『カンティーナ・フィレンツェ』,『一品香』,『酒斗肴 龍』

 今日はオンタイム、NANIOさんとMより早く事務所に着く。
通勤電車でも職場でも、話題は今日未明の地震。震度4とはいえ随分長く、揺れも大きく感じた。暗かったので不安が増したのかもしれない。

 昨夜Mと、今日のお昼の約束をした。Mは遠慮したが、私は8日『泡盛』のお詫びでご馳走するつもりだった。
Mが職場の男性を誘ったのに、私が「二、三千円のところに行きますけど」と言ったら「じゃあ僕は別で」となり、なんだか排除したみたいになってしまった。

冷たい雨の中、Mは「そんなところじゃなくて、近くの安い店でいいよ」と言うのをほとんど強引に神楽坂のイタリアン『カンティーナ・フィレンツェ』。
昨夜ネット検索して選んだ、なかなか素敵なお店。

イタリアンはチーズが多く使われるので私は苦手なのだが、従業員にその旨伝えて配慮してもらう。
それでも完全にチーズを避けることは難しく、困った。チーズ以外は美味しく頂く。
Mも気に入ってくれたみたいで良かった。

8日『泡盛』の話いろいろを聞く。私は泡盛2合を空けたところから記憶が無い。
「3合目は力王君の奢りだったんだよ」とM。
「へ?そうなの?」
「それであの値段は、絶対ぼってるよ」
奢っといてぼるって、あり?

私が力王さんの手を引っ張って迫り、彼はものすごく嫌そうだったのに帰るとなったら対応が良くなったとか、彼はアル中って自分で言ってたとか、東京の人が嫌いみたいとか。

「だから『もう来ないでほしい』って意味を込めた値段にしたのかね?」
「そうじゃないの?」
「ひえー、他に私なんか変なことした?」
「帰り際抱きついてたよ」
「あっそう!酷いね。可哀想な力王さん」
「でも帰る時は嫌な感じじゃ無かったよ」
「そうかあ。多分チュウがしたかったんだね、私は」
こんな場面に素面で付き合わされたMも気の毒。このランチで機嫌を直してくれれば、と思う。

「NANIOさんは『力王さんと不倫しろ』っていうんだけど、全然興味なさそうだね」と私。
「やめたほうがいい。絶対不幸になるよ」とM。
お料理のうまいウチナーンチュ、いいんだけどなあ。

 お仕事は18時過ぎに終わって、チェックのため待機。再会したグルメMさんのいるフロアに行ってご挨拶をして、19時前に解放。

 映画を見に行こうと思ったがNANIOさんと「打ち上げますか」と言って昨日のネット検索で引っかかった薬膳料理『一品香』。普通の中華っぽいが、美味しいもの、普通のものいろいろ。

昨日のディナー話、『泡盛』の夜について、NANIOさんの恋話。

 「どうする?もう帰る?」と言われて「帰る」と言えないのが失敗の元だがもう1軒。
相田みつをの言葉があふれる居酒屋『酒斗肴 龍』。トイレに行ってビックリ。相田みつをがびっしりと貼られていて、気持ちが悪くなる。

相田みつを掲げる店は従業員がすごくいい感じだったりするが、書いてる言葉、大嫌いだ。
NANIOさんと「人間だもの」な話。

 今回の仕事は短期だったし、MとNANIOさんと一緒で、いろんな人との再会、いろんな店での飲み食いもあり、楽しかった。
2005年02月16日(水)

『民俗酒家 農楽』,『MIYAHARA』

 早めに家を出たのに、またもやエレベータ前着10:01。なんで?
ケータイプチプチ作業には慣れてきたが、結構大変。2日間の予定が明日まで延長になる。

 お昼はNANIOさんと韓国料理『民俗酒家 農楽』。石焼ビビンバ750円。美味しかった。
内装がかわいい店で、ランプがとっても素敵。従業員に「どこで買えるんですか?」と聞いてみる。手作りとのこと。私の部屋に欲しい。

 休憩時間、Mに8日『泡盛』での私の酔態を聞く。駅とは反対方向に行こうとしたり、駅の階段で転んだり、そんなことはいいのだが、『泡盛』で眠ってしまったらしい。力王さんは枕を出してくれたとか。うわ、酷いね。

起きて「今、ここに誰かいたでしょ?」と自分の座ってた場所を指して何度も聞いたとか、数年前に辞めた会社の名前を何度もつぶやいていたとか、まあ恥ずかしいけど、そんなこともあるよね。

「真理ちゃん、ものすごい力で力王クンの手を掴んで『隣に座れ』って迫ってたよ。セクハラオヤジみたいだった」
あわわわわ。
「まじすか?!いやーん、それで力王さんは?困ってた?」
「ものすごく嫌そうだった」
ギョエー!なんてこと!

席に戻ったNANIOさんに報告。「どうしよう!やばいよねー。もう店には行かない方がいいかな?」
「そんな客はよくいるだろ。たいしたことないよ。あなた、寂しかったんでしょ」
「違うと思う。多分嬉しかったんだよね」

それにしてもMには悪いことをした。楽しかったと言ってくれたが、そんな酔っ払いの面倒を見て、1滴も飲まないのに割勘で、そりゃ「もう結構」だわね。申し訳ございません。立ち上がって最敬礼。
「いやいや大丈夫よ、面白かったから」と笑うM。ゴメンゴメンゴメン。

 本日は定時で終了。昨日から私が働いている会社に、昨年転職していて再会したグルメのMさんから電話が入る。

グルメMさんおススメの会社近くのフレンチ・レストラン『MIYAHARA』に行くのかと思った。
「ここですよね?」
「そうです」と言いながら通り過ぎる。
「あれ?ここじゃないんですか?」
「いや、ここですよ」と歩みは止まらない。
「何で通り過ぎるんですか?」
「あ、そうか。じゃ、ここにしますか」
グルメMさんは、ランチのおススメはこの店ですよ、という意味で「ここ」と言ったのであって、私とはお茶でも、と思っていたらしい。

せっかくの再会なのでいいじゃない、ということになる。
「それにしても偶然ですよね。運命の再会かしら。結婚したりして」
「…」
「冗談ですよ」
でも再会したのもヴァレンタイン・デイだし。ハハハ。

会社の話、仕事の話、グルメ談義。料理も美味しくて楽しかった。

普段はほとんど飲まないMさん、顔が真っ赤。「ちょっと飲みすぎました」とトイレへ。
私は、寒かったせいか、お腹が壊れる。Mさんが戻って私がトイレへ。
席に戻って、「Mさん、大丈夫ですか?」と聞くと「いやー、もう少し休みます」。
話していたら再び腹痛。「ちょっとスミマセン」とトイレへ。
戻ってみると、Mさん今度は顔が真っ青。入れ替わりでMさんがトイレへ。
知らない人が見たら、なんちゅうカップルじゃ。
従業員の女性は何事もない風にしてくれたが。

グルメサークルでは主催者であり経理マンのMさんが、いつもそれぞれのオーダーをきっちり計算してくれた。今日もそうしてくれると思ったら、「ここは僕が」。
あらら。Mさんは、ちょっとお茶のつもりだったのに、申し訳ない。

 帰りの地下鉄で、隣に立っている初老の男性が私の携帯電話を覗く。「真っ黒だ」とか言ってる。
メールを送り終わってから「フィルターをつけてるんです」。
「へー、そうなんだ。画面が真っ黒だから何かと思って」とオジサンは自分のケータイの白い画面を見る。
「覗けないようにフィルターを貼ってるんです」
「そうなの。そういうの売ってるの?」
「はい」
「年寄りだから全然知らなくて」
「ショップとかにあるんじゃないですかねえ」
「そう。年寄りは必要ないかな。ははは。お父さんによろしくね」
「死にました」
「そうか。頑張って」と私の肩を叩くオジサン。
よくわからんが「はい」。

 フレンチ・レストランでの様子も思い出すとなんだか可笑しくて、吹き出しながら帰る。

 高校からの友人Kのお母様が亡くなった。昨日今日の葬儀には参列できなかった。
お風呂でKとお母様のいろいろ思い出し、涙。
2005年02月15日(火)

ケータイお仕事,イタリアン・レストラン,居酒屋『ふらり』

 飯田橋で携帯電話を使ったサイト情報の校正作業。終日ケータイをプチプチ。
初日だというのに、会社ビル1階のエレベータ前に着いたのが10:01。やばい。
エレベータ前にはNANIOさんもいて、一緒に遅刻。

昨日の激論メールが収拾つかないままのMもいて、どうなることかと思ったが普通にお仕事モードの会話。

 お昼、近くのオフィスで働いている元『檸檬屋新宿』従業員のAちゃんに「お昼は何処が美味しいの?」と問合せ電話。NANIOさんも一緒に食べることになる。

変わったクレープ屋(カフェ クレープリー ル ブルターニュ)があるとのことで料亭街の狭い路地をクネクネ。漸く着いたが満席で、隣のイタリアン・レストランに入る。「神楽坂のランチは高いですよ」とAちゃん。

「今ねえ、Mと喧嘩してんだよね」と私
「え?そうなの?普通に話してたじゃん」とNANIOさん。
8日の『泡盛』とメールのやり取りを話す。
「Mは明細を出さないなんて信じられない、って感じなんだけど、私のよく行く店で明細出す店なんてないよ。『太古八』、『大黒屋』、『ミリバール』、『なすび』、どこも明細出さないし、明細くれって客もいない。
『檸檬屋』なんかどうすんだよ。身分で金額違うんだから。」
「住枝さんの気分でも違うもんなあ」と3人で笑う。

『泡盛』の力王さんのことはNANIOさんも知っている。
「別の店で会った女が、自分の店に来てくれて、迷惑だからってお金多く取ったりするか?」と私。
「取らないだろう」とNANIOさん。
「会計なんかテーゲー(適当)なんだよ。沖縄なんだから。『ナンクルナイサー』(なんでもない)ってなもんで。かわいそうな力王さん。酔っ払い女に絡まれるわ、明細迫られるわ。驚いたろうね」
「アキサミヨー!だな」とNANIOさん。
「なんですか?アキサミヨーって」とAちゃん。
「ああビックリした!だよ」

なんて話をしていたら、午後の仕事開始にも遅れてしまった。休憩時間には「桜井さん、時間までに戻って下さい」と注意されてしまう。スミマセン。

 作業部屋の外で、見たことある人が手を振る。誰かと思ったら以前参加していたグルメサークルの主催者Mさんだった。
「なんでここにいるんですか?」と聞いたら
「桜井さんこそなんで?」
「仕事です」
「僕はここの社員です」
おお、偶然。グルメのMさんにランチ情報を聞く。やはり、この辺は1,000円以内で美味しいところはあまりないらしい。

 20時まで残業。慣れない作業でかなり疲れた。NANIOさんは彼女とヴァレンタイン・デート?と思ったら予定が違うらしいので二人で飲む。

飯田橋駅近くの居酒屋『ふらり』。美味しくない。沖縄料理のメニューもあるが、海ぶどうなどへにょへにょ。焼き鳥もコンビニレベル。

仕事の話、NANIOさんの恋話、宮崎学さんについて、など。

安い泡盛のボトルを一本空けて二人で1万円ほど。割勘で私が板チョコ分ぐらい多めに払う。「こんな店でも1万円だぜ」とNANIOさん。
やっぱり力王さんは悪くないのでは。
2005年02月14日(月)

Mと激論

 私は8日『泡盛』で酔っ払ってMに迷惑をかけたかもしれないが、それはそれ、これはこれで言わせてもらう。

「まあ、Mは行かないだろうから言っても意味ないかもしれないが、
味もサービスも素晴らしく値段も適正でも明細を出さない店などいっぱいあるし
個人でやってる飲み屋、寿司屋、蕎麦屋なんかほとんどそうじゃないか?

私は状況を記憶していないので話を聞いてみないとわからないけど、
確か泡盛の値段もメニューに出ていたし、だいたい検討はつくわよね。
で、満足できなきゃ二度といかない、適性とか安いとか思えば何度か行ってみて
そういう店はなじみになるほど明細など関係なくなりいろんなサービスや裏メニューなどがあったりするわけじゃん。
客が贈り物持ってったりとか。

私は明細がパッと出せるようなシステムがきっちりしているチェーン店とか
より、そういう店が好き。
(略)

そういう店で手間暇かかる明細に拘るのは、客の姿勢としてギモン、という見方もある。
(気を悪くしたらスミマセン)
まあ、あの状況(客は私たちだけ?)なら、Mがそういうタイプの客なんだから紙にはしないまでも『何々がいくらで、泡盛がこれこれ、チャージとなんとかでいくらです』ぐらい説明しろ、ということは言えるね。

全般に、沖縄料理は高いよね。」

> (明細を出さない店が)いっぱいあるんだ。
> そうなんだ、これはホント驚き。
> まだ会社の経費で落とせた時代の名残、って個人的には感じちゃうけど、
> そうやって支持する人に支えられてんだから、私がどうこういう問題じゃないね。
> ただ、そういう店が多いから明細を出さないのが当然、とは思わない。
> そもそも明細があるから合計金額が出るわけで、
> 明細を示す、これが基本だと私は思ってるから。
> 好みの問題だから、真理ちゃんがそういう店が好き、っていうのはわかるけど、
> そういうやり方に疑問を持つ人間に寛容じゃない書き方だね。
> これは、正しい正しくないなんて価値の問題じゃなくて、好き嫌いっていう感情の問
> 題でしょ。

> 今回のはどうやっても多いよ。だから明細、って言ったんだもん。
> その真理ちゃんの言うところのメニューに出てた金額、
> その大雑把な計算ね、それよりはるかに高いように感じたから言ったまで。
> ま、この辺かな、の金額だったら、モチロン明細は言わないよ。
> 1万前後の会計に対して、千円2千円多いのは誤差のうち、って真理ちゃんが言うんな
> らあ、そうですか、だけどね。
>
> 真理ちゃんの言うようなスタイル、
> お互い勝手のわかってる馴染みの客に対してっていうんだったら、わかるけどね。
>
> ってことで、
> 私はこのあいだメールにも書いたように「もう泡盛はいいや」なわけ。
> 真理ちゃん言うところの
> >で、満足できなきゃ二度といかない、
> ってことだと思うんだけど。
> で、それをまたこうやって書かなきゃいけないの、前回の私のメールの何が気に障っ
> たの?

> 別に、明細がパッと出る=チェーン店ってわけじゃないんじゃない?
> その店の姿勢でしょ。

> だから今回最初の方に
> 支持する人に支えられて共存共栄してんだから、
> 私がどうこういう話じゃない、って書いたし、
> 泡盛はもう結構、なわけ

「結構なことでございます。

いや、寛容よ。どうぞお好きに。
私も(明細を)出さないのが当然とは思わない。出すのが当然とも思わない。
書き方の問題なら、Mも明細を出さない店に寛容じゃない書き方と言えなくもないよ。
私も飲食店事情を解説するとともに好みを述べたまで。

どのぐらい(の金額)なら納得だった?教えて下さい。

(千円2千円は私にとっても)次回行くかどうかを判断する大きな基準になる金額です。

記憶をなくした私には判断できないんだけど、
そこはポイントで、店が初見の客を「また来て欲しい」か「もう来なくていいや」
と思うかが値段に反映されているのかもしれない。
そんなことはなくメニューの金額どおりきっちりなのかもしれない。
そこはわかりません。

書かなきゃいけなくないよ。
気に障ったというほどのことでもなく、Mの言ってることに反応して私の書きたいことを書いたまで。

そう(姿勢の問題)です。明細を必要とする客に対応できるシステムを整えたいか、整えられるかどうか。
チェーン店の多くはそうなっているから、例です。『とか』と書きました。」
2005年02月13日(日)

『泡盛』の夜,TV映画『真実の瞬間』

 来週月曜日からの仕事は、MとNANIOさんと一緒になった。諸連絡。

 8日『泡盛』で何があったのか、Mに聞く。

> (覚えてなくて不安でしょ<笑>)

「もう、とんでもなく。やばいやばい。」

> 月火会うから、そのときね。

「はいぃ。覚悟して伺います。」

> いちおう「アザ」は地下鉄の階段でやりました(笑)。
> 途中からオヤジがのりうつってたよ(笑)。

「オヤジ?!『うらあ!ちくしょー、立てねー!』とか?
ぎゃー、どうしましょう!」

> 憑依していたのは凶暴なオヤジではなく、(略)さん系かわいいオヤジです。
> 安心してね。
> って、でも、オヤジ憑依してるって時点でメゲてるか(笑)。

> (勘定のことは)いいの、ホント気にしないでー。
> 私は飲まないかわりに食べるからイーブンだよ。

「いや、食べ物は半々だったような気がする。
一番高価なのは泡盛ですから、やっぱり埋め合わせはするべきです。
お金は嫌だったら、お昼奢ります。」

> 飲まないから、夜行ける店が限られちゃうでしょ。
> 飲める人と一緒だと、私は私で飲まなくても楽しんでるから。
> またどっか行こうね。
> でも、泡盛はもういいや(笑)。

「ひえー、残念。迷惑かけて本当にスミマセン。」

> そういう意味じゃなくて、
> 明細出さない飲食店なんて、そもそもその姿勢にギモン。
> 私の大事なお金は使いたくないってだけ(笑)。
> 沖縄料理は大歓迎。

可哀想なM。とんでもない目にあってるね。逆の立場なら、2度と行くかと思うだろう。
しかし明細出さないのは、ああいうタイプの店では別に普通だろう。力王さんは悪くないぞ。
と思うが記憶がないので判断できない。

 深夜、テレビで闘牛士の映画『真実の瞬間』を途中から見て、最後も見逃す。
話はつまらなくはないが、同じような画面が続くので寝てしまった。
観客、牛、闘牛士、観客、牛、闘牛士、牛、牛、牛、血だらけの牛ズルズルズルー。
違う闘牛場でも観客、牛、闘牛士、観客、牛、闘牛士、牛、牛、牛、血だらけの牛ズルズルズルー。
もっといろんな絵を見せてくれないと飽きる。
2005年02月12日(土)

『テーブルウェア・フェスティバル〜暮らしを彩る器展〜2005』,『カーヴ・ド・プティット・メゾン』,Nさん邸

 天王洲アイルの会社で一緒だったFさんと一緒に東京ドーム。『テーブルウエア・フェスティバル』を見る。
30分遅刻。先に見ててもらう。

『月刊やきものネット』の連載を共同執筆している井坂氏の『ギャラリーSt.Ives』のブースで待ち合わせ。井坂氏に挨拶。賑わっていた。

テーブルコーディネイトと器のコンテストはじっくり見る。スタンドで休憩。お店はざーっと見て、買い物はゆっくり。
ほぼ4時間。Fさんは約4時間半で、一通り見られた。丁寧に見ようと思ったら1日では足りないぐらい。

 Fさんと水道橋駅で別れて駒沢大学駅へ。大学ゼミの先輩が昨年開いたワイン専門店『カーヴ・ド・プティット・メゾン』。
素敵な店だった。おススメのワインを選んでもらう。
「このワインはね、トム・クルーズが買いに来るんですよ」
「え?ここに?」
「いや、まさか。ここには来ないですよ、このワインのオーナーのところに」

 お店から10分ほどの、前に働いていた会社の後輩Nさんのお家にワインを持っていく。匿名希望Aさんも来ていた。二人とも体調不良で飲めないとの事で、買って行ったワインはほとんど私が飲む。
Nさんの手料理を頂く。ビーフシチュー、サラダ(チーズ除く)、カボチャのスパゲティ(ベーコン除く)。
Aさんのお土産のパン、ケーキを頂く。楽しく美味しい。

Nさんの仕事の話、Aさんの恋話。

二人に「桜井さん、(略)さんはどうですか?」と聞かれる。
「かっこいいんじゃない」
「いいじゃないですか」
「でも向こうは興味ないでしょう」
「そんなことないですよ」
「私はデートするとかは全然問題ないけど、彼はいやなんじゃないかぁ?」
「いや、嬉しいと思う」
じゃ、よろしく。

23時頃帰る。面白かった。Aさんの恋路がうまくいきますように。
2005年02月11日(金)

喫茶店,お仕事,『Denny's』,二木会,『暫』

 今日から北海道旅行前日まで、馬喰横山で校正の仕事があると言われて、10:00に派遣先。
派遣会社の同僚の人が来ていて「10:30かららしいよ」とのことで近くの喫茶店。

 事務所は禁煙になっておらず、部屋の向こうの方で吸っているタバコの煙が臭う。
「私、タバコがものすごく苦手なんですが、喫煙環境は変わらないですよね」と聞いてみる。
「変わりません」
「そうですか。じゃあ私は無理なんで、スミマセン」
「こっちの席では吸わないですよ」
「はい。でもきついです」
1日でクビ。ああ失敗。禁煙のオフィスが続いていたので確認するのを忘れていた。

社長に連絡すると「そっか…。じゃあ別の仕事があるから来週はそっちへ行って」
「はい。そこはタバコは大丈夫なんですか?」
「うん、多分ねえ。まあ女性ばっかりだから『やめてくれ』と言えばいいよ」
「へ?ホントですか?」
「うんうん」
うんうん、て…。

 馬喰横山は初めて降りた駅でどんな店があるのかよくわからない。昼休みはタバコの煙を吸いたくないから『Denny’s』。
禁煙席が空くまで随分待たされる。

 NANIOさんに8日の顛末(と言っても何があったのかよくわからないが)を報告したら
「じゃ力王さんと不倫しなさい!」と言われる。しかし先方は全く興味なさそう。

 そんなことより今日はT叔父とジャーナリスト寺澤有氏が参加している二木会に初めて顔を出すことになっていた。

他の人は残業があるのに、私は「定時で」と言われて、丁度良かった。御茶ノ水の総評会館へ。
T叔父は明日の引越しを控えて欠席、寺澤さんも現れず。

『金貸しの日本史』という本を書いた、日本クレジット産業協会の水上宏明さんのお話。

水上さんは夕張郡由仁町出身との事で「おお」と思う。夕張『ご近所』のクマさんから、夕張の宿がいっぱいだったら近くの由仁町に「ゆんにの湯」といういい温泉があるからそちらに泊まっては?と言われて調べたりしていたところだった。

 総評会館1階『暫』で2次会。二木会は17年続いており、叔父は創設からのメンバーで、「姪です」と挨拶すると皆さん歓迎ムード。今後も面白そうな話の時は参加したい。
2005年02月10日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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