ぼんのう
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| 2002年10月09日(水) |
レイアウト変更の跡(?) |
社員が急に増えてしまった為、会社のレイアウトを変更しなければならない事態に陥った。 んで先週から今週にかけてその作業を続けてきたが、レイアウト変更って、必要以上に脳みそを使うもんなんだねえ・・・。
まず机のサイズと敷地の面積。これは当たり前。でも重要なのは、椅子を入れて、実際に仕事をする際に必要な範囲。前回の移転の時も、前々回の移転の時も、色々調べに調べたよなあ・・・。後ろが直ぐに壁の場合、最低でも80センチ。背面同士の場合は100センチ以上、人が一人通れる通路スペースの最低幅は45センチ・・・。
ちょっとした総務なら、お任せ・・・って、ところだな。
ところが最大の見落としがあった。 広報宣伝兼ネットエンタテインメント担当の本間嬢曰く、
「会社の火気取り扱い責任者は、誰です?」
… … …
何? 何、その目線は? なぜ目線を我輩に集中させる?
… で? 結局、我輩が出席するんですか?
… 脳みそがいくつあっても足りません。 ひーん…。
| 2002年10月08日(火) |
これで今年〜来年の休み消滅決定… |
ええ…本日、仕事に関しての調整があった。 無論、公式にこの日記で呈示はできないが、一つだけ決定したこと。
本日から来年一杯にかけて、長期休暇の一切が消滅
ソウル…行きたいよお… 台北…行きたいよお… 高麗人参の残りが少なくなってきたよお… 光華商場や夜市で暴れたいよお…
テンキー様から色々届く。 メガミマガジンのバックナンバーを読んでいて、急に眩暈が… 2002年期待のゲーム「イノセントティーアーズ」
もうすぐです。 もうすぐ、発表です。
…もう泣きそう。
熊本で一家6人無理心中。 この中で小学生の男の子が、前日に熊本のニュース番組で家族に感謝する作文を朗読していたことが判明。 ニュースでその朗読を聞く。
やなニュースだ。 貧しさでの心中がイヤなニュースではない。 我輩はどうしたって、この“心中”という言葉が許せない。
とりわけ親が、 『遺された子供がかわいそうなので…』ということで 無理心中するというケース。 心中という言葉を使うのは止せ。これは 殺人なんだぞ!
十数年前、アメリカに駐在していた一家があって、そこの奥さんがヒステリーに陥って、無理心中しようと子供二人を殺して、自殺を図ったが死にきれず、その奥さんは第一級殺人罪に問われる事件があった。 日本のニュースでは心中として報道されたが、当地では殺人として報道された。
日本の文化かもしれないが、我輩はこの無理心中という言葉に、親の身勝手極まりない行動に、悪魔的な感情があるのではないかと感じることがある。 『遺された子供』というが、単にてめえらだけ死ぬのが怖いだけなので、一人でも多くの道連れをという感情があるような気がしてならない。 というか、親は子供の命を奪う一切権利はない。
このニュース報道で、取材に行っていたキャスターが、法廷に入る被告となった奥さんに対して、
「がんばってください」
…と声をかけたシーンに、怒りを通り越して、呆れた。
日本人の代表としての言葉だったのか? 心中という言葉に対しての、一般的な考えを表しての掛け声だったのか? いいかげんにしろ。
しかし差別用語がどーのこーのと、ビクビクしている態度が許せないな。 ゲームを作っていても、時々クレームがある。 会社の立場から致し方が無いかもしれないが、個人としての我輩の感情を言うならば、そーゆー差別用語を『作り出している』心根こそ、差別したがっている感情の表れではないかと思うぞ。
あーあと。 暴走族という名称を止めて、珍走団と言いなさい。 援助交際という名称は止めて、物欲のための売春と言い換えなさい。
こーゆー表現のボーダーって、なんだろな? 意外と他にすることがないので、クレームを言うことに心血を注ぎ、真面目に仕事をしている人の邪魔になりやすいのか、なりにくいのか…で、ボーダーが決まっていたりしてな。
隠居所から八高線に乗って帰宅。 実はあまりこの八高線は好きではない。 電車そのものではないが、時折謎の人間が乗ってきて、苛つかせる。
例1) 高崎から寄居町まで乗っていた時、昼間なのに顔をアルコールで真っ赤にした40代位の男性が乗ってきて、あたり構わず絡んできた。 まあ、我輩のところにきたら、いつもの通りに蹴りを入れて、鼻にヘッドバットを10回くらいカマソウと考えていたところ、とうとうソイツが来た。 「さあ・・・絡めよ」 と、体勢は普通にしていたが、心の中で戦闘モードに入った。が・・・なんかおかしい。 その男、我輩の前で、急にストップモーションになってしまった。石のようにカチーンと・・・目だけがギョロと我輩を見据えている。本来なら無視するのがいいかもしれないが、売ったけんかくらい、いくらでも買ったやろうや。 「おっさん・・・やるんかい、コラ」 と、我輩がドスを効かせて言い放った瞬間、
ジョボボボボ
男性、大失禁。 同じ車両にあった便所に蝶のように男性は舞い去っていった・・・小便の跡を便所まで続く無限軌道のごとく滴らせて・・・。 結局、我輩は途中の折原で降りたが、その男性は出てこなかった。 どうでもいいが、この臭いをなんとかしてくれ。
すえとるぞ
例2) 高麗川から八王子へ向かう八高線の中で、多動性症候群と思われる子供がいた。最近やっと日本でも認められるようになったものであるが、この子供の場合、行動よりも言動がすごかった。あまり思い出したくないが、記憶を辿りつつ再現すると
「(中略)ピーマンのピカチューがじえーたいのトンカチを持って、バンバンとじーじのなかに、ぴろりまんとなってくおーくおー!でもでもでも!ぼくぼくぼく!ぼくなのぼくなの!ねーねー!あいすあいす!うどんの中にあいす、入れて食べれるのー!食べたいのー!ねーねー!お城があって、くろいのね!それでガイアがポカーと光って、ばーばーとまーまー、ここここ、ここに入っているの(後略)」
すげ
多動性症候群を治療する前に、これらの子供達から発せられる言動でゲームを作ったら、どうなるのかな・・・とフト思ったりしてみる。
少し長くなったけど、まあ八高線ではこのように日本にいながらにして、クーロン黒沢氏が紹介するバンコックにも似た光景が見られたりして、決して「関東甲信越・小さな旅」のような旅情あふれるものを期待することができない。
まあ、でも今日も乗ったんだわ。 小川町の駅前には、学校がある。 多分高校だと思う。 平日だと、結構学生の乗り降りがあるんだろうなあ・・・と思っていたところ、多分ここの高校の女子高生が乗ってきた・・・
靴を履かず、ルーズソックスを松の廊下のようにズルズルと引きずり、視線が空中を浮かんで・・・
この女子高生が乗ってきた瞬間、乗客一斉注目! いったい何? 靴はどうした? というか、ルーズソックスをそんなに伸ばして履くものか? 状況がわからないまま、その女子高生は隣の車両へと移った・・・。
皆さんに申し上げる。 八高線において、旅情は求めないように。
いや、マブで。
痴呆が進んだものの、何を考えたのか、愚父がノートパソコンを買った。まあ買ったのは別に構いはしないけどな、以前
「おい、ヤフーはどこで買うんだ?」
という凄まじい質問をしてきた時に、適当な証券会社に行けば買えるよ、と正答したら、例の痴呆魍魎怒りが爆発してな・・・。 しかし痴呆の人を見ると、別の意味で面白い人間観察ができる。若い姉ちゃんとかが近づいてくると、急にシャンとして、『今度の撮影は〜』と言い出したり(おめえ、電通を半ばクビにされたんじゃないのか?)、ハローワークの兄さんにケンカを売って意気揚々と帰ってきたり、クビになった後(本人は「定年退職」と言っているけど、まだ数年残ってるんだけどな、その言葉を使うの)知り合いに対して、
「今度ベトナムで事業を起こすんだ」
とまあ、鴨志田穣著「アジアぱあ伝」の在タイ日本人の一部のようなことを言ってかっこつけるわ・・・。というか、ウソばかりついていたり、ウソがばれると人のせいにしたりしたから、クビになったんじゃないのか?・・・と思う。あ、痴呆が進んでいても進んでいなくても、同じか。
まあ、関係ない話になったが、愚父の隠居所がある埼玉県寄居町までフラッと行く。理由は特にナシ。たまには顔を見に行くというのもアリだ。
いつもギャグのネタに使っている寄居町であるが、空気はそこそこキレイなので、まあ悪くない。しかし半年ぶりに来たんだが、
サビれてきたな・・・
賑わいがあるのは、パチンコ屋だけというのも、如何なものか・・・。元々養蚕業中心の地域だったようだけど、産業も何もない現在、このままなくなるんじゃないのかなあ・・・と思ってしまうよ、来るたびに。
隠居所に着く。母が迎えに来る。部屋に行き、荷物を解いて風呂に入り、飯を食う。
母「なんかアンタに色々質問したがっているみたいだよ?」 我「あ?質問一回につき、指一本ね」
今年の正月における、愚父の言動に対し、制裁中。 我輩の性格的特長は、裏切り等に対して、生涯許さないことにある。 たとえ、痴呆から生じた言動であれ、だ。
そのまま就寝。 鈴虫がうるせえ。
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