『亀井堂』,映画『恋する神父』,出版企画


 会社で高校からの友人Mと会ったので、また『亀井堂』ランチ。
ハンバーグはもたれるからあまり頼まないのだが、美味しかった。

お見合いの話、『ご近所さん』たちの話で爆笑される。
「M笑い過ぎ」とか言いつつ、友達が面白がってくれるのが嬉しくてやってるという部分もある。
日記のネタになればいい、とか。

 つまらない映画も日記のネタにはなる。腹が立つほどつまらなければそれもいい。
書くのもつまらないぐらいが一番つまらない。『恋する神父』はそんな映画だった。
立ち見で諦めたこと数回、やっと入れた。『アマロ神父の罪』と比べたかったが比べ物にならない。想像以上に甘々。

 現代イギリス陶芸本の共著者I氏が腰を痛めて手術入院。アート系女性誌編集者からは「またいずれ」メール。
すぐには動けなさそう。では太古八絵本だ。
2005年08月31日(水)

『日本酒&本格焼酎処 月』


 日本酒好き『ご近所』のSさんのお誘いで御徒町『月』の日本酒飲み放題イベント。盛況。
8月は日本酒の回転が遅く、1ヶ月以上は置かないという方針のため「飲みきって下さい」と女主人。
あまり他では飲めないものから、セルフサービスで冷蔵庫の瓶を次々空けていく。

6月30日にこの店で飲んで、ご馳走様メールに無反応だったので切られたかと思っていたのだが「返信したつもりだった」とSさん。
DV妻が荒れるから飲み歩くのを控えているのかと思ったら、最近は落ち着いているとか。よござんした。

いろいろな話。9月の『亀泉』の蔵元と飲むイベントも参加することになる。
2005年08月30日(火)

『亀井堂』,『Naked Loft』


 近くで働いている高校からの友人Mとランチ。お薦めの『亀井堂』をMも気に入ってくれた。
仕事の話、お互いの母親の話。

 三上治さんの憲法の勉強会『新宿憲法村』があって『Naked Loft』。
19時半スタートだが、明日納品の仕事があって、着いたのは21時半近く。
既に質問タイムで、ゲストの森達也さんの話はほとんど聞けず。

会場の64歳の男性が、東京新聞の宮崎学さんのコラム2回分を切り抜いて持って来て、「非常に共感した」と言って読み上げる。
宮崎さんの文章を他の人が読むのを「聞く」というのは、なんだか不思議な感じがした。
2005年08月29日(月)

日記


 かつては1日で1週間分の日記を書くこともできたような気がするのだが、書くのが遅くなったのか、盛り沢山過ぎるのか。
家事もせずに書いて8月18、19日分のみ。
明日からもお出かけの予定がいっぱいで、どんどん日記が溜まりそう。

 こんな調子では原稿など書けないが、出版企画は進めなくては。
宮崎学さんが東京新聞『本音のコラム』連載を終えたのを知って、私も決意を固める。
2005年08月28日(日)

母・叔父ケア,日記

 T叔父が母を心配して電話やらメールが来る。

> 脅迫者はその後どうしましたか 新座へなるべく泊まったほうがよいと思います

母と連絡がつかないのでK叔父に電話。
母の妹A叔母も心配して「可哀想じゃん」。
「母が自分でやったことですから」と私。

昼過ぎ、母から電話。「何ですぐ連絡しないのよ!」と怒る。
塗装工Hの留守電メッセージも消去してしまったと言う。
「証拠はとっておけって、何かあったら警察に連絡しろって、散々言われてたのに何やってんの?!」と責める。
「電話があっただけだし」
「警察に『今後一切接触しない』って約束して帰ったんだから、電話も訪問も違法行為なの!今すぐ警察に電話して。かけ終わったらまた私に電話して」
「うん」
……
「かけた」
「よし。大丈夫?私は新座に行ったほうがいいの?」
「大丈夫」
「はい。じゃあ、夜も電話して。明日の朝も電話して。必ずよ!」
「うん」

T叔父に報告。今度はT叔父依頼の件について調べる。

> 別のお願い 前に話題になった雅子さんが子供に与えた絵本の書名と著者と出版社を教えてください

「絵本はいろいろあるみたいです。ネットで紹介されています。
『うしろにいるのだあれ』著者ふくだとしおとか?
そうではなく皇太子の読んだ詩のことですか?」

皇太子の読んだ詩は『あなた自身の世界−スウェーデンの中学教科書』新評社からの引用らしい。

 それより本日は浅草サンバカーニバル。
21日パーティーに来てくれたKちゃんがパレードに参加するとのことで、是非見に行きたかったのだが、一緒に行く人が見つからず。
一人で祭りは寂し過ぎると思った。でもやっぱり行きたい!と思ったがもう間に合わず。

 そんなことをしながら朝から未明まで日記を書く。4日間分しか書けない。ふう。
2005年08月27日(土)

母クライシス?,極上昼食,『檸檬屋新宿』,一人文章道場


 昨夜T叔父から電話があった。
20日に捕り物があった塗装工Hから、母宛に朝4時に「会いたい」と電話がかかってきたらしい。
母はK叔父に相談をして「警察に電話しろ」と言われてもグズグズ言っているとか。

遠くに住んでるK叔父に電話して、私やT叔父に連絡がないのはどういうことだ?
あれほど皆に「この先何かあったらすぐに警察に言え」と言われていたのにグズグズ言ってるとはどういうことだ?
そして私が電話やメールをしているのに反応がない。殺されてるのか?

 心配だが、お誘いがあって極上昼食。
絶品のあわび雑炊、松茸土瓶蒸し他、どれも美味しい!松茸は初物では。寿命が延びたような気がする。

 午後出勤で21時過ぎまで働いて、『檸檬屋新宿』へ。
この秋創刊される女性誌の企画に悩む人たちとお話。
「昔『anan』のヒット企画で『セックスできれいになる』っていうのがありましたけど、今は脅しが一番。
『セックスブスにならない』っていうのはどうでしょう?」とくだらない事を言ってしまう。

骨董などインテリアに興味がある30代女性がターゲット、と聞いて「現代イギリス陶芸は?」と振ってみると好反応。
ロンドンでテロがあった時にイギリス出張中だった『ギャラリー セント・アイヴス』オーナーI氏に連絡しなくては。

 都内某所で宮崎学さんとお話。母対塗装工H事件でアドバイスを頂いたお礼。母と連絡がつかない、と言ったら
「金払っちゃったんじゃないか?」
「うーん、それはないと思うんですが。警察に連絡するのを嫌がるんですよ。すごい仲良かったから。Hは母の事が好きだったんじゃないかなあ」
「ストーカーだな」
「そうですね。あと、まだまだお金が引っ張れると思っていたと思います」
「色と欲か」
「『素敵な人!』と浮かれまくってた母はすっかり落ち込んで、静ーかに小さーくなってます」
「反省しろ。今までの生き方全てを否定せよ」と笑う宮崎さん。
「私も『今までトラブルにならなかったのは、お母さんの人格が素晴らしいからじゃなくて、たまたま運が良かっただけ』と言いました」

以前はよく宮崎さんに「桜井、男はできたか?」と聞かれ、ちょっと前は「掃除してるか?」で、最近は「原稿書いてるか?」と問われる。
元気に「はい!」と答えたことはほとんどない。トホホ。

そして宮崎さんが、下書きの終わった原稿の束を見せてくれる。
「企画から1年、陶芸でいったら粘土をこねてだいたいの形を作ってみたところ。まだまだこれから」
選挙だなんだと超多忙な中、原稿を書いている宮崎さん。
日頃「文章を書くのは金のため、伝えたいメッセージなどない」と言いつつ、命がけでやってるではないの!
原稿の束に頬ずりしたくなる。

これは「一人文章道場」だ。
「桜井も、一冊本を書け」と著書100冊に迫る文豪宮崎学に言われて
「本なんて売れないし、ライターは儲からない」とか言ってる場合じゃない。やるぜ!

「イギリス陶芸の本だな」と宮崎さん。
お、そう言えば『檸檬屋新宿』で出会った女性誌。これは何かが始まるかも。ワクワク。
2005年08月26日(金)

『明洞』,『ご近所さん』たち


 台風でお昼時は激しい雨。近場の韓国料理『明洞』に駆け込んだら会社の人々が大勢。皆考えることは一緒か。

「髪の色変えたね」と『明洞』の女性店員。
「キムチ食べる?」と聞かれたので「(石焼ビビンパに)ついてるんですか?」と確認。
「フッ」と笑って行ってしまったので「???」と思ったらサービスだった。

 パーティー案内メールに反応がなかったが、まあ当然かなと思っていた『ご近所』のNさんから

> ごめんなさい行けなかった
>
> そして今日退職願い出した

とメール。普通はこうだ。
無反応なら無反応で構わないが、パーティーに来られなかった人からのメールはまず「ゴメン」とある。

しかし『ご近所』Gは、いきなり

> 日曜日のコンサートは盛り上がったかな?

教えない。

「あら、届いていたの。」

と返信。

再び無反応。よしよし。しかし、何度切っても復活するな、この二人だけは。
と思ったら6月30日に会ってご馳走になって以来連絡のなかった、日本酒『ご近所さん』から日本酒イベントのお誘いがあって、驚く。
お礼メールに無反応だったので、私の方が切られたのかと思っていた。

そして1年前に2、3通やり取りがあった『ご近所』のTさんからも「はじめまして」メールが来る。
「はじめましてじゃないですよ」と返したいがやめておく。

そんなのばっかり。嵐に近場の店に皆が集まるのと、同じことか?
2005年08月25日(木)

抱茎亭日乗 / エムサク

My追加