他のメンバーは新宿駅南口に出ちゃいました、とか遅れるとかゆるーい沖縄感覚。
Yさんも南口からの行き方を聞かれて「その辺から東口に向かってくると黄色いTシャツ着たエイサー祭りの人がいるでしょう。その人に地図をもらって…」って沖縄っぽいてーげーさ。

エイサーチームの周りは人垣が何重にもなっていて、踊りが上の方しか見えない。
販売ブースでオリオンビールを飲む。
同時開催している新宿伊勢丹「めんそーれ大沖縄展」へ。こちらも大盛況。沖縄そばの店は長蛇の列。

会場でものすごく可愛い手作りサンダルや日傘のお店発見。
(あちこち検索した工房のHP http://www.irodoru.com/)
大変気になるが、沖縄産の素材で作った日傘25,000円はかなり高級品。
サンダルも見るからに履き心地良さそう。
後から参加のサークルのメンバーも揃ってきて、時間もなく買わずにもう一度エイサー会場へ。

沖縄サークルの人たちは琉球料理『ナビイとかまど』でオフ会。
私は別の約束があるので別れて歌舞伎町の広場で一人エイサー鑑賞。
こちらは段差があるので全体が良く見えた。
私の好みでは「琉球國祭り太鼓」というチームの踊りが一番派手で良かった。
飛び跳ねる回数と高さでダントツ。両足が240度ぐらい開いていた。
私のやっていたエイサーとは全然違う。カチャーシーにちょこっと参加して会場を後にする。

かわいい踊り手がいっぱいいたなあ。DA PUMPやORANGERANGEみたいな男の子をナンパしようと思っていたのだが、あんまりたくさんい過ぎて絞りきれず。祭りの場は声もかけやすいのに、もったいない。
沖縄サークルの人は「一緒に写真撮って下さい」と話しかけていた。一番自然な台詞だ。

 GWに新潟旅行に行った、Aちゃんと建築家たちの集いで『虎乃介』。
こ洒落た創作和食ダイニング。美味しいもの、「なんだこれ?店の人たちは試食したのか?」と思うようなもの、いろいろ。

エイサーの男の子たちも可愛いが、建築家の若者たちもいい感じ。みんな好青年。
女の子たちもいい雰囲気。10人ほどの中私は一人だけかなり年上だけど、それをあまり意識させられることもなく非常に楽しい。

 Aちゃんの働いている飯田橋の事務所に移動して飲む。と言っても酒を飲んでいるのは私ともう一人ぐらい。
開設したばかりらしいオフィスはカーペット張りで車座になってお話。

ナンパ作戦について。男の子たちに聞いてみたら、先日思いついた第一声は好評な感じ。
「まだ実践してないんですか?」とAちゃん。そうやたらに出会うものでもないのだよ。

電車で帰るつもりが、床で寝てしまう。
2004年07月31日(土)

『檸檬屋新宿』

 思いついて彼にちょっとした問い合わせ。
言動を窘められる、というかアドバイスをもらう。
「ゴメンナサイ、変なこと言って」と電話を切った後、なんか違う、と思って「そういうことを聞きたかったのではなくて」と訂正メール。
素直じゃなかったかな。

 今日の仕事は11時からで、同僚Aさんには「17時に帰るからね、ぶっ飛ばして行くよ」と言っていた。ところが仕事は終わらない。
18時から宮崎学さんの主催する勉強会があるっていうのに。

 頑張って21時。Aさんも一緒に終わって話しながら帰る。
彼女とはなんだかいつも『ご近所さん』とかサークルとかナンパとかの話をしているので「くだらない話ばっかりでスミマセン」と言っておく。
「どうも日本人男性には人気ないみたいだし、これからは中国人じゃない?」と言ったら
「えー?意外。アジア人でいいんですか?」とこちらの方が意外な反応。
国などどこでもいいんだけど、勢いがありそうというイメージだけ。

 勉強会には間に合わず、2次会から参加。22時頃着く。
勉強会後の和やかな雰囲気で宮崎さんの面白い話いろいろ。

 大賑わいの『檸檬屋新宿』へ。勉強会に参加した人たちも多数。汗だく。
閉店間際ほとんどのお客さんが帰って、漸く冷房が効いてくる。

『ジュンコシマダ』と闘っているアパヤンさんから闘争支援の無農薬特選日本茶を購入。
『アパ茶』ご希望の方、お問い合わせ下さい。極上静岡茶がかなりお安くなってます。

電脳キツネ目組のYさんは、私が持っているPC2台をネット接続できるようにと、ルーターをくれた。感謝です。
2004年07月30日(金)

文章道場,実感なし

 11日に思いついた「面白いこと」というのは、『文豪宮崎学の文章道場』。
この話はずっと以前からあるのだが、宮崎さんの多忙から実現していない。
待ちきれないから一人でやっちゃおうかな、と思った。
道場はできてないけど、一人道場破り。…違うか。

しかし怠け者の私は、日記を書くのでさえ滞りがち。
なかなか見てもらえるような文章が書けなかった。
そんなことを考えているところへ原稿の依頼があって、丁度良かった。

今日のカタログの仕事が17:00まで待機だったのも、都合が良かった。書くのは楽しい。
久し振りの新作、ってことで近々アップの予定です。

 日記のアクセスがかなり増えている。その割に反響はあまりなくて、実感が湧かない。
誰かがカウンタいじってんのか?と思ってしまう。

『ご近所さんを探せ!』なんかで趣味が合うのか、興味があるのかわからない人とメールのやり取りをしてるより、日記読者と交流した方が面白そうだけど、メールもめったに来ないし。
ネットナンパとか、ないのかね。
2004年07月29日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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