とどすダイアリー
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2003年08月07日(木) SFOでの出会い

1年数ヶ月ぶりに友との出会い。彼はTODOSの長年の勤め先の同期生で現在はSFOに駐在している。何故か入社以来すれ違ってばかりいたが何となく趣味の合う人物だった。今日たまたま夕食を共にする機会に恵まれ色んな話をしたが、圧巻は最近我がサイトを賑わしている(まあ一部ですけど・・・)ビートポップスの思い出。帰国子女、と言っても男も含まれるのだが、の第一期生みたいな彼はアメリカンポップスにずっぽり浸かって小学生時代をアメリカで過ごしていた訳である。それが中学生で日本に帰って一番の心の安らぎが何とフジテレビ土曜日午後3時の大橋巨泉司会ビートポップスだった、って言うのである。牛も知ってるカウシルズの歌も今夜一緒にコッソリと唄ったり、B面にあってもエーメンとはこれ如何にも当然知ってる。それから何と鉄腕アトムの実写版、そして主題歌も知ってる!!やはり昭和20年代の生き残りだあ。きっと彼もWeb名を考えてその内に我がサイトの常連になるんじゃないかな、と期待している。

世の中、捨てたモンじゃあ、ありませんね。

生き続けていること、それが素晴らしい。


2003年08月06日(水) West Coast

今週の月曜・火曜は業務上色々とあった。それはそれ、としておこう。
そして今朝は4時過ぎに起きて空港へ。そう、西海岸への出張である。

このところのNYはまるで東南アジアの気候と同じで毎日すごい雷雨になる。昨日も今日もまずは早朝の雷雨から一日が始まった。そして夕方になるとまた大雨。一体どうなっているのかな?アパートを出た5時の時点でもピカ、ゴロゴロ!!で道路はあちこちで水たまりが出来てる。飛行機が定刻で飛んでくれればと祈りながら空港へ。チェックインは自動機で済ませコーヒーを飲んで待っていると晴れてきた。良かった。前回までは搭乗口でボーディング・パスとフォトID(免許証など)を提示しなければいけなかったが、今回はフォトIDが不要になった。セキュリティイーレベルが下がったのかな?しかし、どうも満席らしい。ボランティアを募っている。5時間後のフライトで良いョと言えば国内線往復切符がただで貰えるみたい。何ともアメリカっぽいね。

そして6時間。サンフランシスコは太陽が輝いている。エアポートでピックアップしたレンタカーはシボレーのインパラ。昔のインパラはデカイ車だったけど今のはちっちゃいね。NYPDのパトカーだ。でも乗り味は典型的な「ふわふわ」アメ車。

さ、これからお仕事、お仕事。暫くはギターの練習出来ないネ!。


2003年08月03日(日) 玄関ドア閉めっきりの日曜日

今日も贅沢な二度寝。アハ。そしてついでにもう一つの贅沢、それは朝風呂!!日本から買ってきた夏用の入浴剤を入れてジャグジーのスイッチを入れてボーっと30分、極楽・極楽。小原庄助さんじゃあー。

部屋を少し片付けたりMDの整理したり、金・土のレッスンを再生しての反省会したり、ドンドンと時間が経っていく。今日は買い物にも行かずに冷凍庫の在庫を少し片付けないと、冷凍だからと言っていつまでもおいしく保てる訳じゃあないからね。昼は豚肉・ピーマン・エリンギ・タマネギを豊富に入れた焼そばを作った。杉本さんの掲示板でカキソース焼そばが話題になっているんで思い切ってオイスターソースで味付けしようかなとも思ったけど、結局普通の味付けになっちゃった。次回はトライしようかな。

仙台のとみおさんのBBSに70年代ポップスって話題が出てたんで、ビートポップスで切り返したら、杉本篤彦さんがTodos掲示板に訪問してくれた。やっぱり10年若い杉本さんはビートポップス知らないみたい。そりゃ僕らが14歳くらいだから彼は4歳、無理だあね。それで少し当時の話題がWebに載っていないかな?と思って探してたら凄いサイトを発見。↓

http://plaza8.mbn.or.jp/~60net/

60年代通信と言うサイトだ。何と懐かしのナショナルキッドの画像まで有る。一体どうやって入手するんだ?それからブルーコメッツのオフィシャルサイトがリンクされている。井上忠夫さん3回忌だって。早いもんだねえ。

夕食は最近お得意のダッカルビとナクチの煮物を作った。韓国風だね。

さ、練習・練習っと


2003年08月02日(土) 喉を開け、横隔膜を拡げろ!!

6時48分目覚め。ゴルフ練習に行こうかなと思ったけど10分起きるのが遅く2度寝。まあ休日、これが気持ち良い。8時半に本格的に起床して土曜日が始まった。この週末は特に何も無いゾー。好きなように過ごそうっと。でもやっとかなくちゃいけない家事とかあるので、先ずは洗濯機を動かして・・・。

おっと銀行に行かなきゃならぬ。海外ってチェックを受け取るのでこれを銀行に持って行って口座に入れる手続きをしなきゃならない。これって結構日本人には面倒だ。多分、アメリカ人もイギリス人も面倒だと思っているのだろうけれど、チェックを切る、つまり支払いする側に立つと便利なもの。例えばメシでも飲み会でも割り勘でやるときに、取り敢えず誰かが払うとするじゃあないですか、その時に日本だったらその場で割り勘しておかないと、後精算が面倒。でもこちらは「じゃあ後で請求してね」でオワリ。後日幹事は計算してe-mailででも各自に請求額を連絡すると、キャッシュを持って無くてもサッとチェックに金額を記入して幹事に渡せばお終い。遠くに居る人もチェックを普通の郵便で郵送すればOK。銀行振り込みみたいに手数料もかからない。だから払う側に立つ場合も考えると入金手続きはしゃんめーかな、と思う。

シティーバンクに行って、ガソリンを満タンにして、それからチョットお買い物。ミツワ(旧ヤオハン)に行くと浴衣姿の人が沢山いた。そういやあ宣伝で8月2日は浴衣で来たお客さんは20%引きって書いてあった。残念ながら浴衣を持ってきていない単身赴任のTodosとしては通常価格だった。まあ、駐車場で夏祭りイベントをやるそうで、盛り上げの為に浴衣姿が沢山いたほうが良いと言う判断だろう。これもマーケティングとしては嬉しいやり方だね。

そんで昼食後は小田先生のスタジオへ。2度目のボーカルレッスンだ。相変わらず雑談的に先生がピアノを弾きながら、シナトラはこう歌うでしょ、レイチャールズはこうだし、ホンチャンのアフリカ系黒人は2ビートなら4ビートで、16ビートなら32ビートで乗るから凄いのよ、みたいに進んでいく。たまに「これ歌ってみて」と言われて歌うとピシャっと発声法の悪さを指摘される。また音が伸びる場面で最後の方が不安定になるという集中力の無さも怒られた。やっぱり、よく見て、いや聴いているなあ。そこでキモが出た。「○○○唱法」!!この○のところは企業秘密なのだ。小田先生独特の表現なのかどうかは知らないが、何か言い得て妙だなあと感心する。まあ、喉を絞めないで開け、力を入れないでどれだけリラックス出来るか、と言うことを表現したものである。
とにかく声を出来るだけ下から出す能力を身につけて車で言えば排気量を大きくすること、それが出来れば低速でゆったりと走れるヨ、とのことだ。次にプロの先生から見ると私のビート感は本当にかったるく情けないものに感ずるらしい。どうも先生の感覚は上述のアフリカ人の如くビートを倍にする中で本当のリズム感とビート感が出ると言うものらしい。こればかりはどうして良いのやら。自分ではドラムもそれなりに叩けるし、平均よりはリズム感とは良いと思っていたのに根底から覆されてチョットがっかり。
「次からは曲を決めて練習ってどうですか?」と恐る恐る尋ねたけど「そんな事しても何の役にも立たない。小さく固まるだけ。それよりも頭の中を変えて基礎能力をつけなきゃダメ。」と一蹴されてしまった。アハハ


2003年08月01日(金) おいしゃんのリクエストで

Fのブルースを題材にHiro師匠に教わっている訳で、今日も特訓モードのレッスンであった。先週の宿題でキザミを大体マスターしたので(勿論ミストーンやミュートのし損ないとかはある訳だが・・・)今日はペンタトニックを使ってのソロの練習をした。今、ウチに帰りブルースフィーリングを忘れないようにとケニー・バレルのミッドナイトブルーを聴きながら日記を書いちょる訳だ。

どれだけ歌心を持って単純なペンタ一発で弾けるか?をテーマに核心に迫るレッスンが続く。スケールでペンタを弾くな!!フレーズ・単語で弾け!!と言うことで2音から3音だけの極めて単純なフレーズだけでブルースを弾いてみる。教わったとおりに音を出していくが、何とかカッコがついてくるのが不思議だ。色々やっているウチに2コーラス毎にソロとキザミを入れ替えてジャムセッションやりましょ、との師匠の提案にドキッとしながらも何とかついていくと、ありゃ不思議、何とかカッコがつくもんだネエ。キザミに入り損ない、4小節後に復帰したり色々ありやりたが、まあ、プロのキザミをバックにソロを弾けるってえのは何とも気分の良いものでござりまする。

この週末は大きな予定が無いのでチクチクと練習しよーっと。

それにしてもバックで聞こえるバレル先生の何と素晴らしいことか・・・。

おいしゃん、待っててね。


2003年07月31日(木) ステーキ

今日は横メシだった。あ、横メシ、ってのは商社の方言かな?つまり横文字をしゃべりながらメシを食うと言うことで、簡単に言えば外国語をしゃべりながら外国人とメシを食うこと、なのである。我々の本業の業界でその基礎技術を作り上げた博士の一人との会合だった訳だ。まあ、日本語をしゃべっていても、難しいことを言う人と100%理解し合えると言う訳には行かないのだから、英語なら尚更である。ま、しかしインターネットの今後とか、FTTH(Fiber To The Home,最近NTTもやっている光ファイバーを家庭まで引き込むこと)のアメリカでの発展は日本と比較してどうかとか、ま色々と話し合った。

それはそうと、表題の如く、その横メシはステーキである。アメリカに来て約1年経過するが、何度かステーキを食したのに美味しいステーキを食べたことが無い。大体ミディアム・レアと言っても大体私の感覚ではウェルダンで出てきやがる。それに肉汁がジューシーで、と言う表現が全然当てはまらず大概がパサパサに近い極めてドライな肉である。当然ながら味は無い。他のメニューもロクなものが無いので(断っておくが、一流のクラブのレストランである)今日もステーキをトライした。それも18オンスと言ってしまった。結果は・・・、同じである。

皆イギリスはメシが不味いと言うが、生まれて50年世界各地でステーキを食ったが、ベストはイギリスはオクスフォードの Bottle & Glass と言う郊外のパブが何と言っても一押しだ。厳選されたスコットランドビーフを熟成させたリブアイは絶品!!

ともあれ、今日も外れだった。それでもウェーターのお兄さんには「んー、最高だ」とか言わなければならない。変なの。食べ終わったら一転して可愛いウェートレスが「デザート」は如何?と来やがった。ダイエットしてるから、とか色々言って断るのだが、「これ、とっても美味しいのよ」と勧めてくれるので、断り切れずに暖かいチョコレートがかかったチョコレートケーキ&アイスクリームを注文してしまった。残念ながら?美味である。

あー、マイウー。


2003年07月28日(月) 裏ピース?

朝のテレビを見ていたら(日本語放送だよーーん)日本では裏ピースなるものが流行っていると。何じゃそりゃ。その昔、ヒッピームーブメントからだったと思うけどピースサイン、ピースマークと言うことで日本流で言えば「チョキ」を掲げたものだったが、その時はチョキの手の甲側が自分の顔を向く、逆に言えば手のひらを相手側・向こう側に向ける形で腕を伸ばしてサインを出したと思う。ビートたけしがパロってやっていたのを思い出すなあ。

それが最近は逆に手の平を自分の方に向け、腕を伸ばさずにチョキを顔の近辺に持ってくるのが流行っているらしい。番組で解明したところ、これはプリクラで写真を撮る女の子が発信源で、曰く「その方が自然な笑顔になる」、曰く「顔の気になる部分を隠せる」とか、どうやったら自分が可愛く写真に写るかを相当研究している。更に、顔を白く・美しく写す為にはカメラに目一杯近付いてストロボの光を目一杯受けると良いのだそうだ。どアップに対する恐怖心は全然無いらしい。
まあある程度のハレーション効果が出るので、肌の細かいポイントは全部飛んでしまうから昨今の化粧テクニックの抜群な子達にはもってこいなのかも知れない。

そしてこうやって撮影すると、腕を伸ばしてのピースサインは不可能となり、腕を縮めての裏ピースが必然となるのか。

いやはや新しい文化の伝搬力は想像を超えている。そしてそれが結局「口コミ」によるものだと思われるところにマーケティングの新展開があるのではないだろうか?(広告代理店のOsapoohさん、読んでたら感想チョーDinah)


2003年07月27日(日) 昨夜はすき焼きパーティー

一時Hiro師匠のBBSで築地の若大将と大いに盛り上がったすき焼き。Hiro師匠ご夫妻をお招きして第一回の開催であった。朝日本食スーパーへ買い物に出かけ、メインのお肉は相当美味しそうなのをゲットした。と、と、ところがである。何とネギが売っていない!!何故だ〜〜〜。前菜のお刺身とか卵豆腐とか色々買い込んだがネギが無いんじゃ困る。春菊が無いのはアメリカだから仕方ないと諦めていたが。それじゃあもう一軒のスーパーへと車を急がせ、片隅でネギ君を見たときは安心した。アメリカで長ネギは一応買えるのだが、残念ながら美味しいとは言えないのだがすき焼きにネギ無しじゃあネ。
準備整ったところでご夫妻登場。暫しビデオを見たり音楽を聴いてビールで歓談。そしてお食事はお刺身・卵豆腐でスタートし、メインコースのすき焼きへ。色々と流派はあるようだが、一応阪神の強い関西に今年は特に敬意を払いお肉だけを最初に焼いて一口頂く。これで納得した後に野菜・焼き豆腐・白滝などを入れて更に料理は進む。醤油・砂糖・お酒で好みに合わせて味付けするのが基本なるも、楽しく頂くことを主眼にして市販の「すき焼きの割り下」を活用した。これじゃ築地の若大将に怒られそうだ。この日記見てるかなあ??チョット不安。
でも材料の選定(特にお肉)に気合いを入れたので美味しかった。師匠ご夫妻にもご満足頂けたと思う。次回は若大将責任監修のすき焼きが食べたいな。そう言やあ浅草じゃの目に行く途中に今半があったっけ。
しかし師匠はやはり根っからのギタリストだ。真剣にDinnerを食べている間を除いては、ずっと私のES135を抱えて何らか弾いていらっしゃる。食事後は杉本若大将のCDに合わせて弾いたり、私の新兵器Yamaha サウンドスケッチャーっていういきないMP3に録音出来る機材で多重録音遊びしたりと夜は更けていった。
そして遂に杉本篤彦さんにお電話して少しだけ楽しい会話を。NYに遊びにおいで、と声を揃えてお誘いした。実現するかな??


2003年07月26日(土) ボーカルレッスン開始

今日は小田裕一郎先生のボーカルレッスンの始まり。以前Jazzギターのとっかかりを教わり敷居を低くしてくれた先生であり、Linkでも紹介している通り松田聖子、サーカスなどのヒットを生み出した作曲家だしご自身のボーカルアルバムも出しているので歌のレッスンはお手のもの。
まずはイキナリだがジョージベンソンの3曲録音が終わってねえ、その中でスティービーワンダーが参加しているものがあるので聴く?と披露してもらう。その後ボーカルとは?発声とは?横隔膜を広げるとは?胃の上で共鳴させるとは?安定した発声をするための唇の形は?など幅広く小田理論のとっかかりを教えて貰いながら、Misty, All of me, It's a sin to tell a lie などなどを素材に「節」、「民謡」、「スィングとは」を教わった。
いやー、先生の歌は幅広い!!アフリカの音楽(何語だったんだろう?)から細川たかしの民謡まで。先生の言葉で「日本人はせっかく黒人と同じような歴史と節を持つ民謡と言う素晴らしい文化があったのに戦後アメリカの影響で完全に捨ててしまった。それからのカラオケで更にダメになった。西洋音楽も良いが、細川たかしが真剣に民謡を歌っているのを聴くべきだ」と言うのは深い(多分)。
まだまだ体で感ずるところまで行かないが、5回のレッスンで何かつかめれば良いのかなあと思っている。さてどこまで安定した声が出せるようになるか。お楽しみ。


2003年07月25日(金) 3回目のレッスン

さて、今日はHiro師匠の3度目のレッスンになる。日本からHelpのメールを入れてあったのでいきなり特訓開始モードとなった。レッスンの準備でCDや教材を揃えていてくれていて師匠の気合いも感ずる。うかうかしてはおれないゾ。コードをばらしてアルペジオの指使いを練習し、普通のFの押さえで一音一音弾いて行きながら上下させるとギターに必要な握力が不足して音がビビってくるのが分かる。基礎的なトレーニングの必要性を感じる。更に次はFのブルース(おいしゃん、そのうちやるからね。)をNow's the timeを例にバッキング。それからソロ作戦に移行することになっていく。何をどういう順番でやって行くかを明示してくれるので教わる方もイメージが湧いていいな。一段落したところで私のES135を調整してもらう。ピックアップの高さ、弦高、ネックの微調整をやってもらい、実験としてラウンドワウンドの弦を張ってみた。その間、Hiro師匠のAbe Rivera Scepter を弾かせて貰いビックリ!!同じAERのアンプに接続しているのに全く音が違う。サステインと言うのではないが音が自然にポーーーーンと鳴る。それでいて音は太く柔らかいJazzのサウンド。何がどうなっているのだろう。100万円クラスの手作り品で一本一本作っているそうだが、客として気に入られなければ幾らお金を出しても作ってくれないそうだ。
ともあれ今回もみっちり教わった。アフターで杉本篤彦さんのプレーを聴いたり、Hiro師匠の録音を聴いたりして楽しく過ごした。頑張ろう。
そして明日は待望のすき焼きパーティーだ!!


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