囁き
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母さんが、親父のところへ行った。つまり、親父の実家のところへ。何故かというと・・・向こうの家に大きな問題が起きたからだ。じいさんの、自殺未遂。
薬、飲んだんだって。大量に。最近、殺してくれって言う話を何度もしてて、親父と大喧嘩してたみたいなんだ。だから、家族親族で病院に泊まりこんで、見張ってたらしいんだけどね。落ち着いて、外泊で家に戻ったところで・・・飲んだらしい。
最初に思ったことは・・・家系なのか?隔世遺伝なのか?俺も、その類だからね。僕だけだと思ってた。まぁ、ガキだったころの僕と、年くってるじいさんなら、まだこっちのほうがましそうだけどね。
死んでほしくはないなぁ・・・ただ、その中に色々な計算もあるんだわ。今死なれると、向こうの家に跡継ぎだなんだ、色々問題が起きる可能性があるからね。母方のほうもそういう話を出そうとしてるところだったんだ。色々と、面倒だよな・・・って考えて、悲しくなった。そういう人間だよな、僕は・・・
だいたい、クリスチャンが自殺っていうのは、いいのかね?だめだっていわれてる気がするし・・・何より、神様がいるのなら、これを救わないで、どうするんだって思うんだよね。地蔵問題でこんなになってるのに、ね・・・
じいさん。早く元気になってくれよ?
夏休みですよ?っても、家に帰ってきたのは、朝の八時だったけどね(苦笑)。
でも、それもあって疲れてたのかな?ほぼ一日中寝てたよ。まァ、いくら寝ててもいいんだけどさ。ほんとに、ほとんど一日寝てたよ。おきてる時間、四時間くらいだったんじゃないかな?すごいもんだねぇ・・・
と、言うわけで、夏休み初日は、寝てました♪
バイトの飲み会行ってきたですよ。まぁ、結構楽しかったけどね。問題はそのあとですよ・・・
カラオケに拉致られました♪行きたくないから、明日用事あるとか言うたんけどね。始発で帰れと拉致られました♪(苦笑) カラオケ、あんまり好きじゃないんよ・・・好きな歌手はマニアックだから、盛り上がれないから別の歌うたわなきゃいけないじゃない。それに、本当に歌いたいのは、ギターで歌うしね。だから、HIPHOP系が多くなるんだけど・・・・ さすが、パソコンの仕事。途中からアニソン連打になりやがりましたわ。ぜんぜんわからん歌・・・バックに目が大きい女の子のアニメが流れるようなやつですよ。ぶっちゃげ、途中で体育座りして、死んだ目してましたよ・・・ で、ふと扉の外を見るとなんか転がってるですよ。トイレ行く途中でみたんだけど、打ち上げられたマグロ鮪まぐろ。どっかのサラリーマンがみんな酔っ払って死んでんの(笑)。トイレの中じゃ、真っ裸で寝てる人が折り重なってたし・・・久しぶりに面白いもん見たわ♪(笑) って、思えたのは、最初のうち。
しばらくしてから、一緒にいってる人が外を見て言った一言。『あれ、警察じゃない?』確かに警察。再びトイレ行く振りしてみてみたら、胃液まで吐いてるやつもいる始末。財布でも取られたのかな?でも、消防まで出てたっぽいんだよね。なんなんだろ?なんか、送別会か何かだったのかな?部屋に、花束が置いてあったんだ。その類じゃないかなとは思うんだけど、そうだったら、最悪だよね。最後が胃液と警察と消防かよ(苦笑)。
まァ、そういう意味では楽しかったかな。アニソン連打は、正直きつかったけど(苦笑)。
授業の一環で、施設見学に行ってきたですよ。 ・・・茶かす気にならんな。最初は突っ込み系の日記を書くつもりでいたんだ。いや、書けるって思ってたって言うのが、本当だな。言ってみて・・・書けねぇよ、ネタじゃあね。
前夜から、少しの緊張もあった。少年刑務所・・もう、罪を犯してもいけないんだからね、僕は(笑)。で、軽く説明受けて、中へ・・・ と、どこまで書いていいのかな?正直、わからんが・・・案内され、警告音がなる扉の向こうは、別世界といってもいいものだった。違う空気。知らない雰囲気。重いんだ、空気が。正直、施設内を歩いている間、白昼夢を見ているような感じがしていた。現実感がない・・・いや、受け入れようとしてないのか? 仕事をしているところなんかを見させてもらったんだけど、向こうの人が気を使ってくれたのかな?いや、僕らにか、受刑者にかはわからないけど・・・歩いてくる受刑者を、連れてる刑務官は全部別の道、中には回れ右させて見せないようにしてた。やっぱり、珍しいんだろうね。結構見られてたよ。特に、女の子。刑務所内にはいないからね。移動するときも、二列になって真ん中のほうに並んでくれっていわれてね。 仕事場もすごかったんだけど、なにより驚いたのは、収容されてるところ。今の日本の刑務所、過剰収容が問題になってるんだけど、あそこまでひどいと思わなかった。6畳に8人。3畳に2人。今年みたいな暑さは、どうやってすごしてるんだろう? 感想・・・というか、お礼の手紙みたいなもんにも書いたんだけど、彼らは確かに罪を犯したかもしれない。けど、過剰収容と、その影響は罰ではない。ある意味、必要以上の罰を受けてるような気がしてね。自分よりも年下の人間が、そういう場所に、ある意味押し込められてるってのは、少しショックだったかな。 ・・・なんかね、回ってるときに、ひとつの部屋の棚に、僕もたまに読んでる雑誌があってさ。それが一番、現実なんだって思わされた。あぁ、そこまで年変わらないんだなって。本来、16歳〜26歳までが入るところ(刑期により、二十歳以上がいる場合もあるからね)。同い年がいてもおかしくないんだよね・・・ 出るとき、新しく入所する人と鉢合わせしちまったりもしたけど、後は特に書くことないかな。・・・いまだにそいつの面、忘れられないけど。16、7位の子だったよ。見た目はそんなにやばそうじゃなかったけどね。なにをしてこんなとこまで来たんだか・・・
そう。あとひとつ、悲しくなったのは、再犯率のこと。再びあそこへ戻ってくるのは、約30%。10人に3人は戻ってくるんだ。なんでなんだろうね。 やっぱり、被害者と加害者の意識の温度差の問題なんだろうか。被害者が思うほど、加害者はそれを問題にはしていない。だからこそ、繰り返すのかな?今、それについて問題になってるっしょ。例えば、ロールプレイングって言うのがある。アメリカの手法なんだけどね。罪を犯した情況を、被害者、加害者の立場で、その人にやらせる。でも、日本でそれをやったら、壊れちゃうような気がするんだよね。しかも、殺人とか強姦みたいなもんじゃないと、出来ないでしょ。窃盗で入ってる人もいるからね。難しい話だ・・・
なんかね、誰しもあそこに入る可能性はあったんじゃないか、あるんじゃないかって思う。僕を含めて・・・いや、それこそ、かなり前のほうにいるだろうね。元から、性悪説派だし、自分に自信はないし。だからこそ、しっかりと考えなきゃいけないんじゃないかなってね。しっかりと迎えること。それくらいしか、出来ないだだろうけどさ。
書き残しはいっぱいあるけど、終わり。止まりそうにないもん。それに疲れたし・・・いるだけで、体力削られてった気がするわ。 でも、いい体験だったよ。いろいろと考えさせられるし、自分を見つめることが出来た。
たまにほしいときはあるけど・・・ってか、忙しいときはほしいけど、よく考えたらそんなに長い休みはいらんのかもな。やることないとだめだし・・・って、何度か書いてるな。
だから、なにやるか決めようと思って・・・少年の犯罪心理でも、自分で勉強しようかな、と。まぁ、臨床の部分にも入るだろうけど。まァ、どこまで!!とか決めると逆にだめな人間だからきめなけど・・・とりあえず、ね?
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