いつもの日記

2001年11月19日(月) 「天体観測」 → 嶋田浩志 〜リンク〜

ローソンの仲間とカラオケに行った。

カラオケといえば嶋田君。嶋田君と言えばカラオケ。というぐらい嶋田君は歌が巧い。
ローソンの間では、その事は周知の事実であって、もはや知らない人は誰もいない。
昨日も彼は2、3プロダクションから電話を受けていたほどだ。
嶋田君、即ち本名:嶋田浩志は、まさに第2のラディンにならんかの魅惑なのである。

だからみんなは彼に歌を歌って欲しいと頼む。
「とりあえず欲しい。欲しいのよ。もっとちょうだい」
ってね。男も女も。
僕もアレコレとリクエストした。ミスチルなどなど。

そんな中、嶋田くんと同学年の山口君はこう言った。

「おい浩志。バンプオブチキンの「天体観測」歌ってや。
 前にカラオケ行った時に聞いてから、この曲聞くとお前の事思い出すねん」

らしい。山口君の頭の中では
バンプオブチキン「天体観測」 → 嶋田浩志 が確立しているのだ。

それから嶋田君は「天体観測」を歌った。
みんながみんな、曲本も見ずに聞きいっていた。
巧すぎて暗いカラオケの部屋はプラネタリウムではないかと錯覚するほどであった。

僕は思わず天井を見上げてしまったけれども、そこには沢山の星があった。
その星は僕に何かを語っていたけど、それは言葉にはできないものだった。
星はただ眩いばかりに輝いていた。ただ、輝いてそこに存在した。ただ、ただ。

終わり 〜「天体観測」→嶋田浩志〜

追伸:オチがオトせない時は自分でもイメージできない世界に入り込むのが鉄則です。

あっ、今世紀最大規模の獅子座流星群を見るのを忘れてしまった!



2001年11月18日(日) 源さん(84歳)

物事と物事はカテゴリーを問わずに繋がってしまう事がある。
言い換えれば即ち、無断リンク。そんな感じだ。
まぁこんな事言っても何の事だか解らないだろうから、具体的に説明することにしよう。

<シーン1> 隣に住む源さん(84歳)はお茶碗を見ると、お箸が頭の中に浮かんできました。

これはかなり納得である。というのは、お茶碗とお箸は同じカテゴリーに所属するからである。
これらはかなり直接的な繋がりがあり、即ち相互リンクでもある。
 お茶碗→お箸 かつ、 お箸→お茶碗 故に お茶碗⇔お茶碗 である。

「ここまでは理解できましたかな。皆の衆。次に行って宜しいかな」
と源さんが言ってます。ということなので、本題のカテゴリーを問わないリンクを説明する。
同じカテゴリーでなくても物事と物事は繋がったりする事もある。ひとつ例をあげよう。

<シーン2> 福井はスピッツの「チェリー」を聞くと、上山を思い出す。

これは福井と上山がカラオケに行ったという歴史がそうさせているのだが、福井曰く

「俺もチェリーを歌うけど、なんでか解らんけど「チェリー」を聞くと上山を思い出すんだよ。
 上山のチェリーが別に上手なわけでもなく、どっちかいうと下手やのに」

そうなのだ。こういうリンクは何故か解らないが気付いた時には、深々と脳に宿っている。
どんな原因があるのか解らないが、ふとした事で繋がってしまうのである。
福井の記憶の細胞には チェリー→上山 というログが、刻銘に刻まれているのである。


最近かなり寒いですね。チョコの季節です。
コンビニではメルティーキッスが発売してます。
僕はコンビニでこれを見るたびに「メルティーラブ」を思い出し、思わず口ずさんでしまう。

「あっ、メルティーキッスだ。 ♪メルティーラ〜ブ 放さない 放さない・・・」



2001年11月17日(土) 夜空ノムコウ

スガシカオの「夜空ノムコウ」がどこかの教科書に載るらしい。
誰がこの曲を理解できるのかな。俺には解らん。

これに関し、Google検索すると、こんなことが解った。
以下の事はある個人のHPに書いてあるので、参照する。
---
・さてスガシカオさんというお名前を初めてきいたって人。
あなたは夜空ノムコウきいたことがありますよね。
その作詞者がスガシカオさんなんです。
キムタクが「僕のこころのやらかいばしょを〜今でもまだしめつける〜」
ってうたってますが、そうこの歌詞はスガシカオさんがかいたもの。
でも本人はうたってません。
以前、スマスマにでてたとき、一晩でつくったといってましたね
北海道で、「明日までだよ、スマップの歌」といわれたらしくて・・・。
でも一日で作っちゃうところがすごい。
---

実はそうなんですって。
教科書にも載せちゃう歌をスガシカオは一晩で作ったのです。

スガシカオにとっての「やらかいばしょ」って、
締め切りが近くてもなかなか動けない自分の心の弱い部分という事でしょうかね。
たぶん。

それとも、ただ単に「やらかいばしょ」って、中のホイップチョコのことかな。

まぁなんでもいいや。

なんだかこんな下らん事を書いてて恥ずかしくなってきた。
でも時間もないしこれでいきましょう。OK。OK。
締め切り締め切り。



2001年11月16日(金) 会話においてのポリシー

夜、阪大ボクシング部の同期の寿志と長い間電話をした。
電話終了時間は午前3時前になっていた。

僕らは最近の阪大のボクシング事情やなんやらを語った。
それから話題は2転3転した後に、お互いの己自身のキャラの話になった。
キャラとはキャラクターの略で、その人の性格、人格、持ち味、というような事だ。

それから寿志は言った。
「君は昔より面白く無くなった。昔の方が断然面白かった」
と。

それに関して確かに自分でも思うところがあるから、それは納得できた。
「そんな事は無い!」とつっぱるつもりなんてさらさら無い。

しかし、面白くなくなった原因を2人で探ると、見えなかったものが見えてきた。
自分1人だけでは全く気付かずに、解らない事柄は沢山あるが、
寿志は、局部には直接触れずに間接的に巧く僕を答えに導いてくれたのだ。

昔の僕は会話において、
「自分が喋って面白ければ良い」
と思っていて、それを正に実行していた。
だから、人の話を聞く事なんて嫌嫌嫌で、相槌すらもめんどくさかった。

だが、大学に6年弱もいると沢山な事を学ぶ。
色々な人と話をして、様々な価値観に出会う。
そんな中で僕も変わっていったのだろう。

今の僕は会話において、
「その人がやっていて、自分がやっていない経験を聞きたい」
と思っている。

これが絶対正解とかそんなこと決まってないけど、
今の僕はこれがイイのだと感じているらしい。

だから今の僕は、昔よりは一歩引いてる処があるし、その分勢いも無いはずだし、
ボクシングで毎日殴られたお陰でろれつがまわらないし、さらによく噛むし、
昔より絶対断然全然面白くない。
まったくもっててんで面白くない。

もし僕と話をする時があれば以上の事を心に留めておいて下さい。
お願いします。



2001年11月15日(木) コチジャン

コチジャンを君はご存知だろうか?
これは甘辛い味噌であるが、韓国料理のビビンバや焼肉に欠かせないものなのである。

僕はこの「コチジャン」に初めて出会った時、あろうことか「ユチジャン」と読んでしまった。
「コ」と「ユ」を間違うこともわかるが、この災いはこの時ばかりに留まらなかった。

僕の頭はもう完全にコチジャンをユチジャンとインプットして、抜け出れなくなったからだ。
僕はこの後何度も何度も間違えた。

僕「あの、すみません。ユチジャン取ってくれませんか?」

店員「えっ?何でしょうか?」

僕「だから、ユチジャン下さい」

店員「あぁ、あぁ、コチジャンですね。はいどうぞ」


こんな失敗をする度に僕の顔は真っ赤になってしまった。
辛いコチジャンだけで真っ赤になっていた訳じゃない。



2001年11月14日(水) 弟よ

日曜の朝のコンビニには、ご婦人共が、家族の朝ご飯を買いに来る。

彼女達はだいたい、
「オニギリが4つ、お茶が4つ、パンが4つ」
という風に家族の人数に合うように買っていく。

僕はレジでそれを打つのだが、たまに
「オニギリが5つ、お茶が5つ、パンが4つ」
というような買い方をするご婦人がいる。

こんな買い方をされると、僕は少しなえる。
家族の中で一人だけがパンが食べられないなんて。

兄弟が多くて、ケーキなどキッチリ等分して食べていた自分の境遇に照らし合わせると、
とてもじゃないけど耐えられない。


そして、ご婦人達がそんな買い方をするたび僕は兄弟達の事を思い出す。

1番目の姉は結婚したけど、うまくやってるかな?
2番目の姉は結婚問題でゴタゴタしてるけど頑張ってるかな?
末っ子の弟はいつでもどこでもまだまだハイテンションかな?

「僕も僕なりに頑張るから、頑張ってな」

僕は、店前の道路のゴミを掃きながら、朝の冷たい風をあびながら、息を白く出しながら、
赤い朝日に照らされ赤くなった雲を見ながら、静かに呟く。

弟よ 君の目にはこの僕はどのように映っているのかな。



2001年11月13日(火) ビーカー

蹴鞠殿はBBSで以下のようなことを唐突に言った。
「君は美味いコーヒーをコニカルビーカーで飲んでたりすんだろうね」

コニカルビーカー???
君はなぜそんな面白い事を憶測で言うのだ。

偶然か必然か解らないが、研究室の後輩の中面は、今しがたビーカーで紅茶を飲んでいた。
飲むようになったのはつい最近になってからのことだが。
しかしながら、ビーカーで飲むとは意外性はかなりあるが、僕には全くもって理解できない。


俺は中面に聞く。

「無理してない??」

中面は俺に言う。いや、叫ぶ。

「無理してないっすよ!!!」

そんなに頑張って言うと、やはり無理をしてると僕は思ってしまう。

もし中面が、

「無理ですか?う〜ん、そう言われれば無理してるかもしれませんね。
 で、でも、どっちか言うと無理はしてないと思いますけど。結構イイですよ。コレ。」

なんて言えば、俺は無理をしてない事を信じるだろう。


ある事を鵜呑みに信じて、実行している人を見ると僕は、

その人が無理をしてその事を続けているか、

その人が自分が保たれないほどその事に心奪われているか、

のどちらかである。と思ってしまう。


中面の場合は前者でしかない。そう思うし、事実もそうだ。



2001年11月12日(月) どうしたらいいのだ

日曜に石油ファンフィーターを買いに「コジマ」に行った。
昨年まで使っていた石油ファンフィーターが壊れたからだ。

僕はこの時初めて茨木の「コジマ」に行ったのだが、とても驚いた。
安さ世界一をかかげる「コジマ」は薬まで売っていたからだ。
電気屋であるにも関わらず。

「コジマの薬」などと銘打って、売っているのだ。
こんな事されては、町の薬屋さんはどうしたらいいのだ。

一方で、薬の「サーバー」もやらしいもので、逆輸入のCDすらも売っている。
こんな事されては、町のCD屋さんはどうしたらいいのだ。

はたまた、100円ショップFRIT'Sは100円でワインを売っている。
こんな事をされては、町のワイン屋さんはどうしたらいいのだ。

それに、こんなことをされては、町のソムリエが忙しくなるではないか。
さらに、ソムリエ育成学校が、大繁盛になるではないか。
加えて、「2001年ソムリエ革命」と歴史の教科書に載せねばならなくなるではないか。

こんなこと考えても一銭にもなりません。みなさんやめましょう。



2001年11月11日(日) NATO

日曜の朝、NHKの政治の討論番組で、民主党幹事長の管直人は言った。

「我々の間では、小泉首相の事を「NATO」と呼んでいるのです。 No Action Talk Only!

管のしてやったりと言わんばかりのしたり顔は凄かった。


実はこの「NATO」は、民主党が1週間費やした結晶であった。

何故か和室で行われた小泉批判会議は、毎日深夜まで続いた。
しかしながら、一向にいい案は出なかった。
知的で、短く、それに的を得ている言葉なんて、はなかなか浮かばないものなのだ。
和室の方がいい案がでそうだという、安直な発想は意味を成さなかった。

「お前は顔だけライオンだろ!体はハイエナだろ!」
「親父の人気に乗っかった息子なんて売れないんだよ!お前がやめさせろよ!」
「サントリーが発泡酒を変える前に、お前が国を変えろよ!」

なんていう愚痴だけが、ゴミ山のように積み重ねられた。
そんな不毛な時間を重ねすぎて、みんな諦めて麻雀をしようかという雰囲気になった。

しかし、鳩山党首は諦めてなかった。
そんな雰囲気に一石を投じるかのように、鳩山は机を叩いて立ち上がった。
そして、今まで一人で考えていた構想を思いきりぶちまけた。

「小泉は、まだ何もやってない。即ち、No Action!」
 そして、何もせずにただ言うだけ。即ち、Talk Only!」

管が続いた。
「 そうか! No Action Talk Only! で、「NATO」だ! 」

そこに居た民主党みんなは、鳩山と管に一生ついていこうと決心したほどの出来であった。
麻雀セットを用意し始めていた議員は思わず牌を窓から投げた。
座布団が舞った。おまけに麻雀マットも舞った。

そして、鳩山党首の胴上げで幕を締めた。

胴上げしすぎて、2度も鳩山党首は落下したが、床が畳であったから大事には至らなかった。
会議をこの和室に選んだ管は、「次回の会議も和室にするぞ」と心に誓った。



2001年11月10日(土) 時間も時間だし

「時間も時間だしこの辺にしておこうか」

「いきなり何をおっしゃる。時間はいつも時間です。四六時中いつでも時間は時間です。
 いつも僕が僕、貴方が貴方であるように、時間もいつも時間なのです。
 そんな事は全然理由になってないし、そんなことで話を終られては非常に困ります」

「えぇ〜といいかな?君が暮らしている処には言葉を省略する文化は無いのかな?」

「は、はぁ?おっしゃっている事が少し解らないのですが」

「そうか。う〜ん、そうだな。マクドナルドを「マクド」という具合に省略する事だよ。解る?」

「はい。そういうことなら解りますが、だからどうなんでしょう?」

「だから「時間も時間だし」というのは、「今の時間もこんな時間だし」の略なわけなの。
 「今の」と「こんな」が省略されているだけなの。解った?」

「はいはい。そうだったのですか。それなら解りました」

 シーン6 〜ある会社の営業マンとある会社の部長との会話〜 終わり
 
全然まとまってないけど、今日の日記はこの辺で終わりにします。
時間も時間だし。


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