外しの理由,『焼肉名菜 福寿』,ナインアンダー in 『手刀』

 本日夜はナインアンダーのライブ。派手な格好で行きたかったが、職場の雰囲気に怖じ気づいて、イヴ・サン・ローランのセーターにマルニのスカートと、きれいなスタイル。だけど中身が毎晩のコンビニ食と深夜食で太り気味。

職場では何も言われていないし、髪のせいかわからないけど、上司は私としゃべらない。
好かれてない感じ?クビになったり、いじめられなければどう思われてもいいが。
私は嫌いではない。なかなかいい職場だと思う。でもなんか浮いてる。

12日に会ったプーチンさんは地方公務員なので、ノーコメントだった髪について印象を聞いてみる。

>確かに髪の色は虹色できれいなのです。
>プライベイトは良いかもしれませんが、
>営業その他打合せに出るのは、ちょっと難しいですわね〜。
>マスコミ、クリエイティブ関係の仕事でも
>なかなか少数派ではないかと思うけど・・・、どうなのでしょうか。
>
>でも思うになぜ、その色の髪にしたのでしょうか?
>普通のカラーリングで十分きれいな顔をしているので
>イケてると思うけどね。

これは無理矢理褒めさせてしまったようだ。画家のY先生は?

> 見てからでないと言えない事かも知れないけれど今どき髪の毛がどうのこうのと言う事は無いでしょう、折角楽しみにしているのですから。

そう、楽しみなのだ。何か言われたら気にすることにしよう。

 お昼は『焼肉名菜 福寿』。いつもご飯を一緒に食べている女性に「桜井さん、もったいないですよ」と言われる。やっぱりなじんでないって事?

そういう話ではなかった。彼女は今の職場も長く、将来のことを考えていた。
書道が得意だと言うので「絶対それを活かしたほうがいいよ。きれいなんだから美人書道家になって、占いもやるのはどう?開運の言葉とか書いてあげるの」
「美容関係も興味あるんですよ」
「どっちかじゃなくて、両方やればいいじゃない。『書道できれいになろう』とか言って、でっかい筆持ってダイエット書道とか」
などとふざけたことを言ってたら「もったいない」と彼女。
それは人のことだから。好き勝手な事を言ってるだけ。

 20時半で上がらせてもらって、池袋『手刀』。ナインアンダーがとりのライヴ。

松本さんは金ピカの前掛け。ジャブロ君はピチピチの赤いパンツが極薄素材でタイツのよう。ダンスはバレリーナのようではないが。可笑しかった。下着は履いていないと見た。

何が原因かわからないけど、トラブルで演奏中断。
松本さんのお姉さんが酷く心配していた。
お姉さんは舞台演出家だから、いろいろ気になるようだ。
こういうシーンはよくあるけど、今日のフォローは悪くなかったかな。

終わって松本さんは暫く楽屋から出てこなかった。相当落ち込んで、打ち上げでもクヨクヨしていた。
ステージでは怒りを露わにしていたジャブロ君は、もう笑って「何も覚えとらん」。

カメラマンの岡田さんが『MARIBAR』を「読んだよ」と言ってくれる。嬉しい。今度知る人ぞ知るオカマちゃんたちの?お祭に連れて行ってくれるらしい。楽しみ。
2004年12月15日(水)

遅刻の言い訳,外しの理由

 昨日、以前行ってパスタが非常に不味かった『アムスカフェ シュクル・アン・プードル』で再びパスタに挑戦したら、やっぱり胡椒の味しかしなくて大失敗。
それでタバスコをガンガンかけたせいなのかは不明だが、夜になってお腹が壊れ、何度もトイレに駆け込み仕事にならず。

今朝は本当はタクシー代をケチってバスを待ってしまい遅刻したのだが「昨日からずっとお腹の調子が悪い」ということにする。そしたらまた本当にお腹が壊れる。

というわけで本日のお昼は『瓢』のかに雑炊卵抜き。

 今日はクライアントの赤字の入った原稿をもらう予定。その場には私も参加すると聞いていた。ところが、10分前になって上司が私の担当社員を「ちょっと」と呼び、部屋の外で立ち話。
戻ってきた担当社員に「桜井さんは今の作業を続けて下さい」と言われる。

外されたか?髪色のせい?でも面接の時からなすび色だったんだから、まずいなら採用されないはずだ。何で何で?仕事が手につかなくなる。

いや、まずければまずいと言われるはず。私の仕事は校正で、間違いのない仕事をすれば良いのであって、何もまずいことはないはず。
じゃあ何で?単なる仕事の効率の話か?
2004年12月14日(火)

遅刻,結婚詐欺事件

 タクシーに乗ったのに遅刻。ギリギリに駅に着いても、着膨れラッシュで駆け込み乗車は不可能だった。
あーあ、こんな髪色で遅刻で大丈夫かなあ。

しかし、職場の皆さんはノーコメント。いつも一緒にご飯を食べているFさんだけが「お、すごい」と言ってくれる。
仕事で毎日遅くとも、鏡を見ると楽しくなる。小さな幸せ。

確か明日は結婚詐欺事件の裁判だか調停だかのはずの友達に陣中見舞いメール。
すっかり闘いモードになっていて、ホッとする。

「おお、さすが(略)!強いねぇ。頑張れ、イケイケ!
女をなめるなよ、ということよね。相手の弱みを握っているなら裁判より直談判の方がいいかもしれませんね。」

と応援メール。

 『月刊やきものネット』の原稿を書かなければならないのに、手をつけられず。かなりやばい。
2004年12月13日(月)

『新選組!』,アホバカ友達

 毎回楽しみにしていた『新撰組!』が、とうとう終わってしまう。面白かった。
藤原竜也、キレイで可愛くて切なくて素敵。他の隊士たちも良かったし、1年間楽しませてもらった。
ずーっと泣きながら見ていたら、激しい頭痛。

 『なすび』の千秋さんから日記の感想メール。

> 結婚詐欺の日記を面白く読んだ。田舎医師も、その婚
> 約者もアホ週刊誌に溢れているような典型現代人なの
> だろう。 狐眼組員とは隔絶した人種と見るのは 私
> の偏見かもしれないが、面白い。この二人のようなア
> ホバカ男女が結構デカイツラして堂堂とまかり通って
> いることが なすび爺としては腹立つし、エムサクさ
> んが同情しコミュニケーションの取れていることが不
> 思議でもあり関心のいだくところでもある。
> 結婚玉の輿願望友人が 狐眼組の意味・意義・意思を
> 理解できるのか聞いてほしいところです。無意味か
> な。

「この友達は(略)のお友達です。
私の(略)の友人で宮崎学さんやキツネ目組に興味がある人はほとんどいないです。

宮崎さんのこと知らないから話もしないです。
アホバカでも友達だし、私もアホバカぶりは変らないですから。

『結婚したい』『幸せになりたい』というのは普通の欲求だし、
そこで葛藤している友達は応援したいです。
私とは違うからこそ彼女がどうなるかはとても興味深いし、
すっと見守りたいんです。」

と返信。

 何回か仕事の悩み相談を聞いていた友達から電話。結局辞めてしまったらしい。
「こうするべきだった」「こういう方法もあった」と言うことも出来る。
彼女だってアホバカかもしれないが、大事な友達で、私は一緒に怒り、笑い飛ばし、次を考える。

新選組だってほとんどアホバカじゃないか?でも真面目で賢いだけよりずっと面白い。
2004年12月12日(日)

広告ポスターショック,『駒沢美粧』,映画『レディージョーカー』,『蛍月』

 高田馬場駅で見た、漫画誌『チャンピオン』の広告ポスターコピー。B全サイズいっぱいにギザギザのフキダシがあって
「別れた彼女にメールするな!どうせ次が見つからなくてさびしいだけだろ!一人の時間にぴったりだ!!」

これは応えた。もうすぐ元内縁夫の誕生日で、先日お誘いメールを送ってしまったから。
反応がなかったのは「そっかー」ぐらいなもんだけど、このコピーはグサリときた。

あまりの名コピー、というよりも私の心に突き刺さるコピーだったので、直ぐにコピーライターのNANIOさんにメール。

> あはは(^_^;)そりゃなんとタイムリーな。…あいや失礼。
> しかし、(略)はクリスマスの季節に誕生日なのね…それだけでも余計せつないね(;_;)
>
> しかたあるまい、チャンピオン買って読みなされ。一人の時間にぴったりだ!!(`Θ´)

という返信が来る。くぅー。しかし、いい事ばかりはありゃしないが、辛いことばかりでもない。はずだ。様な気がする。かもしれない。と願う。

 やっと予約が取れた『駒沢美粧』で、担当の斉藤さんにチャンピオンのコピーの話、『ご近所さん』の話などしながら今回のスタイルを検討。

形は前回ベレー帽だったんで、今回はもう少し長めに。色は「シックな感じにしますか?派手にします?」と聞かれて「今の職場ではどうなんだろう?」と迷ったが、「じゃ、クリスマスツリーのように華やかにして下さい」。
大変美しい色になる。大満足。「今日の服にもぴったりですね」と言われる。 

ジョン・ガリアーノのカーディガンにマルニのスカートはキラキラ。
「この後何かあるんですか?」と聞かれて「わからないんですよ」。

 最後の『ご近所さん』が倉敷から出張で東京に来ていて、金曜日に仕事を終えたら土日は舞台を見るとか美術館に行きたいとか言う。そして私も「いいですね、美容院後ご一緒しますか」と言っているのに、じゃあ会おうとか何時どこでとかいう話にならない。

会いたくないって事か?「舞台は何時に終わるんですか?その後予定はあるんですか?」と聞いても「19時に始まって2時間で終わります」以上。何だよそれは。

だんだんむかついてきて「会えるんだったら舞台が始まる時間までにメール下さい」。
会わないなら他に行く。こんなゴキゲンなヘアスタイルで家に帰れってのか。ごめんだね。

開演10分前に漸くメールが来る。

> こんばんは。芝居が終わったら私は特に用事はありませんよ。そちらがよければ。しかし、私はプーチン大統領もどき(ロシア人もどき)なんで変なおじさんだとすぐに分かるでしょう。

へ、そうなの?変なんだ。変だから会いたいって言えないんだ。会わない方がいいんだ。
その時私はプーチン?と思いながら勘違いでエリツィンの姿を想像していて、すんごいデッカイ怖い人だと思い込んでいた。
どうしよう、今更やめるわけにもいかないし。まあいいや。ちょっとお茶飲んで帰ればいいや。

 そんな思いを抱きながら、『ご近所さん』が観劇している『サンシャイン劇場』近くの『池袋シネマサンシャイン』で私は映画『レディージョーカー』。

知らなかったが初日だった。原作は読んでいないが、グリコ森永事件に想を得ているとかで、興味深く見た。

吉川晃司はいいけど、21世紀の裕次郎は駄目だなあ。悔しそうな演技をしてても悔しそうに見えない。私の見方がひねくれているのかもしれないが。

監督は頑張っていると思う。ただ大企業、警察という組織と、個人として生きる男たちの闘いなのに、「ザ・芸能界」の石原軍団を強く感じてしまう配役なのがどうも。

 終わって、プーチンからの連絡を待ちながらサンシャインシティに行ってみたり。
『マツモトキヨシ』で待ち合わせ。なるほどエリツィンではなくプーチンだった。

前から行ってみたいと思っていた『蛍月』へ行く。いい店だった。プーチンさんにちなんで岡山の『酒一筋手造り純米大吟醸幻の米赤磐雄町(だったかな?)』を飲む。
人の紹介もあって店長の原口さんにご挨拶。お薦めの日本酒を頂く。

プーチンさんはあまり飲まないらしく、ちゃんと食事をする時間のなかった私は倍以上飲み食いしたような気がするが、プーチンさんが多めに払ってくれる。
ちょっと高めの店で悪かったかもしれない。
東京に知り合いはいないらしいので、まあ出張の彩りとしては良かったのではないか。

池袋駅までプーチンさんを送って帰る。ヘアスタイルにノーコメントだったのは寂しいが、髪の毛の話はしたくなかったのかもしれない。

 プーチンさんとは直接連絡取れるようになったし『ご近所さんを探せ!』はもういいや、登録抹消。と思ったらまた一人メールが来る。
あんまり面白そうじゃないけど、とりあえず返信。
2004年12月11日(土)

遅刻,夢

 バスかタクシーか微妙なタイミングで、ケチな私はバスを選んで遅刻。
更にりんかい線を隣の駅まで乗り過ごしてしまう。寝不足だ。

 日常はつまらなくても、夢は面白い。寂しい話だが、短い睡眠時間の中で見る夢が楽しいものだと、結構幸せな気分になれる。

私はバンド「ナインアンダー」のジャブロ君と映画館の席に座っていた。ジャブロ君の彼女が私たちの前の席に座っている。ジャブロ君の彼女は今の実際の彼女とは違う人だった(スミマセン)。

映画の前にライブがあって、スカパラの川上君が登場。大いに盛り上がる。
ライブが終わって、ジャブロ君と、川上君と、なぜか大学時代の彼M君と4人で楽しく話していた。以上。

人の夢の話は退屈なものだが、会社のFさんは知人にスカパラの大ファンがいるそうで、私が彼らと友人だと言うと、夢の話まで「ふんふん」と聞いてくれた。いい人だ。

 本日のお仕事、少し早めの21:30まで。
帰ったら母から電話。この間何度も説明したがCメールの見方がわからない、というので指導。使わないから直ぐ忘れるのだろう。
2004年12月10日(金)

お仕事

 タクシー通勤。今、そんなことをしている余裕はないのだが、考えてみればバスに乗っても200円。遅刻して失う時間給を考えるとタクシーになる。

 『月刊やきものネット』12月号が1日発行から8日に変更になってまだ発行されておらず。
まさか私の原稿が遅れたせいではないと思うが。

お昼は信州そば処「蕎路坊(そじぼう)」。普通。

 ってこんな日記書くのもつまらないからイベントのあった日だけにしようかなあ。
2004年12月09日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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