ぼんのう
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2003年11月28日(金) みずほー

「みずほ銀は最悪」、若手行員8割「転職したい」 (夕刊フジ11/28)


楽しく読んだ。いや、当事者達はそれどころではないとは思うが…。
こういうニュースに接する度に、不況とか失業率がどうのとか言う前に、別のところで何かを変えなければいけないと思うのだが…。



ふう…それにしても今日、本当に仕事をしなかった…。いや、できなかった…いや、やる気がでなかった…?あれ?なんだろう?一日一日がエラク速い。朝出社したと思ったら、もう夜だもんな。おかげで来週月曜日に提出する企画書、土日返上で作らなければならなくなったではないか!ラッキー!

はるしおん GET OUT!


ぬう…一週間も残留しているような気がする…。
それとも純粋にブラックアウトしているのか?
あるいは、昨晩、買い置きしたワインを2本、一気に飲んだのが原因か。

…それだな…



少し早めに帰宅する。もういい加減部屋を片付けなければならない。本当に足の踏み場もない。会社の近くに貸し倉庫が出来て、一部屋(一畳くらいだけど)借りたんだから、どんどん本とかを入れなきゃなー!天井に届くくらいに(イヤ、本当にそんな勢いになりそうだ)。
結構意外な本とか出てきた。
そんな中の一つ

「北朝鮮宣伝謀略文書集」
「KKK 伝道の書」
「チェゲバラ 革命に殉じて」
「腹々時計(コピー版)」
「センデロルミノソ」
「ひふみ神勅」

だからなんでこんなモノばかり・・・

ゲームの企画にするには、左右の針が吹っ飛びすぎたり、精神界に飛躍しすぎたりしているつーの。
資料として買ったり、貰ったり、交換したりしたんだろうけど、我ながら、自分の脳みそに貯まっているこれらの知識が、どのように我輩の作風に影響しているのか、一度じっくり調べてみたいものだ。


2003年11月27日(木) えれみあ

デジキューブ倒産。
理由はわかっている。
ただ、適切な更正法や再生法を申請せず、いきなり破産を申告し、しかもあまりにもタイミングよく、自らのホームページを削除するとは・・・相当に綿密な計画を練っての倒産と思える。
・・・情けなや。

ゲーム業界は完全にスポイルされた。
あとは捨てられるべきか?そのまま土に還るのか?
過去のくだらない人間達が作った、くだらない文化として忘却されるというのか?

かつて我々全て、ゲームを作る事に誇りを抱いていた。
いつからマネーゲームの腐ったヤシ油と化したのだ!
いつからゲームに対しての尊敬の念を失い、中古のゴミに現を抜かすようになったのだ!
いつから作る人間としての謙譲の美徳を唾棄し、ハリウッドに愚かにも憧れるようになったのだ!
作るという情熱がなく、ただ惰性で作っているというのであれば、虫に骨までしゃぶられよ!
新しいものを作ろうとする意欲を失い、デジタルな処理で出版社の目を潰そうというのであれば、脊髄を溝に捨ててしまえ!
天才を気取ろうというのであれば、そのくだらないプライドを豚のえさにしろ!

古いカリスマ達を壇上から引き摺り下ろせ!
過去の栄光にすがり、過去の実績しか語ろうとしない屍達を荒野に打ち捨てよう!
ゲームを作る人間も、遊ぶ人間も、別々ではない!
共にゲームを愛する純粋な一つの魂であるはず!




・・・否定する人間は多数いるかもしれない。
でも、確かにこのままだと、ゲーム業界は滅びる。

惰性が、物事を腐らす。
既得利権と過去の栄光が、事象を混沌の渦に落とす。
作品への軽蔑行為(これは中古販売等にも言える)が、文化を根絶やしにする。
技術の無駄遣いと作業の細分化が、挑戦への意欲を全滅させる。





新しく考えよう。
新しく行動しよう。
他社とは違うモノを作り続けよう。
反逆者と呼ばれよう。
キチガイと呼ばれよう。
破壊者と呼ばれよう。
メジャーにならない、相手にされない、モノを作るという神聖な行為を扱下ろす評論家達から低い点数を付けられ続ける・・・それこそ、我輩自身望むところだ!


2003年11月26日(水) 副作用というオチ

「副作用だよ、それ」

インフルエンザ予防接種ついでに、行きつけ(?)の医者に尋ねる。ここ最近の異常言動についての結論…ハルシオンという強烈な睡眠薬の脳内副作用という結論。

「(睡眠薬)全然飲まないでしょ?多分、脳内に成分が残留して、それが悪さをしたんだよ。記憶とか思考のブラックアウトというヤツだね」

注射針を突き刺しながら、説明を受けた。

…そーかそーか。
今朝起きたら、昨日までの怪しい現象が殆ど消え、いつもと変わらない空気を感じた。残留物質が全部処理されたのであろう。言動の異常性も消えた。

「だから、今度からは軽い睡眠薬とかを願い出た方が、絶対いいよ」


ハルシオン GET OUT!!!


もう今後、あの薬は絶対飲まないと強く誓うのであった。


まあ、異常な日常から抜け出せ、今日は一日中社内で仕事。新企画の資料としてDVD「郡上一揆」を買ってしまう。うーん…姫神の音楽が魂に染みる…。

「カンブリアンQTS」のファミ通レビューが届く。
ファミ通はキャラクターゲームを極端に嫌う編集部だというのは知っていたが、点数が…。全く、GAE専用の点数を予め用意しているんじゃないのか?そりゃ、初出しをファミ通にしなかったのは悪かったけど、独禁法を踏みにじりつつ、ウチラのような弱小メーカーを踏みつけて、いい気になっているの続けていると、将来どうなるか…。


・・一揆を起そうか?ニタリー
で、最後に「お父さんが、神様仏様になって、帰ってきたんだよー」と泣き、姫神の音楽で更に泣き…。
ぬはははは!

まだ副作用が!?


2003年11月25日(火) 収まったかな・・・

起床。
昨日の内的混乱は収まった。
でも、思考状態が少しおかしい。
常に、何か別のこと、別のもの、別の事象を考えている自分がいる。

宣伝会議で、S川さんより質問とか受けると、その質問に対しての答えが出ているにも関わらず、それを自分の言葉で伝える前に、別の全く関係ない企画に関しての考えが塞いでしまい、混乱する。

午後になって、少し落ち着くが、夕方頃にまた・・・。

テンキーまで打ち合わせに行くと、やたらにハイテンションで笑う自分がいて、正直驚いた。ゴリラのケージ前で、やたら笑い狂うマイケルジャクソンじゃあるまいし・・・。


今、25日の夜。
夜になると、落ち着く。
昨日と今日の自分の精神状態を思い出しながら、この日記を書いている。
なんだ?
なんなんだ、我輩の精神に何が起こっているんだ?
ただ個人的に、イヤな精神状態ではないことは確かだ。少なくとも、以前、我輩を苦しめた鬱病のような絶望感は全くない。
自意識は保った状態の中で、別の意識が動いているというような感じだ。
その意識は、現状に対して敵対的なものではなく、別のことを表現しようとしている隠されたアニマの動きとも感じられる。それは郷愁にも似ている。
そして奇妙なことに、客観的にそれが自分でも判るという点だ。

明日も様子を見てみよう。
医者に行くのは、それからでも遅くはない。


2003年11月24日(月) 別の脳が動き出す・・・

コミケでの「カンブリアンQTS」開発暴露本の原稿を数時間で終らせる。検査入院前に、会社で下書をしたので、ペン入れし、目の前に殆ど捨てられた状態(というより、ゴミと化していた)トーンを少し貼り、完成。


と、ここまでは普通だった。
終えた直後、なんか自分の身体・・・いや、脳がおかしな状況になっていた。


・色んな考えやアイデアが、全く不規則に現れては消え、消えては現れる。
・手の動きが気持ち悪いくらい早く動く。
・友人と電話したが、会話が頻繁にあっちこっちに飛ぶ。
・感情の抑制が効かず、急に笑い出す。
・目を閉じると、奥から眩しい光が見えてしまう。
・ロシア正教会聖歌合唱の幻聴。


やヴぁい!
これ、本当に脳神経科に行かなきゃ!
大学時代、心理学を少し齧ったが、本当にこれはマズい!
漫画を久々に描いた直後にこのような事が起こるとは!


・・・明日、どうしても治らない場合は、会社休んででも病院に行こう。
とりあえず、今日は安静に・・・。


ANDY 山本 |HomePage

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