映画『ある日、突然。』,『MILLIBAR』

 昼夜が逆転していて、午後起きる。ご飯を食べて洗濯をしたらもう夜。

 レイトショーで『ある日、突然。』を見る。小さな劇場だがほぼ満席。
シネアミューズは水曜レディス割引をやっているか未確認だったことに映画館の前まで来て気づき、不安になる。しかし水曜は男女とも1,000円だった。素晴らしい。

『ある日、突然。』は面白かった。
「素敵な人がいたらナンパしよう」と決めている私だが、とても真似できない単刀直入なセリフ。
興味のない人からあんなにしつこく言われたら腹が立つだろう、とか
私も押しが強い人には弱いから行っちゃうかも、とかいろいろ考えつつ、
登場人物それぞれ予想外の行動とセリフに驚きつつ、「ラテン系」で納得。楽しく見た。
全てオリジナルだという音楽が非常にいい。

 『MILLIBAR』に寄る。左隣の人と映画の話。オーナー清野さんに『MARIBAR』のパーティーの話をしたら、左隣の人が「行きますよ」。

右隣の可愛いカップルともお話。元内縁夫の仕事の関係者だった。活躍の様子。
「帰りまーす!」と2人で手を振って出て行った。
暫くして「終電逃した!」と2人で戻って来た。
いかん、私も終電だ。「もう行っちゃいましたよ〜」と可愛い女の子。
慌ててお勘定。走ってギリギリ間に合う。
2004年09月15日(水)

22日DM,ブログ『MARIBAR 文集』

 22日のパーティー?オフ会?一日店長?のお誘いメール・はがきを各方面に送る。
たいていは多くのDMと同じように読み捨てられるのだろうが、「残念ながら行けません」に続いて近況を伝えるメールを下さる方もいる。大変嬉しい。

パプアニューギニアから帰国してラジオマンとして活躍しているのかと思ったUさんは、ご夫婦で再びパプアニューギニアに渡りボランティア、とか。面白そう。

むかーし付き合っていた人からは「小生は、日記に書くような劇的なこともなく、ボチボチやっています」。劇的なこと、する?冗談だが。

喫煙者100円増しについては

> 詐欺みたいなバーだなぁ。

とか

> なんで喫煙者は100円マシなの(笑)?

の声あり。

もともと禁煙バーにしようと思ったのだが、手伝ってくれる女性も男性VIPのお客様も皆喫煙者なのだった。
通常、会場のお店は喫煙1本につき10円取ってるが、面倒なので100円とさせて頂きます。
あしからず。

 現在の日記は無料だが、写真は載せられないし、リンクは貼れないしで、ちょっと不便。
今はブログとかいう便利そうなものがあるのに。『エンピツ』も進化してくれないかなあ。
ブツブツ言うより作ってしまえ、ということでやってみる。
簡単、すぐ出来る、と言われるが用語がわからないので結構大変だった。

バグなのか、私のミスなのか不明な不具合もあるが、何とか完成。

http://blog.goo.ne.jp/m_saku01

これから日記以外のコンテンツはブログでアップしようと思う。
本当は日記こそブログにしたいのだが。

他にもやらなきゃいけない事山積みなのに、ずーっとPC。
2004年09月14日(火)

Hちゃん

 確か「13日からの仕事がある」と言われてたが、連絡なし。大丈夫か?
この仕事の合間に文章を書いて、生活が成り立ったりしたら最高だけど、そう甘くない。

 小学校からの友達Hちゃんからメール。「さくのホームページを初めて見たよ」とのこと。
「今度、時間あるときに全部読むからね」と言うが、そう言えばHちゃんは小学校の頃から本を読むのが早かった。「ほんとに読んでんのか?」と思う程。

思えば私の「日記を毎日書く」という習慣は、Hちゃんによって鍛えられた。
小学校5年生から、中学までは毎日、交換日記を続けた。
家も離れていたし高校は別になったが、結構頑張って数ヶ月に一回日記を交換していたと思う。
女の子同士で交換日記をするのは当時よくあったが、こんなに続くケースはあまりないのでは。
日記だけではなく手紙のやり取りもしていた。

Hちゃんは破格に面白い友達だった。彼女の人間ウォッチングの才能は尋常ではない。
「抱っこマン」「ドテチン」「ガマン」など教師のあだ名のつけ方もセンス抜群。
誰もやってない真木ひでと(知ってる?)のものまねとか、めちゃくちゃ笑わせてくれた。

絵がうまいHちゃんは日記にクラスの女子全員の胸の形を描いちゃったりするのだ。
「M=おわん型、Kさん=とんがっている、さく=たれパイ」って、小学5年生でかよ!

「さく、知ってる?男にも生理があるらしいよ。味噌みたいのが出るんだって!」
そんな話、『明星』『平凡』には載ってないが?
「『みそり』って呼ぼう。クラスの男子で誰かなったかなあ」
ってこんなドキドキする話を教えてくれたのもHちゃん。

中学高校になれば進路のこと、恋話など、何でも話せる友達になった。今でもそうだ。

誰かに、もの書きになりたい、という話をすると「小説?ノンフィクション?」と聞かれることが多い。私にはよくわからない。
でも「誰に何を伝えたいのか?」と考えると、多分Hちゃんに、最近の私とか、会わない間に起きたこと、考えたことを伝えたいのだ。

私たちの交換日記は、2人だけの秘密のつもりで書いていたのだが、実はクラスの皆や親たちに盗み読みされていたことを後で知った。
まあ、あれだけ面白かったんだから、読まずにいられないだろう。
この日記もそんな感じなら楽しい。

パソコンを始めたHちゃんにも是非日記を書いて欲しいものだ。
クレヨンしんちゃんのママの叫び、みたいの希望。
2004年09月13日(月)

『Starbucks Coffee』,『キンカ堂』,Hさんお見舞い

 22日のバー『MARIBAR』の看板をささきもと子さんに発注。ラフ案を見せてもらう。
大塚駅で待ち合わせて『Starbucks Coffee』。
「大人の女」な感じで、可愛らしくならないように。いろいろなものに長く使うかもしれないから飽きが来ない、でも斬新なもの、というワガママな依頼だが、イメージを超えるものになりそうだ。

 もと子さんと一緒に池袋に出て『キンカ堂』で材料選び。出来上がりが楽しみ。

 22日のパーティーでは、もと子さんのカードを売る他、映画『CHARON』の宣伝とか、読者や友達の活動を応援するいろいろな情報発信ができればと思っている。皆様ご利用下さいませ。

 聖母病院に入院しているHさんのお見舞い。池袋駅からのバスがなかなか来ないと思ったら、目白通りはお祭りでお神輿が出ていた。

8月1日に来た時は病室で眠っていたHさんだが、今日は食堂にいた。
いつもそこで絵を描いていると聞いていた。
「ここが噂のアトリエですね。随分描き貯まったでしょう」。
ファイルを見せてもらう。面白い。入院生活をエンジョイしている様子。

前回書いた私のお見舞いカードを、誉めてくれた。
いろいろな話。お見舞いに来てこんなに楽しい事もない。
「お金取れますね。面会料」と言ったらHさんは笑っていた。

テーブルにあった良寛の本を見ていたら「目下の関心事」とHさんが言う。
「良寛?」と私が言ったら「違うよ、真理ちゃんの」
「うーん、いい男探しかな。強くてかっこよくて面白い人ってなかなかいないですね」
「強い男なんていない。女の方が強いんだから」
「そうなの?」

私には「強い男」として思い浮かぶ人は何人かいるが、病人の前で「あの人は強い、この人は強がってるけど実は弱い」という話も面白くないだろうと思った。
Hさんはファイルの中から書いたものを見せてくれた。
「何かのために死ぬ覚悟より、何があっても生きていく覚悟」
みたいなことが書いてあった。Hさんのオリジナルか誰かの言葉かわからないが。
Hさん、素敵。

作品は本にしたらいいのでは。相田みつをや鶴太郎よりずーっと面白い。うまい。
2004年09月12日(日)

『かちゃーしー』,『おもろ』

 沖縄好きのサークルで池袋『かちゃーしー』。12名ぐらい。初参加と2回目の人がほとんど。
一人だけ沖縄出身の人がいて、うちなー口(沖縄方言)クイズの回答、解説。
自己紹介の途中で店主のライヴが始まる。

 2軒目は安い居酒屋で、と言ってたら『おもろ』という沖縄居酒屋が目に入り、10人でも入れるというので、座ったら間もなくラストオーダーだと。やられた。
昭和23年からやってるらしいけど、こういうのは良くない。

 3軒目は朝まで島口でカラオケ、三線とのことなので私は帰る。
映画のサークルよりずっと面白かった。幹事の面倒見の良さによるのかな。

 帰って甘栗プリン、すっぱムーチョ一袋。こういうのも良くない。
2004年09月11日(土)

映画『ドリーマーズ』,NANIOさん

 シネスイッチ銀座で本日最終日の『ドリーマーズ』を見る。
マイケル・ピット、ディカプリオにそっくり。

なんでトイレじゃなくて洗面台におしっこするんだよ、いやだなあ。
彼らがふざけてるのも、ドキッとするけどあんまり楽しそうじゃない。
家の中でいつまでもそんなことばっかりしてて嬉しいのか?と苛立ちを感じたところで、表の喧騒に気づく3人。

映画では描かれていないが、アメリカ人留学生はまともな大人になりそう。
双子はどうなるんだろう。数年後、或いは今の彼らを見てみたい、と思った。

 深夜1:45、NANIOさんから電話。2時間トーク。
「何出会い系やってんだよ」とNANIOさん。
「寂しいからよ。でも余計寂しくなるからもうやめる」と私。
「なんか最近『ご近所ネット』ってところからやたらメールが来るんだけど」
「へ?私がやってるのは『ご近所さんを探せ!』っていうナンパ禁止の(建前)健全サイトよ。それとは関係ないと思う」

他にNANIOさんに来た、メール誤送信を装った異様に時間をかけたサイト勧誘メール攻勢について。
「ああいうのにひっかかる男がいっぱいいるんだろうな。健全サイトだろうと真面目な交際サイトだろうとお見合いサイトだろうと、男はやりたいんだから」とNANIOさん。
「だから女もやりたい相手を探せばいいんじゃないの?でもいないね」
「いないだろ」
「どこにいけばいるの?」
「自分のサイトで出会うんでしょ?」
「そうそう、パーティーやるから来てね」

日記の話。NANIOさんは「日記はそのままで、一つのことを掘り下げたエッセイを書くようにしたら?」とアドバイスをくれる。頑張ります。
「出会い系の男と会いまくって克明レポートとか」。嫌です。

NANIOさんの失恋話。「キャバ嬢との純愛」がテーマのNANIOさんは、当然相手がキャバ嬢であることに悩む。駆け引きに疲れる。
「キャバ嬢はやめて出会い系にしなさいよ。NANIOさん優しいし面白いからもてるよ」と私。
「メールのやり取りしたって面白くないじゃん」
「会えばいいじゃない。寂しい女はいっぱいいるのよ。『笑笑』でうまく行ってる男もいるんだから、楽勝よ!」
「じゃあ次のキャバ嬢がだめだったらそうする」
健闘を祈る。

私たちも『ドリーマーズ』か?
2004年09月10日(金)

『珈琲館』,『SHOW-ONE'S-FEELINGS'4〜空谷の跫音』,『こなから』

 ジャーナリズム講座ライターズスクールの課題である「学校本」の取材。
信濃町駅近くの『珈琲館』で話を聞く。1時間ちょっと。
「この話を記事にするのは難しいんじゃない?」と言われる。頑張る。

 阿佐ヶ谷のバー『ストロベリー・フィールズ』のマスター藤村忠生さんが出演するお芝居『SHOW-ONE'S-FEELINGS'4〜空谷の跫音』を見に丸ビルへ。

時間が余って丸ビルのショップをさらっと見る。つまらない店ばかり。
前に来た時はまだ観光名所のようで、いろんな人がいた。
いまや六本木だ品川だ汐留だで、東京駅周辺はもう落ち着いたのか、洗練された人が多いと思った。

そんな丸ビルのカフェ『ease』で「ゆったりとした席でドリンクやフードを楽しんでいただきながら観劇するラスベガス・スタイル」って、どんなんだ?タイトルからしてコジャレたスカしたお芝居かと思っていた。

全然違った。飲み食いなんかできないじゃん、というぐらいギュウギュウ。大盛況。
お芝居はドタバタコメディ。高橋玄さんの映画でも、前に見た舞台でもシリアスな演技をしていた藤村さんだが、今回はかなり苦労している、と聞いた。このハイテンションに、ってことか。かっこ良くて可笑しくて、新しい魅力発見。

全て予想と違ってたのが、非常に楽しいステージだった。

 いい気分で大塚『こなから』。以前はよく来たが、高いのと一緒に行く人がいないので足が遠のいていた。
すっきり顔のクール過ぎるご主人が好きだったが、今は別の店にいるらしい。
長野智子風な女将さんの、日本酒一升瓶からお猪口への表面張力いっぱいの注ぎ方と、電卓早打ちは相変わらず。
数年ぶりだが私のことを覚えていてくれた。

料理も工夫しているし、今の板さんはクールじゃなくて、メニューやお酒についていろいろ説明してくれる。素敵。
値段はやはり高めだが、たまにはいい。

 今月22日の『MARIBAR』パーティーの看板(表札)をささきもと子さんに発注。
個展が落ち着いたところで日にちもないし、迷惑かと思ったら喜んで受けてくれて、早速案が届く。

私のイメージを筆ペンで描いて、FAX。メールを書こうとして寝てしまう。
2004年09月09日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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