九回裏、一死二塁、0−0。 このランナーがホームに帰ってくれば負ける。 そんな大事な場面で投げる投手のプレッシャーはいかほどであろうか。 自分のミスで簡単に残念な結果を導き出すことができてしまうから。
今の私もそんな感じ。 支えてくれる人々の想いが痛いほどよくわかるから、答えたいと思う。 過去に世話になった人々(迷惑をかけたひとかなw) 未来の自分のなり。 まだまだたくさん背負っているものがある。 重荷に感じるのはまちがえなのかもしれない。 でも、私の思い描く結果や過程を体現できていないから。
正常性バイアスって言葉をテレビで聞いた。 常日頃の安全な状況を“正常な事”として慣れきってしまい、通常は起こり得ない異常な状況に対しても安全だと思いこんでしまうこと。 災害がおこったときに逃げ遅れてしまうのはこれが原因。 安全になれているから、災害の前兆があったとしても ああ、たぶん大丈夫だと思ってしまう。 今の私も。 いろんなものを背負っているけれど、 なんとかなるんじゃないか、適当にやりすごせば……。 何も行動を起こしていないのだから、何ともなりません! 現代の日本は、日々の食料や水を得ることすら困難な地域とは違い、 行動を起こさなくても死ぬ可能性は低い。 だから、危機感がうすくなってしまうのだ。
強いプレッシャーをかければパニックになってしまうのではないか? 人間、パニックになることなんてめったにないのです。 それよりも目の前の危機に気がつかないふりをして、 結局まきこまれたり、他の人々に迷惑をかけたりすることのほうが多い。 自分自身の経験を思い起こしてみればわかるとおもう。
プレッシャーとうまくつきあって 私の思い描く過程を表現できればいいなぁ。 それが、塁上のランナーや応援してくれる人々らに答えることになるから。
2005年08月13日(土) |
お口の動きはなめらかで |
もぐもぐもぐ
食物を摂取する間隔が日に日に短くなっている。 さっきもストックしていたおやつに手をつけて むちゃくちゃにぱくついていたところだ。 摂取カロリーや栄養なんてくそくらえ。 喰いたいから喰う、ただそれだけのこと。 でも、これってどうなんだろうか? う〜ん、今の自分の生活スタイルと同じように 計画性がないと思ってしまうのだ。
もちろん、食欲を抑え込んでストレスをため込んでしまうのは、 精神衛生上よくないけれど 欲望の奴隷になって何も残らないのはさみしいから。 どこかなにか、少しだけ変えてみようかと思ってるんだ。 大それたことはできないから小さなことから変えたい。 例えば、食事の時間を決めて食べるとか、 食器を所定の位置に必ずかたづける。 形からはいればこころがかわってくるなんていうから。
私の食生活ついてもちょっとずつリニューアルしていこうかな。 自分をうごかすエネルギー。体をつくるマテリアル。 食べる量も制御して望む私にするために。
あ〜ん。 ほどほどにしておきますw だって、やりすぎはストレスたまりますから。 私は次の獲物に食らいつく。
ひさしぶりにその本に目を通したのは、 本屋の文庫本ランキングの一位になっていたから。
東京ブックフェアーの時に 2割引だと買い込んだ本のうちの一冊。 ほかの本はすでに読んでしまっていた。 残ったのが『ファースト・プライオリティー』 別に嫌だった訳じゃない。 誰かを楽しませるようなエンターテイメント性の高いものを 書こうかなと思っていた私にはあまりよくない。 そう思っていたから敬遠していたのだ。
ある日、ふと立ち寄った本屋で淡いピンクの花が 水色をバックにして開いている表紙をみて 読んでみようかなと漠然とおもった。 でも、すぐには読まなかった。
最低限のことしかやらず あとはダラダラとTVかネット、ときどき読書。 ああ、このままでいいのかなって思った。 ストックしていた本がつきてしまったので 獲物を漁ってこようかと思ったとき 『ファースト・プライオリティー』の存在を思い出した。 今の私は敬遠する理由をすでにもっていなかったので 貪るように読み始めた。 その中には、私が共感できる人物が描かれていた。 結婚や離婚の感覚なんてよくわからないけれど においがつたわってくるんだ。
いまの私の生活を文章化したら どんなにおいが漂ってくるのだろうか? 私は、一瞬の思いつきを吹き消した。
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