映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』,『ダブリン上等!』,『MILLIBAR』

 恵比寿ガーデンシネマの単館ロードショウでは連日満員だった『モーターサイクル・ダイアリーズ』なので、渋谷でもいっぱいかと思ったが、大丈夫だった。

いいねえ、ゲバラ。南米。行ってみたい。キューバも早く行きたいところ。

こんな風に若者に芽生えていった「社会を変えたい」とか革命への思いが、何で20年経って日本では浅間山荘事件になっちゃうの?不思議だ。

 旅でいろんな人に出会い成長していく、青春!な『モーターサイクル・ダイアリーズ』の世界とはまるで違う『ダブリン上等!』。

ダブリンの狭い町では、皆が不機嫌で意地悪でくさってて抜けてて駄目駄目。
どうしようもない人たちのうんざりするような日常を描いていて可笑しい。

ギネスビールのように苦くて美味しい映画。ギネスが飲みたくなる。

もう一つ、本当は飲みたくないが、1回だけ、一口だけ試したくなるのが、紅茶にソースをドボドボのブラウンソース・ティ。
「うへー、やめろよ!」
「飲んでみろって」
「……ウマイ!」
って、ホントかよ。やっぱりイギリス人は味覚がおかしいのでは、と思う。

 ギネスを飲みに『MILLIBAR』。アルバイトのG君に『ダブリン上等!』の話をしたら、かなり興味を持っていた。

アイリッシュ・ウィスキーを飲んで帰る。
2005年03月09日(水)

『月刊やきものネット』

 原稿、やっと書き終わって共著者の井坂氏に送信。夜までかかってしまった。
日記は1日分がやっと。
2005年03月08日(火)

お仕事?,『EZ HEAVEN』,届け物,『檸檬屋新宿』

 『月刊やきものネット』の原稿。終わらず。

 友人から仕事を依頼されるのかされないのか、夕方になっても連絡がない。
それがないなら別の仕事を探さねばならない。「どうなりました?」と催促。
深夜に手伝った分は派遣会社から入金、残りの仕事は友人が一人で対応、となったらしい。
「了解です。お仕事ありがとうございました」。で一件落着。

 派遣会社に仕事探しの電話。家を出て駅に着いたところに「今日中に家でやって欲しい仕事があるんだけど」と連絡が入る。あああ、残念。

 高橋玄さんが事務所に戻るまで、新宿三丁目のバー『EZ HEAVEN』で飲んで待つ。
『泡盛』の力王さんと会ったのはこの店なので、その後の顛末を報告。笑われる。

「あらー、お店にいらしたの?まあ、勇気がある」とオネエサマ。

 9日に始まるフランスのドーヴィル・アジア映画祭コンペティション部門に映画『CHARON』が招待されている玄さんの事務所『グランカフェ・ピクチャーズ』に餞別を持って行く。
「ゆうばり映画祭のマフラーみたいな配り物があったらお土産に持って帰って来て下さい」とおねだり。

 帰りに『檸檬屋新宿』。仕事もしないで飲んで歩いてる場合じゃないが。
会いたい人が来るかと予想していた。外れ。飲む。
2005年03月07日(月)

交際申込,花粉症?

 日記と原稿。終わらず。

 知人に昨日の件を相談。「よくある?私はないですが、そういうこともあるんじゃないですか」とのこと。

 宮崎学さんから電話。「元気か?ならいいんだ」。これはめったにないことで感激。
あれ?どこかで私に何かあったという噂でも流れたのか?

 『MARIBAR BBS』に書き込みを頂いて、三浦和義さんが新しく「男性交際セミナー」の事業を立ち上げたと知る。HPを見て爆笑。すごい、三浦さん。
2回約10万円、4回3ヶ月の個別レッスンで約47万円て!卒業生紹介して欲しい。

 最近、突然ある人に交際を申し込まれた。断ってしまったのだが、これは嬉しかった。久し振りだなー「付き合って」。いいなー、もう一回言って、って感じ。
酒の席の冗談だとしても、すごくストレートで好感度高し。
彼に素敵な彼女が出来ることを祈る。

私もいいな、と思ったら即言ってみよう。

 鼻水、くしゃみ。風邪?花粉症か?昨日も今日も外出していないのに。目が痒いから花粉症だろう。花粉の潜伏期間てあるのか?
2005年03月06日(日)

お仕事?

 日記と『月刊やきものネット』の原稿。この週末で仕上げるつもり。

 仕事を依頼された友人から電話。「まだ桜井さんに頼むかどうか決めてない」と言い出す。
「電話とメールで言ってたことと違うじゃない」
「あの時は徹夜続きで頭がよく回ってなかった」
「派遣会社にも話したじゃん」
「会社とはもう一度相談します」
「じゃあ、決まったら派遣会社の方から電話下さい」

なんだかよくわからない。クライアントに会わせろとか言ったんで面倒臭くなったのか?
しかし挨拶は常識だよな、普通。

派遣会社宛てにメールを送った旨伝えたら、また電話。
「先日の仕事分はすぐに払いますから請求書送って下さい」
「へ?請求書?どこに?」
「私に」
「よくわからん。ギャラは4月末って話じゃなかった?」
「なんでわかんないんですか?経費は私が立て替えているんで」
「私は派遣会社の仕事をしたんでしょ?違うの?私はあなたの下請けをしたってこと?」
「そういうことです」
「……」
「もしもし、聞いてます?」
「……そうなの?!それは違うんじゃない?仕事依頼された時も、派遣会社の仕事だと思ってたし、会社と話した時もそういう話ではなかった」
「会社から支払われる形にして欲しいんですね?じゃあ話しておきます」
「私から聞く?」
「いえ、私が言いますから」

んん?確かに友人の下請けなら私のクライアントは友人であって、友人の指示のみで言われた事をやればいい。友人のクライアントにまで挨拶する必要はないかもしれない。
でも彼女は今までそう言わなかった。

わからん。一人で請け負った仕事が切羽詰り、派遣会社は通さずちょっと手伝ってくれればそれでよかったって話か?
それは筋が違うよな。違わないのか?
2005年03月05日(土)

さくら工房「絹(きもの)服」展,映画『ポチの告白』,『呑者家』,お仕事?

 NANIOさんを誘ったら「雪だよ?」と言われ「だったら尚更行ってあげなきゃ」と思って麻布十番『方圓』。大阪のお友達、家村美千子さんの作る「絹(きもの)服」の展示会。
大阪に工房があり、関西ではデパートなどでも展示販売会をやっているらしいが、この度東京にお目見え。私は家村さん自身が着ているのを見たことがあって、興味を持っていた。

着物のことはよく知らないのだが、京友禅、加賀友禅、琉球紅型の小紋や付下げなど、新品の反物から作る洋服は、非常に上品で繊細で優しい感じがする。

何着か試着させてもらって、家村さんが写真を撮ってくれる。(『MARIBAR BBS』参照)

今は「見るだけ」だが、いつか反物から選んで、デザインも斬新なドレスを作りたいものだ。

 初めて青物横丁という駅で降りて、15:00から品川パナソニックビル1Fホールで高橋玄さんの新作『ポチの告白』の試写会。
ビルの1階に大きな池があって、岩を渡ってホールに入る。

夕張で大変お世話になった張魔夫ご夫妻がいらして、夕張の写真を下さる。奥様手作りのキャプションつきアルバムになっていて、私の知らない、帰りの電車内の写真などもあって、感激。
奥様、本当に素敵な女性だ。こうでなくちゃ駄目なんだな、きっと。

『ポチの告白』は3時間15分の大作。警察犯罪をリアルに描いている。ニッポンの今、そのもの。
主人公の警察官役菅田俊の存在感が圧倒的。音楽もカッコイイ。
その、上映時間の長さと、玄さんの映画特有の「食うシーンの連続」で、お腹の空く映画とも言える。

今日の上映はDVDだったので画像がギザギザしていた。早くフイルムで見たい。

私の出演シーンは、自分ではわかるが見ている人にはわからないだろうと思ったら、「写ってましたね」と声をかけられた。嬉しい。

 出演者、スタッフの皆さんに混じって、新宿の居酒屋『呑者家』。
撮影の話、映画の話、夕張の話、いろいろ。
井上晴美さんに「何やってるんですか?」と聞かれて「仕事は校正で、玄さんのファンで…」と言ったら不思議そうな顔をされてしまった。当たり前だが。
こういう場にいると話を聞いているのは非常に楽しいが、話をするのが恥ずかしくなる。

しかし井上晴美さん、美しい…。DVDのギザギザ画面でもキレイだったが、実物も吸い込まれそうなほど。

3時、まだまだ盛り上がっているが、眠くなったのでタクシーで帰る。

 昨日友人に頼まれた仕事の話はどうなった?と問い合わせたら「来週頭に打合せを」。
クライアントに行く?と聞いたら「必要があれば紹介します」。
挨拶は必要でしょ、と言ったら「打合せは次あるか不明」。
2人の打合せの前後に挨拶した方がいい、と言っても「担当者は会社にいない。電話がかかってきたら話す」。
かかって来てから話すのではなく、こちらからかけて報告、挨拶したい旨言ってくれ、と言う。

クライアントに会わせない、というのはどういうことだ?理解不能。
2005年03月04日(金)

『ご近所さん』G,『ギャラリー St.Ives』,お仕事

 「お土産は蟹でいい」とか、「奥田の画像送ってよ」とか、なんで?な発言の多い『ご近所さん』G。

> 運勢下降気味だ。細木数子の言うとおり、殺界月突入だー。試練だな。我慢、我慢だ!

と言うから「頑張って」。

> がんばります。ってか、もうちょっとお言葉をいただければ、うれしいです!

何があったのかもわからないで何を言えるんだ。
じゃあマフラー渡したいから来週の日程を、と言ったら

> 今日なら空いてますが・・

今日は予定があると言ってるのに

> 今日は絶対無理ですよね。七時ぐらいだったらいいんですが。

何なのかね。しかしこういうのに弱い私。

 『月刊やきものネット』の取材で『ギャラリー St.Ives』。
今回は私の考えた質問を陶芸家にメールで送って、回答を見ながら井坂氏の話を聞くというやり方。
元俳優の陶芸家クリス・キーナンは一つの質問に非常に丁寧に答えているし、綴りも正しい英語で、ビックリ。文章もわかりやすい。恐らくものすごくいい人で、教養のある人なのではないかと思った。

 帰り道、同じ派遣会社所属の友人から仕事の依頼。なんだか要領を得ないが困っている様子。
派遣会社に連絡がつかないまま、深夜1時から作業を始めて4時近くまで。
2005年03月03日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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