レベル1への道。
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2007年08月15日(水) |
「屍鬼」小野不由美。 |
しばらく前から読んでいる。「屍鬼」、シキと読む。
ちょっと前に新聞の本コーナーで怖い本特集があって、そこで挙げられてたんです。在庫してたんでちょっと読んでみようかと。
ちょっと?
いや、物凄い分厚いのが上下巻で2冊。2段組で字も細かいし。6時間読んで4分の1くらいしか進まない。うへえと思ったんですが、つるつるっと引き込まれるw
っつーか。
ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。これはヤバイ。
すんげぇぇ怖ぇT□T
昼間でも、1人部屋で読んでると怖えぇ; ヤバイ。
なのでわざわざ借りたのに図書館に出向いて読んでますよ!
死んだ人は悪いことしない、だから怖くない、という私の詭弁が崩されそうです。ヤバイです。今後も怖い話は好きだと言えるかどうかの瀬戸際です。怖いです。
そんなに怖いなら、読むのやめればいいようなもんだけど、面白いから止まらないんだわ。もーこーなったら、早く読み終えちゃうしかないでしょ!早く読み終えて安心したい。
安心、させてくれるかどうか分かんないけどなー。
2度目の花火大会。これも恒例か?去年に引き続き、特別観覧席が運良く当たったのです。
もう既に娘は飽き飽きモードなんですが。座ったすぐ横に投光機があって臭かったんですが。途中でブチギレ親父が怒鳴り込んできて(隣の人、待ち合わせが上手く行かなかったらしいが、そもそも会場内で待ち合わせるな、甘いぜ、何十万人来ると思ってる)雰囲気ブチ壊しだったんですが。
とにかく黙れクソ親父!来る気がないならなんで来る!来た以上は楽しんでいけや!
まあそれはさておき。
夏は花火です。いいですわ。
花火師さんの名前を読み上げて打ち上げる花火が15発くらいかな、ありまして、さすがに綺麗。お見事。
後ろの方で若者(笑)がヤバイヤバイと連呼していて、わあホントに言うんだ、とある意味感動しました。
怪談。見てきました。
珍しい、私が映画、それも邦画なんて。
えー。
私ホラー映画嫌いです。怖いから。夜眠れなくなるから。怖い話は、好きなんだけど。映像で、動いてるとダメなのかな。
リングとかの監督だ、って最初から知ってたら見なかったかもw
知らなかったんでw
ああ、幸いなるかな、無知なる者。
髷につられて、つい…。
ま、あんまり怖くはなかったので、結果オーライなんですが、入場してからそれに気付いてヒヤヒヤでした。観客は少ないわ、エアコンは効きすぎだわ、で雰囲気バツグン。
新吉が妙にキレイすぎて現実感がなかったですね。色気とか、別に?って感じでした。むしろ薄気味の悪さは感じました。なんであんな無責任な頼りないのが大モテなのか謎。
怖い部分も、脅かし系が多くて。日本の怪談て、じんわり効いてくる怖さをイメージしちゃうんだけど、そんな風ではなかった。いきなり、天井から、な、なんで?とか、生首、な、なぜ?って脈絡の良く分からないところも多く。
あんなところに鎌さえ落ちてなければ、その後の悲劇の殆どは防げたんじゃないか。
ただ、冒頭の講談のシーンがとても良かった。人間国宝の方が演ってたようで、呑まれました。ステキ。あと全編通して、映像が美しかったです。累ヶ淵の様子は本当に怖い。やめろよわざわざそんなとこ行くなよ。
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