最後のメール,『炭火和飲 登貴』,映画『浮気な家族』,『OASIS』

 昨日初めて会って、最後のメールをくれた温泉『ご近所さん』に私もご挨拶。

「ご馳走様でした。消えたご近所さんは数多いですが最後のメールと断って来たご近所さんは初めてです。いきなり温泉とか、どんな人なのか興味あったので、昨日会えて良かったです。
ありがとうございました。お元気で。お母様お大事になさって下さい。」

やれやれ、初めのメールからここまで一月半。長かった。

 その点48歳『ご近所さん』は話が早く、大変積極的。明日会う予定が駄目になったら「今日はどうです?」私は映画『浮気な家族』を見る予定だが、良ければどうぞ。ってことで、池袋で待ち合わせ。

横浜からやって来た48歳『ご近所さん』。ケータイで連絡を取りながら挨拶をしたら人違いで、後ろに立っている人の方だった。あらら。

池袋パルコの『炭火和飲 登貴』で、ご馳走になる。
私は年齢には拘りたくない方だが、この人が48歳で、宮崎学さん、矢沢永吉、三浦和義さん他50代の人を思い浮かべると、みんな彼より若く見える。宮崎さんらが桁外れにかっこいいのか『ご近所さん』が年齢詐称なのか知らないが。

 20:45から新文芸坐で『浮気な家族』を見る。意外な展開。もっとハチャメチャで面白おかしい話なのかと思っていた。

R18指定の映画を男性と一緒に見るのは緊張するものだ。
主人公の人妻が、近所の高校生を誘惑するドキドキな場面で48歳『ご近所さん』が、私のセーターを引っ張り、顔を寄せ何か話しかけようとする。
「うるさい!話しかけないでよ!大事なシーンなんだから!」と声は出さずに腕を振り払う。

暫くすると立ち上がって私の前を通って出て行き、また私の前を通って席に戻る48歳『ご近所さん』。なんだ、トイレか。顔を寄せて話すことじゃないだろうが。
それで私はすごく嫌な気分になって、終わりまで彼とは反対側の空いている席の方に寄りかかって映画を見ていた。

 駅と家が反対方向なので映画館近くで別れて、私は気分直しにバー『OASIS』へ。
カウンターに置かれている金属性のものはお酒に関する道具かな、と思ったら知恵の輪だった。ちょっといじってみる。

両隣が常連のお客さんで私を挟んで「酒を飲まずにやってられるかーって気分になることってある?」と話していた。「今まさにそんな気分です」と私。「じゃあ飲んで飲んで」と言っても2杯。

常連さんの一人が日中友好協会とかいうNPOの活動をしている人だと判明。やっぱり『ご近所さん』より躍進目覚ましい中国人よね、と思う。餃子パーティーなどあるらしいので今度参加してみようかな。
2005年01月26日(水)

『ナビイとかまど』

 温泉『ご近所さん』、可哀想かもしれないが、私などにメールを送ってしまったのが失敗だ。

「えー。カメラはついてるのに?シャッター押してメールに添付するぐらい簡単ですからこれを機会に習得されてはどうですか?おまちしますが。」

>会社の携帯なので、携帯メールは私用で使えないから、
>写メもしないというよりできないんです。
>
>先日言ったとおり、今日は19時くらいからは時間あります(かなり暇です)が、
>実はその前まではかなり時間が詰まっていて、
>昼ご飯も食べる時間がないくらいなんです。
>なので、もう、メール確認もできないので、
>今日はなし(延期)にして下さい。
>
>ごめんなんさい。

使い方がわからない、じゃなくて始めからそう言ったらいいのに。お昼が食べられないなら私を待つ間に軽く食べりゃいいじゃん。メール連絡できないって、ケータイ番号聞いてるし。今日を逃したら次はない。
と思ってケータイに電話をする。「話すのが苦手なので」と電話でも情けない感じ。

「伊勢丹の正面入口ってどこですか?」と言うので「どこならわかるんですか?」と聞く。
「銀行さん入ってますよね」「では三井住友銀行の入口で」。

20:20、ご対面。「見た目も中身も自信がない」という温泉『ご近所さん』は背も高いし、かっこ悪くはないと思うが。

「新宿はまったくわからない」とのことで、時間が余るなら調べておけばいいのに何のアイデアもない温泉『ご近所さん』。
食べ歩きがキーワードではなかったのか?
「人混みが嫌いなんです」
「おススメの美味しいお店は?」
「店の名前って覚えてないんですよねー。そういうの気にしないんです」
「どの辺のどんな店なんですか?」
「池袋のラーメンとか」
「池袋って人混みじゃないの?」

前に何度か満席で入れなかった沖縄料理『ナビイとかまど』に行く。沖縄料理は初めての温泉『ご近所さん』。
普通に美味しい沖縄料理いろいろ。彼はほとんど飲まない。私は一人で泡盛。

古い映画が好き、という話を聞いていた。『汚れた英雄』など、自分が中学高校の頃流行っていたけど見逃したものを、レンタルビデオで見るのが好きなんだとか。
「他には?」
「映画のタイトルって覚えてないんですよねー。そういうの気にしないんです」
会話にならん。

私とメールのやり取りをしているのも、離婚して一人ゲームにはまっている『ご近所さん』に友人が「ゲームばっかりしてるより、メールでもしてみたら」と薦め、年齢の近い女性に出してみて、何人か返信が来たらまた書いて、続いたのは私だけってことらしい。
温泉に行きたいと思ったから素直にそう書いた、とのこと。

離婚して娘になかなか会えなくなって、寂しい思いをさせて「離婚は子供が可哀想」と言うので「可哀想、と思う方が可哀想」と私。

お母さんが病気で入院していて、まだ離婚を知らなくて、退院したら介護をしなくちゃいけなくて…
「ふーん、大変なんですね」
「そう…。もうやめましょうこの話は」
「はい」
たしか今日は温泉行きの相談をするために会ったんじゃなかったのか。まあいいけど。

その温泉話も「温泉の名前とか、ホテルとか、覚えてないんですよねー。いつも友達にくっついて行くだけで」
「一つも覚えてないんですか。すごく気に入ったところとかも?」
「田舎の近くに温海(あつみ)ってところがあって、そこはいいですよ」
温泉『ご近所さん』のメールと会話を通じて得た唯一の情報がこの「温海温泉」だった。

 帰宅後早速「美味しかった!ありがとう!」というタイトルのメールが届く。

>今日は初めて沖縄料理を食べましたが美味しかったです。
>感謝!
>でも、会話の方は何となく咬み合っていなかったような気がします。
>きっとエムサクさんもそう思ったと思います。
>趣味とか考え方とか、ズレがあったようなので仕方ないですね。
>ということで、メール終わりにした方がいいのかなと思い、
>最後のメールにします。
>今までメール楽しかったです。
>有り難うございました。

素晴らしい決断と実行力。面白いところに発揮する人だ。
2005年01月25日(火)

『月刊やきものネット』,『ご近所さん』たち

 原稿が終わらない。なんとしてもこの土日で、と思っていたが無理だった。
午後出勤にさせてもらって書く。でも終わらない。もう今日はお休み。具合が悪いというのは嘘ではない。ほぼ徹夜でヘロヘロだ。
14時近くに漸く送信。

 48歳『ご近所さん』に「私は時間にルーズな駄目人間なんです」とメールを書いたら

> 駄目人間なんて言わないで下さい。

> 駄目人間なんて一人もいませんよ

ってせっかく言ってくれているのに

「私は世の中駄目人間とバカばっかりだと思っています。もちろん私もそうだし、だから面白いのですが」。

 『ご近所さん』Gは「ごろう」で、岸谷五朗に似てるとよく言われるから、とのこと。
写真はそんな感じではなかったが。

 明日会うことになった温泉『ご近所さん』は

「不安解消、イメージトレーニングのため、顔写真を送って下さい。」

と言ったら

> それは無理です。
> スキャナー持ってないし、
> 携帯にカメラは付いてるけど、写メの使い方が判りません。
> どうします、明日やめますか?
> そのままでも、中止でも、早めに連絡下さい、お願いします。

別に写真を送ってくれなきゃ会わないとは言ってないのに。
ホントにいちいちネガティブ・シンキングな人だ。

相田みつをとか岸谷五朗とか…冴えないなあ。
2005年01月24日(月)

『水村繁子フラメンコスタジオ発表会』,『ご近所さん』たち

 天王洲アイルの会社で私と入れ違いに仕事をしているAさんは、フラメンコを6年間習っていて、発表会があるとのことで目黒区民センター。
15:00から始まって15:30ぐらいにソロで踊ると聞いていたが、会場着は16:30。Aさんの次の人のソロから見る。

21日にAさんも一緒に見た『MOMIX』よりはるかに面白い。先生の水村繁子以外は素人だが、かなりうまい人もいて楽しい。中には動きが盆踊りのようで、何故この人がフラメンコ?な人もいて可笑しいが、それがまたいい。

こういう芸がある人は本当に羨ましい。Aさんは仕事も凄いが、発表会の解説チラシまで手作り。パワフルな人だ。

休憩時間にFさんと一緒にAさんに挨拶をして、17:45からの第2部も見て帰る。

 ドコモのケータイでは写真を受け取れない『ご近所さん』Gに「PCアドレスを登録して、礼儀正しく頼まれたら再送する」と言ったら

> こら!エムサク。Gだ!約束だ。顔送れ!

と来た。

「礼儀正しく頼まれたら、と言っただろ。きちんと挨拶しなさい。」

> エムサク様

> はじめまして(略)

> 軽く自己紹介しますね。

> ・仕事    大手町勤務のSE
> ・趣味    資格取得
> ・スポーツ  少林寺拳法(4段黒帯です)

> こんなところです。いきなりで驚くかも知れませんが、お写真があれば頂き等ございます。
> (なんか見合いみたい!(笑))

> エムサクさん、お返事お待ちしております。それでは・・・・G

「よくできました。資格取得頑張って下さいね。応援の意味で写真を送ります。『なんだブスじゃん』などと言ったら必ず落ちます。わはは。」

って調教してどうする。私、Sのケがあるんだろうか。

 近く会うことになった温泉『ご近所さん』は完全にビビッている様子。

「では私を待つ間に温泉地と新宿をエスコートできるように考えたり調べたりしていて下さい。」

> えらく厳しいこと言いますね。(泣)

「億劫だとか不安がられたら私も不安になります。楽しみじゃないならやめますが。」

> やめる必要はないけど、楽しみよりも不安が先に出ちゃうかな。
> 基本的にネガティブな性格だと思うんだ。
> 人に気を使うのも苦手だし・・・。
> でも、がんばってみます。

大丈夫かね、ホントに。

 本来の目的、夕張『ご近所さん』は地元ならではの映画祭情報をいろいろ教えてくれる。
それだけでも『ご近所さん』の登録を抹消しなくて良かったと思う。…思いたい。
2005年01月23日(日)

休日出勤,『あゆたて』,『新春・リワイヤリングの会』,『いろはにほへと』,『Sword Tail』

 職場のアイドル、ケミストリー君が「出てくれますか」というので喜んで休日出勤。
本当は『月刊やきものネット』の原稿をやらなきゃまずいのだが。
しかし、ケミストリー君現れず。私が帰った後に来たらしい。ふう。

 ランチは昨年定食屋だった店が寿司屋になった『あゆたて』。850円でかにの味噌汁つきの握り1人前。かなり美味しい。
昨年職場近くの寿司屋はほとんど行ってみたが、いいところがなかった。
ここはキレイだし、土曜日もランチをやっていて◎。

しかし、カウンターの中で後輩従業員を叱り続ける人がいて、それを聞きながら食べるのは気分が悪い。
「あれはどうなってんだよ、ちゃんと見てろよ。こんどやったら承知しねえぞ」
って、裏でやってくれ。

 15時半で仕事を切り上げ、霞ヶ関ビル33階、東海大学交友会館へ。
大学ゼミの先輩Nさんが開いた『新春・リワイヤリングの会』。
Nさんは現在東海大学でゼミを持っていて、ゼミ生の就職活動支援と異業種交流会を兼ねたようなイベント。

私が着いた時にはNさんが初めの挨拶をしていて、続いて鶴谷武親(つるたに・たけちか)氏の講演。「ポップカルチャーについて」。

鶴谷氏は1965年神奈川県生まれ。埼玉大卒。セコム(株)入社。その後、デジタルハリウッド取締役を経て、現在、フューチャー・インスティテュート代表取締役社長。大京などと組んで、子ども向けのIT教室を全国展開している。

現在日本のポップカルチャーが世界市場でどういう状況になっているかという話はあちこちで聞くし、キャラクタービジネスについては会社員時代に少しかじったことがあるので、知っていた。

面白かったのは、なぜ日本のポップカルチャーが世界で受け入れられたのか。それは偶然でしかない。
日本は単一性の高い文化だと言われるが実は二重構造社会。全国一律の教育を受けながらも、家に帰れば漫画、アニメでとんでもない世界が展開している。漫画やアニメはなんでもあり。
子供たちは多様性を受け入れることができた。

もう一つは、文部省が音楽、美術教育をやめなかったこと。子供たち皆が縦笛をふける、これはすごいことだ。アメリカは理数系教育に力を入れ、気づくと美大はアジア系学生ばかりになってしまった。

しかしポップカルチャーをビジネスにする力は非常に弱い。再生産の仕組みは担保されていない。とはいえ国が「ポップカルチャーを国力に!」ってやるのはどうなんだ?という話。

なるほど。音楽、美術教育という面では、最近は西洋文化重視よりも日本文化を知る、伝える、という方向性も出てきて、大変いいんじゃないかと思う。それが愛国心の押し付けみたいになるのは嫌だけど。もっと地方色も出せば豊かになるだろう。

部屋を移って立食パーティー。学生たちは食べ物に群がるかと思ったらみんなおとなしい。
積極的に社会人の話を聞きにいくとか、自己アピールをするという感じでもないように見えた。
まあ立派な会社名が並ぶ中、私に話を聞きに来る学生がいるわけないが。

 新橋の居酒屋『いろはにほへと』で2次会。学生君がNさんのことを「学生のためにこんなことをしてくれる先生は他にいないです」と話してくれる。本当にいい先生だよなあ。子離れできない親のような感じもするが。いつまでもそうあって欲しい。

若者から見るとどうなんだろう、と思って男子に「私が職場にいて、いきなり『ご飯食べよう』って誘ったらどう思う?行く?」と聞いてみる。「行きますよ」「ホントに?怖くない?」「だいじょぶっす」おおー、よし。頑張ろうっと。

 外資系大手証券会社勤務のKさんという恐らく最年長の人が誰よりも元気で「カラオケ行こう!」というので「カラオケなら私は…」と言ったら「じゃあカラオケはやめ!」ってことでダーツバー『Sword Tail』。

私は初ダーツバー。カラオケより遥かにつまらなくて呆然としてしまう。
皆は楽しそうに教えたり教わったりしてゲームを繰り返しているが、何が面白いのかさっぱりわからない。
先端恐怖症気味なところもあるのか、あちこちでビュンビュン飛び交う針に落ち着いていられない。

1杯飲んで終電の時間になり、一人で駅へ。ホームに着くと山手線のライトが遠ざかっていくところだった。
悲しい。震えながら京浜東北線を待つ。田端からタクシーか、トホホ。田端でもタクシー待ちで、寒いんだろうなあ。参った。

と思って覚悟しながら田端駅。おお、なんと向かいのホームで待っていてくれた山手線ちゃん!ブチュー。ニコニコで乗り換え、帰る。
2005年01月22日(土)

『豆福』,『MOMIX』,炭火創作串焼き『和家』,Y先生,『ご近所さん』たち

 昨年は居酒屋だった店が『豆福』という豆腐と味噌の店になって、ランチは麦とろご飯+いろいろなメニュー。
肉豆腐を頼んでみる。かなり濃い味だが美味しい。

 『なすび』の常連Nさんが声をかけてくださって、東京国際フォーラムに『MOMIX』を見に行く。
先週まで働いていた天王洲アイルの会社のFさんと、Aさんもご招待。

「身体の組み合わせによる超絶肉体造形馬鹿舞踊」とか「これは新種のサーカスか?」とかいう触れ込みだったが、それほどのものではなかった。
招待してもらって文句を言うのは大変失礼だが、感想なのでご容赦を。

サーカスと比べてはボリショイに、木下に失礼だろう、と思うほど単純な動き。全くドキドキしない。
舞踊というレベルのダンスでもない。会場の拍手はパラパラ。

倒立した両手を床から離して、…頭だけで身体を支えました!以上。
みたいな場面では失笑さえ漏れる。

砂漠の生き物を演じているらしいが、歌舞伎に登場するサルや馬の方がよっぽど本物に近い。
この演者、演出家はスーパー歌舞伎のスペクタクルなど見たことないんだろうなあ。
チケットは買えば8,500円だが、静岡大道芸フェスティバルでただで見られるパフォーマーの方が技は上じゃないかと思った。

退屈すぎて席を立ちたくなるが、我慢。休憩時間になって連れの二人に「つまんねー!」と言ったら「え?そうですか?面白いですよー」と言われてビックリ。
Aさんは明後日にフラメンコの発表会を控えて刺激になったとのことで、誘った立場としては喜んでもらえて嬉しいが。

 終了後ガード下のお店に入ろうと歩くが、何処もいっぱい。席の空いている鴨料理の店に入るが、フロアに1人、厨房に1人しか従業員がおらず、お箸も出てこない。
フロアの女性従業員は「他に行って貰った方が…」と言う。私は鴨が苦手なので助かった。

 暫く鴨の店に座っていたから、数軒隣の先ほど満席だった串焼きの店『和家』に空席があった。
天王洲アイルの職場のその後の様子、日曜日のフラメンコ発表会についてなど。

 画家のY先生が中村うさぎのドキュメンタリー映画『UTAKATA』 を見に行って、「面白くもおかしくもなかった。俺の何処にも触れることがなかった、ある意味で珍しい映画です」とメールをくれた。
私はY先生が中村うさぎに興味を持ったことが不思議だったし、多分好きじゃないだろうと思っていた。

そう返信したら、Y先生から何故かメールではなく葉書が届く。
「『ウタカタ』は、なんだかみすぼらしい、と言うか貧しい感じがしました。真理さんはどういうことから、俺が好きじゃないと思ったのでしょう。その判定のもとを知りたい。」とのこと。

私はメールで答える。
「中村うさぎは現代女性の欲望を肥大化した象徴です。
ああいう貧しさ、虚しさ、弱さ、を多くの女性が抱えているんだなあ。
あまり痛々しくないのは、本人がそれを知っているから。

Y先生が、ホスト、ブランド品、整形や、それらにはまっている女に興味を持つわけないじゃないですか。」

 『ご近所さん』Gとは写真を巡って一悶着。

> こらー!エムサク!人の顔拝んだなら、君のも見せろー

と言うので送ったのに、見られない、PCアドレスに再送しろ、と煩い。

「怒りはドコモにぶつけなさい。私は2回送ったんだから」

> そもそも、添付削除されてきてんだよ。わからない女だな

「つかえねー。自分の都合だろ」

無礼なメールはより無礼に返信。友人には「私ならぜったいやめる」と言われる。

 温泉『ご近所さん』は、キーワードに「映画」と「ビデオ」があるので、夕張で温泉&映画祭はどう?と聞いたらゆうばり映画祭のラインナップに興味があるものがない、という。

「どんな映画がお好きなんですか。最近良かったのは?」

> 最近と言われると困るけど、「ザ・サムライ」は良かったかな。
> もう1年くらい前だけどね。

「私は週1本、映画館で見るようにしています。」

> それはすごい、本当に好きなんですね。
> 自分とは大違いだ。(笑)
> 自分は古い映画をビデオで懐かしむのが好きかな。
> なんと言っても老人モード入ってますから。

> 火曜日、話題に詰まりそうな気がしてきた。
> 不安だな〜。

「ザ・サムライ」って「ラストサムライ」か?

 そんな『ご近所さん』たちより、職場にケミストリーみたいなかわいい男子がいて、楽しい。
今日私はクマの頭の形のスカートを履いていた。他の誰もノーコメントの中ケミストリー君は「これはクマ?プーさん?」と興味を示す。私にではなくスカートに、とはわかっているがポッとなる。アハハーン。
2005年01月21日(金)

『玉屋』,ライターズスクール,『ご近所さん』の夢

 お昼はOさんと一緒に天麩羅『玉屋』。一年振りぐらいなのに私の顔を見ると「今日の魚はメダイです」と店員さん。
私がいつも焼魚定食を頼んでいたことを覚えていてくれたのだ。感心。

Oさんはてんぷら定食。かなりの量だからヘビーだったかもしれない。

 残業を早めに切り上げて、2ヶ月連続欠席してしまったライターズスクールに駆けつける。
つもりが丸の内線を反対方向に乗ってしまい暫く気づかず、1時間遅刻。

講師のYさんに「学校本は進んでるの?」と聞かれて「いえ、全く」。
前回出席した時に、もう一度コンセプトを見直そう、という話になってそれっきり。

「原稿が出来たら出版社に持ち込む、だとまた企画が潰れるんじゃないかと、不安で動けません。連載をさせてもらって、それを本にまとめるという形に出来ませんか」と相談。
「出来るでしょ。次回までに企画書書いて。出版社は会ってくれるよ」「はい」「じゃ」で終了。

 切ったつもりの『ご近所』Gから返信が来てしまう。相手に合わせてしまう私はなんて優しい女だろう。

> ん〜、なるほど〜。ところでエムサクの夢はなにかね

「いろいろあるけどまずはGから。何かね」

> 俺の夢?資格とって、会社に必要と言わせること。次、エムサクの番だよ。今度、(略)@docomo.ne.jpにくれ。エムサクも携帯だろ

「一つあげれば憧れの人と酒を飲むこと。ケータイには送らない。」

> なんか、冷めてんね。過去を引きずってる感じ。なんか悩みでもあんの〜。気になるなー

「深刻で甚大な悩みがある」

> なにしたん?楽になるよ。話してみな

「よく知らない人には話せない。楽に話せそうな人だったら話すから写真くれ。カメラついてんだろ」

> あ〜、わかったよ。あとは君が判断しろ。ほら・・

「メールはおとろしーけど顔は優しそうじゃん。サンキュ」

因みに憧れの人とは永ちゃんで、悩みとはこんなメールのやり取りをしていることだ。
2005年01月20日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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