ぼんのう
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| 2002年11月03日(日) |
あ、なんか調子がいい |
睡眠をたっぷり取っていたら、昼12時まで寝ていた。 三年寝太郎ではないが、それでもたっぷり11時間眠れた。 調子がすこぶる良い。 人間、寝る時には寝ないといかんと、最近思うようになった。
新しい企画書を明日までに提出しなければならず、パソコンの前にずっと座って作成する。我輩の企画書は、加工した画像をたっぷり使うので、今回どのくらい重くなるのか楽しみだ。
…んで、20ページ弱の企画書が完成。 10MB超えた…。 ヘビーだぜ、ベイビー。
調子がけっこう良い。 でもまあ、明日から仕事だ。 今日は早めに寝るとしよう。
ああ、なんか良い休日だ。
大学時代の友人後輩達と集まる。 明日からICU祭なもんで、上京しつつOB会でもやろうという、いつもの集いだ。 しかし、普通どっかの居酒屋に入って飲み、カラオケでがなりたてる・・・というパターンを考えてはいけない。というか、今までの日記を読んでて、一般的なルートというのを、期待するのもどーかと思う。
集合は秋葉原。 時間は未定。 集合場所も未定。 メンツも未定。 これでなんだかんだいいながら、自然と皆アニメイトで合流できる。 適当にブラブラしながらも、メイド喫茶に行きたいという感じになり、店まで歩くが、混んでいたので引き返す。 近くにアラビアの店があると、F田君が誘うので、そのまま行くと、意外な場所にあった。アラビアの店というより、アラビア食材店って、ヤツだね。ここでF田君、我輩らにどーしても飲ませたかった塩入り缶コーヒーが売れ切れていたので、しかたがなくマンゴージュースを飲ませられることになる。しかしこのマンゴージュース、ジュースというより少し溶かし目のジャムという感じで、喉に纏わりつく後味がすばらしい。ゲップもマンゴー…しかし内容物を読むと、マンゴーではなく、殆ど水あめという強烈なモノ。しかも恐ろしい事に、自分の胃の形が分かる位に、胃壁にぺっとり。是非とも、バリウムではなく、このマンゴージュースでレントゲンが撮れるように研究開発をしてもらいたいものである。 ついでに、クルミをココナッツで包んだ怪しいイラン製お菓子を買う。でも見た目なかなか美味しそうだったし、自宅に帰ってから一口食べたが、これがなかなかイケル!イラン風味のスニッカーズのようなものだと想像すれば良い。うん、これはあたりだ。賞味期限が2ヶ月過ぎていても美味しいし、腹に悪い影響を与えていない。連休明けに会社まで持って行こう。
神保町まで歩きつつ、なす君が書泉で買い物をする。「Dr.モロー」の3巻をまだ買っていなかったので、ついでに一緒に入り、購入する。出てくると、他の連中がいない。携帯電話で呼び戻すと、すずらん通りで古書祭りをやっていて、あのレインボー通商も出店しており、北朝鮮のタバコも売っていたという。食事前にそこまで向かう。途中で、時代を30年ズラした図鑑を売っている出版社の出店を冷やかしつつ、到着。
「あ!ペクトゥサンがない!」 「うーん…チンダルレはさすがにないか…」
とか叫んでいたら、店番してたいおっちゃん、偉く気に入ってくれたようで、タバコを軒並み500円にサービスしてくれた。 ちなみに、日記で我輩は北朝鮮を敵視しているが、こーゆー怪しいものに関しては結構目がない。「ペクトゥサン」とは“白頭山”で、朝鮮半島の聖地にして、一番有名な北朝鮮製タバコ。「チンダルレ」は“ツツジ”の事で、最低クラスの北朝鮮タバコ。ここで「はくとうさん」とか言ったり、「チンダルレ」の事を言わなかったなら、多分サービスはなかったであろう。でもこれらの知識は、伊豆見先生の本に負うところ大であったりする。 結局買ったのは、これまた(一部で)有名な、目が死んだ鼻のでかいヤル気ノーナッシングの男が、赤旗なのか、たいまつなのか、赤いウンコを巻きつけた棒なのかを振って、体操をしているタバコ。 なんというタバコかな? 高信太郎先生からのハングル読みが活かされる!
コ…コン…ショ…ショル?…コンショル
意味は? 知らん!
F田君もロシア語は読めるが、意味が分からないというのと同じだな。
さて、食事は予約しておいたシュラスコ!数年前にバッカーナという店があり、そこでブラジル人達が肉を持って踊り切りしていたというものであったが、若かった我輩の胃袋が食い潰したらしく、その後消えてしまったという、悲しい伝説があったが、こーして少しずつ回復してきている。これはうれしい。絶滅保護種だから、あまり無茶しないようにしよう…。
さて、その後食後の一服で新宿書店によって、怪しい雑誌を買い、すぐそばにあるカラオケ・パセラに入る…新宿と秋葉原が神保町に侵食してきているような気がする。 で、パセラでは何をするか? カラオケ? ノーノンノン。 なす君が今までネットで集めてきた怪しいmp3データやムービーを見るというのである。 なぜ、パセラ?喫茶店でいいのでは? いや、だから怪しいのだ。
有名な「All your base, belong to us!」のかっこいい(?)音楽ムービーや、2チャンネルで話題沸騰の「××ペ×ス」で爆笑し、究極は 「ネコナベにゃーにゃー」…
たのむ。 止めてくれ! 笑い死ぬ!
呆れたのは、この歌サンプリングではなく、声優(?)に最初から最後まで5分以上ネコナベにゃーにゃーと歌わせているということ。最初は「ネコのナベ」、つまりネコがナベを作るという普通(?)の内容であったが、歌い続けていくうちに、疲れてきたのか、いやになってきたのか、「ネコナベ」になったというオチ。 いやあ…「メイドさんロック」以来の衝撃であったなあ…。
他にもたくさんあったけど、もうこのヘンにしておくわ。 寝よ寝よ。
http://vmag.vwalker.com/comic/ooaji/
精神的にパッツンパッツンになると、笑えるか死にたくなるか…のサイトである。ふはははは…
T社N社長、弊社までお越しに。 詳細に関してはさすがにここで書くことはできないが、色々打ち合わせして楽しかった。
しかしお香が漂う会社って、珍しいのかな? GAEでお付き合いしているインド人社長の貿易会社はもっとすごい。 お香はもちろん、壁にはクリシュナの絵が一面に飾られ、社長ご自身、シルディ・サイババの指輪をはめている。 熱心なヒンドゥであるが、全く知らない日本人が行ったら、多分驚くに違いない。
でもお香はいい。 小さい頃にグリニッジビレッジで、この香りを嗅いでからすっかり好きである。日本に来た時、寺院めぐりが結構好きだったのは、抹香の香りが好きだったとも思える。 個人的にいろんなお香を焚いて楽しんでいるが、白檀が一番好き。
まあ、そんなこたあどーでもいい。
あと、クリスチャンなのに、神棚を置くということに関して、言い訳できない。ただ、会社は個人のものではない。社員が一致できる拠り所として、神棚を祀っているのだ。
信仰は空気のようなものである。 普段気にする必要は全くない。 ただそれがなければ、人間は生きていけないのだ。
新大久保に在日韓国人の知人友人が何人かいる。 時々彼らと話をしていると、面白いことを教えてくれる。
何年か前に、韓国北朝鮮赤十字を介して、南北離散家族を合わせるというイベントがあった。友人の親戚もまた、そのイベントに参加して、生き別れだった弟を再会したそうである。その様子はテレビで放送されたが、テレビが写していないところで、大変なことがあったそうな…。
再会を喜び、泣き抱き合う親類縁者…しかしその10分後に怒号の嵐が会場を渦巻いていたそうな…。その親戚曰く、よく判らないが北韓(北朝鮮)の人たちは、普通に話をしていても何故か10分後にはケンカ状態になってしまい、とても再会を喜び合う雰囲気にはならなかったそうだ…。
我輩「なんでそんなことになるんだ?」 知人「うーん…常識というのが、通じないんじゃないの?」
知人は笑った。在日四世の彼は、ちなみにハングルはできない。
国交正常会議は物別れになった。 しかしこれは決して日本の間違いではない。 残された拉致家族を外交カードにする北朝鮮の卑劣卑怯な論理に対して、毅然とした態度を取ったことに、今回は素直に拍手を贈りたい。 そして、日本に帰った拉致家族に、心からの同情を示したい。
卑怯なり!卑劣なり!
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