ひぽこんコラム

2011年04月01日(金)

PPS:今日は来週の取材が飛んだ。これは紙やインクのせいじゃなかったけど、これから紙やインクが足りないとか、売り上げが下がったとかで雑誌の仕事はさらに大変になるのだろうなぁと空を見上げて。。。あ、やばい、プルトニウム吸い込んじゃう!と下を見たオレ。。。小心者。でもプルトニウムはいやああ。



PS:行ってきた。出してきた↓。
 すごいたくさんの人が、すごいたくさんのモノを寄付してた。
 まぁ、中味は知らないが。。
 しかし善意はあると信じたい。
 オレはいいもの出してきたぜ。何せ金持ちな友達ん家からのモノだもん。。。。すんげええええ高級そうなライト(ベッド脇に置くような。。。リッツカールトンにあるような。。)とかさ。避難してきていきなりリッツカールトン・ライトだぜ! イエ〜イ。
 にしても、胃腸が悪すぎる。。。でも今、レントゲン撮ると、黒い影が写っちゃうんだよね。。。それってチェルノブイリだね。



 これから友達の引越しの手伝いへ。。。
 お金持ちの友達だから、すごくいいものがたくさん出る。。。ので、それを箱に詰めて、南相馬などから避難してきた人の生活物資に寄付だあああああ! 避難してきた人、いきなり高級食器ヨロシク〜だああああ。

 みんな最初は避難してきた方がいい、と聞いた。その後、半減期が訪れるのだから、最初は避難して、その後、汚染がひどくない地域から戻るのがいいと聞いた。

 そして昨日、youtubeで数年前にNHKが放映した、チェルノブイリ20年後、というのを観た。

 400キロ離れた地域でも、事故当時20代だった女性たちが次々に甲状腺ガンになっているのをやっていた。400キロだ。。。。風向き次第でそうなるようだ。

 彼女たちやあの近辺の人たちがみんな言うのは「政府の言うことを絶対に信じてはいけない」ということだった。そしてIAEAは何ら役に立たないどころか、ロシア政府の「それはチェルノブイリのせいじゃない」というのを後押ししている。国連で働いていたエッセイをレポに書いていた川内さんが「IAEAも国連だからねええ」と教えてくれて、そうか〜〜、そ、それはダメだね、うん。。。と分かった。

 こういうことばっかり言っててもしょうがないじゃん!と言われるかもしれないが、耳に優しいことばかり言っててもしょうがないと思うのだ。。。。だいたい私はネガ子先生だしぃ(命名:トロさんのアシスタントのカナさん。。。ネガティヴ発言の上等な先生の意味)。

 ただ昨日の番組を見て分かったのは、やはり事故当時すでに50代以上だった人はみんな生きてる。元気だ。50代以上の人は水とか、若い人に譲ってやるべきだ。乳幼児〜20代に譲るべきだ。ネガ子先生のお願いです。

2011年03月31日(木) サイモンとガーファンクルと岡村と小朝

PPS:ものすごくぐあい悪くなって、午後中、毛布をかぶって床に転がっていた。死んだ魚のように。安定剤をガブガブ飲んで。
 でも寝れなかった。くそっ。
 そしてずっと考え事をしていた。
 もう3・11の前に帰れないんだなってことを、また。
 
 そしてそう考えると涙が流れて仕方ない。
 私たちは3・11にズダッと、大きな鎌で、断ち切られてしまったんだ。時間を。
 
 もちろん過去にはいつだって帰れないけれど、でも、日常のそれとは違う。

 明らかにズダッと切り離され、私たちは今、宙ぶらりんのまま、現在に立ち、未来に向かっていかなければならない。

 その心もとなさと言ったら!!!
 
 時間の流れは常に一定方向で、前へ前へ向かっていくもののように思われる。でも違う。それは後ろがつながっているから前へ向かっていけるんだ。後ろが、過去があるから、安心して前へ行ける。

 私たちは私たちの過去を、まるで映画を見るように、まるで違う世界の物語のようにしか、もう、手にとることしか出来ない。それは薄い膜をかぶらされたような。一つ軸がずれて、違う空間に行ったような。。。

 もう2度と3・11の前には戻れないんだ。そしてそれは本当に本当に辛いことだ。

 




PS:東電は「海洋に流失した放射性物質が拡散しないような方法についてはいまのところノウハウを持っていない」と答えた。
 なのに、心配しないで! 大丈夫! 安心して! だって。
 ばっかじゃないのおおおおおおおおおおおおおおお!
 海は死ぬ。海が死んだらすべての生物が死ぬ。 



 原稿を書くために。。。。って、今、こんなときに無茶苦茶忙しいんですけど? 何故? 紙やインクないってのに、出るのか? 分からん。。。が、やってる。きのうミュージックマガジン編集長からの依頼電話は「世界が滅亡するかもしれないこんなときにCD評のお願いです」だった。。。

 それにしても以前、占い師の友達が「あんたには混乱が似合ってる」と言っていたが、混乱の中の方がオレは活動的なのか? いや、でも、もう、身体はボロボロだ。。。

 で。原稿を書くために、昨日から『明日にかける橋』byサイモンとガーファンクルの40周年記念盤てのを見たり、聞いたりしてる。

 1969年。NY。うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん。

 ああ。私はそこに居たかった。そしてそこでサイモンとガーファンクルを聴いて、涙していたかった。そしてもう、今はお婆さんてのが良かったな。。。。

 あああううううううううううう。

 色んなことを考えすぎて頭がグチャグチャだ。来週は帰れそうもないが、ぜったいに再来週はまた沼津に帰ろう。。。

 フランスやアメリカの専門家ってのはどうなってんだ?
 フランスの専門化がもう飛行機に乗ろうとした瞬間に、日本の政府からちょっと待ったがかかったというのも聞いた。どっちが主導権握るか?みたいな話を延々としてるらしい。バカじゃないか? 本当に情けない国だ。

 お願いだからもう、世界中が日本を乗っ取って欲しい。そして日本政府のバカどもをヒモでグルグルに縛って、隅っこにやって、ああ、もちろん東電のバカどもも。。。そして、ガチャガチャと実行に移してほしい。やるべきことを。

 今朝のネットで観たが、IAEAが福島県飯舘村に避難勧告を出した。日本政府は調査中とか、暢気なことを言ってるらしい。だいたいこのIAEAの勧告を、ニュースとかは伝えているのか? 子供とか、どうしたらいいんだ? ほんまにほんまにしょうもない。。。

 そうそう。山岸涼子先生の原発について描いた漫画「パエトーン」がここで無料公開されているので必読です。チェルノブイリの頃に描かれたものです。

 それから赤旗の2007年の記事で、やってくれてる!

 それで話はいきなりサイモンとガーファンクルに戻るのだが、あの「コンドルは飛んでいく」って、音楽の授業では♪黄金のコンドルよ〜〜〜〜って習ったから、サイモンとガーファンクルもそう歌っていると思い込んでいる人もいるかもしれないが、まったく違う。

 蝸牛より雀のほうがいい
 うん、そのほうがいい
 できることなら
 確かに、そのほうがいい


 と、始まる、とっても奥深い歌詞だ。さすがポール・サイモンだ。訳詩は三浦久先生が新しいCDではやってらはる。

 ポール・サイモンの詩の世界は村上春樹にも似てる。私にはそう感じる。他の人は違うだろうけど。それは心が降りていく風景だ。心が降りて旅する風景、ポール・サイモンと村上春樹は似ている。私にはそう感じる。

 それにしても若い頃のポール・サイモンはあまりにナイナイの岡村ちゃんにクリソツで、そして今、年をとったポール・サイモンはあまりに小朝にクリソツで、お笑い顔人生を歩んでいるのだな、などという発見をしてしまった。これを書いたら怒られるだろうか、音楽雑誌に。。。。で。アーティーの方は年とったら、ルー・リードに似てやんの。なんかワイルド。

2011年03月30日(水) 面白いブログのこと

PS:海に流れている放射性物質の量がパネ〜らしいね。。
 私、地球がダメになるなら、それは中国とかアメリカのせいじゃないか?なんて思ってた。
 でも、日本のせいなんだね。
 こんな、いつまでもメンツなんかにこだわってる、腐りきったジジイたちのせいで、海が汚染されていく。それは世界を廻る。たった1日のことならいいけど、これがこれから続くと海は。。。と言ってラジオで科学者が絶句していた。。。それは終わりだということだよね。。。
 もうメンツとか、記者クラブとか言ってないでほしい。本当のことを話し、本当に必要なものを、人を集めて、すぐに海を大丈夫にするために動いて欲しい。日本が地球をダメにするのはイヤだ。
 あの腐った人たちは、自分たちが今、地球をダメにしてるって、分かってるのかな? なんてバカなんだろう。自分の家族も、子供も、孫も、死ぬのに。まるで映画を見ているような気持ちがするよ。






 昨日夜遅く帰ったら、数日前に退社のご案内をもらっていたMさんからまたメールが着ていたので読んだ。そしてビックリした。

 松さやかさんのブログ

 ↑このブログは彼女のもの。

 エル・オンラインで連載していたそうだ。知らなかった。

 人生はビックリすることばかりだと、今、つくづく感じているけれど、Mさんはもうそれをとっくに感じていたんだ。

 ビックリ。。。

 Mさんは通っていた聖路加病院といっしょに若年性ガンを罹患した人たちに向けて、心のケアなどをサポートするNPOを立ち上げるそうだ。その準備にために大学にも通うという。

 ブログを読むと分かるけど、彼女はすごく聡明で、明るく、そして前向きな人。実は仕事はけっこうしたけれど、実際に会ったのは1度か2度。でもその1度か2度で、彼女がどんだけ聡明かはすぐに分かった。そのとおりの人なんだ。。。

 このブログは本にしてほしい。ぜひとも!! だってすごく面白いもの。。。って、面白いなんて言ってはいけないかもしれないが、でもすごく面白い!! ベストセラー間違いなしですわ。ほんと。すぐに文春のIさんに伝えよう。。。

 Mさんの活躍を祈るっ!! そして健康も祈るっ!!

 

2011年03月29日(火) rfcラジオ福島

PS:今日はお仕事で、オリコンの編集部につめて、東北を中心とした各ラジオ局さんに電話をしていた。。。みなさん大変なときだというのにすごく丁寧で温かい対応をしてくださり。。。。泣けた。。。すごく泣けた。1回電話をするたびにフ〜〜とため息をついたというか。とにかく。。。なんかもう。。。こみあげるものがたくさんあった。ずっとUSTで聴いていたラジオ福島さんには、お忙しいだろうからと東京支局にお電話。そこの方もものすごいいい方で。。。。すごく泣けた。。。本当に本当にみなさん、すごく、キリッとして、放送人としてのプライドを持って働いていて。。。大変なときなのに動揺なんてしてる様子なくて。。。いい記事ができるといいのだが。。。できるだろうか、私に。。。





 あ。復帰してる。。。

 昨晩、このサーバーがぶっ壊れていたので、裏ひぽこんの方に書いていたのだが。。。よかった。

 裏ひぽこん、はこちらです

 ところで(って、ここからまたイチャモンです)今朝はここ最近の習慣でTOKYOーFMを聴いていたのだが、なんだかよく分からないがFACEBOOKで広がった輪から生まれた応援の歌みたいのが流れて、震えて思わずすぐにJ−WAVEに変えた私でした。。。な、なんだ。。。。私は善意という名のもとに垂流される、きしょい歌に耐えられない。。。頼む。君たちはボランティアとか寄付とかしておいてくれ。歌わないでいい。歌はプロに任せろ。頼む。と、空を仰いだ。

 なんてこういうことを言うと、またとんでもないバカと言われるのかもしれないが、しかし。。。それはあまりに。。。うううっ。

 歌といえば、ソング・フォー・ジャパンという、欧米アーティストが集まったチャリティアルバムが出るのだが、大方が「ただ曲を提供」なのだが、ハゲりんたちは、今まで秘蔵だった2005年の武道館公演でのライブ・バージョンでの「マン・オン・ザ・ムーン」ってのをいきなり提出してくれて! 泣きっ! 泣きっ! ありがとおお、その心遣い。うれしい。。。うれしいい。。。。

 頼む。歌はそういう、喜ばれるので。。。ひとつ。

 さらに歌といえば、ここ2〜3日USTで聴いているrfc福島放送で流れる歌には泣ける。選曲がすばらしい。どれも歌謡曲なんだが。。。西條秀樹のヤングマンが今こそ素晴らしいんだ。。。号泣しちゃった。ヤングマンに。。。聴いてみそ。。。泣けるから。。。

 そして心が辛い人はみんなUSTでrfc福島放送を聴くといい。すごくすごく支えてもらえるから。本当だよ。すばらしいよ。福島。応援したいっ!!!

 rfcラジオ福島です。

 アナウンサーさんたちのすばらしさに本当に驚愕する。ありがとうありがとうありがとう、と思う。

2011年03月27日(日) またインゲンの季節

大切な追記:東京都民が福島県に対して。。。長年、電気を空き放題使って、そのツケを払わせている私たちができることは次の都知事選挙では原発推進派を選ばないことです!!!
  ↓
石原慎太郎知事、「原発推進論者」と発言
更新 : 2011/03/25
東京都の石原慎太郎知事が、福島県災害対策本部を訪れ、佐藤雄平・福島県知事と会談。会談後、石原氏は報道陣に「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」と発言したと、朝日新聞福島総局がツイッター上で報告。
先週の天罰発言に続き、物議を醸しそうだ。







 あ〜〜あ、良かった〜〜〜。。。。。

 って早く言いたいなぁ。。。。

 その日を夢見てる。うん。

 夢見ながら畑へ。グダグダ言いながらもチャリ往復。

 先週、休んでしまったから、今週はやることが2倍もある。マルチを1枚敷いてインゲンマメの苗を植えたり、種を撒いたり。他にも種まきがいっぱいだ。

 種まきは簡単そうに聞こえるが、小さな種を畑いっぱいに撒くのは実はすごい大変な作業で、時間がかかる。

 しかも風が吹いたりすると飛んでしまうから大変だ。こんにちはありがとう〜とACの歌を歌いながらやった。ポポポポ〜ン♪って。

 それでも今日はシモマン夫のマッちゃんも来たので3人だから、思っていたより早く終わり、2時間くらいでやり終える。終えてからシモマンが作ってきてくれたお弁当を食べた。

 おいしいお弁当を食べながらも話題は暗い。。。原発の話ばかりする。途中3人の意見が相違したりして緊迫する。まぁ、一瞬だけど。みんな大人だからすぐにまあまあそうだね、となる。でもそうやって身近な人たちの間でも、今はいろんな意見があって、それが食い違ったりする。今はみんながそれぞれに同じテーマで考えているから、当然に意見は違ってくる。でも昨日も書いたけど、それぞれだ。たとえ家族でも恋人でも違うのは当然で、それを当然として受け止めていくことが大切だと思う。

 これは正しい、なんてことは誰にも分からない。誰にも分からないことだから、原発は上手く運んでないのだから。誰かに分かったら、上手く運ぶ。誰にも本当のところは分からないんだ。残念ながら。そういえばスリーマイル島の事故のときは奇跡的にある瞬間に止まったと、原子力研究所のあのUSTしまくりのオジさんが言ってた。奇跡起こって欲しいな。。。

 今願うのは、笑ってインゲンを収穫することだ。うん。

  

 

2011年03月26日(土) コンビニに水があった

PS:とりあえず片付けなぞしてみる。。。早く寝ろと思いながらも。落ち着かず。ううう。
 今日、バイトでも、恐いオバちゃんも疲れてて眠い眠い言ってた。。。オバちゃんはかなり失敗もしてた。疲れるらしい。そして可愛いオバちゃんも、恐くてお風呂に入れなくてシャッとシャワーだけ浴びてるとかいう。
 みんなみんなが不安定で怯えてて。それでも働いて日常を送っている。。。。不思議な私たち。
 このまえ、レポTVで言ったのだが、こんな圧倒的に非日常的な世界の中で、私たちは日常を送ろうとして、必死にバランスをとろうとして、でも、とれなくて、泣くこともできなくて、かといって大声で笑うこともできなくて。
 しかしこんなときに出来ることはやはりたった1つなんだ。
 それは「今日を生きる」「今を生きる」ということだけ。
 明日は分からない。でも今日、今、はある。この手の中にさ。
 んだから、今を生きよう。ひたすらに。。。





  朝から夕方までバイト。

 朝、行く前に、裏の新井薬師でまた井戸水を汲んで、夜用にしようとした。

 んで、それ持って、店、行ったら、あれえええええ! うちの店、けっこう水売ってるやんっ。なんじゃあああ?

 でも、フツーの人にまで売っちゃってて、途中「娘に。孫が生まれたばかりなの」というお母さんには2本しか売ってあげれなくて、ほかの人も同じで、なんか?????だった。マダムの対応、それ、ちょっと違う気がした。。。フツーの人には売らないでいいから、赤ちゃんいる人にはたくさん売るべきじゃ?

 それからタバコもJT系のはどんどん減ってて、タバコも1人3個とか、規制かかっております。

 それに文句言う人もいて「なんだ、じゃ、こんなところで買い物しなきゃよかったよ」なんて捨て台詞を残していった50代くらいのジジイ。てめ〜〜〜な〜〜〜〜、と腹立つオレ。

 そして今日は給料日翌日だったから、また1万円の嵐で。爆発してました。オレが黒い煙出して、爆発してましった!!!!

 さらに、みんな、けっこう、勝手なんだよね。。。バアさん。玉子、10個入りしか今は売ってない。でもどうしても6個入りが欲しいという。だからマダムが買い上げて、6個分を売るとかした。いいじゃん、6個だって、10個だって。どうせ食うんだろっ? でもコンビニは「いつもそれを買ってもらってるから」と言って、その便利さを非常時もなくさないようにという感じで売る。

 しかし違和感。

 水のことも違和感。玉子のことも違和感。

 違和感いっぱいで働く。

 そして次々お客さん来て、ものすごく忙しかった。オニギリが100円でさ。。。みんな10個くらい買ったりする。

 月曜日には山のようにあった廃棄も、今日は少なかった。もう、客に惑わされてバカみたく発注かけたりはしてないようだ。

 ああ、そうだ。お弁当がおかしいほどに数種類しかなくて。肉肉肉。。。。。幕の内幕の内幕の内。。。。ハンバーグハンバーグハンバーグ。。。しかないの。同じお弁当ばかりがズラズラ並んでて、思わず笑った。夕勤にやってきた女子とも「あれ、変だよね、どう見ても」と笑い合った。

 とはいえ、あんなに何もなかったカップ麺がイヤッてほど、入ってきてさ。もう、みんな買わないさ。

 マダムが「あると買わないのよね」と冷めた声で言ってた。

 ああでもなぁ。とにかく、お水はお母さんのみの販売にすればいいのになぁ。。。てか。コンビニって意外と予約が効くので、いつも行ってるコンビニがあったら、お母さん、予約しておくといいですよおおおお。そうたくさんじゃなくて、一回に3本くらいだったら、とっておいてくれるはずですよ〜〜〜〜。ほんと。

 すごく思う。赤ちゃんがさ。こんなWHOの基準の10倍もの、ウソの基準の水を飲んでしまって、病気になったりしたら。。。。それはもう想像しただけで苦しい。。。。子供が、小さな子どもが病気で苦しんでる姿って本当に本当に本当に悲しいもん。絶対にイヤだもん。。。

 今はもうデカくなっちゃって、憎らしいばかりの甥っ子たちが赤ちゃんのとき、熱出したり、色んなところ悪くなったりしたとき、もおおおお心配で発狂しそうになったものなぁ。。。。あんとき、自分の子供持ったら、おいら、死ぬ、と思った。。。持たなかった。良かったかもしれん。。。うん。

 とにかくしかし。水、エヴィアンをフランスから5年分くらい輸入してほしいね。

2011年03月25日(金) 恐い。嫌い。苦手。イヤ。

 セシウム降れ降れ〜母さんがぁ、蛇の目でお迎え嬉しいなぁ〜♪

 ではありません。恐いことです。恐いのに、もう、日々のことになってて、段々みんな麻痺してますね?

 でも、これ、私としてはかなりに恐く感じますから、ちょっと来週は田舎にまた行きます。

 それぞれ自己判断で、決めましょう。政府はあてにはならないのです。回りがまだいるから大丈夫、もあてにはならないのです。自己判断です。自分の感じ方で、これは恐いな、と思ったら、色んなところに行きましょう。

 自分の命を守るのは自分ですから。

 
 ↓

福島第1原発事故で東京に降り注いだ放射性物質のセシウム137は、最大となった降雨の21〜22日に、1960年代前半まで行われた大気圏内核実験で1年間に降った量の3倍近くに達したことが25日、分かった。

 放射線医学総合研究所の市川龍資元副所長(環境放射能)の資料と、文部科学省の発表データを比較した。市川さんは「今のレベルなら心配することはないが、これ以上(放射性物質が)外に出ないよう、早く原子炉を冷却し、沈静化させてほしい」と話している。

 市川さんによると、米国、旧ソ連、英国が63年に部分的核実験禁止条約に調印するまで、米ソは盛んに核実験を繰り返した。63年に東京で確認されたフォールアウト(放射性降下物)のセシウム137は年間1平方キロメートル当たり52ミリキユリー。換算すると1平方キロメートル当たり1924メガベクレルになる。

 文科省によると、今月18日以降、東京で降下物として検出したセシウム137は、24時間ごとの値で最大だった21日午前9時〜22日午前9時は5300メガベクレルで、63年の1年間の約2・8倍になった。降雨で降下物が多かったとみられ、翌日以降は400メガベクレル以下に減少した。

 市川さんは「問題はどれだけ体に入ってくるかだ。長引くと農作物の濃度が高まりやすく、厄介だ」としている


 ↑
 ここでも言ってますが、これは今だけの問題ではなくて、来年も再来年もその次も続きます。なので、自分の判断で移住することを考えてもいいでしょう。

 ↑
 なんて焦ってる私を、笑いたい人はいくらでも笑えばいいのです。でも人はそれぞれだから。

 バカじゃない? そんなの〜〜〜だから大したことないよ。と思うのもOKです。それはその人の感じ方ですから。

 でも私はこゆの恐いから、嫌い。苦手。イヤ。

 それは別にこゆことに限らない。苦手。恐い。イヤ。

 そう思ったら、そこから遠のいてきたように、今回もそうする。

 人はそれぞれ。それぞれのしたいようにする。物事の受け止め方や感じ方はバラバラだ。

 こんなのヘッチャラ〜と思う人はそれでいい。

 こんなの死ぬ〜と思う人は、それがない所へ行く。

 実は今、いちばん恐いのは、そういう、あたりまえの自由さが崩れてきているということ。人と違うこと言う、する、と非国民みたく言われたり、笑われたりする。被災地の人は大変なのに逃げるなんて、と白い目で見られたり。

 そーゆーのはもっと恐い。もっと嫌い。もっと苦手だ。

 自分が恐い、イヤ、苦手と思うことがあったら、それを口に出していい。たとえ理由なんて不明確でも。自分の直感でいい。

 人はそれぞれ、ということがすごくないがしろにされてる。今。

 

2011年03月24日(木) シンディ、再降臨

 昨日、一昨日と、ここにシンディ・ローパーの発言をアップしてツイートしたら、ふだんの数倍の人が見に来てくださってると判明。なので、もう一度シンディの言葉をアップしておきますね。

 ここにタイトルを付けるなら(写真があってさ、その下に大きく書く、みたいなの)
「ビューティー・オブ・ライフ。人生は激しく、辛く、ショックも多い。でも最終的にそれが素晴らしさなの」っていう一言をピックアップするよな。うん。

 にしても。今読むと、本当に響く言葉をシンディは、2008年のときにたくさんくれていたんだなぁと思うです。はい。(インタビューは2008年、前作『ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク〜究極ガール』のリリースにともなるプロモーション来日のときに『L25』のためにやったもんです。。。懐かしいなぁ。。。うん。ソニーの人っちと編集部にお願いに行ったりしたの。。。



 ↓ ↓ ↓
とても素敵なページね(注:L25の巻頭インタビュー「心を開く」のコーナーでした)。
 私は「心を開く」と言うより、時計に合わせて気合を入れていくタイプかもしれないわ。普段はオープンになるべく心を開くようにするけど、なかなか難しいの。気づくと自分自身、守りに入っていて、後からちょっと考えて、もっとオープンにしようと思ったりね。それは考え方だけじゃなくて、顔から身体から少しずつすべて開いていくの。最終的に全部開くには集中しないと駄目ね。意識して開いて行くわ。ああ。時々思うの。私は結婚なんてしないで、1人でシンディおばあちゃんとして生きていった方がそういう意味では良かったんじゃないかってね。。。冗談だけど。

 音楽を通すと自分を素直に出せるの。仕事の場ではある意味手段としてやっていけばいいという感じかしら? でも毎日のこととなると話は違うわ。バランスが必要なのよ。以前にジェイムス・ブラウンがすごく不幸なシチュエイションにいたことがあったわ。乱暴をして、逮捕されたりとか。でも彼のステージは違う。彼は素晴らしいの。同じ人間なのにステージと現実では意識を変えていたわ。

 人生ってそうやって自分のあり方、考え方次第で変わるものだと思う。人生は学びの旅よ。歩みながら成長していくの。ずっと前に、まだ息子が2歳の頃に車の中でダライ・ラマの「幸せの法則」というテープを聴いていたわ。そうしたら子供が暴れだしてね。分るでしょ? 2歳の子供はもっとも手がつけられないの。哺乳瓶を投げたり大暴れ。そのうちゲエと吐いてしまって。夫もイライラして、車の中の物を次々に車のルーフの上に置いて、忘れて、そのまま出発しちゃったのよ。もちろん全部道路におっこちちゃって、また獲りに戻らなきゃならなかったの。私がやるわ! 私を降ろしてよ!って叫んでね。そして戻って見たら、道路の上につぶれたダライ・ラマのテープがあったの。でもテープのダライ・ラマの写真は笑顔のままだった。人生ってそういうものよね? 考え次第。笑顔でいけばいいの。どんな問題があっても、捉え方次第なんだと思うわ。

 「セット・ユア・ハート」という歌では、人生は常に前向きにセッティングしなきゃと歌っているのよ。暗い、曇ってる、何が起こるか分からないとネガティブに考えているとね。私の経験では、そういう考えの中でこれ以上ひどくならないように!なんて思ってるときに限ってさらにひどくなるものなの! だからうまくいくことをイメージする。自分の気持ちをコントールするのよ。だって世の中はコントールできないでしょ? 世の中は動かせない。だから意識を変える。ものの見方も1の広さでOKと思うか、10の広さでOKと思うかで違うわ。なんでも10じゃなきゃ、というのは駄目よ。
そう言いながら、私自身も毎日難しいわよ。なかなかうまくセッティングできない。でもだからこそ学ぶの。成長できるのよ。バナナの皮の上を踏んで転ばないようにね。・・・だって生きてるんだもん! 生きてる限り勉強よ。

「グラブ・ア・ホールド」という歌は。。。ちょっと仏教っぽい考え方なんだけど、欲しいものがあればまずそれを放つことが大切、というのをテーマにしているの。意識を放つことが大切なのよ。欲しいものは、もっていないから考えてしまうものでしょう? 意識がそこに集中しちゃう。今、手許にないから欲しい。・・・私は子供の頃に紙の船を作って川に流したことがあるの。すばらしいアーティストである友人に出会えますようにって。。。それが数十年してデヴィッド(夫)に出会えたわ。・・・子供の頃を思い出しましょうよ。子供って空想するでしょ。空想して自分にこれはあると思うと満足する。想像で楽しめる。もう1つ思い出すわ。私は子供の頃にいつも1人で劇を演じていたの。女優になって女も男もおばあさんもおじいさんも演じた。そうやって遊んでいたの。そして何十年もたって2年前にブロードウェイの舞台に立ったわ。踊って歌って演じたの。。。。。世の中に1度は願いを放ってみるのよ。それが旅して自分のところに戻ってくるわ。誰の人生にだってそれは起こる。みんなそんな瞬間があるはずだもの。

 思うに、私たちって持ってないものばかりを考えて、持っていることへの感謝を忘れているわ。
この歌を作るときに、友達の夫婦と一緒にアイディアを出し合ったのだけど、そのときに思ったの。私は昨日という自分の顔を洗ったら、昨日はそこで忘れる。今日は今日という日を明日を楽しみに生きるんだって。ムッツリした顔も、さかさまにすれば笑顔になる。

 このアルバムはリズムが強くて、音楽の存在がすごく大きいアルバムだから、音楽だけに耳を傾けたい人はそうしてほしいし、歌詞を聴きたい人はそれもそうしてほしいわ。私も部屋でいつも1人踊ってパーティーしているから、そうしてもらえるとうれしい。
今回はたくさんの人と組んで作ったのだけど、他の人のやり方を見たかったの。ときどきね、自分がイヤになるんです。同じことの繰り返しで。刺激がほしいなぁって思う。だから他の人のやり方を見て、私はどうやれるか、どのプロセスにふさわしいかを見たの。すごく楽しかったわ。スタジオに呼び入れてくれたりして、オープンに接してもらえてありがたかった。人選は私だけじゃなくマネージャーや周りの人に聞いたわ。私は今回、あるタイプの音楽を作りたかった。一般的なものじゃなく、お上手じゃない、もっとパーソナルで、本当の意味で人と人のつながりのある音楽作りをしたいと思ったわ。というか。いつもそう思っているのだけどね。ときどきリズムは立派だけど計算高いというか、そういう音楽に出会うけど、そうじゃないの。そしてちょっと自分の好きに、自分が会いたい人に次々会ってみた。正直、中には難しい人もいてね(笑)。でもそういう人とも1曲だけやってバイバイ〜。ハネムーンみたいなもんで、いい時期だけいっしょに過ごして終わり〜。楽しい限りだったのよ。

「LIFE」という歌はユニークな、そしてすごくパーソナルな、私のポエトリーよ。サミーと言う友人といっしょに曲作りをしたのだけど、ラッパーじゃないし、ふたりですごく苦労して、なかなか上手くできなくてヒップホップのプロデューサーの友達に聞いてみたの。そうしたら彼がマーヴィン・ゲイの古い曲からカーティス・メイフィールドやカーティス・ブロウなどいろんな曲を聞かせてくれて。。。そこからイマジネイションを膨らませて、完成させていったの。

 でも歌っている人生そのものはいまだ未完成。
人生って、エレベーターの扉が開いたり閉じたり、意味なくするものよね。さらにセーターのほつれがひっかかったりして、何もかも崩れちゃったり。
人生ってなんだろう? 楽しいことも苦しいこともいろんなことが次々に起こり、極限に立たせられることばかり。でもそれこそが美しさよ。
私には息子がいて、息子にこの人生とはどういうものかを伝えることを考えるわ。私自身だって人生はどうって分からないけど。でも。。。社会はあれこれ注文をつけるし、イメージとして終わらない乗り物、自分はこの乗り物に捕まって乗っていれば落っこちないぞ、大丈夫だと思えるようなものかも。大丈夫だと思う気持ちが大切。でもときどきよくないと思うのは、TVなどで可愛そうな人を映し出し、それを見て私たちは、ああ、これよりマシよね、なんて比較しちゃう。比較させるようなことは良くないわ。
人生にはいろんなことが起こるけど、それで壊れちゃうわけじゃない。逆に強くなれる。たくましくなる。新しいことを発見していける。辛さ、きびしさがあるからこそ、前に進めるのよ。
人生の厳しさは悪いことじゃ決してなくて、勉強であり、それが美しさなの。ビューティー・オブ・ライフ。人生は激しく、辛く、ショックも多い。でも最終的にそれが素晴らしさなの。

アルバムのジャケットに映し出された赤い靴は現代女性を象徴してるの。同時に私の人生でもあるんだけど、みんな赤い靴を脱ぎたくても脱げないでしょ?

中にうつってるキッチンは、本当に私の家のもの。息子は「なんでもリッツとかで撮影しないの?うちのボロ台所なんかで撮影してさ」なんて言ってたけど。
あとはトレイラーパークで撮影したわ。ゴージャスな服装で掃除している女性は、家に押し込められて家事をしながらも反抗していることを表しているのよ。そしてミラーボールを磨いているのは、どんなときもミラーボールを忘れずにね!って。ダンスすることを忘れないで。




 

2011年03月23日(水)

 やれやれ。今日は昼間は何もできずにまたうろたえていて。夜になって、遅れに遅れていたライナーノーツを1本書いた。ふうう。

 また明日に。。。なんて時じゃないんだからね。やらなきゃ。

 とはいえ、長年染み付いた習慣は私をグデグデさせる。グデー。

 でもって、こういうグデーとか、落ち込み〜とか、うろたえ〜があるから私であって、こういうときだから!といって下手に無理すると後が続かない。

 いいんだ。私は私で。私のままで。トゥルーカラーズだ。本当の私で。

 そうそう。「レポ」3号に載せた私のバカ写真。各所に爆笑をもたらせているようで、今日もお電話をいただいた。うれしいね〜。そうやって楽しんで、笑ってもらえるのが何よりうれしい。

 何が嬉しいって、私は私が書いたもので、人が笑ってくれることだ。あれ、面白かった〜〜と言ってくれること。それが何より。それが一番うれしい。そして読んだら、すぐに忘れちゃってくれていい。何か残したいとか、そういうのはないから。

 とにかく笑かせたいんだ、あたしは。。。

 でもきのう、ここ↓にアップしたシンディ・ローパーのインタビューの起こしはたくさんの人を感動させたみたいで。それはそれで良かった。。。てか、別に私の言った言葉じゃないものね。シンディの言葉だし。うん。シンディ、んもう、15cmくらい目の前にガッと座って、グオオオオオオと話すんだ。正座。。。はしなかったが、そういう気分でインタビューしてました、私。はい。

 ああ。笑いたいな。私も。ザキヤマ先生と小杉と有吉のめっちゃトークとか聞きたい。そういえば、ロンハーのフィーリングカップル5対5みたいなやつで爆笑したの、ついこの間なんだよな。遠い遠い昔みたいだけど。。。

2011年03月22日(火) シンディ・ローパー

PS:今夜はシンディ・ローパーの大阪公演(日本公演最終日)のニコ生中継を見ました。
 見られて良かった。今日というタイミングに! 
 
 本当は先週の東京の初日、招待状をもらっていたのだけど、私は沼津に帰った。見なかった。でもそのときは私には家族が必要だったから帰った。今は歌が必要だ。そしてもらった。
 
 「トゥルー・カラーズ」の中の「ドント・ビー・アフレイド」という歌詞が、本当に響いた。泣いた。すごく泣いた。パソコンの前で号泣して、いっしょに歌った。ありがとう、シンディ。ありがとう! そして帰らなかったバンドにも! その勇気に!!!

 そしてツイッターに書き込んだら、みんなが「アップして」と言うので、2008年にインタビューしたときのシンディの発言をここにアップします!! 今読むと、すごい泣けるかも。。。

 ありがとう、シンディ!!!

 ↓話はちょっと混乱してます。テープ起こしのせいです。


 とても素敵なページね(注:L25の巻頭インタビュー「心を開く」でした)。
 私は「心を開く」と言うより、時計に合わせて気合を入れていくタイプかもしれないわ。普段はオープンになるべく心を開くようにするけど、なかなか難しいの。気づくと自分自身、守りに入っていて、後からちょっと考えて、もっとオープンにしようと思ったりね。それは考え方だけじゃなくて、顔から身体から少しずつすべて開いていくの。最終的に全部開くには集中しないと駄目ね。意識して開いて行くわ。ああ。時々思うの。私は結婚なんてしないで、1人でシンディおばあちゃんとして生きていった方がそういう意味では良かったんじゃないかってね。。。冗談だけど。

 音楽を通すと自分を素直に出せるの。仕事の場ではある意味手段としてやっていけばいいという感じかしら? でも毎日のこととなると話は違うわ。バランスが必要なのよ。以前にジェイムス・ブラウンがすごく不幸なシチュエイションにいたことがあったわ。乱暴をして、逮捕されたりとか。でも彼のステージは違う。彼は素晴らしいの。同じ人間なのにステージと現実では意識を変えていたわ。

 人生ってそうやって自分のあり方、考え方次第で変わるものだと思う。人生は学びの旅よ。歩みながら成長していくの。ずっと前に、まだ息子が2歳の頃に車の中でダライ・ラマの「幸せの法則」というテープを聴いていたわ。そうしたら子供が暴れだしてね。分るでしょ? 2歳の子供はもっとも手がつけられないの。哺乳瓶を投げたり大暴れ。そのうちゲエと吐いてしまって。夫もイライラして、車の中の物を次々に車のルーフの上に置いて、忘れて、そのまま出発しちゃったのよ。もちろん全部道路におっこちちゃって、また獲りに戻らなきゃならなかったの。私がやるわ! 私を降ろしてよ!って叫んでね。そして戻って見たら、道路の上につぶれたダライ・ラマのテープがあったの。でもテープのダライ・ラマの写真は笑顔のままだった。人生ってそういうものよね? 考え次第。笑顔でいけばいいの。どんな問題があっても、捉え方次第なんだと思うわ。

 「セット・ユア・ハート」という歌では、人生は常に前向きにセッティングしなきゃと歌っているのよ。暗い、曇ってる、何が起こるか分からないとネガティブに考えているとね。私の経験では、そういう考えの中でこれ以上ひどくならないように!なんて思ってるときに限ってさらにひどくなるものなの! だからうまくいくことをイメージする。自分の気持ちをコントールするのよ。だって世の中はコントールできないでしょ? 世の中は動かせない。だから意識を変える。ものの見方も1の広さでOKと思うか、10の広さでOKと思うかで違うわ。なんでも10じゃなきゃ、というのは駄目よ。
そう言いながら、私自身も毎日難しいわよ。なかなかうまくセッティングできない。でもだからこそ学ぶの。成長できるのよ。バナナの皮の上を踏んで転ばないようにね。・・・だって生きてるんだもん! 生きてる限り勉強よ。

「グラブ・ア・ホールド」という歌は。。。ちょっと仏教っぽい考え方なんだけど、欲しいものがあればまずそれを放つことが大切、というのをテーマにしているの。意識を放つことが大切なのよ。欲しいものは、もっていないから考えてしまうものでしょう? 意識がそこに集中しちゃう。今、手許にないから欲しい。・・・私は子供の頃に紙の船を作って川に流したことがあるの。すばらしいアーティストである友人に出会えますようにって。。。それが数十年してデヴィッド(夫)に出会えたわ。・・・子供の頃を思い出しましょうよ。子供って空想するでしょ。空想して自分にこれはあると思うと満足する。想像で楽しめる。もう1つ思い出すわ。私は子供の頃にいつも1人で劇を演じていたの。女優になって女も男もおばあさんもおじいさんも演じた。そうやって遊んでいたの。そして何十年もたって2年前にブロードウェイの舞台に立ったわ。踊って歌って演じたの。。。。。世の中に1度は願いを放ってみるのよ。それが旅して自分のところに戻ってくるわ。誰の人生にだってそれは起こる。みんなそんな瞬間があるはずだもの。

 思うに、私たちって持ってないものばかりを考えて、持っていることへの感謝を忘れているわ。
この歌を作るときに、友達の夫婦と一緒にアイディアを出し合ったのだけど、そのときに思ったの。私は昨日という自分の顔を洗ったら、昨日はそこで忘れる。今日は今日という日を明日を楽しみに生きるんだって。ムッツリした顔も、さかさまにすれば笑顔になる。

 このアルバムはリズムが強くて、音楽の存在がすごく大きいアルバムだから、音楽だけに耳を傾けたい人はそうしてほしいし、歌詞を聴きたい人はそれもそうしてほしいわ。私も部屋でいつも1人踊ってパーティーしているから、そうしてもらえるとうれしい。
今回はたくさんの人と組んで作ったのだけど、他の人のやり方を見たかったの。ときどきね、自分がイヤになるんです。同じことの繰り返しで。刺激がほしいなぁって思う。だから他の人のやり方を見て、私はどうやれるか、どのプロセスにふさわしいかを見たの。すごく楽しかったわ。スタジオに呼び入れてくれたりして、オープンに接してもらえてありがたかった。人選は私だけじゃなくマネージャーや周りの人に聞いたわ。私は今回、あるタイプの音楽を作りたかった。一般的なものじゃなく、お上手じゃない、もっとパーソナルで、本当の意味で人と人のつながりのある音楽作りをしたいと思ったわ。というか。いつもそう思っているのだけどね。ときどきリズムは立派だけど計算高いというか、そういう音楽に出会うけど、そうじゃないの。そしてちょっと自分の好きに、自分が会いたい人に次々会ってみた。正直、中には難しい人もいてね(笑)。でもそういう人とも1曲だけやってバイバイ〜。ハネムーンみたいなもんで、いい時期だけいっしょに過ごして終わり〜。楽しい限りだったのよ。

「LIFE」という歌はユニークな、そしてすごくパーソナルな、私のポエトリーよ。サミーと言う友人といっしょに曲作りをしたのだけど、ラッパーじゃないし、ふたりですごく苦労して、なかなか上手くできなくてヒップホップのプロデューサーの友達に聞いてみたの。そうしたら彼がマーヴィン・ゲイの古い曲からカーティス・メイフィールドやカーティス・ブロウなどいろんな曲を聞かせてくれて。。。そこからイマジネイションを膨らませて、完成させていったの。

 でも歌っている人生そのものはいまだ未完成。
人生って、エレベーターの扉が開いたり閉じたり、意味なくするものよね。さらにセーターのほつれがひっかかったりして、何もかも崩れちゃったり。
人生ってなんだろう? 楽しいことも苦しいこともいろんなことが次々に起こり、極限に立たせられることばかり。でもそれこそが美しさよ。
私には息子がいて、息子にこの人生とはどういうものかを伝えることを考えるわ。私自身だって人生はどうって分からないけど。でも。。。社会はあれこれ注文をつけるし、イメージとして終わらない乗り物、自分はこの乗り物に捕まって乗っていれば落っこちないぞ、大丈夫だと思えるようなものかも。大丈夫だと思う気持ちが大切。でもときどきよくないと思うのは、TVなどで可愛そうな人を映し出し、それを見て私たちは、ああ、これよりマシよね、なんて比較しちゃう。比較させるようなことは良くないわ。
人生にはいろんなことが起こるけど、それで壊れちゃうわけじゃない。逆に強くなれる。たくましくなる。新しいことを発見していける。辛さ、きびしさがあるからこそ、前に進めるのよ。
人生の厳しさは悪いことじゃ決してなくて、勉強であり、それが美しさなの。

 ビューティー・オブ・ライフ。人生は激しく、辛く、ショックも多い。でも最終的にそれが素晴らしさなの。

アルバムのジャケットに映し出された赤い靴は現代女性を象徴してるの。同時に私の人生でもあるんだけど、みんな赤い靴を脱ぎたくても脱げないでしょ?

中にうつってるキッチンは、本当に私の家のもの。息子は「なんでもリッツとかで撮影しないの?うちのボロ台所なんかで撮影してさ」なんて言ってたけど。
あとはトレイラーパークで撮影したわ。ゴージャスな服装で掃除している女性は、家に押し込められて家事をしながらも反抗していることを表しているのよ。そしてミラーボールを磨いているのは、どんなときもミラーボールを忘れずにね!って。ダンスすることを忘れないで。

















 昨夜は辛くて辛くて、たいへんだった。。。

 また1人でメルトダウン。。。。

 でももうメルトダウンしきってしまったかもしれない。朝は、人はどうせ死ぬ、という気持ちで、昨夜は恐くてヒネれなかった水道をジャンジャンひねって、いきなり謎のカレー(あまりもの全部ブチこみ)を作って、バクバク食べた。

 とはいえ、1人でいるとまた再溶解するので、今からレポちゃり発送お手伝いに行って来ます。

 レポちゃりはここ

 昨夜はレポ3号(これはチャリじゃないです)を読んで、爆笑していた。霞さんの赤羽根団地の続きが気になって仕方ない。

 
 ああ・・・・原発さんにカメハメ波を送ってもらいたい。。。。いや、原発さんには元気玉だな。うん。元気玉を送って、元気を取り戻してもらって、シュ〜〜と治ってもらいたい。

 みんなで原発さんに元気玉を送ろう。んだっ。。。。

 と。だんだんアニメ化するオレです。沼津では甥っ子が、すっかりアニメ・オタクでした。アニソンを絶叫してた。。。
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