ぼんのう
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神保町に来た。 いやあ…久しぶりだなあ…。 気のせいだろうか町の雰囲気がずいぶん変わったような気がするなあ…。
というか、以前あった店が軒並みなくなっており、金券ショップやら、怪しくも安いモノを売る店やらが軒を連ね、うーん…。 愛顧にしている東京堂書店もいつのまにか改装してあり、広々として、逆に寒く感じてしまう…。 ああ、残念。 でもなんか知らないけど、神保町というと、この書店に来るんだよなあ。三省堂とか書泉が大きくなったけど、我輩はなんとなくこの貴婦人然とした風格のある書店が好きだな。
図書館と違い、必要な書籍が何でもそろう。これはありがたい。最近ではもっぱらアマゾンに依存しているが、本を買うという醍醐味は、やはり自分で手にとって数ページじっくり読み、ずっと読んでいけそうだ…と思ったらそのままレジへ…だよな…。 ネットによって生活は便利になったけど、肝心なところでの楽しみも失ってしまったというのも、なんかイヤな感じがする。 ああ、もっとも企画でどうしても急いで必要な場合は、やはりアマゾンに頼ってしまうけどね〜。
いもやで食事しようと思ったが、昔から変わらずある「くいしんぼう」に入って、360ハンバーグステーキを注文する。学生時代、この店はライスおかわり自由だったということを良い事に、最高8回おかわりをお願いしたなあ…今日は大盛り4杯までしか食えない…歳取ったな…。
それ以前に、いい歳こいたおっさんが、4杯も食うなよ…。 医者がまた怒鳴りそうだ…。
ああ、久々にいい休日だった。 明日から仕事。 がんばんべ♪
連休において、家にこもらないようにする…と決めたので、今日は会社まで出向き、またまた新企画のネタ探しのために、借りていたビデオを一気に観通す。
少しアイデアの泡があふれはじめた。 結構いい傾向だ。
ネタに詰まった場合、外出するのがベストだと思う。
ただ出るネタ出るネタ、倫理的にマズイのでは…というものばかりで…うはははは。
しかし連休なのに、街は結構人通りが多い。 昔と違い、旅行とかに出かけなくなったのは、不況のせいか、給料日前のせいか…願わくば後者であって…無理か。うーん…。
新ネタ探しに、なぜか上野まで。 いや、本当になぜ上野にきたのか…うーん…なぜ? 今日思い出してみても、理由がないような気がする。 まあそれでも上野まで来てしまった。 とりあえず科学博物館まで…マヤ遺跡を紹介する特別展示会が開催されているので、観てみる。
うん。楽しい。 我輩はこーいった遺跡関係、好き。 でもバーチャルなんたらに関しては、少し蛇足だと思うぞ。
少し上野公園を散歩する。 段々暖かくなってきた…いやあ、いいね。春はこうじゃなければいけないね…ポカポカ陽気で(ヲイ!ソッチニイッタゾ!)、足取りも軽く(マテ!マツンダ!)、子供達の笑い声も
助ケテクダサイ!
な! ななな! なんなんなん…
涙目のイラン人(らしい)が我輩に掴みかかってきた!?? いや、正確に言えば、 助けを求めに来た。 これが、線の細い服が破れかかったか弱い美少女(めがね&おでこなら、更に倍)だったら、相手が国家権力であろうとも、退治してくれるが…ああ、国家権力(=警察)が来た。
「あなたは、この男と知り合いか?」 「いいえ?突然とびついて来たんですが…」 「アナタ、私ヲ助ケル!助ケル大事!」
どうやら不法滞在者摘発らしい。 …ナゾだ… 我輩はよく、様々なアウトサイダーに話し掛けられたりするが、こんな例は初めてだ…。 だから、何で我輩が! 結局、そのまま連れて行かれる。 ヤナ予感…我輩の周囲半径20メートルに誰もいない…。
気を取り直してアメ横をぶらつき、そのまま秋葉原まで歩き、ネタ探しをする。
成果? ぬははは…ないなあ…トホー…もうあの泣きつき事件で十分お腹いっぱい…。
秋葉原の駅前で、「戦争反対〜」と叫んでいるどこかの労組がビラ配りをしていた。我輩にも「戦争反対〜」と言いながら、おっちゃんがビラを手渡してくれたけど、我輩はすかさず(声色も真似て) 戦争賛成〜 と言ったら、凄い形相になったので、それ以上の形相を我輩がガン垂れたら、急に怯えて逃げていった。
ちえ。 もしもあのおっちゃん、形相のついでに直接暴力を振るおうとしたら、面白かったのに…。 戦争反対と言いながら、てめえ暴力ふるんか! と叫んで反撃に、地面に顔をめりこませんばかりの薙ぎ倒しを加えられたのに…。
ををを…もういい歳なんだから… ローリングストーンズじゃあるまいし… というか、こんな事を繰り返しているから、サラリーマンの方々から、意味もなく睨まれているのではないだろうか… いやあ…この点、反省。
隣にいる人が、人の意見を暴力で潰したり、家族に手をあげても平気な顔をして、なおかつ周囲の迷惑を省みずゴミを散らかし、大声で喚き、注意をすると逆ギレして暴力をふるい、あげくにガソリンを大量に運び込み、トカレフ等を大量に買い込み、やりたい放題の独裁者である場合、皆様はどうするか?
「話し合えばいい」
と言っても、聞く耳を持たない、嘘しか言わない、逆ギレすれば言う事を聞かない…このような独裁者に対して、平和的な一切の行動は無理である。 自らの権力のために、他人の命は意味がない…と考える人間に、自らの生命の権利はないことを教えてやらなければならない。他人の権利を無視し蹂躙する者は、自らの権利も放棄されたものであるとみなさなければならない。
残念ながら、独裁者・暴君に良心を求めるのは無意味である。
非暴力を唱えたガンジーは、断食(ハンスト)で平和的な解決を目指したが、勘違いしないでいただきたい。ガンジーがとったこの行動は、仲間割れしているグループの良心に訴えかけて断食したのであるということ。 暴君(良心のかけらもない指導者)相手に断食をしていたワケではない。
北朝鮮の問題もある。 あの国に対して、「平和的に話し合う」というのは限界がある。相手が、日本に対してミサイルを向けられている現状において、応援すべき勢力がどっちにあるのか、明白である。
狼の群の中で、羊はいつまでも羊でいてはいけない。 カルタゴを思い出せ。 我輩は、多国籍軍を支持する。
新作内でのムービー制作でお世話になっている川崎さんの事務所まで行く。NHKアーカイブス・川口のインキュベーションを利用しており、映像関係者にとっては垂涎の的の場所。我輩のような素人が見ても、その凄さがよく判る。下手な道路とか作るより、こーゆー事に金をつぎ込むのは悪いことではないと思う。
ゲーム会社のインキュベーション施設とかも作れよな〜。
今日はしかしあったかいな〜。 ああ、眠いぜ…。 眠くて仕事やる気力がないぜ〜。 頼む。 寝させてくれ〜…。 ああ…。
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