とどすダイアリー
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NY在住の日本人ジャズマンと言う切り口でWebをほっつき歩いていたら佐瀬弘さんと言うギタリストに遭遇。掲示板見たら私と似たようなスケジュールで日本に帰っておられたらしい。そして書き込みの中に宮之上先生のお名前も。プロフィールを見ると師事されていたとか。それで書き込みしたら早速お返事が!!レッスンをして頂けるとのありがたいご提案。それもわざわざ電車・バスでこちらに来ても良いですよなんて腰の低いと言うか優しいことをおっしゃる。とんでもございません。凄く親しくなった後で遊びに来て頂けるならともかく、教えて頂くのですからこちらから出向かなければ、とかなんとか何度かメールをやり取りした後で初めてのお電話。「あのーTodosと申しますが」「あ、今ちょうどラーメンが出来たところなので5分食べる時間頂けますか」との可笑しくも爽やかな受け答え。何か心休まりました。とにかく丁寧に教えて頂けそう、それに宮之上さんのDVDを教材にも出来るとのこと、何か期待が膨らみます。気合い入れた書き込みしたら「気合いは長続きしませんよ、気楽に」と最初の教育的指導を頂きました。自然体で楽しくJazzをやる、素敵です。しなやかにやってみます。
忙しい一日だったなあ。インタビューとか、トラブルシューティングとかあってさ。当分こんな感じなのかな?11時まで会社に居た。疲れるね。 カイロプラクティックに行ったら、少し肩甲骨が動くようになったのでちょっとチャレンジしましょう、とのことで痛い筋をギューギューと押された。「いたきも」って言うんだって「痛くて」「気持ちいい」状態。これは先生によれば日本人は分かるけど絶対にアメリカ人には分からないんだと。だからアメリカ人はチョットしたことで全身麻酔。何か凄く楽になった感じ。だから11時まで会社に残れたのかもネ。そうじゃなきゃ保たなかったヨ。 それから、それから大事件。だって、あのミスティーのハウスピアニストでTBMに数々の名演を残した山本剛先生が我がサイトにアクセス!!そして書き込みをしてくれたのだ。キャー、菜 (これ山本さんのWebぐせ)だって天の上の人ですよ、山本剛って言ったら。先生のサイトに書き込みしたら返事をくれたって訳。数年前のCDで弾き語りをやってらっしゃるのがあるらしい。彼のサイトへ行くと音楽が流れる。この仕組み市川のHiraさんなら分かるのかな?Dinahを「旦那」って歌う小唄、いかしてます。今度の帰国では何とかして山ちゃんのピアノ聴きたい。
http://211.13.197.247/tsuyoshi_yamamoto/index.htm
今日は天気も良いのでWebで知り合った井上智さんの演奏を聴きにマンハッタンはビレッジへ。車で行こうかなとも思ったのですが、一度ミツワのバスで行ってみたかったのでトライ。リンカーントンネルを抜けてポートオーソリティーのバスターミナルまで20分くらいかな。 そこから地下鉄に乗ってまずはビレッジをウロウロ。ブルーノートの前までくると今日は Generation 4 Miles と言うことでロンカーター、ジョージコールマン、ジミーコブ、マイクスターンと言う面々の出演。見たかったなあ。車をミツワに置いてこなければ・・・・。 と涙を飲んで散歩・散歩。暫く歩いてお目当てのフィリップ・マリーを見つけた。結構ヨーロッパっぽいお店だなあ。12時の開演までもう少し時間あるけどおなかが空いたので早速お店に入る。「12時からのライブを聴きに来たんだけど」と告げると「じゃあ、一番前の席にしましょう」と特等席を取ってくれた。オムレツを食べていると、一見怖そうな坊主頭のアジア人らしき青年がベースを運んできた。そう言えば今日のデュオのベーシストってアメリカ人なのか日本人なのか聞いてなかったなあ。でも日本人みたいだなあ、と思っているとホームページで見た顔の井上さんがギターを担いで登場。一息ついたところで早速挨拶を。既に掲示板でTodosが現れることをご存じで直ぐに打ち解けた。ベースの方は小曽根さんとレギュラーを組んでいた北川潔さんと言う方だそうだ。最近Jazzシーンをフォローしていないので申し訳ないけど実はお二方共良く知らない失礼なトドスでした。 しかし演奏がスタートすると知的な感じの井上さんのギターとブンブンいい音で鳴る北川さんのベースの組み合わせが何とも言えず素晴らしい。スタンダードを中心にツーステージ聴かせて頂きました。お二人で昨年レコーディングしたCDを購入させて頂きサインを頂戴した。ニューヨークに居て良かったなあと思った一日でした。 出会い、素敵ですね。
2003年06月14日(土) |
Xシャフトはもう無理?? |
今日はゴルフ。前日の雨も何とか上がり暑い一日だった。しかし最後は雷雨に見舞われ17ホールで終了となったが・・・。 しかし不調である。ドライバーが振り切れない。Xシャフト7.5度ロフトのハードスペックがつらい。途中でブリジストン・ツアーステージのTD53MのRシャフトを持っている先輩にドライバーを借りて打ってみたところ、こりゃいいわい。楽だし曲がらずに飛んでいく。これを借りた最後の数ホールはパー・バーディー・パーだった。と言うことは50歳を目前にしてクラブに対する考え方を変えなきゃダメかな と言うこと。確かにNYに来て車通勤になって運動量が激減した事、昨年10月に膝を痛めてから更に運動量が減り体がドンドン硬くなった。最近は右肩・肩胛骨近辺がガチガチであり痛い。バックスィングで多分体は回っていないだろうな。Rシャフトを持っていた先輩も大学時代は相当鳴らしたラガーマンであり、年もそんなに変わらない。彼も今年からSをRにしたそうである。 ちょっと悩む。
縁起の良くない日である。私の右腕として活躍してくれていた米国人の女性セールス・ダイレクターが健康上の理由で本日を最後に辞任することになり昼間オフィスの会議室でお別れパーティーをやった。残念であると同時に今後の仕事の進め方がタイヘン。参った!! 業界の低迷は長期化していて倒産・合併などが相次いでいるが、なんとか頑張っている各社ともリストラをしながらの縮小均衡を指向している。ウチもかなりやったが、今日は日系同業者の方の送別会である。ダブル送別会だ。マンハッタンの美味しい日本料理屋さんで舌鼓を打ち、NY随一のピアノバー(と言ってもピアノは無い)で2次会。オネエサン達と話をするも、何か盛り上がらないと言うか間が持たない。昨今にせジャズ屋に足を突っ込んでいるので音楽関係の話とかセッションにならないとねえ。 大体、NYのこういうお店での話って基本的には他愛のない話ばかりだが、他愛の無い話してる時間が勿体ないように思うのはオジンの証拠なんだろうな、とも思うが・・・。 夜中の1時半ころお店を出たら雨。今年のニューヨークは週末になると雨が降る。とんでもない天候不順だ。 ともあれ13日の金曜日はオワリ。
ES135は買ったままの状態で工場で張った弦がそのままだった。ごく普通の弦で、お世辞にも押さえやすいとは思わなかったが、そんなもんかなあと特に追求していなかったのだが、今回の訪日で初めてnaka-Gさんのギルドを触らせてもらい、じゃのめでもう一つのギターを弾かせてもらって、「あー、これがフラットワウンドってやつなのか、弾きやすいなあ」と。杉本篤彦さんも当然のようにフラットワウンドを使っていらっしゃったし、こりゃ替えなきゃダメだと思って早速会社の帰りに楽器屋に立ち寄りGibsonの011のセットを予備も入れて2セット購入。さあ、張り替えだと思った途端に、6弦が入っていない事に気付いた。これだもんね、アメリカは、と直ぐに電話すると「No Way!!」と言いながらも持ってきてくれれば交換するよ、とこれまたお気楽。しっかりチェックしなかった私がいけないのだが、こうも簡単に交換するのがアメリカらしい。さておき、張ってみると今までの弦がメチャ細かったことに気がついた。それに比べて新しい弦はビシッとしていて弦高も低めになり非常に弾きやすい。これなら少しは上手くなるかも・・・。なんかイキナリJazzプレーヤーに近づいた錯覚に陥るほど全く違う世界である。フラットワウンド様々だ。
短い出張期間でしたが、皆様のお陰でずいぶんと歩数を進める事が出来ました。 早くちょこっとでもアドリブが出来るように頑張ります。もう一つやっぱり自分は歌が好きなんだなあって実感。ジョン・ピザレリみたいにJazzギターの弾き語りを目標にしてみようかな。何年かかるか分からないけど。 今日のフライトでニューヨークです。本業の仕事ではチョット多難な事態が待ち受けていること分かっているだけに戻るのが怖いのですが、Jazzを続ける為に頑張って乗り切りましょう。 飛行機混んでいないといいのになあ〜〜〜〜〜。
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そして成田空港。今日のフライトはガラガラだって、ラッキー。それでも尚絶対に空いている筈の後方の席に変更して結局はエコノミークラス・フルフラットシート状態(笑)でバッチリ寝てきました。これだったらビジネスよりもずっと楽。
大阪は貝塚のJoeさんがお仕事の関係で川崎に出てこられるとの事で会いに行きました。短い時間でしたが、Web友達のもう一人のギタリストと会うことが出来、ラッキー。Joeさんは毎月mp3でソロギターをホームページにアップされています。ジョーパスのようなカッコ良いギターです。会ってみるとフツーのシャイで控え目な好青年。自分のやっていることは簡単なことばかりですから、と謙遜されるがTodosにはどこが簡単なことなのかすら分からない。でもきっとギターが大好きで大好きでいつも弾いておられるんだろうなあと思います。Todosもいつかそんな発言が出来るように少しずつ頑張ります。 今日は渋谷ウォーキンに寄ってみられるとのこと。Jazz好きの行動パターンって楽器屋さんとレコード屋さんですね。Webで活躍中の人たちはパソコン屋さんも、かな?
今回の来日のメインイベントとして浅草のじゃのめに行った。SAXOZISANとnaka-Gさんは当然として、初対面でOsapoohさん、TOMさん。インターネットで広がる輪って不思議。じゃのめは3日前のなあじゅよりも更に和気あいあいとした雰囲気でみんな気軽に楽しんでいる。「じゃのめに来て何もしないのはBlue Noteに出演するより難しい」と言うSAXOZISANの言葉がプレッシャーとしてのし掛かるが、なあじゅで一回やっているので、すでに観念し前夜歌詞を幾つか仕込んできた。 ホストとしてギターをやっているnaka-Gさんは当然ガンガン演奏しているが、SAXOZISANも汗かきながら熱演している。Osapoohさんも積極的に参加し、チック・コリア的な新しいセンスのフレーズを聴かせてくれた。特にタッチの粒立ちが素晴らしく音が出ているなあと思う。なあじゅで素敵なベースを聴かせてくれた(Mistyのバックをやって頂きました)、歌川さんもいいアタックの効いた音を出しておられる。と、感心していると何やら順番が回ってきた。やっぱりギターは遠慮なのでBBでnaka-Gさんと話していたNearness of Youをバラードで、そしてチョイとアップテンポでバードランドの子守唄をやりました。相変わらず楽譜なんか用意していないので、テキトーに。 そして遂に恐ろしい事態が・・・。CジャムブルースをやるのでギターTodosさん!!とのかけ声でnaka-Gさんが私のところにギターを持ってくる。でも、でもと言っている暇なく演奏がスタート。寺分和之先生のビデオで練習しているブルースのキザミを一生懸命やりました。勿論、間違えました。でも誤魔化し、誤魔化しエンディング。これが初ギタリストデビューです。諸先輩に背中を押されて。 ありがとうございました。
今回の出張直前に掲示板のやり取りが始まったプロギタリストの杉本さんのライブに行きました。場所は東京タワーの展望台。子供の頃に登ったきりかなあ?フォーマットはギターとピアノ(エレピ)のデュオ。ブルーのギブソンがまず目を惹きます。場所柄どっちかと言うと凝った選曲をしない形でのライブが続く。30分のステージが終わると30分休憩と言う形での3ステージ。思いっ切り楽しませて頂きました。休憩時間のおしゃべりも楽しかった!! もともとフォービートは殆ど予定していなかったのに、私の為に何曲か演って頂けました。心優しいギタリストの真骨頂!!いろんな曲の中ではゴスペルのディープリバーが素敵でした。曲目紹介でディープリバー日本語で深川って言うのが妙に受けてました。 ギターの話では弦はダキストのフラットワウンド、11番のセットで弦高を低めにセッティングしてJazzやそれ以外にも対応しているとの事。デッドな感じが良いとか。早速帰国したら張り替えて調整してみます。 秋に発売のCD待ち遠しいです。
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