囁き
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昨夜、日記を書き終わった後、ひどい鬱に襲われた。怒りと苛立ちの反動だろうか。いつもなら車で気晴らしにでも行くんだけど、やばすぎる。スピード出して事故起こしかねない。・・・もしくは、自ら。一晩で三度ほど、吐いた。ん
連れに、メールしちまった。メールで愚痴ってて・・・電話した。耐え切れなかった。なにが孤高だ。なにが強くだ。
結局、眠れずに起き続けた。天井を睨んでも、何も変わらない。ふと、ね。電話したのは、逃げなんだろうかって思った。けど、違うだろうな。逃げという逃げじゃない。彼氏がいる女性や、連れ。彼女とは距離があるし、今の僕には、心からすがれる相手がいない。ただ、何も考えずに逃げる場所がない。それは、僕が望んだことでもあるんだ。気持ちだけじゃなく、状況的にもね、どこかに逃げ続けるわけにもいかない。やらなきゃいけないことが、僕にはまだ多すぎる。逃げるわけには、いかないんだ。進まなきゃいけない。
人は、何故一人で生きられないのだろうか。他者を知り、群衆の中に存在するときから、人は一人でいられなくなる。そうでなければ、淋しいと思う気持ちすら持つことはないだろう。誰も愛さずに生きる事が出来れば、それは至上の幸福なのだろう。一人ならば傷つくことも傷つけられることも無く、無駄な穢れを持つことも無く生きていける。けれど、出来ない。この国に住む多くのものが、生まれたときから一人ではないのだから。いくら望んだって、すでに遅い。物心つく前から、人のふれあいを知ることを強要される。 傷つけたくなかったり、寂しさを感じたくなかったり・・・一人でいたい理由は色々在るよ。それでも離れられない理由とはなんなのだろう?強要されているから?生きていくためには仕方がないから?それしかないから?いや、全てを捨てることが出来れば、いい。一人で生きることだって、できないわけじゃない。ただ、それができないだけ。しがらみもあるが・・・恐れているだけなのだろうか。何を僕は恐れているのだろう。無数にある理由の一つ一つが僕を苛む。それは、僕(そして、もしかして、多くの人)という人間の悲しい心理と習性への恐怖。恐ろしいことだ。傷つけるのを知りながら、それでも人を愛し、側に置かなければ生きていられないなんて。
叫びたい。行きたいと。生きたいと。逝きたいと。
| 2004年10月04日(月) |
ハムスターのかごの中 |
てめぇの仕事場もそうだったとはね。くそったれ。気がつきたくなかったよ。
同じ箱の中で付き合って別れて・・・ 少し前まで咥えられたり突っ込まれたりしてた奴らが、人生の愁嘆場らしきもんみせて・・・そこまでならいいさ。けど、片方が別の異性と付き合いだすわけだ。残ってるほうにしちゃ、たまらねぇだろ?ちょっと前までやってた相手が、自分の仕事仲間とやってるわけだから。んで、どうしたかっつーと、同じ仕事仲間で付き合いだして、喘いでるわけさ。それが繰り返される。箱庭の中で、繁殖を繰り返してやがるのさ。
っつーか、絶対に僕を巻き込むな。巻き込んだ時点で、辞める。正直、そんな場所に身をおいてるだけで吐き気がする。ってかね、僕が本当は巻き込まれそうだったんだとよ。今日、初めて知ったわ。一番最初のつがいだったハムスターの片割れに惚れられてた・・・ふざけんな。てめぇの鈍さに感謝だな。まぁ、言われても付き合うことはねぇけどよ。
ってか、よく自慢げに照れながらいえるもんだ。表情作るのに苦労したよ。軽蔑はしねぇよ。すりゃ、仕事にならねぇからな。今までどおりだ。もとから、何かに所属するのは苦手なタイプなんでね。今だって、鬱隠すのに演技してるんだ。つまり、普通に見える演技をね。やることは、変わりねぇだろ。 この話が出てから、笑われながら少し軽蔑される話を少しいれた。これから、ちょいとキャラクター変更だ。ハムスター集団の中に入るのと、ひとりきりになるなら、僕はためらいもなく後者を選ぶ。こういうのがあるたびに、一人がいいって思わされるな。昔、一番最初に巻き込まれたとき、いまだに忘れねぇよ。汚さはいいさ。恋愛なんて、元から白く綺麗なもんじゃない。けどね、軟体動物が絡むように、ハムスターの繁殖のように。見ててうんざりするんだよ。あのときの記憶は、忘れられねぇんだよ。過敏な反応だってのはわかってる。
こういう話を聞くたび、恋愛の汚さ・・・いや、ある種、そういう人間の汚さを目の当たりにさせられた気になる。当人たちは、真面目なんだろうな。それが、拍車をかける。ただ、ある意味綺麗だけどね。自分らが把握してやってるんなら、それは綺麗だよ。そうじゃないなら、僕にとっては汚く見えるだけだ。
マジに吐き気がしてる。眠れそうもねぇ。
| 2004年10月03日(日) |
嘲笑と怒りと走りと連れ |
外に出て、ぐたぐたしていたら、知らない人に嘲笑された。それに対して、怒りを覚えた。いいことじゃないか。それに対して、怒りをもつことか出来る。それだけ、少しはマシになったわけじゃないか?あとは、この怒りを破裂させないようにするだけだ。暴風のように吹き荒れることは簡単だよ。自らにぶつけるのは簡単だよ。それこそ、昔のようにね。今は、制御する。
連れが、彼氏さんと喧嘩したとさ。まぁ、詳しい話は省くが・・・少し、羨ましい思いもしたな。ある意味、独り身だからね(笑)。まぁ、どうやらうまくいったらしい。幸せを、願うよ。大切な人の一人。仲間だからね。君が心から笑っている時間を、願っている。
ぱしらされたついでに、ちょいと車で走り回ってたんだけどね。なんだろう。急に涙がこぼれそうになった。けど、一粒も零れやしない。泣きたかったんだけどな、出来ることなら。最近、泣いてないな。泣くことが出来れば、少しは楽になれるような気もするんだけど。堪えてもないのに、泣きたいときに涙が出ない。ただ、それが逆に退廃的な気分にさせる。帰り道、空いてる直線を飛ばしてみた。スピードは、嫌いじゃない。自分で制御できるなら、ね。
『カモメ /野狐禅』 『僕はもう 疲れきってしまってね 部屋のカーテンを全部閉め切ったんだよ 僕はもう 疲れきってしまってね 段ボール箱の中に閉じこもったんだよ 青を塗って 白を塗って 一息ついてから 最後に僕の気持ちを塗った 空の絵を書いていたつもりが 海みたいになってしまって 開き直ってカモメを描いた
僕はもう 疲れきってしまってね 部屋のカーテンを全部閉め切ったんだよ 僕はもう 疲れきってしまってね 段ボール箱の中に閉じこもったんだよ 君との思い出を書いて 君への感謝の気持ちを書いて 一息ついてから 最後に僕のほんとの気持ちを書いた 遺書を書いてたつもりが ラブレターみたいになってしまって 丁寧に折りたたんで君に渡した 青を塗って 白を塗って 一息ついてから 最後に僕の気持ちを塗った 空の絵を書いていたつもりが 海みたいになってしまって 開き直ってカモメを描いた』
野狐禅という人たちの歌。今の僕の心境にかなり近い。それが遺書になるか、それとも違う意味になるかは・・・どうなんだろうね? だいたい、『君』って誰だか、自分でもわからねぇ・・・いるのかすらもね。
いつの間にか眠ってしまっていた。一日に何度も。寝て、覚めて。寝て、覚めて。
疲れてるんだろうか?・・・疲れてるんだろうな。それは否定はしないよ。けど、動かなきゃいけない。やらなきゃいけないことがある。けど、それがなきゃ、きっと何もしないで引きこもるだけになってしまうだろうね。ありがたいと思うべきなんだろうね。 そんな中、友達との会話に癒される。ありがたいもんだね。
けど、最後は一人。その気持ちを忘れるわけにはいかない。頼りすぎて立てなくなってしまうから。弱さだけは認識してるよ。
忙しい間だけは、自分を気にしないでいられる。だから、大学にいる間・・・バイトや、面倒な授業ほど、今の僕は好む傾向にある。 少なくとも、それでいい。今はまだ、立ち止まるわけにはいかない。
ここで倒れられない理由など、腐るほどある。家のため。家族のため、連れのため。周りの反応のため。仕事や大学。将来や年齢。他無数。 様々な理由付けをしないと、立ち止まってしまいそうだから。言うほど、動いてないけどね。走らなきゃいけない。がむしゃらにでも、ともかく。
動かないと、何かに縛られる。恐怖に似たもの。胸のうちに打ち込まれ、不安が広がっていく。動かないと、それに縛られる。
僕を誰だと思ってる?俺なんかに負けるわけにはいかねぇんだ。
煙草の吸いすぎか、胸が痛くなった。けど、止められない。中毒ではなく、精神的な意味で。牛の刻参りされてるのかって思うくらい、痛かったわ・・・(苦笑) そろそろ、逝くの?
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