ぼんのう
DiaryINDEXpastwill


2004年04月16日(金) もくとー

用事があり、六本木の子供殺しビルまで。
我輩はあーいった所謂近代建築のビルは大嫌いで、仕事云々以前に、六本木ヒルズはその大嫌いなビルのトップにある。


ビルなら、明治生命ビルとか、日銀の旧本館とかが好き。


打ち合わせを済ませ、献花台前まで。
十字を切り、黙祷。


2004年04月15日(木) おめ

漫画家・木村彩日香嬢、退院おめでとう♪
今日はいい日であった。


2004年04月14日(水) 夕食に食べてはいけないもの

米国軍のMRE(戦場食)。
昨年、富士登山の準備で、MREを色々試食して結局止めたが、数個去年のあまりが残っている。
「商業目的で売ったら許さないよーん」と書いてあるが、気にしなーい。


さて、帰宅してから、腹減った。
独身でいると、手軽に色々作って食うという生活パターンが出来ている。
我輩は意地でもポテトチップス等のジャンクフードで腹を満たそうとはしない人間である。なんでもいいから、冷蔵庫にあるもので料理して食う…が、今日に限って何もない。



…残っているMREで済ますか…



メニュー4番
Country Captain Chicken


暖めて封を開けると、トマトソースまみれのハンバーグ…食べてみると、鶏ハンバーグ。イシイのハンバーグより歯ごたえがあって、ゴムみてえ。チーズヌードルは(我輩的には)懐かしい不味さがあって、なかなか良い。ガキの頃、サマーキャンプで食べた飯のような味がする。


我輩は思う。
一度派遣されている米軍を帰国させて、本国で美味い飯をたらふく食わせてから、再度派遣しろ。
こんなの続ければ、ストレスが溜まるわい…。


2004年04月13日(火) 頭のたいそー

弊社は小さい。
会社構成員(社員とは言わない)一人一人が、多くの仕事を抱えて同時進行するものだから、脳味噌が破綻する事例は数知れず(?)。

会社移転の話も、以前日記に書いたようになった。まあ中止だな。

今入っている七井ビルは、バブル前に建てられたビルで、大変ガタガタである。開発室の換気扇は逆流するし、空気の流れは酷い。空気清浄機を導入しようと毎回上申しているが、なかなか取り上げてくれそうにないなあ…。

で、当面移転計画は凍結。


どーしよー


まずは会議室だな。
会議スペースというのはあるが、あまり対外的によろしい内容ではない。
会議スペースというより、他社営業を迎える単なるスペースでしかない。
何よりもオープンスペースであることが問題だ。
パーティションを組み込むしかないか。

開発室もある程度分断しよう。
人口密度が濃いから、空気が悪くなるという場合がある。


その前に、ゴミ捨てろよ、お前等。


2004年04月12日(月) 凄まじい緊張感が伝わってくる…

ショスタコーヴィチ
交響曲第5番ニ短調「革命」

古今東西のマエストロによって演じられた名曲である。
我輩自身、月並みで申し訳ないが特に第四楽章が大好きであったりする。
車を運転している際に決して聴いてはならない曲でもあるが…まあ、好きな曲だ。

で、何でこのようなことを書いているのかと言えば、以前からどうしても聴きたかったCDが到着した。


ウラジミール・フェドセーエフ指揮
モスクワ放送交響楽団

クラシック音楽が好きな人なら知っている名物指揮者とオーケストラ。どのようなところが“名物”かと言えば、一言で言えば、“ロシア臭い”というところかな?一度、演奏風景のビデオを観た事があるが、まあ演奏が大袈裟(良い意味で)。

指揮者は手だけではなく、顔表情で指揮している。
ティンバニーの撥の振り上げ方が大きい、シンバルはこれ以上ないくらいのオーバーアクション、弦楽器は椅子から立ち上がらんとするばかりの演奏…。

いい…

で、この音楽CD…どうしても聴きたかった理由は、それだけではない。この音楽CDが収録されたのは、1991年8月18〜19日。


ロシア民主革命勃発の日

正確に言えば、この俊の8月19日は旧ソ連保守派のクーデター勃発の日で、市街は緊張に溢れ、市民はソ連国旗を捨て、かつてのロシア国旗を振りかざし、民主化を叫び、ゴルバチョフ初代大統領が保守派の陰謀によって軟禁されていた…。

大学3年の頃に、この事件をニュースで知り、大学でよくこの事件をディスカッションしていた。中国の天安門事件以来、完全な反共主義者(正確に言えば、共産主義の仮面をかぶった独裁主義に反対)になっていた我輩であったが、かつてのソ連を信仰していた(?)同じ学生の連中を議論で叩きのめした日が懐かしい…。いや、それはいいのだが…。

そのような歴史が動く日に、このオーケストラは収録をしていた。
収録の際に、様々な理由で楽団員達の集中力が途切れていた為に、なかなかOKが出なかった。特に第四楽章においては、収録が難航していた。
スタッフは今日の収録を諦めていた…そんな矢先に、何の力が働いたのか…オーケストラと指揮者が渾然と一体になり、突然完璧な演奏を始めた。
その演奏は、悲壮ながらも雄大、本来の「革命」のテーマである、自由を手に入れようと権力へ立ち向かう民衆の力強い行進にも聴こえた。

奇跡的に収録成功!

そして2時間後、保守派のクーデター軍が放送局を取り囲み、占拠し、局員を脅迫し追い出した。しかしそれは、ロシアの民主化革命のはじまりだった。


演奏に関しては、とやかく申し上げない。
ただ、そのような状況で収録されたことを思い、聴くと…。



最近音楽CD(特にクラシック音楽)の値崩れが激しいが、これだけは税込みで二千円でチョっと高い。でもお勧めである。


ANDY 山本 |HomePage

My追加