株式会社東京ドーム株主総会,『MAVALA』,『ベースボール・カフェ』,『NEW NEW』,『酉福』,『Denny's』

 久し振りに午前中稼動。株式会社東京ドーム株主総会出席のため東京ドームホテルへ。
今年の配当金は1株につき5円で昨年より2円アップ。総会の雰囲気も和やかなもの。

 株主優待でもらった商品券で、東京ドームホテル内にあるマニキュア・バー『MAVALA』にてネイルケアとカラーリング。
始めは春らしいピンクにしようと思っていたが、5月4日に「緑のパーティー」があるのを思い出して、緑にしてみた。

座っていたら「桜井さん」と男性の声。以前働いていた会社のOさん。
飲み会の企画が流れたままなので「飲みましょうよ」と言ってみる。
「僕はいつでも」
「とか言ってメール返信くれないし」
「いやいやそんな」
とギョーカイ的会話。

 以前働いていた会社の先輩Fさんと『ベースボール・カフェ』。ランチをご馳走になる。
デザイナーの友人Aちゃんが商談をしに行った相手がFさんで、二人は実は2003年の私のバースデイ・パーティーで既に会っていたと判明した話とか、会社の話とか。

 打合せまで時間があったので渋谷に出て、インターネット・カフェ『NEW NEW』で1時間半。

 南青山のギャラリー『酉福』にて、『月刊やきものネット』に共著で連載していた井坂氏とオーナー青山氏と打合せ。
来年『酉福』で個展を開催する予定の陶芸家ドロシー・ファイブルマンさんも同席しているため英語で話が進む。

3月号で連載「現代イギリス陶芸作家探訪」は終了した。当初は連載をまとめて出版するという話だったが、状況は厳しいらしい。「そのまま出版しても売れないだろう」と青山さん。

その後私を除く3人は英語で経済の話。青山氏はシカゴと日本を半々の滞在で仕事をしているし、井坂氏は元シティーの金融マン。私にはほとんどわからない。
個展についての要望や設備の説明の会話はほぼ理解できた。自分がしゃべるのは無理だが。

ドロシーさんの話は終了、引き続き日本語で出版企画について。
「出版する意義はおおいにあるが、売れなければ意味がない」。そりゃそうだ。
連載を他の媒体に移したり、他社で出版することについては問題ないとのこと。作戦を練り直さねば。

 『酉福』を出て、路上で井坂さんとドロシーさんと暫く立ち話。
ドロシーさんはイギリスの作家本なら英語でも出版すれば?と言って心当たりの人物を教えてくれる。

 井坂さんと『デニーズ』にて作戦会議。ご馳走になる。
青山さんに聞いた日本の陶芸界、陶芸ファン事情を基に二人で考え、方向性が見えてくる。
「面白そう、これなら売れるだろう」という感じ。頑張ろうっと。
2005年04月27日(水)

慶應義塾大学病院,『めし処 あいざわ』,映画『甘い人生』,『なすび』

 検査の結果を聞きに慶應病院、12:40に受付。

 『めし処 あいざわ』でさわらの西京焼き定食を、ゆっくり食べる。

 のんびり産婦人科に戻る。またこれから散々待たされるのだろう、と思ったら待ってる人もまばらで、すぐに呼ばれた。
「ネガティブです。また半年後に来て下さい」。
13:40会計終了。おお、1時間で終わった!なんで?

 これなら見たい映画に間に合うかも、と走って『シネマスクエアとうきゅう』。
韓流シネマ・フェスティバルの上映作品『同い年の家庭教師』は、なんと売り切れ。
この回だけではなく、期間中のこの映画のチケットは全て売り切れらしい。恐るべし韓流ブーム。

 何も見ないで帰るのは悔しいので、あまり興味は無いが『甘い人生』を見ることにする。
イ・ビョンホンはそれ程カッコイイと思わない。日本のお笑い芸人の誰かに似ている。

イ・ビョンホンは強そうに見えないけれど、アクションシーンもスタントマンなしで演じているらしい。
縄で吊るされ、生き埋めにされ、腹を刺され、肩を撃たれてもなかなか死なない。
斬られても斬られても長々セリフを言い、見得を切っている歌舞伎みたいだ。
女の子も、男たちが我を失うほど魅力的には見えないし、話も陳腐で、面白くなかった。

でも、ギネス君が何故イ・ビョンホンに超接近したケータイ写真を持っていたのかわかったのは良かった。

 久し振りに『なすび』。ギネス君の話。ギネス君にナンパされたのは前回『なすび』の帰り道だった。
「なんだかいっぱいいるよねー、NANIOさんでしょ、ギネス君でしょ。質問ばっかりでヤダって言ったけどさ」と千秋さん。
「NANIOさんは違います。彼女いますから。質問ばっかりは『ご近所さん』で、ギネス君とは別人です」

古典芸能評論家のW先生とスーパー歌舞伎の話。次回はチケットを取って下さるとのこと。
他常連のお客さんとお話いろいろ。
2005年04月26日(火)

『ネイキッド・ロフト』,『檸檬屋新宿』

 トークイベント「新宿憲法村 開村vol.4」を見に『ネイキッド・ロフト』。
19時半開始だが20時半頃着く。
出演は三上治(作家)、吉田司(評論家)、日名子暁(評論家)とのことだが期待していた日名子さんは現れず。
塩見なんとかという人が壇上に行ったり客席から発言したり。

寝た。かつての左翼がどうだったとか、今の左翼は何やってんだとか、私にとっては全くどうでもいい。

この日は聞かなかったが、三上さんがメルマガで言ってた「トランスナショナリズム」という言葉は初めて聞いたし、面白いと思った。

友人xiaokobamikiが中国の反日デモについて考察している。
これを読むとやはり敵国想定愛国洗脳教育はろくなもんじゃないと思う。どこの国でも。

だから「国を愛せよ」「家庭を大事に」を憲法に盛り込むのもやめてくれー。

 開店3周年を迎えた『檸檬屋新宿』を覗いてみる。
常連Yさん、住枝さんといろいろな話。ギネス君について。
「NANIOさんに『遊ばれんなよ』って言われたんですけど、遊ばれたら駄目なの?
楽しく遊んでもらえればいいじゃないねえ」と私。
「そんな風に言って、実は傷つくからなあ、桜井は。結構引きずるやろ」と住枝さん。
「傷つくことを恐れたら、恋など出来ないのよ」

 終電で帰る。関西のJR事故ニュースで、電車に乗るのがちょっと怖い。
25日の新宿なのに人通りもいつも程ではなく、駅のホームも人が何割か少ない。
先頭車両が空き空きなのは気のせいか。
2005年04月25日(月)

ギネス君帰る

 午前中にギネス君は帰って、私が起きたのは15時。
ご飯を作ろうかな、と思っていたが得意でないので助かったような寂しいような。
我が家の居心地はあまり良くなかったかしら。

 日記、家事。
2005年04月24日(日)

宮崎学さん,『檸檬屋新宿』,ギネス君

 かなり念入りに掃除。

 都内某所に宮崎学さん現るの情報を得て、少し早めに行って待ち伏せしようかな、と思ったら既に宮崎さんはいらしていた。

「よう、桜井。今日は仕事か?」と宮崎さん。
「いえー、このところパッタリ仕事はないんです」
「そうか、男は出来たのか?」
「いやー、どうなんでしょう」
「なんだ、微妙なのか」
どうして?何で宮崎さんにはわかるんだろう?

後から来た(というより私の方が乱入者だが)NANIOさんが
「真理ちゃんは、スーパー歌舞伎の彼と、ナンパされたギネス君、二つの恋に揺れてるんです」と宮崎さんに報告。
「そうか」と笑う宮崎さん。
でも「ギネス君、名刺をくれないのって怪しいですよね」と聞いたら「怪しいな」。

何でそんな話になるのかNANIOさんが
「真理ちゃんとは布団並べて寝たよね。あの時真理ちゃんがしなだれかかってきたら何かしてたかも」などと言い出すのでビックリする。
ぎゃー、宮崎さんの前で、やめてー、と思ったら顔が赤くなってしまい、苦し紛れに
「檸檬屋常連Yさんとゴーヤ君と川の字で寝たこともあるよ」。
「俺なんか、Tに泊めてもらってお風呂まで入れてもらったもん」とNANIOさん。
「あー、関西突破塾の後3本川+1で寝たこともあったね」
と皆で雑魚寝の話に持って行く。ふう。

他宮崎さんの進行中の仕事、新しい企画、『R30』についてなどいろいろな話。

 『檸檬屋新宿』ではNANIOさんと恋話。
「スーパー歌舞伎の彼は、すごくカッコイイ素敵な人。でも多分私に興味ない。高嶺の花というか遠い存在。ギネス君は、カワイイ。本当のご近所さんで近くにいて、私のこと気に入ってる。となるとギネス君が心を占める割合が増えてくる」
「わかるよ。そういうもんだろう」とNANIOさん。

これから彼女に会うと言うNANIOさんに刺激されて、私もギネス君に電話してみる。
ギネス君は我が家に来たがっていたから「掃除したよ」。
私から「会いたい」と言ったのは恐らく初めて。

NANIOさんと一緒に『檸檬屋新宿』を出て、新宿三丁目駅の通路で別れ際、かなりの距離から「ギネス君に入れ込み過ぎて、遊ばれんなよ!!」と叫ばれる。
ぎゃー、こんなところで、そんなこと大声で言うなー!逃げる。

 駅から近いギネス君の家に寄ってみるとあまり体調が良くないらしい。
我が家は家具屋の倉庫みたいな部屋で、狭いし寛げる空間ではない。
更に具合が悪くなったりしたら困る。
「じゃあ今日はやめときますか」と言ったが「行くよ」。

 ギネス君を待たせて先に部屋に入ると、なんと、お昼に焼いた鯖の臭いが充満。いやー!
彼を迎えに外に出て
「すっごい魚臭いよ。どうしよう…」と断っておく。
「ビミョー」と本当に微妙な表情のギネス君。

「くっせー」とか言われると思ったら「きれいにしてるね」。
「久し振りに念入りに掃除したからね」
「でも、家具の置き場所違うよね」
「だって、部屋に合わせた家具じゃなくて、家具が入る部屋に無理矢理入れたんだもん」

我が家には何人か喫煙者が来ているが、換気扇の下とはいえ室内でタバコを吸ったのは多分ギネス君だけだ。
失敗。禁煙もしくはバルコニーにしてもらうべきだった。

ギネス君は紙パックのバナナ・オレ、私は泡盛を飲む。
チューをしたら「泡盛くさっ」と言われる。

お疲れギネス君の背中に立って、足踏みマッサージをしてあげる。
2005年04月23日(土)

『こなから』,質問『ご近所さん』

 二日酔い気味。溜まっていた家事・雑務を片付ける。

 『ご近所さん』Gも二日酔いらしい。彼は船橋在住だが、昨夜は千葉まで乗り過ごしてしまい、カプセルホテルに泊まって出勤とか。今日のお客さんとの打合せ、大丈夫か?

 日本酒に詳しい『ご近所』のSさんに誘われて『こなから』。
Sさんは会社の送別会帰りで21時半近くに会う。その頃には二日酔いもすっかり快復。
送別会が中華料理だったSさんはお腹いっぱいで、肴はほとんど私一人で頂く。

『ご近所さん』に他の『ご近所さん』の話はするもんじゃないと思うが、Gの話をしてしまう。
まあどちらも単なる飲み友達だし、Sさんは奥様の話もよくするので気にしないだろう。

昨日Gと行った『楽旬堂 坐唯杏』はSさんがブログで紹介していた店で、実は私も前からよく通りかかって気になっていた店だった。

Gは「なんでもいいからおすすめのつまみを頂戴。考えるの面倒臭いんだよ!」
と大声で言って、薄濁りの日本酒を何合もお代わりするような飲み方をする人で、いろいろな日本酒を楽しめる『楽旬堂 坐唯杏』に連れて行ったのは店に失礼だったかなと思う。
いや、ご馳走してもらって失礼な事言ってるのは私か。

 深夜2時過ぎ、16日に一緒に冴島奈緒さんのパーティーに行った『ご近所』のNさんから電話。

奈緒さんにNさんの一問一答攻めには閉口してる、と言ったら奈緒さんが

> 堅いものから柔らかいもの、ビジネスやクリエイティヴ、出会い、・・・
> いろんなサポート・サービスをしていますが、二時間たっぷりご質問にお
> 答えし、いろんなことお教え致しましょう!

と言ってくれる。もちろん有料で、奈緒さんのサイトのVIP会員になるのが条件だ。

それを伝えたらNさんはまた

> どういう意味?

サイトを見ろよ!と思うが「時間出来たら電話して下さい。メールは面倒なので」。
それで来た電話だからいろいろ話そうかと思ったら

「なんで(奈緒さんは)僕の事知ってるの?」
「紹介したじゃん」
「覚えてるんだ」
「覚えてるでしょう。一緒に話もしたんだから」
「わあ、嬉しい」
「だから何でも答えてくれるって」
「そうなんだ。ありがとう」

奈緒さんに刺激を受けて彼の世界もどんどん広がっていったらいいと思うが、
Nさんは「僕、一人っ子だから、母親が一人で住んでる茨城県に毎週帰ってるの」という青年だから、どうかなあ。
「一人っ子」を殊更強調する心理は、私も一人っ子だがよくわからん。

質問ばかりのメールについて、謝るNさん。
「自分のことばっかり言ったら悪いかなと思って」
「自分のこと全然言ってないじゃない。人に質問して、私が答えて、私の質問には答えないでまた質問て、失礼だよ」
「ごめん」

というやり取りを経ても

> 飲んでる?

と一言だけ送ってくるNさん。頭悪いのか?
飲んでたらどうで、飲んでなかったらどうなんだ、何が言いたいんだよ!とイライラする私が変なのか?
2005年04月22日(金)

『楽旬堂 坐唯杏』

 18:30に『ご近所さん』Gから

> 忙しいかな?

とメール。

> かるーく、大衆居酒屋で飲まないかなーと思って

ケータイメールだとこういう一言ずつコマ切れの誘い方にならざるを得ないのか?失礼な感じ。

「今日?どこに何時?電話して下さい」と言っているのに

> 八重洲中央口で待ってます

> 七時半集合(^-^)

と勝手に決めてメールが来るし。

「無理です。池袋、もしくは大塚に8時なら行かれます」

と言っても電話は来ず、

> 池袋むかっているよ!八時厳守ね。

厳守しない。

大衆居酒屋はいいけど、どうせ知らないだろうから私の行きたい店に行く。
「焼き鳥屋と、日本酒の店とどっちがいい?」と聞いても「どっちでもいいよ、銀行のある方がいい」。
なのに日本酒の店『楽旬堂 坐唯杏』に着いたら「焼き鳥食べてえな。焼き鳥ないの?焼き鳥食いたい」。
「さっき焼き鳥屋にする?って聞いたじゃん」
「いいんだって、意味無い、意味無い!」
で、『楽旬堂 坐唯杏』には所謂焼き鳥はなく、鴨料理が2品あるだけだった。

「明日客と打合せなんだよー、やだなー」とG。
「やめれば」と私。
「え?」
「いやならやめればいいじゃん。ふざけんなって」
「だって無理難題を言われるんだぜ」
「当たり前じゃない、仕事なんだから。お客さんは最大限の希望を言うさ。それにどこまで答えられるかであなたの評価と給料が決まるんでしょ。お客さんがお金をくれるんだよ。会いたくないとか言ってる場合か」
などとニートな私が何を偉そうに、と思うが妙に感動しているG。
「そうか!そんな風に考えたこと無かったよ!」と何度も握手を求められる。

Gは議論好きらしい。アメリカ人が日本に来てホテルでも日本語をしゃべろうとせず英語で済まそうとするのが許せないとか。
「ふーん。私はどうでもいいけど、あなたはどうするわけ?許せないからどうするの?」
「どうするじゃないだろう。アメリカ人は未だに日本を占領国だと思っているんだ」
「そう?だとして許せない、って私に言って何になるの?許せないからどうするのよ」
「自分のことしか考えてないだろ。自分さえ良ければいいのか」
「違うよ。日本に来たアメリカ人のことを考え、ホテルの従業員のことを考え、別にいいじゃないかと思ってんだよ」
「俺は、少林寺拳法を習いに来たアメリカ人が英語を話すから『日本語をしゃべれ』って言ったんだ」
「それはいいと思うよ。自分はこうする、って話じゃん。で、そのアメリカ人はどうしたの?」
「片言の日本語を話したよ」
「いいじゃない、それで。素晴らしい」

メールに絵文字を使え、とG。断ってるのに、別れた後も何回も絵文字を入れろとメールを寄越す。
絶対使わない。

ご馳走して好き放題言われて、これでストレス解消になるのか?と思うが結構楽しいそうで、ようござんした。
2005年04月21日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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