お仕事,『えすと』,宮崎学さん,『檸檬屋新宿』

 13時から築地でお仕事。最終日。お客様に「また次回も来てね」と言われる。喜んで。

 築地・東銀座の美味しいお店のブログを作っている『ご近所』のNさん一押しのカレー屋『えすと』。
インデェアンカレーは売り切れで、えすとカレーにブロッコリーをトッピング。
注文した後メニューをよく見たら、えすとカレーにはベーコンが入っている。
「あ、失敗」と声に出して言ってしまい、「もう作ってますよね」と聞いた直後に、出てくる。
大きなブロッコリーが5、6個入っていてかなりの量。
ベーコンは気にならず、美味しく食べ始めたが後半もたれた。
ブロッコリーも油っこい。茹でるだけの方がいいと思う。

 NANIOさんが宮崎学さんとの打合せの場に誘ってくれる。
イミダスより厚いぐらいの、宮崎さんの原稿を目の前に2人が話しているのを羨ましく聞く。
「タイトルは何にしようかな」と宮崎さん。お疲れ気味だが楽しそう。

帰られる宮崎さんがタクシーに乗るまで、私は原稿の入った紙袋を雨に濡れないように両手で抱きかかえて持つ。きっとすごい本になる、大事な原稿。大変愛おしい感じ。

 NANIOさんと『檸檬屋新宿』。恋話。常連Yさん、住枝さんにも「かなり年上の女性はどう?」と聞いてみる。皆さん答えは同じ「人による」。
「じゃあNANIOさんが今例えば30歳だったとして、私は駄目?」
「『私は?』て聞かれたら『やだよ』。一般的にその年齢で、そんな感じの容貌の女性はどう?って言うんならいいけど」
「一般的な話をしてもしょうがないのよ。私がどうなのか、なんだから」
「俺が良くてもしょうがないだろ。相手が違うんだから」
うーむ。

「最近交際申し込まれたんですよね?」とYさん。その時のやり取りを話したらNANIOさんに「軽いなあ。それじゃキャバクラの客とキャバ嬢の会話だよ」と言われる。
「そうなの?私は印象悪くなかったんだけど」

「あなた、飢えてるでしょ」とNANIOさん。
「え?私飢えてる感じ?やばい?怖い?」
「いや、大丈夫だけど。日記見てると『ご近所さん』とか会いまくって、危なくないか?」
「『ご近所さん』はね、ほとんど普通の人よ。メールは積極的でも会うとだいたい大人しくて消極的。危ない目に会ったことはない」

 深夜のバイトまで時間のあるNANIOさんが車で送ってくれる。
NANIOさんが彼女にもらった、手作りの装飾が施されたジッポライターを見せてもらう。
クリスマスプレゼントがヴァレンタインデイも過ぎてしまって「いったいどうなってんだよ」と言ってたNANIOさん。時間をかけて心をこめて、彼女はこの彫金細工を作ってたのか。じっと見てたら泣きそうになる。良かったねえ、NANIOさん。

「真理ちゃんも焦るなよ」とNANIOさん。
「でもね、私は単刀直入に言われるのが好感度高いの。私もそうしたいの」
と言っても好きな人には合わせないと。それはわかってる。
2005年03月23日(水)

慶應義塾大学病院,『めし処 あいざわ』,『鳴神』,お仕事,バングラディッシュ料理『ジャラル』

 慶應義塾大学病院産婦人科で超音波と血液検査。卵管に水が溜まっている感じ。
「痛いとか、症状がなければ問題なし」と言われるが、水が溜まっているのは「症状」ではないのか?

 待ち時間に『めし処 あいざわ』でカキフライ定食。美味しい。

 築地のお仕事が17:00からなので、歌舞伎座近くの日本茶カフェ『鳴神』で煎茶セット。
京都のお茶ときんとん。静岡のお茶もあるが狭山茶は置いてない。
「狭山茶は好き嫌いがあるんですよ」とスタッフの女性。

もう一人の女性にヘアスタイルと色を褒められる。
私の髪型はいつも年上の女性に大変好評。
「私もやってみたいわ」という人が多い。

 今日も、終電とかタクシーで帰るとかいう話だったが、夕ご飯休憩の後は待機で21:30に終了。
校正は原稿がないと仕事にならないので、こういうことはよくある。

 晩御飯は築地小学校近くのバングラディッシュ料理『ジャラル』。
全く辛くないチャナ豆のカリーと、薄くて丸いもちっとしたパン ルティ。美味しい。
ミルクティーを「ミルク入れないで」と言ったら「そりゃあ不味いよ」という顔をされる。
飲んでたら「濃過ぎないですか?」と心配するバングラディッシュ人スタッフ。

悪くはないが1700円は高い。今日はちょっとしか働いてないのに外食ばかりでやばい感じ。美味しかったのだからいいのだが、貧乏症なもので。
2005年03月22日(火)

お仕事,『桂園』

 世間は連休だが午後から築地の会社でお仕事。本当は昨日も頼まれていたのだが、藤村忠生さんの舞台があったので断ってしまった。3月はほとんど働いていないので辛いところ。

終電とかタクシーで帰るとかいう話もあったが、19時で終了。

映画を見ようか迷ったが、やめておく。
家の近くに最近出来た中華料理『桂園』で晩御飯。普通。
2005年03月21日(月)

花粉症,『SHOW ONE'S FEELINGS 5 熟慮断行』,『美ら島』,『写楽』,『鳥良』

 本格的な花粉症。これまでは風邪だか花粉症だかわからない程度だったのだが。何の対策もしていないので大変。

 今日未明、酔っ払って『ご近所さん』Gに『ご近所』のNさん宛てのメールを送ってしまって大失敗。
昼に起きてから気づいてお詫びメール。失礼な話だが、こんな風に浮気がばれたりするんだろうな、と想像してちょっと可笑しい。

 高橋玄さんの映画の常連で、阿佐ヶ谷のバー『ストロベリーフィールズ』のマスター藤村忠生さんが出演するお芝居を見に丸ビルホール。
前回は丸ビル1階にあるカフェで上演したのだが、好評で大きい会場になったのだろう。

ディナーショウのような設営だが、席が離れていたせいもあり、私は前回の方が喧騒とごちゃごちゃ感があって良かったと思う。

隣の女性の香水がきついので更に後ろの席に移動。

 16時に終わって、家に帰る。会うことが決まってから激しくメールをやり取りしているのに店が決まらない『ご近所』のNさん。提案しているのは私ばっかり。お店の説明をしているのに「どんなところ?」とか「丸ビルの中の店で決めましょう」と言ったら「高くて普通そう」。じゃあ、どこがいいんだよ!イライラ。

> 浅草の老舗おでんやなら日曜もやってた気が

池袋から東京駅に行って帰って来てまた浅草まで来いってか?おでんのために?『太古八』ぐらい美味しいなら行くが。
台湾料理も中国家庭料理も食べたことない「美味しいもの好き」というのも不安。

 結局店が決まらないまま池袋駅で待ち合わせ。池袋特集号の『hanako』を持って行く。
Nさんは何のアイデアもないのに「『hanako』に載ってる店は美味しくないですよ」。むかっ。

 しかしNさんの言っていることは正しく、『hanako』を見て行った沖縄料理『美ら島』は美味しくなかった。ゴーヤチャンプルしか食べたことがなかったというNさんに、これが沖縄料理と思われたら、非常に困る。

 2軒目は和風ダイニング『写楽』。焼酎を飲む。Nさんはずっとビール。

Nさんの本名を聞く。かっこいい苗字。思わず「結婚して」と言ったら「いいですよ」。んー、いい名前だ。

先日会った『ご近所さん』Gはブルドーザーとかショベルカーを操作していたと言ったので「あら、そうなの?じゃあATM盗める?」と聞いたら「出来るんじゃない」。なかなか素敵な『ご近所さん』たち。

「朝まで飲むんじゃないの?」とNさん。「いや、私明日仕事だから」と断ったが、押しの強い人に弱い私。「じゃあ朝まではいないけど、もう1軒は行きますよ」と言ったら「次の店付き合ってもらうんで、ここはご馳走します」とNさん。

 そして3軒目の『鳥良』は割勘。よくわからん。まあいいけど。

 それはいいが、蔵前までタクシーで帰るなら、池袋の私の家を経由してくれても良さそうなものだと思うのだが。3時過ぎの池袋を一人歩いて帰る。
2005年03月20日(日)

『日本橋三越』,『うちたて家』,映画『CHARON』,『炭火串焼 東方見聞録 かくれ伽』

 14:00から日本橋三越の洋食器サロンで、初来日のイギリス陶芸家ブリッジット・ドレイクフォードのトークショーがあったが遅刻。
『月刊やきものネット』で紹介記事を書いたこともあり話を聞きたかったのだが。
閉店間際に会場に着いて、作陶展を主催している『ギャラリー St. Ives』井坂氏とお話。ブリジットさんはいなかった。残念。

 池袋に戻って『うちたて家』。大きな写真が出てて、名古屋の味噌煮込みうどんの店かと思ったら武蔵野うどんの店だった。噛むほど味が出るらしい。
歯ごたえがある太い麺で美味しかった。最後の「うどん湯」は蕎麦湯のような意味があるのか?と思ったが、つけ汁も美味しくいい感じ。

 『ポチの告白』出演者のトークショウがあるというので、テアトル池袋。
フランス ドーヴィル映画祭帰りの高橋玄さんの話も聞きたくて。

開場を待つ列に並んでいたら、柏のキクちゃん登場。隣の席で『CHARON』を見る。
キクちゃんは4回目、私は8回目の鑑賞。

大きな鼾をかいて寝ている人や、ピピピピ音立ててメールしてる人などいて、迷惑。

トークショウで川本淳市さんが「僕は『ポチの告白』では始めは新聞記者の役のはずだったんですが、衣装合わせで監督に『新聞記者に見えない』と言われてチンピラジャーナリストに変わったんです。今この場でその理由を明らかにして下さい」と玄さんに迫ったのは、面白かった。
 
終了後キクちゃんとお話。柏のお店は閉めてしまったとか。
「俺、ハードゲイになろうかと思って」とキクちゃん。
「えー?どこで?」
「2丁目。新宿2丁目に行こうかと思ってな」
「いい!それサイコー。お店行く!」
「そうか。うへへへへ」
「デビューしたら絶対連絡してね」
とケータイ番号を交換。キクちゃん、人気者になりそう。

玄さんがドーヴィルのお土産をくださる。香水セットだった。ゆうばり映画祭ではマフラーが配り物だったので、同じような記念品があったらお土産に下さい、と頼んでいた。
「やっぱりフランスだと香水が配り物なんですか」と聞いたら
「違うよ!ちゃんと買って来たんだよ」。失礼しました。

 一回家に帰ってから、皆さんは2軒目の『炭火串焼 東方見聞録 かくれ伽』にお邪魔する。

『CHARON』で主人公由都の幼馴染を演じていた手呂内康佑さんのダイエット話。
今はスリムな手呂内さんだが1ヶ月で数十キロ落としたとか。好きな人のために。
「で、その恋はうまくいったんですか?」
「駄目だった」
「女のためにダイエットなんてするから駄目なんだ」と玄さん、「だいたい『腹筋が割れてる男が好き』とかいう女は駄目だね!」
「はい!私。腹筋割れてるのがいいです!」
「じゃあその男が太ったら好きじゃなくなるのか?ろくなもんじゃないね。ヨーロッパでは年取って痩せてる男はもてない。俺のお腹が素敵、って言われるんだぜ」と笑う玄さん。
玄さんは別。太ろうが痩せようが好き。

トークショウで「ずっと玄さんについて行きます」と宣言していた井上晴美さんと、ボールドヘアにした時の話。「寒かった!」と晴美さん。
私も一度やってみたいと思っているのだが、井上晴美さんのような美女がやるから素敵なのであって、私がやったら悲惨なことになりそうな気もする。
「私がつるっぱげにしたら病気かと思われますかねえ」と聞いたらジッーと私の顔を見る晴美さん。
きゃ、そんなに綺麗な瞳で見つめないで。もっと見て。

うーむ、やはり私は男も女も美しい人が好きだ。

3時、皆と店を出て、菅田俊さんと歩きながらお話。私が2月まで働いていた新宿御苑の会社でお世話になったクライアントの男性が菅田さんの甥。
「今度一緒にご飯でも」ってそれはすっごい話だ!そう言われただけでも、ああ、なんて幸せな気分。

皆さん22時前から飲んでるが、私は24時半からなので、まだまだ飲みたい。
先月は朝までやってる店を探して新宿に行ったから、今日は池袋の店を調べておいた。
「えっと、あそこは5時までやってます。向こうに7時までやってる店もあります」
と言っても誰も応じない。
晴美さん、菅田さんを皆で見送って、解散。

あー楽しかった!手呂内さんは何度も「俺、玄さん大好きなんだ。ホント好き」と言っていたが、私も。
もちろん素敵な映画を見せてくれるから、なのだが、たとえ映画を撮らなくてもすごい世界を見せてもらっていると、つくづく感謝。
2005年03月19日(土)

メール,日記

 このところのコンビニデザート、スナック菓子や、10:00-14:30という不規則な睡眠時間のせいか、肌荒れ。

 会社の決算をやらなくてはいけないが、メール、日記。
2005年03月18日(金)

税理士君,ライターズスクール,『魚がし日本一』,『OASIS』

 合資会社マリバールの決算は今月末が締切。こんなに期日が迫って発注するのもなんだが、昨年は1日で申告作業を片付けてくれた税理士君に、問い合わせてみる。

快諾。頼もしく親切なアドバイスでもう半分終わったような気になる。

 3期通った『実践出版ジャーナリズム講座』も今日が最終日。今期のライターズスクールは欠席もあったし、不出来な受講生で申し訳ない感じ。

最後に出した企画書2本も、ろくに調べもしないでささっと書いたもので、
講師のYさんに「全然駄目。これじゃ通らない」とか「ホントに取材できるの?」と言われる。

3期通って結局1冊も本にならず。しかし楽しかった。1、2期目は特に勉強になった。
来期は5月からで歴史・時代小説教室になるらしいので、私は不参加。盛況を祈る。

 講師Yさんと受講生3人で『魚がし日本一』。文章の話、文学の話など。

 一人で池袋『OASIS』。おススメの『ブルックリン・モンスター・エール』というビールを飲む。アルコール度数11.8%。香りが強く、赤っぽい色。美味しい。

カウンターにやはり一人で来ていた女性とマスターと、映画やお酒の話。
日記の10万アクセス記念パーティーをこの店か、姉妹店『エールハウス』でやるのはどう?という話。

 帰ってデザートとポテトチップ。このところそういう類のものを食べ過ぎ。太るね。
2005年03月17日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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