緑パーティー,I夫妻危機

 ギネス君に電話が繋がらないからカードを書いて、郵便受けに入れに行く。
「ハワイの波を楽しんで来て下さい。帰ったら遊ぼうね」ぐらいのもんだが、怖がられるかしら?

 『檸檬屋新宿』元同僚のAちゃんと、ルームシェアしている2人が主催のホームパーティーで西荻窪。
13時から始まっているらしいが、私が着いたのは19時近く。

数字の書かれたシールを張って下さいと言われ、私は48番。
すぐ後にも人が来て、50人を越える来場者。
ここは住宅街の2階建てアパート。3LDKとはいえ、座る場所に困る混み具合で熱気ムンムン。

パーティーのテーマは緑で、ドレスコードも飲み食いモノもAちゃんによる内装も緑。
部屋主の一人Rは徹夜で人生ゲーム緑バージョンを作ったとか。すごい凝りよう。

私は大学ゼミの先輩にもらった『プリーツプリーズ』緑+紫のワンピース。
そして緑の缶の『ギネスビター』を持参。恐らく初めて飲むが、黒いギネスよりマイルドで美味しい。

格好も好評だったが、一人『アナスタシア眉』を褒めてくれた女性がいて嬉しかった。

2年前に結婚したという元『檸檬屋』従業員のKちゃんに再会。
今は骨董品店をやっているとか。
他会った事ある人、初めての人、いろんな人といろんな話。

ついには72番のシールをつけている人が現れる。すごい。
GW中日、会費500円が成功の秘訣か?
これまでの実績もあるだろう。「メキシコ祭り」も面白かった。

 大学の同級生I君も夫妻で来れば?と誘ったら「夕べ喧嘩して出て行ったきり連絡がつかない」。
オーノー!パーティーどころじゃないか。
一昨日妻のTと遊んでいた私としては、I君の話を聞いてあげなきゃ、と思う。
パーティー帰りに会う約束をして、とりあえず失踪妻の帰りを待ってもらう。

終電でI君の駅に行くつもりが間に合わず。電話をかけると「帰ってきたよ」。
そりゃ良かった。「よく話してね」と言ったら「Tと話すかい?」
「いや、二人でじっくり話しなさい。優しくね」と言って切る。

 明け方、お蕎麦を頂く。美味しかった。
「すっげーいいなー、絶対オレもパーティーやろう」と感激しきりの浅野忠信似のデザイナー、バンドマンたち。
アクセサリーデザイナーのRさんのお店は「りょく(緑)」。
偶然?緑の日だから「りょく」の彼なのか、彼が「りょく」だから緑パーティーなのか?

 5時過ぎ、一人で帰る。あちこちで寝ている人も含めまだ10人以上いたような気がする。
あー、楽しかった!
2005年05月04日(水)

T叔父邸,『三英寿司』,居酒屋

 14時、「今日の待ち合わせ、遅れないでよ」という母の電話で起きる。

 16時の清瀬駅待ち合わせに9分遅刻。
怒鳴られるかとビクビクしてたら母は18分遅れで登場。

定年離婚して一人暮らしを始めたT叔父のマンションを訪ねる。
駅から近くていいところだ。
日当たりも良くて、隣は幼稚園だが子供が少ないらしく、うるさくもない。

3人で『三英寿司』。
「弟はこちらに引っ越してきたばかりで、いい店はないかと、散策してたのよ。私は新座なんですけどね」と初めての店で店員に長々話しかける母。
かなり元気になったようだ。フラメンコの舞台も見に行くと言う。
これから夏の暑い盛りまで、どんどんハイテンションになっていくのかもしれない。

 2軒目は居酒屋。とんかつのように大きいコロッケ。お腹いっぱいだが食べてしまった。
T叔父がご馳走してくれる。

 ドコモユーザーの友人とT叔父に聞いて、ドコモは電源オフ中に着信があっても電源入れたときに教えてくれないと知る。
メールも問い合わせないと受信できないとか。不親切だ。
auは電源入れたら電源オフ中の電話もメールも知らせてくれる。(嘘。5/16訂正)

私が何回も電話をかけているのを、ギネス君は知らないわけね。
話したいとも思わないわけね。ふーん、そっか。

 新座には泊まらず帰る。
2005年05月03日(火)

『松屋』,『三宿 WEB』,『Rozy's』

 大学の友人で、東京スカパラダイスオーケストラのドラマーだった青木君の命日。
昨日お父様に電話をしたら、七回忌の法要を極内輪で昨日済ませたとのこと。
実は私は青木君のお墓参りをしたことが無い。
お父様は「ご案内しましょうか」と言ってくれたが「いえ、またの機会にして、今回はイベントで青木君を偲びます」。

毎年5月2日に三宿のクラブ『WEB』で、スカパラの川上君と谷中君が青木君を偲ぶイベントをやってる。
大学の同級生I君を誘ったら、彼は東北地方出張で「妻だけ行ってもらおうかな?」
「私はいいけどTは大丈夫?クラブ好きなの?」
「大丈夫。初めてスカパラのCD買って、聞かせたよ」
「わかった。ところでテーブルは買った?」
「……」
「テレビは?」
「……」
「おーい!6ヶ月以内に買う約束だったよね。(2005年1月3日の日記参照)」
「もうすぐだね」
呆れた。お金が無いわけではないのに、なんでだろう。

Tとは23時に渋谷『スターバックス』で待ち合わせ。20分近く遅刻してしまった。
「スターバックスの近くにいます」とのことで入口で待っていたら、外の離れたところにいて、23時半頃やっと会えた。

Tはロシア人の友達2人と一緒で、川上君には2人で行くと連絡していたので「入場料が必要かも」と言ったら「え?」と立ち止まる彼女たち。
「どんな音楽?」
「レゲエとか、スカとか、いろいろだと思う」
怪訝な顔のロシア娘たち。結局友達2人はレゲエは好きじゃない、とのことでサヨウナラ。
ありゃりゃ、30分も待たせたあげく申し訳ない。

 『WEB』は再入場できないので腹ごしらえに『松屋』。
ダイエットしているTにはうどんがいいと思ったのだが、「うどん、一番嫌いです」とT。へえ。

I君が買ってくれないテーブルとかテレビの話をしたら「その話はしないで下さい」と言われる。
いい子だなあ。

 激しく混んでる『WEB』。ドリンク頼んで少し踊って、Tと立ち話。
満員電車の中のように、すれ違う人と体が触れる状態。

私が谷中君に挨拶している様子を見て、Tは「あなた、彼好きでしょう?」
「うん、かっこいい。セクシーだと思うわ」
スカパラのメンバーは皆いかしてる。

青木君に因んだオリジナルカクテル『REACH THE SKY』を飲みながら、Tに学生時代の私たちの話など。

川上君にTを紹介したかったのだが別の仕事で遅くなるらしく、この混雑状況に耐えられず、出る。

 六本木のクラブに行こうか、という話もあったが、近くのイギリス風パブ『ROZY'S』で飲む。

いろいろな話。日本語もよくわからない、友達もいない、I君だけを頼りに東京に来て、忙しいI君の帰りを一人で待つ部屋にはテーブルもテレビもPCもない。でも愛があればね、ってなんて健気なロシア人妻。
愛があれば、だぜ!愛は表現しなくちゃ駄目なのよ、I君!Tと二人で泣く。

泣いて笑って朝になる。渋谷駅まで歩く。
Tをどうして励ましたらいいものか、「手を繋ごう」と言ってみる。
「『t.A.T.u.』みたいだね」とT。10年後と20年後の?

渋谷駅が近づくと、カラスが増えてきて、私が怖がるのを面白がるT。
黒い革ジャンを着ているTは、カラスの真似をしてみせる。バサバサ飛び立つカラスたち。
ぎゃー、やめてー!

 新宿駅で別れる。まだ新婚3ヶ月目。大丈夫か、I夫妻。
2005年05月02日(月)

オゴウチ家

 4月の日記アクセスは約3500。10万超は来月かな。企画を考えなくちゃ。

 4日の「緑の日パーティー」のために、27日に爪を緑にした。
1週間から10日は持つと言われてケアもしてたのに、もう剥がれている。
困るね『MAVALA』。

 母の友人のバッグ職人Kさんに電話。
今使っているバッグがボロボロになって、新しいものを探しているのだがなかなか良いのが無い。
現在Kさんのところに在庫はないそうで、希望のデザインがあれば作ってくれるという。 

前から考えていたバッグビジネスの話をKさんにチラッとしてみた。興味がありそう。
Kさんの中では今回私のオーダーでバッグを作る、というところまでだが、私はその先を考えている。
さて、どうなりますか。

 東京ガスの引き落としをクレジットカードにしたら、「ミッフィーの親子エプロン」が当った。
私は使わないのでオゴウチ家に届ける。
通販化粧品アテニアから届いたペンダントも長女Cにあげる。喜ぶ母娘。

晩御飯をご馳走になる。オゴウチ君特製の黒い麻婆豆腐。
黒米のご飯にかけてマーボー丼。美味しい。

オゴウチ君とCが一緒に作ったソフトクリーム。
卵たっぷりで私は苦手だが、Cは得意になってドロドロをベロベロしていた。

オゴウチ家の次女Mとは初対面。もう8ヶ月で、麻婆豆腐も食べられる。
ちょっと熱っぽいらしいが、真っ赤な笑顔が可愛い。

子供たちが寝て、ギネス君の話。
「私は苦手なのにご飯作って、って言われるんだけど、何を作ればいいかなあ?」とオゴウチシェフに相談。
「『飯を作れ』なんていう男はろくなもんじゃない。女に作らせることがしたいだけで、何でもいいんだ」
「そうだね、コンビニのレトルトとかでもわからないかもね」

 帰りにギネス君に電話してみたら繋がったものの、帰省中だった。
実家ではなく友達の家にいるとか。
4日まで地元にいて、5日からハワイ。
そうなんだ、じゃあ私とはずーっと会えないじゃん。ぷー、つまらん。
2005年05月01日(日)

ギネス君の男心,『ANASTASIA』,『伊勢丹』,『イル・キャステロ』

 ギネス君の電話で起きる。
「お腹すいた」とギネス君。
「美味しいもの食べに行こうよ」
「お願いがあるんですけど。パソコンを貸して欲しいんだ」
「え?何で?」
「会社に日報を送りたいの。その間にご飯作って」
「有機野菜の宅配が火事で、注文した食材が届かなくて我が家の冷蔵庫は空っぽなんですけど」
「買えばいいじゃない」
「そんな、農薬たっぷりの野菜はいやだわ」

人にPCをいじられるのも抵抗がある。元内縁夫とだってお互いに相手のPCを覗いたり、勝手に使ったことなど無かったと思う。

「日報はネットカフェから送って、ご飯は外で食べようよ」と言ってみたが、拗ねて「もういい」と言うギネス君。

よくわからん。自分の思い通りにしてくれなきゃ会わない、って変じゃないか?
何で私がPC使わせてあげて、ご飯作ってあげて、会いに来てもらわなきゃいけないんだ?

と思う一方、「あれをしてあげたんだから、これをして」「こうしてくれなきゃ、そうしてあげない」という駆け引きみたいなことは嫌だとも思う。
利用されたっていいじゃないか、利用価値があるってことなんだから、とか。

 「ギネス君に遊ばれんなよ」と言ってたNANIOさんに電話してみる。
意外なことに「パソコンぐらい貸してやれよ」と言われる。
「へ?でも、パソコンなんてプライバシーの最たるものじゃない。よく知らない人にいじらせていいの?なんか変なことされたりしないかしら」
「だって、部屋にも入れてんだろう?」
「うん。でも帰った後に盗聴器仕掛けられてないかしらとか、チラッと考えたよ」
「あんた、変だよ!バランス狂ってる。何言ってんだよ!」
「だって、そういうの、よくワイドショーとかでやってるじゃない」
「付き合ってんだろう?」
「うーん、よくわからない」
「向こうは付き合ってると思ってんだよ。パソコンとか飯は口実で部屋に行きたいだけだろ」
「そうか。で、私は名刺もくれない人にパソコン貸して、ご飯作ってあげなきゃいけないの?『3点』とか言われて」
「なんだそれ?」
「私が作った味噌汁に点数つけてくれるんだって、3点、とか。『何点満点?』って聞いたら100点満点だって。やだよ、そんなこと言われるの」
「彼女に飯を作ってもらったこととかないのかもよ。男心なんだよ。仕事の日報を送りたいってことは名刺は渡さないけど、ちゃんと仕事はしてるって見せたいんだよ。素直に上手く言えない男なんだろ」
わかりました。アリガトNANIOさん。

 PCにギネス君のユーザーアカウントを作って、電話。
「あ、冷たい人だ」と言われる。
「ゴメン、ゴメン。ギネス君が使えるようにパソコン設定したから」
「随分時間かかるんだね」
「機械が苦手なもので、スミマセン。今日の夜遅くでも、必要なら来て下さい。じゃあね」

 6月5日の予約がキャンセルが出て早まり、念願のハリウッドセレブ眉になりに新宿三越『アナスタシア』。

まずはカウンセリングシートのようなものを書いて、その中に「眉は4種類の中から決められたものに同意する」とある。
説明を求めると「お客様の好きな眉の形ではなく、こちらで判断した最適な眉のラインになります」とのこと。

施術の椅子に移動し、「眉で困ってることはありますか?」と聞かれる。
「うーん、どうすればいいのかよくわからないんですよね。不器用だから自分では上手くできないし」

骸骨の目の穴の形によって決まる4種類の中で、私の眉は「ハイアーチ(眉頭と眉山のアーチが大きい)」に属するらしい。
ハイアーチのシートを眉にあてて、小鼻と目尻を結んだ線の延長が眉尻となる。
このラインからはみ出した無駄毛をワックス脱毛する。
これだと皆同じ眉になりそうだが、顔のカーブ、眉間の距離、目と眉の距離などが違うからそれぞれのアーチになる。

「じゃあ、どの人種でも、季節も流行りも関係なく、4種類のうちどれかで、一生これ!なんだ」
「そうです。骨格が変らない限り。ただ、太さは多少変化をつけられます」
ナルホド。

初回は最低2ヶ月待ちの状況は変っていないらしい。
施術者は皆美容師の資格を持っているとか、施術者が何人で何人を担当するとか、ビバリーヒルズのサロンの違いとか、いろいろ話を聞く。

面白かったのは、アメリカでは脱毛の後、冷タオルで冷やしたりしないそうだ。
ヒリヒリのまま帰され、皆でっかいサングラスをかけて出て行くらしい。
そして、きっちり左右対称の眉を求めるのは日本人だけとか。
「だって、目も左右違うんだから、眉も違って当たり前のような気がするなあ」
「そうなんですよね。向こうの方はそう仰っるんですが、日本人は目も眉も左右全く同じを追求したがるんです」
ほう。

1時間弱、施術自体は40分ほどで終了。(ビフォー・アフターはこちら
次回の予約は7月30日!本来は4週間に一度ぐらいが理想らしい。
それまでこのアーチをキープする方法は教えてくれたが、自信はない。

 『伊勢丹』の1階「解放区」にサングラスを見に行く。
個性的なものがいろいろ揃っていて、このコーナーは今日までの期間限定と聞いていた。
サングラス選びは自分では鏡もよく見えないし、本当はギネス君にでも見てもらって決めたかった。
散々迷って店員に相談して、「世界に500本しかない」(2005/06/26訂正:500本→50本)と言われた『BI'S & CURIOUS』のゴールドを購入。
私のとってはかなり高額だったが、紫外線対策は急務だ。

 高校からの友人が19時から集まっている、高田馬場のイタリアン『イル・キャステロ』に急ぐ。20時半頃着く。
一人は肺炎一歩手前、一人は仕事でドタキャンとかで、やっと3人が揃った。
肝炎で入院していたSの快気祝い。しかしもう一生お酒は飲めないらしい。

病気の話いろいろ。Nさんも何かの数値が異常に悪くてショックを受け、それ以来5時間以上睡眠をとるようにしているとか。

『アナスタシア』の話、ギネス君の話。
「ネットの出会いなんてやめなよ」とか「ナンパなんて危険!」と言ってた彼女たちも「パソコン貸すぐらいいいじゃない」と言うので驚く。
「だって、仲良くしてるんでしょう?」とNさん。
「28歳、って強調するよね、自慢?」とS。
「うん、自慢。初めは30代に見えたけどね。かわいいよ」

 しかし電話が繋がらないギネス君。完璧眉とサングラス、見て欲しかったんだけどなあ。
2005年04月30日(土)

『バレエスタジオ パ・ド・アンジュ 発表会』,『ニューデリー』,映画『スパイダー・フォレスト 懺悔』

 お昼にギネス君に電話したら繋がったものの寝ていたようで、すぐに切る。
2時間ほどして電話が来る。
「イ・ビョンホンの『甘い人生』見たよ」と報告。
「招待券あったのに」
えー、言ってよ。
「邦題は『甘い人生』だけど『a Bittersweet Life』だから、チョコレートケーキとギネスなんだよね。『苦い苦い、人生甘くない』って感じの映画よ」と、ああなってこうなってと話してしまう。
「それ以上言うな」
あれ?興味ないって言ってなかったっけ?
「見るの?そっか、ゴメン。たけしの『ソナチネ』が好きなら、結構気に入ると思う」

GWの予定の話。「ブラブラしてる」とギネス君。
「私とも遊ぼうよ。昼間のデートしたい」と言ってみる。

 板橋区立文化会館大ホールに、幼馴染Uのバレエの発表会を見に行く。
Uの踊りは見たいが素人の子供たちの踊りなんか見てる場合じゃない、と思って16時開始だが17時半過ぎに着く。

私は間違っていた。よちよち歩きしか出来ないようなちっちゃな女の子たちの可愛らしい踊りに感動してしまった。
赤の他人の私でこれだから、親にしてみりゃ涙モノなんだろう。

子供の頃、私は遠くの保育園に通っていたのだが、家の近くの幼稚園ではバレエ教室をやっていた。
私はいつも親たちが我が子を見守る席でレッスンを覗いていた。
月謝も払わず毎回見に行くのだから疎まれていたが、強い憧れを持って見ていた。

Uからバレエの話を聞いたとき、彼女は当時あの幼稚園で習っていたのかと思ったら、

> そうなんです…私もあの幼稚園の小さな体育館?で 窓からひたすら見ていた
> 一人…でも、マリ姫もその一人だったとは知らなかった〜
>  ある日、父に習っていいかと聞くと答えは NO! で、ずっと憧れていたわけ
> です

それにしても中学ではスケ番張ってた(古い?)Uはいろんなことに挑戦して、何でもこなす。
歌、絵、ガーデニング、クッション販売、カフェの厨房、家具作り。スーパー主婦だ。

確か手足も長かったような気がする。きっと美しく踊ることだろう、と思ったらまあ、グランドフィナーレでは中央に立って、堂々としたものだった。

終演後、挨拶に行く。Uに会うのは2001年9月以来か。衣装も美しくて、素晴らしい。
私がいろんな人に紹介しているチタン包丁の販売をしているUのお姉様にも挨拶。
「子供の頃の面影あるわー」と言われる。美人姉妹だなあ。

Uの頑張りには期待していたが、期待以上に楽しかった。行って良かった。

 池袋のインド料理『ニューデリー』でチキンカレーのセット。カレーは普通に美味しい。トマトスープが特に気に入った。

 本日は「bukuの日」で池袋の映画館は1,000円。
『スパイダー・フォレスト 懺悔』を見る。なんだかよくわからないけど面白かった。

全て幻想だった、夢だった、という落ちは基本的に嫌いなのだが、これは幻想とか夢とは違って悪くなかった。
主人公は記憶を辿ろうとすると激しい頭痛に襲われる。
見ているこちらも混乱して頭が痛くなりそう。

妻と写真館の女は一人2役なのだが、全く気づかず。全然違う顔に見えた。
妻の写真はちょっと私に似てないか?

 夜、テレビで東京スカパラダイスオーケストラ(フジテレビ『僕らの音楽』)、宮崎学さんと高山登久太郎さん(TBS『R30』)を見る。いい男三昧。

明日はギネス君。でも「『R30』見て!」と言いたかったのに電話は繋がらず。
2005年04月29日(金)

映画『愛の神、エロス』,『MILLIBAR』

 恐らく今年からだと思うが、4月28日は「渋谷で映画を見る日」らしい。
渋谷の映画館は1,000円になる。しかし池袋の「bukuの日」は毎月29日。
渋谷は年1回とは寂しい話だ。

 ル・シネマにて『愛の神、エロス』を見る。ウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニがそれぞれ愛とエロティシズムを描く、豪華な作品。

ミケランジェロ・アントニオーニは91歳!それも驚くがイタリアの海辺の町では、女性があんなスケスケルック(古い?)で歩き回ったりレストランにいるのか?全くエロスは感じないが。

やはり私も東洋人。ウォン・カーウァイが一番エロい。というより他の2本はエロくない。
チラシのオダギリジョーのコメントが「10人10色(エロス)」。
本当にエロは人それぞれなんだろう。

 久し振りに母から電話。新文芸坐でやってる映画『たそがれ清兵衛』と『隠し剣 鬼の爪』のお誘い。全く興味が無いので断る。
まだあまり元気ではない様子だが、来週会うことになる。 

 派遣会社社長から電話。昨年夏にやった仕事は今年は書類と面接による選考があるらしい。
大丈夫だろうか。

 『MILLIBAR』に寄る。連休前なのにお客さんゼロ、アルバイトはお休みで驚く。
暫くして何組か入ってくるが、清野さん一人で大変だ。

「渋谷で映画を見る日」の話。まだほとんど知られていないよう。
「池袋が『ブクの日』なら『ブヤの日』とか言って毎月28日にすればいいのにね」と清野さん。
でも池袋を「ブクロ」と言う人はいるが、渋谷は「ブヤ」と言われないもんなあ。

 ギネス君のケータイが繋がらない。彼は「メールは面倒臭い」と言ってアドレスも教えてくれない。
それはいいけど留守電にはしておいて欲しい。仕事の事情もあるだろうから怪しいとは思わないが、ちょっと変っているのかな。今時の若者っぽくないかもしれない。

まあ言いたい事や思いがすぐに伝えられなくて悶々とするのもエロス。
実家暮らしやケータイの無い頃に味わった感覚を思い出して、悪くは無い。
2005年04月28日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

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