とどすダイアリー
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そんな大げさな話じゃあないんだけど、ギターストラップのこと。Hiro師匠にストラップを使う癖をつけておいた方が良いよ、と勧められ皮製の立派なストラップを購入したんだけど、その取り付け方向を間違ってたのだ。太い方と細い方があるのだけど、何となく太い方をギターのお尻に、細い方をネックの方につけていた。どうも左肩のところで繋ぎ目が来て当たって痛いよねえ、と思っていたら実は反対だったのだ。逆に取り付けたら何とカンファタブルな事か。しょーもない話だけど、これだから初心者なのよねえ。昔使ってたストラップは布製でどっちも同じ太さだったから・・・。何て言い訳だよねえ。 しかしHiro師匠!!、何度か間違った状態でレッスン受けてたんだから指摘してくれても良かったんじゃあないの? と、人のせいにしたりして・・・。
今年の4大メジャーの最終戦となる全米プロの最終日だ。運動不足だなあと思っていたので6時に起きて練習場に行った。全米プロとは関係無いが、雰囲気だ。バックスィングの最初の段階で右肩を後ろに回すと言うよりは上に上げる感じでやってみたらどうなるのかな?と言うのがテーマで色々と試してみたが、ショートアイアンはソリッドに打てるんだけどもドライバーがドロップ気味になってしまう。ナンデダロー?
相変わらず300個で12ドルなので相当打てる。その内に最近気になっていたんだけど、インパクトがちょっと鋭角に入り過ぎてちょっとダフッたりするとクラブが抜けないのが一番の問題かな?って思い出して、凄い久し振りだけども左手一本でのショットをやってみた。これをやると上手くいくし、その直後に両手で打つと緩やかな軌道でインパクトになるのでボールの上がりも良い。ただ筋力が足りていない、と素直に思う。暫く左手一本での素振りをやるかなあ。
そして午後になり2時から7時までの最終日の中継だ。今年のマスターズ優勝者、カナダの小兵マイク・ウィアーはいきなりボギーを連発して沈んでいった。優勝争いをする中では一番経験も豊かだし今年の成績も良いのに。これで泥試合になっていくのか?と思ったけど最終組のショーン・マッキールとチャド・キャンベルもしっかりキープしているし、それに一組前のティム・クラークがバーディーラッシュで出て来た。いつか崩れるのかなこの子達と思っていても、良いパットを入れてくる。コースがメチャメチャ難しいのでティーショットが少しでもラフに入るとまずボギーとなるのを凌いで凌いでのプレーだから相当な精神力が要求される。
そして、最終ホールのショーンの2打目、鳥肌が立ちました!!あと一転がりでイーグルとなるスーパーショット!!でのツアー初優勝がメジャー!!自宅でテレビ観戦していたご両親も嬉しそう。しかし、日本から束になって一流が行っても全く歯が立たないし、タイガーもダメ、アーニーもフィルもダメだったこのコースで無名の選手が4アンダーで勝つんだからUSPGAの層は厚い。
昨夜のHiro師匠のレッスンのMDを最初から聴きながら復習した。つくづく思うんだけど、カリキュラムを良く考えて初心者のTodosの状況を把握しながらレッスンしてくれているんですよねえ。しかし不思議なモノでHiro師匠と一緒にやっているときは乗せられてなのか、バッキングが響くので初心者は初心者なりにソロが取れるんだけど一人自宅でやるとイマジネーションが湧かないのよねえ。困った。
しかしやるしかないので、自分でバッキングの練習も兼ねてバッキングを録音することにした。初めて、初めてじゃダメだよねえ、メトロノームを使ってみたところでHiro師匠が録音してくれたCDがテンポ120だったことがわかったので、同じテンポでやってみた。電子音のメトロノームって何かムード出ませんねえ。贅沢いっちゃいけねえか。5回繰り返して録音してみたのに合わせて練習練習。
それから宮之上さんのDVDをも参考に見たりした。オルタードとかHP5とか参考例を弾いてみようかなと思って小冊子を見たけど、小さすぎて、見えない!!そこでTAB譜が書けるようにExcelで線を引いて大きく書いてみた。書くと少し分かり易いかな?しかし、こんなのどうやって混ぜりゃいいんだ??
道は遠いなあ、と思いながら久し振りに近所のスーパーで買ったリブアイの牛肉をステーキにして元気付けた。
2003年08月15日(金) |
7thコードのフレーズを織り交ぜる |
NY大停電の後遺症もまだ残る中、Hiro師匠のレッスンであーる。前回はFのブルースをペンタトニックでこなしていくパターンを教わった訳だが、今回はそれに味付けとしての第二段階で7thのスケール・フレーズを混ぜると言う手法を教わった。レッスン開始前に93年の富士通コンコルドジャズフェスでのケニーバレルのビデオを鑑賞。ムードを高めると同時にケニーのペンタトニックを中心とする各種手法をお勉強。
最初はスケールを平行移動させながら指を動かす練習と、指板のポジショニングに慣れる練習をひとしきり。ブルースの12小節のどこで基本コードチェンジが入るかなどについても復習していく。Hiro師匠とギターを弾いていると上手くなったような気になるのだが、忘れないようにするのが大変だあ。
典型的な7thのフレーズがペンタに混ざると確かに新鮮な響きが入るので、ソロが単調から脱するんだね。それを意識しながらやっていき百万回やれば無意識で出来るようになるのだろう。んー、大分頭がこんがらがる状況に陥るなあ。アルツ入ったか、頑張れ。
さらに今度はツーファイブのフレーズをピロっと入れられるようにせにゃならん。いやその前に、百万回やらねば。次の日本行きまであとレッスンは一回!!
いやはやビックリである。今日の夕方4時半頃かなあ、急に停電となった。ビルだけ、とか地域の停電かと思ったらアメリカ北東部一帯の大停電らしいとラジオで言ってる。何?テロか?とみんな一瞬思ったし、取り敢えずアパートの電気がやっとついた夜の10時半になるまで(おいおい6時間も停電だよね)テロの可能性を否定出来ず、不安な時を過ごした。しかしマンハッタンの光はまだ見えていないし、ケーブルテレビ・ケーブルモデムも復旧していない。久し振りに電話線でのダイヤルアップだよ。
今の文明社会、日本では多分6時間以上も停電が続くなんて事は考えられないけど、電気無かったら本当に何も出来ないね。まだメシ食ってないし・・・。さっき明るかった時は我がギブソンES135を生音で奏でることくらいと乾電池で動くウォークマンで岡安さんのアルバムを聴いたくらい。固定電話も電気が来ていないと使えないし(安物の電話機が必要だ)、携帯電話もパンクしていて繋がらないモノね。 エライことです。
状況が未だ把握出来ていないけど、取り敢えずアパートはOKになりました。日本ではニュースでやってるかな?ニューヨーク大停電、って。
今日は我が社の税務を見て頂いている会計事務所を訪問。マンハッタンのHiltonの近くのオフィスへ向かった。チョット重い話題を税務パートナーのF島さんと2時間ほど議論して夕食でも、と言うことになった。
近くの和食屋さんでボストンから届いたと言う大トロとホタテのお刺身、菜の花の辛子和え、イカの黒づくりなどなど純和風のお料理をいただきながら、仕事の話中心に楽しくお酒も入ってお話した。F島さんはもう完全にアメリカに移住され(滞米歴はお尋ねしなかったが20年くらいかな?)56歳で最近は乗馬を楽しまれているとか。
会社のカルチャーとか学校の話になり、突然F島さんがTodosの中学・高校の先輩であることが発覚!!共通の先生の名前が出るわ、出るわ。名物体育教師のA楽先生、同じくジャージのパンツがいつもパンパンに張っているのであだ名で張○○先生、校長になった物理のガオー先生・・・・・。懐かしい話に花が咲き気が付いたら11時を過ぎていた。
いやはや世の中狭い。
13日付の読売新聞に美輪明宏さんの記事が掲載されていた。今年で68歳だそうだが、皺もシミも無く老いを感じることはないとか。タバコも酒もずっと前に止めているらしい。曰く「酒は百薬の長だなんて嘘ですよ」だってさ。
さて本論。少し超訳になってます。
アメリカ文化を野放図に受け入れた戦後の日本文化は、性欲と食欲と物欲、今も殆どこの三本立てです。心の美しさとか、上品さとか、そういうものは全部切り捨ててしまった。そのツケが今廻って、信じられない凶悪事件が起きている。 チャップリンもアインシュタインも世界的な天才がみんな戦前の日本に来て、その美意識に触れ、感動して帰っている。戦前は自由がなかったし、貧しかった。でも美意識・ロマンチシズムがあった。七夕・お月見など、季節ごとの行事も大切にされ人々の心を癒してくれていた。
日本の中高年の男性は文化への感心が無さ過ぎる。文化は精神のビタミン。それが欠乏している男たちが政財官界を牛耳っているから社会がおかしくなるんです。男性たちに勧めるのは書道でも絵画でも、楽器でも、見る・聴くだけじゃなくて自分で試して、生活に取り入れること。心が豊かになります。それが「生きる」と言うことです。
芸術はかつては王侯貴族のためのもの。それがフランス革命以来民衆のレベルに降りてきた。その文化を庶民が自分たちのものにしなくては。 オワリ
どうですか?心豊かに生きる、多分このウェブに来られる皆さんはその資格有り、ですね。諦めないで続けていきたいですね。
2003年08月10日(日) |
んっ、シカゴ?何で?? |
今朝は早起きしてチェックアウト(と言ってもアメリカでは部屋のドアに差し込まれている明細をチェックして問題なければフロントに寄る必要も無いのだけど)してレンタカーを返して・・・。無事にやっぱり満席の飛行機に乗りカーメンマックレーを聴きながらゆったりとNYへ、と思ったら突然の機内アナウンス。「ただ今到着地激しい雷雨の為に旋回中ですが、燃料が限界なのでシカゴに着陸します」はあ?だいたい倒産し掛かっているUAなんぞに乗るから・・・。出来るだけ燃料効率を良くしようと規定ギリギリしか燃料積まねえから余裕もって対応出来ないんだよねえ。
結局はシカゴ・オヘア空港へドシンと着陸。おいおい、今日はシカゴ宿泊かいな?せっかく経費節減する為に今日のフライトにしたのに意味ないじゃん、と思っていると「天候の回復が予想より早かったので給油が終わり次第離陸致します」だって。まあ、ラッキーと言えばラッキー。これでフライトがターミネートしてワヤワヤになるよりはよっぽどまし。 1時間ほど待たされて再離陸。実は初めて知ったんだけど、UAは何と機長が地上と交信しているやり取りが全部ヘッドフォーンで聞けるようになっている。ものは試しにずっと聞いていたら、シカゴの管制塔と何機後の離陸待ちだとか言ってる。離陸して暫くすると今度はクリーブランドの基地局との交信に変わり、続いてニューヨーク地区へと引き継がれていく。沢山の飛行機の機長が次々にしゃべっているので分かりにくかったけど、今日のUA70便は女性パイロットだったので区別がつきやすかった。しかし、数字の羅列で交信内容は難しい。英語のヘタッピな日本の機長さん達、どうやってミス無くやっているのかなあ。不思議。
約4時間遅れで到着。長い一日だった。迎えに来てくれたユンさんも、参ったねと言う表情。ま、これも経験。面白い一日だったと思えば気が楽じゃい。
今日は土曜日、サンノゼでのんびりと休日を過ごします。 欧米の航空業界の常識の一つで「土曜日に一泊する日程を組むと飛行機運賃が安くなる」ってえのがあります。欧米人の出張の常識は月曜日の朝に自宅を出て、長くなっても金曜日の夕食までには家に帰る。これです。日本人は土日は移動に使って月曜の朝一から金曜の夕方まで出張先で仕事をする。これが常識。じゃあ、日本人の方が欧米人より勤勉か?と言うと、一概にそうとは言えない。「密度」ということを忘れちゃあいけねえ。これは一日の仕事についても当てはまる。
ま、仕事密度の話は別にして、基本的に欧米人は家庭あってこその会社・仕事と考えている。日本人は会社・仕事があって給料が貰えることを最初に考え家庭を犠牲にする。んー、今日の日記は大きなテーマになってきた。ちと、日記では辛いね。 航空券の話に戻って、だから座席の需要は月曜の午前とか金曜の午後に集中していて、土曜発とか日曜戻りとかが空いている訳だ。勿論バケーションってあるけど、これは目的地が特別だったりチャーター便が結構動いていたりするので、出張などで利用する大都市間の便は空いている。だからここを埋めたいので安くするのである。(これ私の分析。航空業界に詳しい市川のHiraさん、もしご意見あれば掲示板にでも宜しく)
それで単身赴任の私は、自分の会社の経費節減を考えて土曜は出張先で宿泊することが多い。別に家族を軽視している訳ではないのだ。で、今日はサンノゼ・サンフランシスコでの休日。こちらで一番やりたいことはペブルビーチと言う超有名コースでのラウンド。昔は日本の川奈やスコットランドのターンベリーと同じでコースのホテル宿泊が義務づけられ一回のプレーに食事代を入れると600ドル以上かかったが、最近は景気も悪いので宿泊不要になり300ドル弱でプレー出来るそうだ。絶対に今年中に実現させたい!!ん、それはそれとして今日ゴルフをすることには違いない。私の業界の日系企業のサンノゼ駐在所長がホームコースに招待してくれたので楽しい一日が過ごせそうだ。
ギターの練習出来ないのが辛い。でもMDでケニーバレルは聴いて耳とイメージのトレーニングはやってますヨー。そうそう、今日はHiro師匠のデュオライブがNYである、行かれないのは残念至極。でもこれからこういう場が増える筈と思ってますので。
8月8日である。仙台のとみおさんの誕生日だそうだ。おめでとう44歳。これで私との差は6つになりました。さっさと追いついて下さい!?
そして台湾出身の当社スタッフと話していたら「あ、今日は実家に電話しなきゃ、父の日だ!」と言うではありませんか。「何で、今日なの?」って聞いたら「8月8日だからパパの日だ」って。おいおい、日本と同じセンスだね。日本だったらハハの日か。アハ
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