久々に麻雀をした。 私は最初の半荘を取り、次の半荘も取った。 点数は+76に達していた。 俺以外は当然マイナスである。
何はともあれ第3回戦開始。 しかしながら、開始そうそう3連続で振り込む。 点数は1万を切った。 親満なら当然飛んでしまう。 ここから俺は踏ん張った。 そしてなんとか2万5千まで戻した。
このままもう終了していいやと思っていると。 カモダやヒラヤマがチョイチョイ上がる。 そして際目付けはナガサワのツモり四暗刻でゲームセット。
最後のゲームは順位点の−5も含めて−25。 結局+51という結果になる。 4人の中では当然トップ。 順当です。
充分に満足したが時は午前0:30。 明日はローソン。 起きれるのかな。 チャンチャン。
TVでテニスの試合を見た。 準決勝でヒンギスとセリーナ・ウイリアムズは激突した。
セリーナ・ウイリアムズのパワーの前にヒンギスはたじたじ。 ヒンギスはファーストサーブをネットに引っ掛けて失敗が続く。
ボールボーイはそのたびに縦横無尽にコートを駈けた。 速かった。 速すぎてビックリした。 忍者と思うくらいだった。
私は彼の虜になった。 彼しか見えていなかった。
ヒンギスとセリーナ・ウイリアムズが打ったボールは私の右耳から入り左耳から出ていった。 それとも左耳から入り右耳から出ていった。 そのどちらかだった。 それが繰り返されていった。
ただ1人ボールボーイだけが私の頭の中を駆け巡っていた。
試合はセリーナ・ウイリアムズのワンサイドゲーム色を呈してきた。 それと同時に私が虜になったボールボーイはあろうことか勢いというものが霞んできた。 試合のはじめの頃よりダッシュが幾分鈍いのである。
彼は疲れていたのかもしれない。 しかし、そんなことに関係無く私はがっかりした。
私はそれから暫く試合を眺めたあとTVを消した。 もうボールボーイですらも私の両耳間を出たり入ったりしていることに、私は気づいたからだ。
村上春樹にくびったけ。 夢中なのである。 目が無いのである。 とるもの手につかないのである。
それはさて置き、今私は彼が書いた「TVピープル(文集文庫)」という短編を読んでいる。 初版は1993年だが書かれた時は1990年頃。 約11年経っている。 11年前というと私は14歳である。 即ち中学2年である。
あの頃はたぶんだが、私は橋立中学校の2年生だっただろう。 休みの日は私の家から自転車で30分ほどかかるフクの家でよく遊んでいた時だ。 ダイチャンやクロチンやカツヒサンやモリテも居たのだ。 そのフクの部屋の事を思い出すと、なぜかラビットの Thank you my girl を思い出す。 音楽をあまり聴かない私としては情景と歌がいっしょに思い出される事は本当に珍しい。
ところでラビットは今頃何をしているんだろう。
ここで Thank you my girl の歌詞抜粋 −−− 勝手だね 男は澄ました顔で 違う扉を覗きたがるけど 最後に帰る場所はひとつだけ 安らかな君のぬくもり −−− 彼らにとってドラマのタイアップやスマッシュヒットは違う扉だったのだろうか。
50%ノンフィクションの自分の小説を今更読み返してみるとかなり恥ずかしかった。 題材となる元ネタも、稚拙な文章も、全然面白くないギャグも、すべて恥ずかしかった。 今日から少し自粛していこうと思う。 調子に乗って書いた文章は後で読み返してみると大抵恥ずかしいくお粗末である。 弱気になっている理由は解らないが、その方が恥ずかしい文章を書かないので良しとしよう。 その分つまらなくなってしまうかもしれないけど仕方ない。 今は自分をまもりたい時期なんだろう。 そう思うようにしている。
2001年09月06日(木) |
究極の手打ちうどん「紅葉鍋茶屋」 |
どういうわけか後輩のじゅんちゃんが究極の手打ちうどん「紅葉鍋茶屋」を知っていた。 だから勢い余って夜にそこのうどんを食べに行く。 この店は知る人ぞ知るというより、ほとんど誰も知らないうどんのお店である。 雑誌に取り上げられたことも無いのではと思う。 だが店に入ると壁には有名人のサインや写真がいっぱいで、本当に隠れた穴場だと解る。
まず、男7人で注目のだし巻きを食べる。 だし巻きはかなり大きいがとても柔らかくて、だしもたっぷりで本当においしかった。 残っただし巻きが取り合いになったのは言うまでもあるまい。
だし巻きを食べ終えるとメインのうどんに突入する。 うどんはとりあえず熱かった。 美味しいよりまず先に熱かった。 次に量が多かった。 確かに歯ごたえはよかったが期待しすぎたせいか「まぁこれくらいだろう」って思ってしまった。 だし巻きが予想以上においしかったせいで、うどんまで過剰な期待が及んだ事も原因だろう。 またも学んでしまった。 予想以上の期待は必要無いっていう事を。
帰りの車の中から外を見ながら梅田の「はがくれ」のうどんを是非とも今食べたいと思った。 お腹がいっぱいなのに、なんですぐに食べたいって思うんだろうって疑問になった。 意外に納得してないからかな。 自分の気持ちなのに理解できないことばかり思ってしまう。 それが人間なのでしょうけど。
2001年09月05日(水) |
人生において一番大切な事 vol.3 |
今1人になって考えるとあの時は言えなかったが、更に付け加えることがある。
今のありのままの自分を最大限に肯定する事が甘えになっては必ずイケナイ。 だから今のありのままの自分を最大限に肯定することとは別に必要な物がある。 それは自分の姿より皮一枚分大きいプライドだと私は思う。
自分の姿より皮一枚分大きいプライドを絶やさず 現時点のありのままの自分を最大限に肯定する事
これが人生において一番大切な事だと今は思う。
−−− 人生において一番大切な事 終わり
2001年09月04日(火) |
人生において一番大切な事 vol.2 |
彼女は自分と他人を比較する事によって、今の自分と別の人生の自分を比較した。 自分と他人を比較することで容易にありもしないもう1人の自分を想像できたからだ。
実験を続けている別の道を進んだ別の人生の自分を。 とても輝いて見える違う道を選んだ自分を。 今の自分と比較していたのだ。
それでは羨ましくなって当然だし、後悔だってする。
私は彼女に、
あなたは自分の事と他人を比較しすぎている。 ありもしないもう一人の圧倒的な自分を比較してネガティブな感情を持ち込み過ぎている。 そんなことを思い続けても何も解決しないし、良くもならない。 ポジティブな考えをしないと、どんなで事も良くならず、解決には至らない。 だからされるべき事は、今のありのままの自分を最大限に肯定する事だ。
と言った。加えて私はリクルートに行く理由を説明した。
私は今の自分を最大限に肯定していてるし後悔は無い。 今の自分で納得もしている。 その今の自分がリクルートに行きたいと思っているからリクルートに行く。 この気持ちを裏切るほうが絶対に後悔する。
彼女は小さく頷いた。 私は家庭教師宅をあとにした。
−−− 人生において一番大切な事 vol.2
2001年09月03日(月) |
人生において一番大切な事 vol.1 |
私は家庭教師をしている。 そこのお母さんと話した。
今、彼女は40歳近く。 大学で実験中心の研究室を卒業してから、すぐに今の夫と結婚した。 実験して研究することに見切りをつけて結婚したのだ。
彼との間にできた2人の子供も小学校に行くようになれば、自分の時間が余ってくる。 パートとして結婚式の司会などをするようになった。
彼女は言った。
「自分の研究室の同期は仕事として実験などの研究することを続けている人が多いんです。 サンスターとかでまだ実験しているのよ。で、かたや私はパートの司会でしょ。 なんかさぁ、やっぱり私も実験する事を見切らないで、 続けておけば良かったなぁって今になって思うのよ。そんな同期がうらやましいし。 だからあなたも自分が研究してきた分野を続けたほうがいいと思うのよ。 今までせっかくやってきた事を捨てるのはもったいないよ。 リクルートに行くよりそうしたほうがいいんじゃない。」
彼女の理論はとても筋が通っていた。 とても共感できた。
確かにそうかもしれません。と同意した。
しかし、だからといってリクルートに行かないことは無い。 もちろん行く。
彼女の理論は納得できたが、ただ彼女は自分自身のことを他人と比較し過ぎていた。
−−− 人生において一番大切な事 vol.1
彼は私の大学からの友人である。 今の彼を形作っているものに、彼の大嘘トークとセンスの良いボキャブラトークがある。 彼は根っからの大嘘つきでこれはだれしも認めるところである。 最近ではその嘘が膨らみすぎて、彼の存在までもが嘘ではなかろうかという説が有力である。 本日はサカキダを構成する2本柱の1つのボキャブラトークに焦点を当ててみよう。
ある日のことだ。 私とフクイとサカキダは車に乗っていた。 行き先ならどこでもいい。青空だったし。 注目のサカキダは後部座席に座っていた。 私は助手席に座り、運転席で運転するフクイと話していた。 せっかく時間を費やして書いたプログラムを私が保存し忘れて困った、という話をしていた。 その話題にうしろから唐突にサカキダが最高のボキャブリで割って入るというシーンである。
私:「それでさ、バックアップを取るのを忘れていたんだよ。ほんとに最悪。」
フクイ:「そりゃ酷いな」
サカキダ:「えっ、ビーバップ?」
こんな彼であるが、世界規模においてトップ企業であるトヨタに内定を頂いている。 バックアップとビーバップハイスクールなんて少しも関係ないが、 こんな彼がトヨタから内定を頂けるとは、まったくもってこの世は解らないものである。
腰痛が直っていく気配。
接骨院のドクターに感謝。
昨晩の風は少し肌寒くもう秋が迫る予感。
学生最後の夏が今まさに終わろうとしている。
最後だからどうだということは無い。 このまま過ぎていくだけだ。
最後の夏だからこそしっとり終わって社会人の夏を迎えるべきなのだ。 そう納得したいだけだ。
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