ぼんのう
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2004年11月18日(木) 肝っ玉母さん

秋の雨は蒸し暑い梅雨の頃とは違い、寒風と共に染み入るその冷たさから、人を時折意味なき悲しみの影に誘うように感じられる。

で、何故か今日、蒲田にいる。
途中で大森駅に電車は停車するが、なぜか一瞬悲しみよりも怒りが込み上げてきた。まだ、あの頃のトラウマが残っているように思える。おかしいな・・・先日、国分寺で癒されたハズなのに(すっかり内輪ネタに終始している。すまん)。

来月頭に、今秘密裏に進めているゲーム企画の一山が待ち受けている。蒲田まで来たのは、その準備の一つ。まあ要するに、レンタカーの手配だが、なぜ蒲田まで?・・・と、思われるかもしれない。
手配する車は、マイクロバス。運転できるのは大型免許保有者。しかし、現在のGAEにはそのような免許をもった人はいない。

GAE伝説の宣伝ウーマンの復活・・・いおりん降臨!
今ではすっかり一児の母であるいおりんであるが、過去、都営バスの運転手をしていたタフウーマン!


つまり、二種!


人生に強い人間は、彼女のように、如何なる世界でも生きていける人間を指すのかもしれない。

で、蒲田の理由は、営業所が24時間やっているのはそこだけということ。そんだけ。


支払いを済ませ、手続きを行い、簡単な打合せをして終了。
「あたしに任せさない!ブランク長いけど、運転とか交通とか、自信あるから!」


雨の中、思わず伏し拝みたくなったよ。


2004年11月17日(水) ふと机の上を見る

壮絶な書類等の山。
渡韓の前にこなさなければならない仕事の量。
いやあ・・・







・・・





たすけて


というわけで、本日はデスクワークに終始した。日記のネタがないのはつらいものであるよのお。


2004年11月16日(火) おい・・・

北朝鮮で金総書記の肖像画撤去=タス通信

 [モスクワ 16日 ロイター] ロシアのタス通信は16日、中国からの報告として、北朝鮮で公の場所から、金正日総書記の肖像画が撤去されていたと伝えた。/訪朝中の外交筋が、北京からの電話取材で語ったところによると、平壌市内での公式レセプションで招待客らが目撃したのは、北朝鮮を建国した金日成国家主席の肖像画のみだった。/金正日総書記の肖像画が以前掲げられていた場所には、壁に長方形の跡があり、くぎも残っていたという。/こうした変化について、北朝鮮側からの説明は一切なかった。/外交筋が入手した情報によると、総書記の肖像画撤去については極秘の指示があったという。










おい・・・
来週KAMEX視察の為、韓国に行くのだが・・・





歴史の証言者になったりしてー うはははは    orz...


2004年11月15日(月) 気持ちの良い音楽

沖縄三線の講座で、新曲を学ぶ。前回の「繁盛節」で意気消沈したので、新しいのが吉となるか、凶となるか・・・「てんさぐの花」。
合せが特殊なのと、途中でややこしい押さえがある以外に、比較的簡単に学べそうだ。というか、どっかで聴いたことがあるような曲だな。歌詞は完全なウチナンチューだが、りんけんバンドの「ちゅらぢゅら」と同じ中身なので、まあ覚えやすい。

久々に気持ちの良い音楽と出会えた。
ただ精神的にパーフェクトササクレテイルけどな。
鬱病は自分を傷つけるダウナー系の病だけど、我輩の場合、そのようなことにはならない・・・逆に外部の所為にするよう心がけている。自分を責めて落ち込む良い人間にならないようにしている。
正直言ってバカらしい。この業界、嘗められるより嫌われた方がまだマシだ。それも面倒なら、出て行ってもよい気がしてきた。我輩がいなくても、全く無問題どころか、助かるだろうて。うはははは♪


あ、コミケ、当選した。
今回二日間だったとは・・・いやあ・・・

2日目東O−07b たかたか屋

何を出すかは楽しみに。「かってはいけない2」かな?描き溜めていたエロん落書きを50円で出そうかな?
利益を出すという考えは全くないし、少ししか作らないので、よろしゅーに。


2004年11月14日(日) 酉の市にて




神社手前300メートルあたりから、何やら小気味良い祭囃子が流れている。カセットテープから流れてくるものにしちゃ、音の端が綺麗に整っている。境内に入ると、なんとまあ、生のお囃子だった。今時、このような事をしてくれるとは、この神社も大したもんだ。
本来なら浅草の大鳥神社まで行きたかったのであるが、病み上がりで調子もまだ悪く、それに仕事が残っていたので、武蔵野八幡宮神社に久々に来た。狭い境内で、出店も少ないが、なんともいえないアットホームな雰囲気がこの神社の魅力だ。中に大鳥神社の分社がある縁で、ここも酉の市を行っている。

参拝した後で、熊手を買おうと、神殿に一番近い出店を覗く。本来は熊手だが、あれを置くには、適切なスペースと支えが必要だ。会社に置くのであれば、宝船みたいなものが適切で、一昨年はそういうのを手に入れた。昨年は忘れてしまったが、今年は、それ相応のものを是非とも手に入れたい。
前回は5千円程度だった。熊手や宝船は、毎年さらに大きく、値の張るものを手に入れなければならないという風習がある。となると、予算は7千円くらいかな?

目に入ったのが、正面向いた珍しい宝船。大抵の宝船は横向きだが、こっちに向かってくるデザインは、なかなか目をひく。招き猫も二匹ついており、目出度い以上に、可愛さと華やかさがあり、一発で気に入った。

「本当なら2万円くらいだけど、あんちゃん、1万円でどうだ?」

う・・・当初の予算よりきついな・・・

「5千円じゃ、ダメかい?」
「ははは、あんちゃん・・・それはキツイなあ」
「じゃ、7千円でご祝儀をつけよう!」
「うーん・・・しょうがないな・・じゃ、ご祝儀に期待するよ?」

親方が色々札を挿してくれた。商売繁盛、交通安全、大入・・・

「人間、欲がないと、ダメだからね」




・・・この言葉に、少し、心が打たれたような気がした・・・。
悪い意味での欲が多い中で、人を喜ばせる為の欲があってもいいじゃないか・・・。
自己顕示欲や名誉欲、金銭欲に狂った連中が多い中で、自らを犠牲にして、人に楽しみを与える欲があってもいいじゃないか・・・。
業界と関係ない人たちとほんの少し出会っただけで、世界が気持ちよく感じられるようになった。

結局、ご祝儀に三千円プラスして、結局言い値の一万円で、宝船を手に入れた。
親方達が大層喜んだ。
三本締めを三回も〆てくれた。
我輩も喜んだ。


この業界において、よく思われる生き方は、もう止めようと思う。
逆に、この業界に関係しない人たちと、触れ合うようにしよう。


ANDY 山本 |HomePage

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