ひぽこんコラム

2013年04月05日(金) リ・スタート

 2001年に自費出版して、ドナドナ本屋を売り歩いた「でたらめな病人vsつかえない医者」。

 2007年に文春文庫から「ワガママな病人vsつかえない医者」として出していただき、そして、それが、驚いたことに翌年、韓国でも出版された。。。というのは前にも書いたけど、手許に今それが3冊あって、でも、私はそれを読めないから、誰か1冊ぐらい、在日韓国人の人とか、韓国の言葉が母国語の方に読んでもらえたらいいなぁ〜とか思うわけで。ええ。

 誰かご希望の方、いらはりませんかねぇ。ええ。

 



 ところで、今日は朝1で、立川へ。

 立川のHMVさんで、師匠本と、師匠お写真パネル展をやってくれているので、ありがとう!と言いに。




 おおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 立川のHMVさんは、店長さんが、HMVで唯一の女性!(つい最近、川口店もそうなったらしいが)

 キラキラした美人さん!

 気さくで、「アタシ、1Dが好きです」とか、どうでもいいこと伝えてきたww

 ほんとは「バイトさせてくださいっ!」と言えばよかったのかもしれん。。。

 うん。

 でも実はバイト、決めたんだ。

 と。爆弾発言か?

 そうでもないな。うん。2009年11月末以来の発言だもんな。

 2009年11月3日の日記↓

 そんなこんなで、あさってからコンビニのオバさんになることが決定しました。
 とは言え、週に3日、チョロッと4時間くらい。だからお金にはあんまりなりません。なりませんが、家賃の足しになります。ありがてええ。
 しばらくは試用期間。どうなるやら? お互いにダメだと思ったら終わりにしましょう、などと言われて(笑)。
 でもそこはなんだか普通のコンビニじゃないんだ。なんかのんびりしてて、店長はマダムみたい。働いてるのも昼間はみんなオバさんで。。。見回すと。。。個性的な雰囲気の人たち。。。
 マダム店長いわく、お年寄りがのんびり買い物にこれるお店を目指しているらしい。住宅街の中、老人が一人暮らし、という家が回りにはいっぱいあるんだ。
 なんかねええ、だからねええ、いろんなドラマがありそうで。。。ええ。ええ、楽しみです。
 とは言え、4時間もの立ち仕事、最初は辛いと思う。いくらふだん2時間の畑仕事してるとは言え。。。
 フラフラしたりめまいしたり、そんな中でも働く、という辛さを私も経験しなきゃ。アマちゃんの私、鍛えなきゃ。
 とにかく、が、が、がんばりましゅ〜〜〜〜〜。
 

 ↑これ書いたときは、よもやその後、それをネタにして本まで書くとは思わなんだ。。。

 人生は分からないので、今度のバイトも何が起こるでしょうか?

 コンビニ?

 いえ、違います。なんかぁ、会社なんだ。小さな。

 大喧嘩して3日で辞めるか。。。。爆っ。
 ずっと続けて女帝になるか。。。。
 またマダム店長みたいな人に出会えるのか?
 つまんね、とかクダ巻いて、大ひんしゅく買うのか。

 どうなるだろうか?

 だいたい、会社ってとこで働いたことないんだよねぇ。。。学生時代に新星堂の本社でバイトしていたことはあったけど、そこは離れ小島みたいな部署で、輸入盤の数数えたりしてるだけだったしなぁ。

 だから、アタシという人間が、会社という、これまで免疫のない場所でどうなっていくのか、何を感じるのかは、まあ、ミモノではあるかもしれん。

 って。こんな態度で行くのは本当に申し訳ないな。うん。でもちゃんと働くから。言われたことはやるから。キレイにお掃除するから。

 あ。会社では働いたことないですが、師匠のとこでオレ、事務員だったのよぉ。

 電話出て。金の計算して。レコード整理して。著作権管理も。スケジュール管理も。アタシったら1人でぜんぶやってたのよねぇ。実は事務は出来るんです。ええ。ええ。事務はイヤじゃないんですよ。

 てか。アタシ。ライター以外の仕事は意外となんでもこなせるのよね〜〜爆っ!

 クワもたせりゃ、延々穴掘っていられるし←これはやればわかりますが、まず初心者には無理なのです。

 コンビニ店員キビキビッだし!

 ドナドナ、バイト生活、リ・スタートっ!

 何が出るかな? 何が出るかな?

 パパパパパ〜〜〜ヤヤヤヤン。
 
 

2013年04月04日(木) クールジャパンっ

PS:週刊朝日の今週号で、21世紀のロック喫茶名店めぐりやってます〜〜〜♪ ちなみに来週はジャズ喫茶編でする。よろしくご覧になってくださいませ。ぺこぺこ。ステキなお店ばかりです。マジ。マジ。ほんと、取材が超〜〜〜〜楽しかったの!!






 日本政府はすごく今さらクールジャパンに予算つけたりしてるんだけど、遅すぎるんじゃないか? 数年前に私がクールジャパンの取材を色々してた頃、経産省のやる気あるオバちゃんとかもいたんだけど、いかんせん予算なくて、おいしいところは現地の外人さん@フランス人とかにぜんぶ持っていかれ、日本からあっちに行く人たちはぜんぶ自腹。結局それは続かなくて、なあなあな感じでブームというのは終わってもた。。。

 毎年秋に色んなシンポジウムとかやる、日本文化の輸出の祭典みたいのがあって、私も一昨年まで行ってたけど、去年とかやってたのかな?

 ラフォーレ原宿とかもフランスの有名なジャパン・エキスポに出店して大反響だったのに、政府はコレクション用の場所として領事館?とか提供してくれるくらいで、お金は一切出してくれなくて、やっぱり日本から洋服とか大量に運ぶのは難しくて、3年目は断念すると話してたんだ。

 ジャパン・エキスポなんて何十万人もの人が集まる大イベントに成長してたのに、てんでお金出さないで、で、現地のいかにもオタク!ってフランス人男性2人がやってんだよね。それを日本語も話せる日仏ミックスの女性が手伝ってて。。。そいつら、丸儲けしてんだよなぁ。。。日本から行ってたバンドとかはみんな自腹やった。

 他にもアメリカでのオタコンとか色々あって、それぞれすごく盛り上がってたのは2007,8,9年くらいで、今はどうなってんだろ?

 日本のクリエイターにお金出すのはもちろんだけど、そういう現地フェスに、フランスの大儲けしてるのとは別の、そういう草の根みたいなジャパン・フェスにお金出すのはどうなんだろう?

 そうそう、フランスでケーブルテレビ局で、日本の音楽ばかり放映する局を細々やってる人もいたけど、あれはまたどうなったんかなぁ? youtube全盛になって、それは消えたのかな? その人は本当に日本を愛してて、子供のころにアニメで見た、日本の踏み切りのカンカンカンていう音を日本に実際に来て生で聴いたときには涙出た。。。。なんて言ってたよなぁ。ああいう、本当に日本を愛して、商売気抜きで日本文化を広めようとしてくれる人にこそ、お金は出すべきだと思う。

 あと、V−ROCKフェスなんていう、ビジュアル・ロックのフェスが2回くらい東京であったけど、あれもどうなったんだろう? あれを主催してたのはすごく熱い日本のオジさんで、色々問題はあったみたいだけど、ああいうのだってもっと支援して、毎年必ず東京でやります、もしくは世界何箇所かをツアーします、とかやればいいんだよなぁ。

 でも、前に、雅さん(雅山じゃないよ。ヴィジュアル系のギタリストで、世界で人気がある人なんだ)が言うてたけど、日本の芸能界はシステムとして、そうやって海外に行こうとするときに、大所帯で、大名行列みたいにして出かけて、日本のルールを持ち込もうとするから失敗するらしい。ふううむ。そういう根本から変えないとねえ。

 それに、少し前にも日本のレコ協とかの偉い人に取材したときに、中国に拠点となるような番組を作って、そこに日本のタレントを送り込んでどうしたこうした、とか言ってたけど、それもうやむやなのかなぁ。

 ただお金をつぎ込んでもダメなんだ。ポスター作っても何してもダメ。すでに居る、本当に日本のことを愛し、日本の文化を愛してる人がタッグ組むしかないんだと思うけど、そういうの分かってるはずのオッちゃんおるのになぁ。出てきてないのかなぁ。あのオッちゃんは発言権ないのかなぁ。

 。。。と、今日は業界ぽいこと書いてもた。しかし政府はほんと、今さらやるなら、きちんとお金、投下すべきとこに投下してほしいし、それを受け取る業界は、日本システムのまま行こうとせんで、きちんと海外それぞれの国のシステムと何が欲されてるかちゃんとリサーチしろよな、と願うんだが、無理やろなぁ。

PS:その後、業界の人から聞いた話では、なんと!!
 政府は最初からこんな金出すつもりなどはまったくなく↑ただの格好つけ、安倍政権の参院選対策、お飾りであって、助成金の申請ははなはだ難しく厳しく、滅多に出ないんだそう。そして、使えないお金はぜんぶ補正予算に回すそう。
 そう。だから、最初にリンク貼った記事中にあるような、秋元康は、「ノーギャラでポスター作ってもらいましょう」とか言ったんだ。最初から政府が金出すつもりなんてないこと、分かってるから、あてこすりなんですわ。
 ひどい話でしょう?

 日本は文化をバカにしてる。あのさ。フランスでも、フィンランドでも、韓国でも。資源とかない国はみんな文化こそが資源と大切にしてんだよ。そして自国の文化が育つことって、それが国民の勇気とか自信になんだ。

 どうしてそんなことが分からないんだろう?

 ああ。。。もうううううう。

 ずっとこのことを追いかけて取材してきたから、ほんと、この話題は疲れるんだ。文化を愛してくれる人たちや、がんばる人はいっぱいいるのに、この国は一向にそこに向かないからね。
 

2013年04月03日(水) アイドル万歳〜〜〜〜♪なのら。

 肩で風切る、カメラ目線のアイドル、ウォンテッド! 来日するらしい〜〜、5月にww

 笑う〜〜。この子らは笑う〜〜。すごい〜〜。プロだよ〜〜、プロ。やりきってる。特に坊主頭の子のやりきりっぷりはすごいよ〜〜。

 そして次々出てくるこのようなアイドルたちに群がる若い女の子たちのキャアキャア声を見聞きするにつけ、そのパワーに希望を感じる。

 こんな世の中だけど、彼女らは力強く生きておる! ということがわかって、嬉しくなるのだ。

 今の時代の数少ない希望のような気がする。

 再開したバラカン・モーニング@インターFMでは死んでも流れないであろうが、こういうのはこういうので意味があるんだと思う。

 それに彼女らにとっても、もう先なんて微塵も見えない今にあって、希望なんだと思う。アイドルたちが。あのバカバカ歌が。

 今読んでる田辺聖子先生の本に、

 青春とはこんなものかも知れない。なんだか意味もなく楽しく、人生がみち足りて生き生きと感じられる、これが青春でなければ青春はない。
 青春とはこんなものなのだ、きっと。
 自分にも何かができる、間違いなしに何かを約束されてる、そう信じて疑わないもの。
 身体も心もたっぷりとした、そんな感じにひたりきってしまえるもの、それが青春なんだ。

 ってあった。これは終戦直後に物語の中で少女=田辺先生ご自身が感じたことだ。

 でも、今、こんなことを感じられる子は少ない。

 戦争の直後の荒廃した中で感じられたことを、今は感じられない。

 この間、師匠と行った高校でのトークショー。まだ10代の子が、「食っていけるのは自分の夢よりこっちの職業」とか言ってた。夢より、食っていけるかどうかなんだ。「たっぷりとした」感覚になんてひたりきれない。10代の真ん中で現実を心配する。それが今の青春。

 一見、ビルがたくさん建ち、あらゆるものがあるけれど、でも、本当の風景は、戦後直後の、あらゆるものが爆発されつくし、燃え、ガレキの山となった風景と同じなんだ。本当は。

 そこに放射能が目には見えない毒を撒き。

 金融原理主義で、金持ちはひたすら金儲けにだけ強欲の角を尖らせている。

 その中で、お馬鹿歌が少女たちを慰め。勇気付け。背中を押す。

 ありえない未来を見せる幻影ではなく、少女たちが新たな未来を作るための背中を押してくれてるんだと思う。アタシはそう思う。

 あの子たちのパワーを信じたい。いや、そのパワーが成就することを祈りたい。

 そう思うんだ。うん。

 

 

2013年04月01日(月) 親指仕事

PS2:いつまでもお部屋の悪い所ばかり見つめてないで、いい所を見つけて、お部屋をキレイにしなさい!アーネルを目指して! とユキさんに中野島忠近所のカフェベローチェで諭され、そのままダイソーへ。色々買い込んで、お部屋をガーリーにし始めてる、なう。
 途中、カーテン屋で、カフェカーテン、オジさんの手作り@500円なんていう、すばらしいものにもめぐり合い、ナイスっ!
 ガテンな「ラーメン冥界」@うち。。。が、ガーリーな「カフェ冥界:@うち、に変身ちう〜〜〜。

 ↓カフェ冥界






PS:朝のラジオにバラカン・モーニングが帰って来てうれしい〜〜。朝1番にいい音楽聴けるって幸せ〜。落ち込んでいても、嬉しい気持ちになる!

 
 バイトというか、仕事を見つけなきゃ。

 マジやばい。マジやばい。てか、バイトやらなきゃダメだ。私。うん。生きていくために!

 どうしてここまで自分を放っておいたんだ?と思うくらいやばい。やばいなぁ、私。

 でも、やばいけど、本人的にはこれまでも悪戦苦闘、一生懸命にやってきたつもりなんだけどなぁ。

 なのにこう、気づくと、あれっ? 私、どないしよう?な状況って。

 それって、力ないってことか?

 いつも中途半端だからか。

 ガアアアアアアアアアアアアアアッ。

 もっともっと真剣にやれってことなんだろうな。うん。

 本人は真剣なつもりだったけど、もっと真剣さが必要なんだろうな。うん。

 追い込んで追い込んで。。。。

 って。があああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 疲れる。それは疲れるよ。

 だから、それは疲れすぎてしまうから、私はバイトします。バイトは肉体的疲労だけど、でも、精神的疲労はないから、バイトしよう。

 そしてその間にまた色々考えて、企画でも練って練って、当って砕けろするしか、ないんだよね。

 うん。

 どんなにダメでも。どんなに中途半端でも。でも、私は書くことが好きだから、それしかないから、それをイヤらしい目をして、お願いしますよ〜、旦那〜とか言いながら、コビて、図々しく、たとえ人の記憶になんて残らないものでも、カスみたいなものでも、それでもなんでもやるしかないんだ。やる。

 でも、それをやるためにバイトすんだ。オレ。家賃払わなきゃ。バイトでも払えるために安い家賃の家に来たわけだし。うん。

 なんでもかんでも、とにかく、死ぬまで生きていかなきゃならないのだし。

 あがいてあがいて、爪であちこちひっかけて、なんとか、指一本でつかまって、生きていくしかないんだ。

 みっともなくても。あつかましくても。はずかしくても。ダメでも。それが生き方だから。

 もう、それしかないんだから。

 残るは指一本。

 今、人差し指が断崖絶壁の岩んとこに、チョコッと引っかかってる。下は海。

 指一本で生きていく。私の人生。

 バイトすると、それにもう1本、中指が加わる。

 ああ、せめて親指で確かな岩もつかめたら! そうしたら、少しラクだよな。

 親指っ!

 親指な仕事、カモ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!

 

2013年03月30日(土)

 暗いこと書いていたけど、なんか、それさえもイヤになり、消しました。終了〜〜。

 今、カート・ヴァイルという素晴らしいシンガー・ソングライターのアルバムを聴いている。

 素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。素晴らしい。

 悲しい青い空が見えてくる音楽。

 広すぎる空。

 青すぎる空。

 その空の下をひたすら車で走る。

 そんな音楽です。

 Kurt Vileさん。

 walkin on a pretty dazeというアルバム。

 この音楽みたいな文章が書けたらいいのになぁ。いいのになぁ。なぁ。

 

2013年03月29日(金)

PS:今日は、官邸前抗議行動のちょうど1周年だった。
 1年前の今日、初めてあった。そして私も初めて行った。




 だから、今日は官邸前だけにみんな集結して、いつもよりずっと人が多くて熱かった! みんな諦めちゃないのだっ!!

 熱いドラム隊の人々!

 


 シモマンと2人でプラカード持ってワイワイやっていたら、シモマンのネコパンチプラカードに釣られていろんな人が寄って来て、そして2人して、東京新聞の取材受けた〜〜〜〜〜w

 ワハハハハハハ。

 載るかなぁ? 載ったらおかしいなぁ。前に、中野で火事んときに取材受けて載って以来だよな、そうしたら。そういうのw

 今朝は↓死ぬほど実は落ち込んでいたのだが、どうせ死ぬなら、自爆テロになったる!!という意気込みで行ったんだ。

 どうせ死ぬならもったいないからさ。

 うん。死ぬまで抗議してやるっ。。。。!







 こだわりの味。

 前にウンナンちゃん@コンビニにバイトに来てた中国人女子(覚えてますか?)が「和田さん、こだわり、なんですか?」と聞いてきた懐かしい思い出があるけど、こだわりね。こだわり。

 こだわりなんてなかったらいいのに、とつくづく思う。

 こだわりがあるばっかりにあらゆることが苦しい。

 こだわりなんて全くなくて、何もかも「ああ、いいよ〜」と受け入れられる性格だったら。

 着るもの、食べるもの、住むところ、人に対しても。仕事も。家族も。何もかも。こだわらない。

 こだわりなんてものがあるばっかりに、どんどん苦しくなって、自分のクビ閉める。ギュウッ。。。

 こだわりって、いいことばっかりじゃない。なんだっていいからとにかくオラァ生きていくんだっていう、雑草のような、鋭い瞳をギラギラさせるような、そんなこだわりのない、たくましい、いやらしいほどに強い、そんな人になりたい。

 こだわり。しかし、コンビニのおでんでさえ、こだわってるわけだから、こだわりを捨てるのは非常に難しい。

 世界中がこだわりを捨てたら、でも、ラクになる気がする。

 こだわりという言葉がなく、こだわりという概念さえなければいいのに。

 ドラえもんでも出てきて、こだわりを消してほしい。

 こだわりはいらない。

 こだわりを捨てたい。

 そう言いながら、朝からREMを聴いてる。こだわってるわ。。。

 (でも大きな音じゃ聴けないんだよね、ここ。音が響くから。ああ、やっぱり早く引越したいなぁと、これもまたものすごくこだわってるし)

 ああ、でも。

 こだわらないって、別な見方すると、人生投げてるってのもあるかもな。

 どうでもいい、すべからくどうでもいい、という、すごい虚無でもあるのかも。

 こだわりすぎない、が、正解か。。。。

 こだわるけど、こだわりすぎない。

 うん。それぐらいだな。。。
 

2013年03月28日(木) 音楽業界ダメ話は止めてほしい

PS:↓ユキさんが前に書いてくれた「ダメを全部うけいれる!」ってのをまた壁に貼ったなり。ここの家は何も貼らないようにしてるんだが(すぐに引越すつもりだから)、貼った。



 昨日の午後、何気なく、こんなことをツイートしたんだ。。。

 「もうさ、有名なライターさんは音楽業界ダメ話は止めてほしい。分かったからさ。それより、今あるいい音楽の話をして。音楽業界ダメと言ってる限り、日本の音楽は育たない。いい音楽いっぱいあるんだから、そのことを書いて。頼む。音楽を一緒に育ててあげてください」

 きのうまた、名前をよく見かける有名なライターさんが、音楽業界の売り上げはどんどん落ちてて、今では漬物業界と同じ規模って書いてて。。。

 ああでも。「漬物はすごいよ、コンビニだってスーパーにだってコーナーがあるじゃん」と、それに対してツイートしていた人もいたんだけど。笑った。まったくそのとおりだわ。。。

 それで、ま、こんなツイートをしたら、今日の午前まででこれが455件もリツイートされててビックリした!!

 ええええっ?!

 でも、それで、思った。

 みんな、そう思っていたんだな〜〜って。

 音楽はなぜ死んだとか誰が殺したとか、前にもここに書いたひどい特集が組まれていたりしてる。。。音楽はまったく死んでないのに!

 でもそういう風に音楽業界はダメだダメだって言われてきているけど、確かに前から比べたら売り上げは落ちてるだろうが、でももう、そうやって、ダメだダメだいうの止めてくれえええええええええええええええええええと思った。

 ダメって言い出したら、日本中あらゆる業界がダメだよ。てか、日本と言う業界がダメじゃん。

 だって原発が爆発してんだよ。ダメに決まってんじゃん。そのうえTPPにまで入っちゃう。ダメだよ。

 でも、それ言ってたら今日も生きていけないし。息も出来ない。

 ダメだダメだ言うのは、それは私の特権なんだから、とらないでっ(爆っ)! 

 でも、音楽業界はダメだとか、もう言わないで、と思う。

 ダメの中にも咲く花はあるし、がんばる雑草もあるし。

 それを見つけてやってくれよ〜〜〜〜〜と思うのだ。ええ、今、自分に言い聞かせてますがね。ええ。ええ。

 ダメだ言うてても何も始まらないんだから、ダメだと思う中にいいものを見つけて教えてくれるのが有名ライターさんの務めじゃないのかな? それが責任で、それこそがやるべきことじゃ?

 ねえ。そうだよね。ねえ。そう思うし、そう願う。うん。

 そして455人もの人がリツイートしたってのは、みんなそう願っているってことだ。

 もう、ダメだ論というか、犯人探しみたいのとか、重箱の隅つついでは、これだからダメなんだなんていう論調には、ウンザリしてんだよ、みんな。

 じゃ。今はダメだとしても。今はマイナスにあるのかもしれないけど、そのマイナスの中にあるプラスのものを見出して、それを教えて。それをみんなでもっと大きなプラスにしていきたいって思ってんだと思う。

 それは音楽業界だけじゃなくて、あらゆる業界で。

 ツイッターに書き込みしてくれた人には、ゲーム業界や、コーヒー業界の人もいて、まったく同じだと言ってた。

 もうダメ探しは止めよう。ダメの中の花を探そう。そういうふに視線を変えよう。

 うん。

 そうしよう。そうしよう。。。。自分。うん。自分。うん。

2013年03月27日(水) 力業

PS:ユキさんがブログで「週刊朝日」のメタル特集を取り上げてくれた。ユキさんの写真も使わせてもらったのだ。おもろい写真! 都庁が後ろで、新宿侵攻、石原行くぞ!な写真(石原王政時代ですから)w。

 お写真をそろえてくれた野崎洋子さまもブログで紹介してくださってるわんっ。ありがて〜ありがて〜。

 ちなみにここで書いてるヴァサラットはすごく面白いグループです!! お世辞じゃないよ。ほんとだよ。インストなんだけど、一瞬、フザけてるように聞えるんだが、実はプログレ・ジャズでメタルという。迫力ある。北欧人のガッコ〜〜ンいう力を感じるんだ。うん。聴いてみそ〜〜。来日もするで〜。来週〜。浅草だ〜。行け〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!

 



 ネットで見つけたコレ。

  ↓

サンデーらいぶらりぃ:南 伸坊・評『役たたず、』『ナマケモノに意義がある』
2013年03月26日

 ◇ナマケモノと役たたず、によろこばしい本
◆『役たたず、』石田 千・著(光文社新書/税込み819円)

◆『ナマケモノに意義がある』池田清彦・著(角川oneテーマ21/税込み820円)

 石田千さんは、人気の美人作家・エッセイストであるけれども、ご自身の見立ては「ヘソまげの役たたず」であるらしい。

 ファンはその、アンバランスな暮らしかたの新しさにグッときているのかもしれない。

「ハイボールを二杯飲んで、ぼんやりする。えーと、きょう済ませたことは。指を二本折ってみて、すぐ終わる。きょうも、世のためひとのために、なんにもしなかった」

 だが「役たたず」に生きることを誇っているのでもないし、かといって、日々反省しているというのでもない。

 ゆったりと、ゆっくりとした時間を、のんべんだらりと使っていてもうしろめたくないような、そういう暮らし。

 それが出来ている、とご本人が言っているのでもない。が、文章から立ちのぼってくる空気には、そういうゆったりしたゆたかさがある。

 そこがまた、愛読者のいるゆえんなのだろう。帯に、猫の交通事故を心配して、ギックリ腰になったときの著者を、イラストレーターの佐々木美穂さんが写している。

 そばに添えられた俳句のような手描きのコピー「役たたず、されど友ありビールあり。」と、これは佐々木さんの石田さん評でもあるのだろう。

「みずみずしい感性と文体で注目の作家の、へなちょこ日常記。」これはおそらく担当編集者のことばだろう。二人とも作者へ向ける目が温かい。

 役たたず、に関しての論考は巻末に到って、深くしみじみしたものになっていておもしろい。

 池田清彦教授の『ナマケモノに意義がある』は、なまけて後ろめたくなっている人を、心強くさせる生物学的な人生哲学である。

 あの、いつも笑いながら話している植木等さんのような語り口が、次々に目をひらかせてくれるのが楽しいし、ナマケモノにとって、ありがたい学説だ。

 さてまじめな働き者の代名詞のようになっている、ハタラキアリの中にも怠けもののアリがいるそうだ。この怠けもののアリを排除すると、働き者の何割かが怠けものになる。なぜそうなるかはわからないが、全員が真面目に働く必要はないということだろう。と先生は続けている。

 人間が長時間働くようになったのは、農耕をはじめたことが原因なので、労働が美徳であるという話は農耕をはじめた人類がつくりだしたイデオロギーなんだと思えば、もう少し割り切った軽い気持で働けるだろう。ということだ。




 ↑
 役立たず、怠け者、の側に立っているように見せながら、微妙にズレた位置にいる絶妙な批評だな。。。

 ずるい。ずるいわ。これ。

 ずるいよ。あんたはどの立場やねん? 見せんのですかね?

 しかし、ここでもし、南先生が自分も怠け者です、という視点で書いたら、さぞやイヤらしい文章になる。あんだけ働いてる人だから。

 怠け者、役立たず礼賛しながらも、南先生は誰よりも働き者に違いない。頭の中は常にフル稼働やろう。

 あんだけおもろいこと次々放つんだから。

 しかし、それでも怠け者礼賛。役立たず礼賛。礼賛しながらも、第三者。

 ああああ。これがプロの仕事やね。

 プロ。

 すぐ自分に引き寄せて語りたがるオレとは違う。この冷静な目。

 こんな目、持ってへんわ〜。

 誰か、くれ。

 
  

2013年03月26日(火) フィンランドのヘヴィ・メタル!

PS:最後まで見たわけではなくて、途中しか見なかったからあまり言えないけど、NHKで女川さいがいFMを舞台にしたドラマやってて、それで、女川のガレキを受け入れるのは反対という人たちと、女川の人が言い合うシーンが出てきて。ガレキ受け入れ反対の人たちは自分勝手なことばかり言う悪、みたいな描き方になってた。どうしてこういう描き方にするのかなぁ。どうして市民vs市民みたいな描き方にするんだろう。そうじゃないだろう。ちゃんと説明しない、ちゃんと測らない、ちゃんと正直にしない、ちゃんとお金使わない政府や行政が悪いんであって、市民vs市民の戦いじゃないはず。誰も女川の人たちはずっとガレキに埋まってろなんて思ってガレキ受け入れ反対を叫んだ人はいなかったはず。どうしてこうやって敵を作って描こうとするんだろう。そういう描き方は簡単だけど、そういうのはいやだ。敵はいらない。それぞれの視点で、それぞれの意見がある。それを敵対させるのは簡単だけど、敵対させないで描いてほしい。。。。まぁ、最後まで見てないからなんとも言えないけど。ドラマだけじゃない。メディアはすぐに敵対させたがる。敵対させて白か黒か言いたがるけど、世の中は灰色のことの方が圧倒的に多いはず。白か黒じゃない。


 



宣伝でする。

 今日、発売の「週刊朝日」の巻末カラーグラビアんとこで、なんと5ページに渡って、フィンランドのヘヴィ・メタル特集!!!なるものをやってまする〜〜〜〜。

 おいらのおバカ企画でしゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 これがトップページ。。。

 



 ありえん。。。。。ありえん。

 何せ、今週号の週刊朝日は東大、京大、合格者リストという、いつもの朝日の定番企画であり〜〜〜。

 東大、京大に合格した子のオトンやらオカンやらオジイやらオバアがワホワホ買う号である。

 そこにこれっ! そこにこれっ!

 なんちゅ〜〜〜〜シュールなっ!

 こげな中ページ。。。

 


 いいのかっ?

 いいのかっ?

 てか。いいみたいだ。。。。

 うん。

 これを作るためには野崎さんに大々的にご協力いただき〜〜の。

 写真揃えてもらい〜〜〜ので。ほんと、野崎さんのフィンランド人脈には驚いたっち。すごいんだっち。もう。フィンランドの音楽界、がっちり握ってる?

 ワハハハハ。そんなことないわよ〜〜と笑う笑顔が、もしやジャーニーのマネージャーみたいかもww←分かる人にしか分からないギャグ。

 そんなこんなで、見てみてください。ぺこりん。よろしく。

 さらに、見て、週刊朝日のサイトに、「あれはおもろい。もっとやって」などと書き込みしてくれると、和田の生活が助かるかもしれません。ぺこりん、頼みまする〜〜〜。ぺこりん。

 しかしフィンランドの人はみんないい人だ。。。。驚くほど。。。行ってみたいなフィンランド。

 うん。


 ところで。今日で引越しちょうど1ヶ月。

 先月の26日に、人間界から冥界にやって来た。冥界とも知らずに。。。うかつに。

 そして今朝は落ち込んでいたから、ふっ。。。また中野に行った。中野に行ってやったさ!

 そうしたら中野は相変わらずものすごい人で、桜は満開で、ウシャアアアアアア!

 今は中野に行くだけでちょっと幸せなんだから、いいのかも。前は中野にいて、その幸せに気づいてなかった。冥界に来たから気づいた幸せだし。

 そう思うことにしてる。

 ブロードウェイ地下の、激安喫茶室でホットケーキ@紅茶付きで320円。。。食べながら、八百長でクビになったけど、裁判で勝った蒼国来@大相撲のニュースをスポーツ新聞で読みながら、至福の時を過ごした和田です。

 中野っ!

 中野っ!

2013年03月25日(月) 住むこと

 家に居たくないから、朝晩散歩ばかりしてて、このまま行くと、オレ、痩せるかも? 健康になるかも? かも? かも?

 今朝も高円寺まで往復1時間以上しちまった。。。ふっ。

 昨日も夕方1時間歩いたし。

 毎日1〜2時間てくてく、てくてく、歩き回ってる。

 冥界にずっといると、身体にまとわりつく空気が冥界になってくるんで、どうしたって人間界の空気が必要だ。

 冥界だけにいると、口が裂け、目が吊り上がり、指の爪がとがり、ケタケタケタケタ〜〜とか笑い始めそうなんだよね。うん。

 なのでそれをシュ〜〜〜ッと鎮めるために、人間界へ。

 しかし、友達が「そんなに家にいないなら、もう公園に住んでも同じじゃ?」とかいうので考えた。今、新井薬師公園@前の家のすぐ裏に住んだら?と。。。

 けっこう幸せっぽいな。うん。だって中野だもん(爆)。寝袋もある。一晩泊まってみるか。。。。

 あの辺りのホームレスさんたちはたいてい顔見知りだ。バナナとかお菓子とかいつもあげてた。半分だけど。半分は自分が食べるから。

 でもオレがいなくなったこの1ヶ月でショバが代わってんかな。。。

 公園に住んだら家賃はいらないんだよね。

 この世界で、家賃払わないで住んで、生きてる人って、どれくらいいるんだろうな?

 その方がずっと多いような気がすんなぁ。。。幸せかどうかは別にして。

 まず南の島系の国とか、アフリカやアマゾンのなんとか部族の人は家賃、払ってなさそうだ。

 それからフィリピンあたりの貧民バラック街みたいな人とか。難民キャンプも払ってない。いや、払えない。

 モンゴルのパオの人も払わないだろうし。

 あと、中国の農村部の人とかって、元々家があって、ああいうのって、税金とかだってあるのかな? 家はあるのが当然で、家賃て何?という気がする。

 家賃に四苦八苦する人生って、地球上で実は少ない気がする。その人生がいいのか悪いのか分からないな。

 そういうことから解放されて、土地とか所有とかから解き放たれて、適当にみんな穴倉とかに住んだら、どうなんだろう? 幸せなのかな?

 ああ、今年の私のテーマは「住む」ということかもしれない。

 住む、ってどういうことなんだろう?

 家ってナンだろう?
 


 ↓冥界にあるお寺の桜。


 
 
ひとつ前のコラムへ コラムもくじ つぎのコラムへ ひぽこんトップへ 和田にメール