囁き
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電話した。前の日曜の話から、始めてね。
普通だったよ。あまりにも普通すぎて、聞いてみた。なんか・・・勘違いもしてる気がするな。結婚したいわけじゃない。まぁ、一緒にいれる人がいれば、十分だと思う。所詮紙切れ一枚って気もしてるしね。まぁ、それだけじゃないことも、わかってはいるけどね。ただ、必要以上に縛りたくも、縛られたくもないし。だからこそ、一緒にいられるならどんな関係でもいい。ただ、それは、僕の人生。家を背負うことになったら、話は別かもしれないって思う。 ばあさんも、そろそろ年だしね。一回、ほんとに真剣に話してみる必要があるかもしれない。親だけではなく、ばあさんとも。
彼女と一緒にいたいと思う気持ち。もし継ぐなら、そして、彼女の気持ちが変わらないなら・・・別れるのか?馬鹿な。くだらなすぎる。
わかっては、いる・・・
自動車学校の空き時間が、六時間くらいあってね。暇だった・・・
まぁ、一度帰れば帰れる時間なんだけどね。なんってか・・・家に三時間くらいしかいれないからね。それでまた、もう一度向かうの嫌だし。とりあえず、ゲーセン行ったり、お茶飲んだりしてたよ。調子乗りすぎて、時間すぎそうになったけど(死)。
パソコン持ってったけど、日記書いたくらいで、他に特に何もしなかったしね。長時間、お店の中でパソコンやり続けるわけにもいかないしね。混んでる時間に、すぐに席立った。・・・暇だったよ(苦笑)。
ここ何日かで、何人かに同じこといわれた。 『普通は気にしないことまで掘り出して、それに対して悩んだり、怒ったりしてる』 普通の人はそこまで気にしないものまで、僕は見てるっていう。考えたり悩んだりしてるって。自分じゃ、わからないんだけどね。あぁ、だからもっと気楽に生きれば?って言われたわけじゃない。そいつらみんな、僕のことを多少は知ってるから。 自分じゃ、その気はないんだけどね。・・・なんか、このフレーズ、結構使ってる気がする・・・ まぁ、確かに何で気がつかないんだろうって思うことも多いけど。疑問や不安、怒りや恐怖をもつことなんて、たくさんあるのにね。 ガキのころからそうだった。何でわからないんだろうって思うことが多かった。だからこそ、一度は死に逃げようとした。最初に消えようと思ったのは、小学四年か五年。理由は・・・存在の不確かさと、境界線の恐怖。それ以来、暫くは自殺に少しの憧れを感じていた。 それが終わったのは、高校一年。死んだあとに、全てが終わると誰が言えるのかって思った。その先が虚無ならば、憧れは深まったかもしれない。けど、誰もそれを知るものなんかいない。天国や地獄のように、死んだあとも続くなら・・・それは、とてつもない恐怖だった。例え、天国であれ。それ以来、死にあえて走るような行為は、一切やめた。 これだけじゃない・・・らしい。色々なことで、僕は無駄に地面を掘っているらしい。僕はね、普通がいいんだ。集団の中に埋没してしまうような、そんな普通。別に、自分が特別だと思ってるわけじゃない。ただ、何よりも平均的に、一般的にいたいと思う。多分、劣等感や不安が、そう言う考えを持たせてるんだろう。
何で怖くないの?あらゆるものが。全ての関係と事象が・・・僕には、この世の中は怖いものだらけなんだ。疑問だらけなんだ。
僕は、どこかで特別になりたがっているのだろうか?それも、怖い。
苗字って、基本的には変わらないじゃない?特に、男は。僕は、変わるかもしれない。
母方の名前が絶えるんだ。僕が、継がない限りはね。一応、小さながらも数百年続いてきた本家。本当は、家業である医者も継がなきゃいけないんだろうけどね。少なくとも、それを継ぐ気はない。継ぐとしても、名前だけ。墓の世話やらなんやらくらいのもんだよ。まぁ、継ぐのは、まだ100%そうなるってわけじゃないんだけど。 僕としては、構わないって思ってる。昔からいわれてたしね。勿論、僕が考えてる以上に、色々面倒くさいこともあるだろうけど。僕が継いで続くんなら、それでもいいって思う。少なくとも、継がないで、その恐怖をずっともち続けているよりは、それでもいいってね。本当は、大学入る前にしたかった。けど、こればっかりは、ね。僕だけの話だけではないんだから。 彼女も、その話を知ってる。継いだときは、結婚も考えなきゃいけないんだろうけど・・・彼女は、その気はない。離れたくないとはいってくれてるけどね。誰であれ、そう言う関係になる気はない。それは、知っている。 僕だって、全く結婚願望がないわけじゃない。いつかはすると思う。暫くはいらないけど。『結婚式には呼んでね』ていう冗談を、たまに言い合ってる。 向こうがどうなのか、聞いて見たくなった。っていうのも、その話が家族の中で、真剣な話で出たから。向こうは、どうするのか。 する気はないんだろうね。けど、離れたくないって。そこまで真剣に話す気はなかったんだけどね。黙りこくっちまった。そうなったら、離れるのかなって。逢えなくなっちゃうのかなっていいながら。 ・・・どうなんだろうね?そうなったときに、ぼくらはどうなんだろう?ってか、そうなったときには、僕には誰か大切な人がいるっていうことなのかな。先のこと・・・しかも、完全に継ぐって話になったわけじゃないんだ。けど、僕にはその意思があるのも、事実。 家のこと、名前のこと・・・そこまで考えるのは、おかしいっていう人もいるよ。それも、そうだと思う。けど、僕にとっては、結構重いことなんだ。長く続いたものを叩き壊すこと。僕よりあとは、知らないよ。例えば結婚して、子供が出来たとき・・・その子供に、この重さを感じさせたくはない。知らせる必要はない。潰れるなら、それでいい。けど、僕がそれを出来るかって言うと・・・ね。おかしな話だとは、自分でも思うよ。
もし、その先の別れが嫌で、今、離れてしまうなら・・・嫌だな。そうなると決まったわけじゃないから。もし、そうなったときにいわれたら・・・僕は、どうするんだろう?
宇宙人か?(死) いや、明日、同窓会みたいのがあるらしく、それに出席するためなんだけどね。月に一度、二泊三日くらいしかこないからね。出来るだけ話したりはしたいんだけど、そうもいかなくてね。明日、明後日と朝から自動車学校あるし、乗るから、あまり寝不足でもいられないし。親父も寂しいだろうしね。今度来たときは、少しはゆっくりと話せるかね?
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