♡ Smile ♡
Rei



 退院

朝のバイタルチェックの後、同室のおばあちゃん達と今日は富士山が綺麗だと話す。
隣のベットのばあちゃんとしばらく富士山を並んで見た。

朝食後、早速喫煙所へ。
喫煙所で顔を合わせる患者さんたちは2日もいれば大体顔がわかる。
住んでいるところ、住んでいたところの話などをしていた。
みんなにもう退院だと話した。
大抵の人達は長期入院。もしくは期間未定入院。
挨拶をして「お大事に」としか言えなかった。

迎えが来るまでの時間、診察も終えて暇だったのでふらふらしていた。
初めに話しかけてくれて良く話をした2人を探した。
しかしいない。
今日検査があるといっていたのでソレに行ったのかと思っていた。
挨拶できなかったなぁ・・・と思っていた。
やっと迎えが来て帰ろうとエレベーターを待っていると、初めに話しかけてきたうちの1人が、もう1人の人が発作で倒れたんだと教えてくれた。

結局挨拶できずに私は病院を後にした。


2003年04月09日(水)



 手術

朝6時、採血。
私は血管が細い。
適当に両腕を見せて選んでもらう。
今回は左腕。
針を抜いた跡腕に激痛。
良くあることなのだが原因は不明。

手術なので朝食は抜き。
お腹は空くし、果てしなく暇だ。

暇だったことは覚えているが、手術までの時間、一体何をしていたのかは思い出せない。
12時、手術室へ向かう。
手術着のマジックテープがはがれやすくて困った。
相変わらず採血後の腕が痛かった。
手術台に乗り、点滴を受ける。
手術部位は目。
瞼の内側。
麻酔がとてつもなく痛かった。
「目を開けてください」と言われたが怖かった。
そりゃ怖いだろ・・・
頑張って目を開けたがあまり良く見えなかった。
見ようと思わなかった。
いつ切除したのかはわからなかった。
ただ縫われているのは感じた。
引っ張られていた。
何時間かかるかはわからないと脅されていたが、20分で手術は終わった。
病室に戻り、点滴が終わるまで寝ていた。
点滴が終わってすぐに看護婦サンに昼食を要求。
食べ終わると速攻で喫煙所へ。
幸せだった(謎)
病室に戻ると麻酔が切れていることに気付く。
痛かったので痛み止めを貰う。
そしてまた果てしなく暇な時間がやってきた。
片目が見えないので、本を読むことも出来ない。
出来ないわけではないがかなり疲れる。
1階と7階を行ったり着たりするが時間は経たず。
やることもないのでベットに横になった。
ふと目が覚めるとベットの横に、彼と彼のお母さんがいた。
めちゃくちゃ驚いた。
寝ている私を見物するなっ!(笑)
「なんか病人に見えたよ(笑)」
笑い事じゃないぞ・・・(汗)
6時が夕食なので早々に追い返す。
あっという間に食べ終わる・・・ことは出来なかった。
距離感がいつもと違うので私にしては随分ゆっくりの食事だった。
食べ終わるとコミュニケーションタイム。
さっさと部屋を後にし喫煙所へ向かう。
目を覆ったガーゼのおかげで、他の重病人たちになんとなくまぎれていた。
沢山の人達と話をした。
昨日初めに話しかけてくれた人と、次に何時に来るか決めて喫煙所を後にした。

8時過ぎと9時半、それぞれ約束した頃の時間に一緒に喫煙所に向かった。
おしゃべりをし病室に戻る。

もう明日は退院だ。

・・・なので緊張はしていない。
しかし眠れず。
またしても眠剤のお世話になった。

2003年04月08日(火)



 入院

某病院へ入院のために向かう。
ちょっぴり緊張。
病院に着いてから、診察を受け、その後病室へ。
同室の人はみんなおばあさんだった。

始めての入院。
手術をするまでは健康そのもの。
痛くもないし痒くもない。
よって暇。
非常に暇。
雑誌も読み尽くす。
そうなると足は自然と喫煙所へ。
タバコを吸うことはいいことではないとわかっている。
しかしこの喫煙所。
結構重要な場所であると思う。
病院だからではなく、職場などでもそう。
色々な人達と出会えたりする。
喫煙所に出入りしなければ、話すことがないだろうという人とも話せたり。
コミュニケーションを図るのに手っ取り早い場所であると思う。
今までも、喫煙所を通して知り合ってきた人達は沢山いた。

私の部屋は7階。
喫煙所は1階。
行ったり来たりしてやがて夜になる。
消灯は午後10時。
寝しなに一服と思い、エレベーターホールへ。
その前のソファーに人が2人。
気にせずエレベーターを待っていると、
「おねーさんタバコ行くの?」と。
「えぇ」と笑顔で答える。
一服し、戻ってくる途中再びさっきの2人と出会う。
「もう帰ってきちゃったの?もう一回行こうよ」
面倒だなぁと思いつつも、せっかくの誘いだし、まだ9時半過ぎだし・・・ということでお付き合いする。
入院生活はとても暇なもの。
1人でも多く気の合う人、話し相手を求める。
喫煙所では年齢の話をしたり、何処に住んでいたかなど極普通の会話。
一体この人達は何処が悪いのだろう・・・。
そう思わせるくらいだった。
しかし、実はこの2人も大きな病気を抱えていた。
発作で今朝倒れただとか・・・。
明日手術の私に、「がんばれよー」と明るく声をかけてくれた。

この日、緊張からかトイレが以上に近かった。
30分経たないうちにトイレへ向かっていた。
夜は眠れず眠剤を服用。

2003年04月07日(月)



 記念撮影

明日は入院。
手術する場所を記念撮影した。
きもかった(汗)

2003年04月06日(日)



 2人きりになったら・・・

んーまぁ、ふじのことなのだが(汗)
ここしばらく、2人で散歩をしていた。
2人で散歩に連れて行くとふじは襲ってこなくなった。
発情期終わったのかな?
そんな風に喜んでいた。
ふじを眺めながら、「きっと邪魔者が居るから襲ってこないんだな(笑)」なんて話していた。

今日、私が一人でふじの散歩に行った。
公園にたどり着くまではいつものふじ。
そしていつものように私は公園のベンチに座った。
そのとたん・・・・
ふじは待ってましたかのように、私に抱きついてきた(滅)
笑い話として話していたこと、間違いじゃなかった(汗)
公園に居る間中、ふじは私の腕に抱きつき腰を振り続けた。
同じく犬の散歩をしにくる近所のおじさんに、その様子を見られる。
恥ずかしかった・・・(汗)
更には公園の横を通り過ぎたテリアの飼い主さんにも見られる。
笑われた・・・(汗)

私って一体何なんだろう。
ふじの彼女なんか?(汗)

2003年04月04日(金)



 PS

彼が本を読んでいた。
またくだらないものを読んでいると思いながら聞いてみた。
するとその本は、まさしくくだらないペルソナの攻略本であった。
ゲームをしているわけでもないのに・・・
なぜにこんなもん見ているのだろう(謎)
かっこ謎どころではない。
普通に謎だ(汗)

「そんなゲーム持ってるの?」
まぁ、持っているから攻略本もあるのだろうけど聞いてみた。
そしてプレステ(2ではない)を引っ張り出してきた。
ソフトを探し出してくれた。
こりゃあやるっきゃない(謎)

と、言う訳でペルソナ始めることにしました(笑)



2003年04月03日(木)



 入院決定

私は、この年まで大きな病気もしたことがない。
怪我もしたことが無い。
肺炎にこそなったことはあるけれど、インフルエンザにもかかったことがない。
病院に行く事は殆どない生活だった。
よって、入院なんてしたことも当然無い。

そんな私が、いよいよ入院することになった。
手術をするのである。
別にすごい病気な訳でもない。
怪我をしたわけでもない。
子供の頃から、マブタにほくろがあった。マブタと言っても、随分内側の方。
普通にしているとあまり気づかない場所。
痛くも痒くもないので放置して生きてきた。
ところがこのほくろ、何だか成長している。
お化粧なるものをしなくてはならない年齢になり、鏡を良く見るようになって改めて感じだ。
成長していると。
とりあえず眼科に行ってみた。
悪いものではなさそうだけど、涙の出る穴を塞ぎそうだったので、取ったほうがいいかもしれないと言う話になる。
そして大きな病院で再度診てもらうことになった。
体質的なもので、色素が沈着しやすいのだと言うことだった。
そして手術して取ることになる。
綺麗に取れるだろうか。
後は残らないのだろうか。
心配になってきた。
部分麻酔だそうだ。
と言うことは、脳みそは起きているということで。
ばっちり手術が見えてしまう。
手術するのは目。
麻酔の針や、メスなど丸見え。
恐ろしい・・・・・。

どうにも心が落ち着かない。
ため息の嵐。
入院のパンフレットを何度も見る。
何度見ても内容は変わらない。
なのに閉じては開いてを繰り返す。
怖い・・・・。

入院と言うものを体験してみたいとずっと思っていたが、もう体験なんかしたくないという感じだ。

手術は4月7日。
お岩さんにならないことを祈るばかりである・・・。

2003年03月28日(金)
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