追伸:つ、つい、つい、ついにっ!!!
マイ・スケート・シューズ、ゲゲゲ、ゲトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッたぁぁぁ。


色々お店を探していたんだけど、スケートハウスってチェーン店があり、その東伏見に行こうとしていたが、ふと、水道橋にもあるじゃん?と気づいた。
今日は、師匠のお話伺いシリーズで巣鴨に行くんで、巣鴨からなら地下鉄ですぐに水道橋!
帰りに寄ってみた。。。。。と。水道橋の雑居ビル。一階は工事中でシンナー臭いっ。
その3階にスケートハウス水道橋店がっ!
ここはアイスホッケー専門店で「でも、初心者用フィギュア靴ならありますよ。この先に、太田スケートってね、上級者用のフィギュア靴のお店あってね、あっちに間違って行っちゃう人はこっちにまわされて来るの。逆にこっちに上級者来ちゃうと、あっちに回すの。すみわけできてるのよ」
なんて、いきなりお兄さんはすごく気さくで。
で。ザイラスとヘッドという、初心者用のフィギュア靴を2種類出してもらう。オレは24,5が欲しいというのに、「ちょうどないんだよね。だからザイラスの24と、ヘッドの25を履いてみてよ」って、お兄さん。
ええええっ。。。じゃ、とりあえず履いてみて、合わなかったら、合うの、取り寄せてくださいね?
「はいはい、大丈夫ですよ〜〜」と。お兄さんが、明るく靴箱を取り出してくれる。
狭い店内。ギッシリとアイスホッケー関係のものが詰まってて、なんともオタクショップ的な雰囲気。蛍光灯がジリジリと音たててる。奥に事務らしいオバさんが座ってて、なんか、もう、フツーとは異世界な空間だ。
しかしっ! お兄さんが箱を開けると、そこには。。。。キラララ〜〜〜〜ン。。。。。し、白いシューズ。白いスケート靴っ。
中学生んとき、お小遣い貯めて買ったの以来。。。てことは、かれこれ、、、、3、30年ぶりの白いスケート靴とのご対面じゃあああああああ!
まずはザイラス。24センチ。こちらは日本製。15000円。ガシッ。。。えっ?「か、固いんですけど。ものすごい固いんですけど」「皮だからねええ。履いてるうちにやわらかくなるんだよぉ〜〜〜。最初はこんなものだよ」って。それ、ついこのあいだ、ハイヒール買うときに聞いたんすけど。結局、やわくならなかったんですけどぉ?
しかしとりあえず履いてみる。
「スケート靴はかかとで、トントンて、かかとではくんですよ。紐は最初はキツく、真ん中は緩め、最後はまたキツくが基本です」と教えてくれる。ギシギシ。。。「紐、これじゃ、すぐにダメになりそうですね。。。。あああ、その前に、アタシ、足がデブだから、紐、足りないかも」
お兄さん、「こ、このあたりの緩いとこ、もっとひっぱって。はい。はい」
お兄さんに引っ張ってもらう。。。。と。おおおっ。おおおおおおおおおおっ!
は、履けた。片足だけだけど、履けた。とりあえず、立ってみる。
「どうですかね?」
ううううむ。固い。
「足の甲んとこの横幅がきついとダメですよ」
そうか。そこ、きつい。。。つか。そのまえに、「このエッジの位置、あってんですか? これで立つんですか?」
「もちろん合ってますよ」
た、立てないんですけど。なんすか。これ? これ?
真央ちゃん、これでトリプルアクセルですか?
「大丈夫ですよぉ。すぐに滑れるようになりますって。前にやってました?」
「ええ。子供の頃は。でもオバちゃんだから。今は。。。」
「どこでやるんです?」
「友達が近くだから、川口のほうの」
「ああ、川口〜〜〜リンクですね」←お兄さん即答。
「オバちゃん2人で、チャラチャラ滑るんですよ」
「いいなぁ、楽しそうだなぁ〜〜〜」
↑スケート好きだから、スケートするオバちゃんをバカにしなお兄さん。好感度、大っ!
しかし、きつい。もう一足。ヘッド(ヨーロッパ製)25センチ、9450円を履いてみる。おっ!
中がモコモコになってて、さっきのよりやわらかい。「こっちのがやわらかい」「ん、でもその分、足首んどこがへなへなになりやすいんですよね」「えっ? だめなの?」「って、いや。べつにすぐにってじゃないですよ。数年で、です」「あ、そう」
で。こちらは意外とスポッと入る。スポッ。おおっ! こ、これだ。これ。これくらいのがいい。足が痛くない。分厚いクツシタ履いても大丈夫そうだ!
これだ。これ。これにしますっ! といいつつも「もし緩くなったら、中になんか詰めてもエエもんですかね?」「ああ、つま先のほうになんか詰めちゃってください」「ダイソーとかの安いのでも?」「大丈夫です」
にゃるほど。ダイソー・スケート靴。それで「鐘」!「愛の夢」! ・・・・ウソです。
そして購入。なにげに「エッジの研磨ってやってくれますか?」と聞く。「はい。1回千円です」
えっ? 千円。「心を込めて研磨いたしますから!」。。。一回千円。。。。高いのぉ。つか。スケート、金かかるね。。。うん。貧乏なくせに、何始めようとしてんだ。オレ???
お兄さん、自分はホッケーやってるって。
「自分はもう年だから、上手になるなんてないですからねぇ。一番楽しいのは(ホッケーの衣装に)着替えるときですね」
「えっ?」
「ほら、こういうのね、いろいろ付けていくのがね。たのしいんですよぉ〜〜」
お兄さんはホッケーの写真を見せてくれる。キーパーだそう。
「キーパーの衣装、上から下まで、全部で30万くらいです。ずいぶん安くなりました」
とかいう。。。。。す、スケート。。。。お金かかるんだね。う、うん。。。
しかし。とにかく。とにかく。ロード・トゥ・ソチ、いよいよ始動! いよいよ始動!
。。。が。昔ながらの毛糸のパンツが見当たらない。巣鴨にも売ってなかった。。。。うううううう。
毛糸のぱんつううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!
昨夜は三浦久先生の年末恒例ライヴに行き、トコトコ夜帰ってくると、中野の道にホームレスのオッちゃんが2人くらい寝ていた。
で。そのおっちゃんの廻りにはホッカイロの袋だとか、缶コーヒーだとかが幾つか並んでて、まるでお地蔵様へのお供え状態になってた。
中野は意外といい人たちがいるんだ。。。
なんか、おもろい光景だった。おっちゃんは寝てて、気づいてなさそうだった。
こんな風に、気づいた人が、気づいたときに、ちょっと何かやれるのはいいなぁと思う。