目次過去未来


2004年04月30日(金)  古舘伊知郎番組/今日は優雅に

イラクから帰ってきた3人もかなり胡散臭いが、
古舘伊知郎も偏りすぎていて胡散臭い。

テレ朝を批判するつもりはない。
しかし、この番組はいくらなんでもまずいだろう。
それぞれのトピックが未消化のままどんどん流れて、落ち着きがない。
僕が期待しすぎなのか、ニュース・ショウにしても質が低すぎると思う。
どこかの待合室に置いてある週刊誌の芸能記事を読んでしまったような気になる。

*
続き。
番組の最後に、
都合により番組の内容の一部を変更しました
というような注意書きが出た。
「誰の都合で」「どの部分を」「どれくらい」変更したのか。
気になる。


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今日のできごと。
優雅に水泳(@区営プール)。おばさんたちと飛び込み放題。
優雅にポニーと戯れる。しばらく見ないうちに、ポニーの前髪が揃っていた。
優雅にランチ(@ガスト)。メニューを知らないウェイトレスは困る。
優雅に放心。ちょっと頑張って泳ぎすぎた。
優雅に家庭教師。「先生って面白いですよね」と言われ、内心ちょっと喜ぶ自分がいる。

いちいち「優雅に」とつけなければやっていけないくらい、優雅さに欠ける一日。


2004年04月28日(水)  回復/松戸の大群

昨日は腹痛と頭痛とそれに伴う自己嫌悪でぐったりしていたが、
今日は朝も早く起きられた上に予想以上に早く仕事が片付いたので、
天気は悪いが気分は晴れ晴れとしている。

***
銀行に、必要のなくなった口座を解約しに行った。
ひどい話だが、目的の銀行がこの近辺では松戸か上野にしかないので、
仕方なく松戸に行った。

松戸駅前で鳩の群を見た。群れの大きさは並だったのだが、
手すりの上、数mの間に、30羽ほどが一列になっていたので驚いた。
ところが、もっとすごい群れが松戸で発見されたのである。
地元の古本屋があまりにもショボショボになってしまっているため、
ここなら平気だろうと松戸のブックオフに入った。
一歩足を踏み入れると、本来なら通路があるべきところに人がいた。
さらに3本ほどの通路が、全て人で埋まっていた。
‘初めての満員電車’のような、かつて見たこともないほどの立ち読み率。

おそるべし松戸。


2004年04月26日(月)  T.T.T. /浅田次郎

Now, I have many "things to try".

確信めいたものを持っている。だから、懸命に磨こうと思う。
けれども、どんなに磨きをかけても、表に出さなければ意味がない。
内に閉じ込めておいては、どんなに磨いても無駄になってしまう。
それは、磨いたという事実すら帳消しになってしまう、ということ。
初めから磨くつもりがないのなら、原石を持っている気になって閉じこもっていたほうが圧倒的に幸せだけれども。

何かに役立たせなければ。
「誰か」の役に立つかどうかは、この際あまり考えない。
自分がどこかで「役に立たなければ」、というわけでもない。
磨いたものを、何かの役に立てる。そのことに意味があるような気がする。

だから、人目にさらす手段や機会を持つ必要がある。

ゼロから何かを創り出す表現と、
既に存在するものをそのまま伝える表現とは、根本的に違う。
これまでは、どちらかというと前者に偏っていた。その方が気が楽だった。
ないものをあるように見せかける作業は、いつのまにか得意になっていたから。
これからは、ここにあるものをありのままに表現しなければならない。
しかも、自分がどれだけ磨いてきたかも伝わるように。
謙虚な姿勢は大事だが、自分を謙虚に見せるのは時として大きな損になる。
努力に影を潜めさせる必要はないのだ。


いまさら、彼や彼女を尊敬し直しても仕方がないので、
せめて死ぬ間際になって慌てないようにしたい。


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浅田次郎のエッセイ『勇気凛々ルリの色/四十肩と恋愛』を読んでいる。
8年ほど前に、週刊現代に連載されていたものらしい。

締めるところで締めて、緩めるところで緩めることのできる人は、尊敬に値する。
できることならむしろ、いつも緩めていて、締めるときだけ締めたい。


2004年04月25日(日)  期待過剰/八百屋のレシート

モヤモヤしてるのがイヤなとき、
稲葉さんなら布団を噛んで考えろとおっしゃるのかもしれませんが、
僕はそのかわりに布団にくるまって寝ていたのかもしれません。

もやもや。


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八百屋でアボガド(アボカド?)を買ったところ、
レシートに、こう印字してあった。
「アボカボ」

微妙な間違い具合が僕のツボです。


2004年04月24日(土)  夢への逃避行/出すとか出さないとかどこで出すかとか

昨日、帰宅後すぐ寝た。22時過ぎ。
シャワーを浴びようと思いつつベッドでそのまま寝直し、今朝の8時まで寝る。
朝食をとり、正午まで惰眠を貪る。
13時間睡眠。睡眠過剰なのはもうわかった。これは現実逃避だ。

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あまりにも逃げてばかり(=寝てばかり)いるので、さすがにまずいと思い、内職に精を出した。
昔からなんとなくしかもこっそり感じていたことだが(とかいいながら以前の日記に書いている可能性大)、
精を出すって漢字で書くとちょっと卑猥だと思う自分が情けない。
思いの外、ムッツリスケベっぽい内容になってしまった。
ムッツリって言葉もスケベって言葉も、久しぶりに使った気がする。
ちょっと今更だけど「ムッツリ」の語源って何。
出すべきところで出してれば単なるスケベなんでしょ?
何の慰めにもならないけど。


「情けない」をキーワードに思い出した。
ハーバルエッセンスというシャンプーのCMは、
ひとりで見ているときにYES YES言われてもただの微妙なCMにすぎないのだが、
家族とテレビを見ている時に流れるとかなりの恥ずかしさを伴う。
CMそのものが恥ずかしいというよりは、
洋モノのアノ声がそれであると知っていることに恥ずかしさを感じるというか、
なんとも言いがたい非常に複雑な恥ずかしさなのである。
おそらく僕が小心者なのがいけないのだろう。情けない。

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BS-2の、尾崎豊の番組を見ようと思っていたが、まんまと見逃した。

尾崎豊が特別好きというのではなく、
むしろあまり詳しくないので見ようと思っていたのだった。
有名な曲は結構好きだが、彼自身については若くして亡くなったことくらいしか知らない。
わざわざCDを借りようとか調べようとかいうほどの興味はなく、名前を耳にするとなんとなく気になっていた。

あぁ・・・「見逃した感」でいっぱい。悔しい。


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