ぼんのう
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秋の雨は蒸し暑い梅雨の頃とは違い、寒風と共に染み入るその冷たさから、人を時折意味なき悲しみの影に誘うように感じられる。
で、何故か今日、蒲田にいる。 途中で大森駅に電車は停車するが、なぜか一瞬悲しみよりも怒りが込み上げてきた。まだ、あの頃のトラウマが残っているように思える。おかしいな・・・先日、国分寺で癒されたハズなのに(すっかり内輪ネタに終始している。すまん)。
来月頭に、今秘密裏に進めているゲーム企画の一山が待ち受けている。蒲田まで来たのは、その準備の一つ。まあ要するに、レンタカーの手配だが、なぜ蒲田まで?・・・と、思われるかもしれない。 手配する車は、マイクロバス。運転できるのは大型免許保有者。しかし、現在のGAEにはそのような免許をもった人はいない。
GAE伝説の宣伝ウーマンの復活・・・いおりん降臨! 今ではすっかり一児の母であるいおりんであるが、過去、都営バスの運転手をしていたタフウーマン!
つまり、二種!
人生に強い人間は、彼女のように、如何なる世界でも生きていける人間を指すのかもしれない。
で、蒲田の理由は、営業所が24時間やっているのはそこだけということ。そんだけ。
支払いを済ませ、手続きを行い、簡単な打合せをして終了。 「あたしに任せさない!ブランク長いけど、運転とか交通とか、自信あるから!」
雨の中、思わず伏し拝みたくなったよ。
壮絶な書類等の山。 渡韓の前にこなさなければならない仕事の量。 いやあ・・・
・・・
たすけて
というわけで、本日はデスクワークに終始した。日記のネタがないのはつらいものであるよのお。
北朝鮮で金総書記の肖像画撤去=タス通信
[モスクワ 16日 ロイター] ロシアのタス通信は16日、中国からの報告として、北朝鮮で公の場所から、金正日総書記の肖像画が撤去されていたと伝えた。/訪朝中の外交筋が、北京からの電話取材で語ったところによると、平壌市内での公式レセプションで招待客らが目撃したのは、北朝鮮を建国した金日成国家主席の肖像画のみだった。/金正日総書記の肖像画が以前掲げられていた場所には、壁に長方形の跡があり、くぎも残っていたという。/こうした変化について、北朝鮮側からの説明は一切なかった。/外交筋が入手した情報によると、総書記の肖像画撤去については極秘の指示があったという。
おい・・・ 来週KAMEX視察の為、韓国に行くのだが・・・
歴史の証言者になったりしてー うはははは orz...
沖縄三線の講座で、新曲を学ぶ。前回の「繁盛節」で意気消沈したので、新しいのが吉となるか、凶となるか・・・「てんさぐの花」。 合せが特殊なのと、途中でややこしい押さえがある以外に、比較的簡単に学べそうだ。というか、どっかで聴いたことがあるような曲だな。歌詞は完全なウチナンチューだが、りんけんバンドの「ちゅらぢゅら」と同じ中身なので、まあ覚えやすい。
久々に気持ちの良い音楽と出会えた。 ただ精神的にパーフェクトササクレテイルけどな。 鬱病は自分を傷つけるダウナー系の病だけど、我輩の場合、そのようなことにはならない・・・逆に外部の所為にするよう心がけている。自分を責めて落ち込む良い人間にならないようにしている。 正直言ってバカらしい。この業界、嘗められるより嫌われた方がまだマシだ。それも面倒なら、出て行ってもよい気がしてきた。我輩がいなくても、全く無問題どころか、助かるだろうて。うはははは♪
あ、コミケ、当選した。 今回二日間だったとは・・・いやあ・・・
2日目東O−07b たかたか屋
何を出すかは楽しみに。「かってはいけない2」かな?描き溜めていたエロん落書きを50円で出そうかな? 利益を出すという考えは全くないし、少ししか作らないので、よろしゅーに。
神社手前300メートルあたりから、何やら小気味良い祭囃子が流れている。カセットテープから流れてくるものにしちゃ、音の端が綺麗に整っている。境内に入ると、なんとまあ、生のお囃子だった。今時、このような事をしてくれるとは、この神社も大したもんだ。 本来なら浅草の大鳥神社まで行きたかったのであるが、病み上がりで調子もまだ悪く、それに仕事が残っていたので、武蔵野八幡宮神社に久々に来た。狭い境内で、出店も少ないが、なんともいえないアットホームな雰囲気がこの神社の魅力だ。中に大鳥神社の分社がある縁で、ここも酉の市を行っている。
参拝した後で、熊手を買おうと、神殿に一番近い出店を覗く。本来は熊手だが、あれを置くには、適切なスペースと支えが必要だ。会社に置くのであれば、宝船みたいなものが適切で、一昨年はそういうのを手に入れた。昨年は忘れてしまったが、今年は、それ相応のものを是非とも手に入れたい。 前回は5千円程度だった。熊手や宝船は、毎年さらに大きく、値の張るものを手に入れなければならないという風習がある。となると、予算は7千円くらいかな?
目に入ったのが、正面向いた珍しい宝船。大抵の宝船は横向きだが、こっちに向かってくるデザインは、なかなか目をひく。招き猫も二匹ついており、目出度い以上に、可愛さと華やかさがあり、一発で気に入った。
「本当なら2万円くらいだけど、あんちゃん、1万円でどうだ?」
う・・・当初の予算よりきついな・・・
「5千円じゃ、ダメかい?」 「ははは、あんちゃん・・・それはキツイなあ」 「じゃ、7千円でご祝儀をつけよう!」 「うーん・・・しょうがないな・・じゃ、ご祝儀に期待するよ?」
親方が色々札を挿してくれた。商売繁盛、交通安全、大入・・・
「人間、欲がないと、ダメだからね」
・・・この言葉に、少し、心が打たれたような気がした・・・。 悪い意味での欲が多い中で、人を喜ばせる為の欲があってもいいじゃないか・・・。 自己顕示欲や名誉欲、金銭欲に狂った連中が多い中で、自らを犠牲にして、人に楽しみを与える欲があってもいいじゃないか・・・。 業界と関係ない人たちとほんの少し出会っただけで、世界が気持ちよく感じられるようになった。
結局、ご祝儀に三千円プラスして、結局言い値の一万円で、宝船を手に入れた。 親方達が大層喜んだ。 三本締めを三回も〆てくれた。 我輩も喜んだ。
この業界において、よく思われる生き方は、もう止めようと思う。 逆に、この業界に関係しない人たちと、触れ合うようにしよう。
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