囁き
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| 2004年09月20日(月) |
え?寂しいんだって、この阿呆? |
本当に無邪気に笑う子供に痛みを感じた。
愛媛には叔父も住んでいる。その子供…中学生が二人と、小学生。時折見せる無邪気さが、刺さる。隠しきれている。それは、間違いない。祖父母も、親父も、叔父家族も。知らなくていいこと。
昨夜も眠れず、目をつぶっても、息苦しいだけだった。何度も携帯電話に手が伸びかけて、止める。一体なにをしようとしている?誰かの声が聞きたかった。温もりを感じたかった。けど、それでは何も変わらない。そう自分を叱咤し、いつもとは違う天井を睨みつけた。 すがり付けば、受け止めてくれる人はいると思う。抱きしめてくれる人や、愛してくれる人も。なりふりかまわず、すがり付いてもいいじゃないか。誘惑に負けそうになる。誰でもいい、会話があれば、少しは落ち着くだろう? 何度、それで失敗してきた?無駄に愛を振りまいてしまった。いままで、なぜか、そういうときに電話をするのは女性。男相手じゃ馬鹿話だけで、時間を潰すだけ。終わればまた、痛みがぶり返す。なおさら、さらけ出せないんだ。けど、女の子に電話して、傷つけたことも無数にある。きっとない。こいつなら大丈夫。そう信じて…駄目だったことが。 それにね、愛されること、愛してくれること。抱きしめてくれたり、甘えてくれる人もいた。僕は、信じきれなかった。この男のために、あえてしてくれているの?苦痛なら、面倒なら、やめてくれてもかまわないのに。人に思われることが、信じられないんだ。まだ、僕を落ち着かせるためにしてくれてる行為だって思うほうが、確立があるような気がしてね。それでも求めてしまうのは?…自己庇護?ナルシスト?自己中心なのか、それとも、顕示欲に似たもの? いくつかの言葉が頭に浮かび、残ったのは、愛して欲しいだけ。寂しいだけ。自己中心であるだけだ。 これが、誰しも有ることなら、この感情は恋愛や情といってはいけない。獣であった過去の人の部分が反応しているだけなのだろう。精神的に落ちているが故に、異性を自分のものにしたい。まるで死期をり、種族維持本能が働くが如く。そんな、獣時代の本能の部分であり、全てを手中に収めることが出来ないのを知っているからこそ、そう感じる。そう考えなければ、これが嫉妬という感情であり、ただ単純なものであるならば、人間というものをさらにおとしめることに他ならないからだ。
多分、寂しいだけなんだと思う。だからこそ、すがれない。自己中心的な感情に振りまわされて、迷惑どころか、傷つけることなんか、出来やしない。せめて人ごみがあれば、少しは楽なんだと思う。埋没することが出来るから。その人ごみ、何百人もいる人の全てが、一つの行為によって創造されたもの。本能による行為であり、人が普段あまりさらけ出さない獣の部分であり、黒い輝き。そう考えると、吐き気もするけどね。今に比べれば、幾分マシ。僕はその黒い輝きを、人の中で何よりも綺麗なものだって思うから。 寂しさなんて、そのうち消えるさ。自分で、よくわかってる。それに、ぶつける相手も、今はいない。
もう一つ。矛盾してると思うかもしれないが、僕を殺してくれ。 昨日書いた意味とは違う。罰として。一人の友人の喜びと幸せを壊し、痛みを与えた。
今日から愛媛。正直、あまり気乗りはしていない。披露もあるが、何より、精神状況が悪すぎる。隠しとおすことは難しくはないだろう。親族である上、気がつかせてはいけない状況ということを理解しているから。
羽田空港に向うバスの車内、無数の思考が浮かびつづける。既に、自分の意思と反して。同時に、不安感と恐怖で満たされる。小学生のころから変わらぬこと。それでも慣れることもなく、打ちのめされる。 知人の一人に、精神状況を明かした。気がついているようだったから。隠しとおせなかった?否。無意識のうちに告げたかったのだろう。一人で強く。そう願いつづけているのに、手を伸ばしてしまう。立ち上がろうとあがく。立ち上がることは出来ても、ふらついてしまう。拒む両足を殴りつけても、何の意味などない。心の中で、吼えた。くそったれ。
既に、涙を流そうとも思わない。ただ、何でもない、下らないことをメールで何人かに送った。…寂しかったのか?今、ひどく後悔している。誰かにすがり、立ち上がったところで何になる?問題を先送りにしているだけではないのか?引き上げてもらってばかりでは、自分の足は鍛えられない。弱っていくばかりだ。
仙台での友人との会話で、一人ではなく、人といることの強さを教えてもらった。本人にはそんなつもりはなかったかもしれないが、そいつの話の中で、頷かされることがあったからだ。少なくとも、たまには、人に頼ってみようと考えた。しかし、今の僕には、まだ出来ない。弱音を吐くことへの不安と恐怖。無意識に大丈夫なふりをしてしまうこと。それに、ただ頼りつづけるだけで、ハムスターの檻の中のように恋愛とSEXを繰り返す群れの中にいた記憶。全てを吐き出し、友人を壊してしまった過去。手を伸ばそうとしても、震えてしまう。
飛行機の中で、これが落ちてしまえばなどと考えた。けれど、それは多くの人の死を意味するし、僕だってまだ死ぬわけにもいかない。けれど、自殺ではなく、誰かに殺してもらえれば…何度、この言葉を思っただろう。しかしそれは、責任を他者に投げ渡し、自分のみの幸せを願っているにすぎない。自らで命を絶つよりも卑劣な思考。何故、今まで気がつかなかった?まだまだ、思考の足りない自分を恥じる。
逃げ道をなくしていけばいいのか?逃げる場所がなくなったら、僕は立ち向かうことが出来るのだろうか。壊れてしまうかもしれない。けれど、逃げ道があれば、僕はそれを選び続けてしまう。それでいいという考えもあるが。さて、どちらにすればいいものか。
しかし、喜びや楽しさの後の虚無感に立ち向かえない今の状態を、なぜどうにもできないのだろうか?わかっていたはずなのに、出来ない。それは、当たり前のことなのか、それとも、僕に力が足りないのか。転化したものを、さらに転化することをできずにいる。これはおそらく、単純であるがゆえに強いものと同義なのだろう。なににも変わらぬ思いなどないことは知っているが、どうせなら、絶望だけしか知らなければ、更に深い奈落に落ちる事などないのだろう。無人島で一人で生き続けた人間が、寂しさという感情を知らずにすむように。しかし、一人で存在することが出来ないように、喜びを知らずにすむことなど出来ない。誰しも生まれるときは一人ではありえないし、生まれたものは欲を満たさなければ生きられない。何も出来ぬ赤ん坊の食欲を誰かが満たさない限りは、その赤ん坊は死んでしまうし、生きれば、喜びを知る。そこで消えなければいけないのなら、既に僕は23年間も時間を過ぎさせてしまっている
最低でもいい。卑劣でもいい。ただ、生きることだけに執着してみたい。固執してみたい。満たされているがゆえに、出来ずにいる。俺が吐いているのはきっと、甘えた、満たされた者の戯言。
昼ごろにホテル出て、まただべり。あとは流れ解散だから、みんなで喫茶店でだべり(死)。一人が、ずいぶん似た趣味(音楽や、漫画とかも?)持ってることが判明したりね。 っても、夕方には新幹線に乗って帰ってきたよ。・・・まぁ、疲れた身体で横浜かえると、おやと叔母夫婦が飲んでて、飲み屋に召還されたりもしたがな(死)。っつーか、家に帰りたかった・・・
マジでこんな感じ。行く前は、旅行記としてあげられるかなって思ってたけど、こんなん、挙げる隙間もありゃしない(笑)。
今回は・・・本当に、堕ちてる旅だった。だから、あまり書けることがないんだ。思考の流れを書いてても、何にもならないでしょ?そんな感じ。
まぁ・・・来てよかったとも、思えるかな。それだけは、言える。
牛タン、おいしかったし(笑)。
眠れないことも手伝って、昼までだべってたせいか、起きたのは夜(死)。ぐだぐだと起き出して、みんなでご飯にいきました。 ってか、飲みに行きました、が正解やね(笑)。だって、店、閉まりつつある時間なんやもん(死)。昨日は牛タン食べれたんだけどなー。まぁ、明日もあるし、買って帰ってもいいわけだし♪ ってか、昨日はほとんどいなかったストリーターさんが、今日はすごく沢山いた。やっぱ、金曜やっていうことなんかねぇ・・・今日にしときゃよかった(笑)。 んで、飲んで帰って、みんなでまただべり。さて、仙台に来た理由はなんなんでしょう?(笑)
本来、仙台で合流するはずの友人が、夜にしか来れなくなった。だから、なにをしていたかというと、ネッカフェで、ネット使って仕事してたりしてました(死)。仙台きてまでなにしてるんだか(笑)。
夜、仙台の友達と合流して、軽く食事のあと、ストリート。今回のメイン!けど、結構警察がけっこう目を光らせてるらしくてね。あんまり出来なかったや。しかも、僕、声大きいからね。かなり抑えてました。それでも、仙台の友達、めっちゃびっくりしてたわ(笑)。
その後、飲みに行って、ホテル戻った。連れが部屋に遊び来て、色々話したよ。今まで話したことのない話までね。同じ方向の痛みを持ってる奴。仙台にいた人ね。ダチやと思えるくらい、色々話せた。話してもくれた。
お互い、精神的に堕ち込んでいた。それをとめることは、出来ない。けどね、少しはマシな堕ち方が出来たんじゃないか。そう、思えた。
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