ひぽこんコラム

2014年04月18日(金) ルーウィン・デイヴィスが乗り移ってきたかもしれん

PS:今、戸隠のそば屋さん@師匠の今の秘書さんの友達。。。に電話したら、すごく感じのいい人やった。民宿とってくれて、そして当日も迎えに来てくれて、翌日はソバ食わせてくれるって。。。
号泣っ。オレ、甘やかされすぎですっ。




 私はすごく自分勝手な人間だから、こうして人生を変えたい、やり直したい、今困難と苦しむのは自分ばっかりだと思いこんでいたら、朝、友達とメールをしたいら、友達が「正直うらやましい面もある。私も人生をリセットしたい。この場から逃げたい」と言ってきて驚いた。

 だって友達は私からしたらすごくちゃんとしてて、ちゃんと働いてて、おうちもちゃんとしてて。。。ちゃんと、ちゃんとなんだ。だから、リセットしたいなんて。。。そんな風に思うなんて、予想だにしてなかった。

 そうか。。。。誰だってそうなんか。いや、全員じゃないだろうけど。リセットしたい、ここでない何処かに行って違う人生を歩みたいって、思って、願って、それでも、そんなホームランは滅多に打てない、いや、ホームランじゃない可能性のがデカくて、そのまま退場かもしれないから、そんなこと出来ないよね。。。

 みんな苦しくても、この場で、踏ん張ってんだな。。。映画のインサイド・ルーウィン・デイヴィスと同じ。。。あの試写会場で「私がこの人の気持ち、誰よりもわかる」なんて思い込んでいたけど、あの会場にいた誰もが「ああ、デイヴィスの気持ちわかるよ」と思っていたかもしれない。人生がどうにもならず、やり直したいと足搔くデイヴィスに想いをみんな重ねていたかも。。。

 そんなこと思っていたら、いきなり、なんと。。。ハゲちゃん@REMのライナーノーツ書いて依頼が着た! 解散から2年。アンプラグド・ライヴがアメリカのレコード・ストア・デイ(レコード屋さんに行きましょうというイベント。明日がその日)にあわせてアナログ盤で出されるんだが、それがCDとして日本でも発売になるって。。。

 うがああああああああああ。なんかもう。音楽のことはもうあきらめよう。手放そう。3年も東京を離れたら、音楽の仕事はもう出来ないだろう。仕方ない。それも仕方ない。。。そう思ってたら、音楽が向こうからやって来るんだ。。。。

 また激しく悩むではないか!!

 私の仕事人生はずっと不安定で、いつも仕事あったりなかったりだったけど、その後半というか、あるときからはずっと「REMがいるから続ける。REMに会いたいからやる」って思ってた。。。バカじゃない?たかがバンドで、と言われるだろうけど、私にとってバンドってそういうもんだから。REMはそういうもんだから。

 REMは2011年9月に解散して、もう、それからは二度とREMについて書くなんてことはないと思ってたのに。もう手放してもいいと思ってたのに。。。

 しかもその、アンプラグドって。。。91年と01年のもので。。。うわ〜〜〜ん。。。。私が、もう、鼻血出るほど好きなものだ。特に91年のアンプラグドはどんだけ観ただろう。どんだけ、どんだけ、それがすばらしかったか。。。ハゲちんが最高に輝いていた頃のもので。。。さらに01年は私がREMに夢中最高チキチキに花開いた年だし。。。

91年のアンプラグドはこんな感じ。。。

 それが私に今、差し出されるって。。。。

 ちなみにギャラは激安。。。

 悩みは深い。 

 ↑あ。このライナーはやります。締め切り、けっこうスグなんで。。。

 やってから行けばいい? 

 ウガウガウガウガアアアアア。そうじゃないっぺ〜〜〜。

2014年04月17日(木) インサイド・ルーウィン・デイヴィス

PS2:ネコスケーターショップに商品をUPったので見てみてください!頼みまする〜〜。


PS:母ちゃんに電話したら、「午前中に久々に仕事に行ったのよ」とうれしそうに言う。母ちゃんはマッサージ業を17歳ぐらいから営んで今74歳。芸歴半世紀以上ってとこか。先々週ぐらいに骨粗しょう症だからまた肋骨折っていたんだが良くなって来て、仕事に出たらしい。「仕事が好きなのよね、けっきょく」と、フフと笑う母ちゃんに、アリガテーと思うた。母ちゃんが元気でいてくれるお陰でオラ、勝手が出来てる。母ちゃん、オラ、何ら孝行できないどころか、心配ばかりかけてすまぬ。ここで謝っておく。すまぬ。



 
 昨日、コーエン兄弟が作ってカンヌでグランプリもろうた映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』の試写会に行ってきたんだが、その映画ってのが。。。

 ボブ・ディランも憧れてたという、NYで60年代始め頃に活動していたフォークシンガーが主人公で、映画上はルーウィン・デイヴィスというが、本当の名前はデイヴ・ヴァン・ロンクという。。。

 しかし、彼がどうしようもなく貧乏で。どうしようもなく運がなくて。どうしようもなく世渡りベタで。どうしようもなく自分勝手で。どうしようもなく自暴自棄で。。。

 でも。。。自分の歌にだけは一生懸命で。。。

 もおおおおおおおおお。その凄い才能の部分以外はw オレと同じすぎて。。。。号泣だった。号泣っ。

 そんな彼でも、廻りの人たちは彼に優しいところもなんかオレの境遇に似てる。周りの人たちがみんな助けてくれるの。お金持ちの夫婦とかさ。すごい酷いこと言っても、また助けてくれたり。ああ、アタシにもお金持ちの友達いて、助けてくれたりするわ〜w。

 なんかさ。。。いつも思うんだけど、人生の実際の状況というか、自分の置かれたところというか、なんか、そういうのに似た作品が必ず、そういう状況のときにやってくるよね。

 これを観なさいって、神様が持って来てくれるというか。天から降ってくるというか。。。

 この主人公は、もうにっちもさっちもいかなくなって、歌はあきらめて、船乗りになろうとするんだ。。。遠くへ行こうとする。。。その前にシカゴにも行ってみたり。。。

 でも人生に逆転ホームランみたいのも、方向転換もそうそううまくいかないのさ。。。

 彼のセリフの「一晩寝れば大丈夫だと思ったけど違った。もう疲れたよ」というのに号泣だった。。。

 ちなみに映画ではルーウィンの役をオスカー・アイザックという俳優さんが演じてるが、彼がぜんぶ歌い、その歌声がすばらしすぎた!! 元アイドルちゃんのジャスティン・ティンバーレイクなども出ていて、彼の歌も良かったな〜〜。

 だから音楽映画として大傑作なので、ぜひぜひ観てください。はい。

 で。本物のデイヴ・ヴァン・ロンクさんの歌はこれです。

 映画の中でオスカー・アイザックが歌ってるのがこっち。

 。。。。実際のデイヴさんはアルバムを20枚ぐらい出したらしいが、売れたという話は聞いたことないので、売れなかったのだろう。。。間違いなくずっと貧乏だったんだろう。

 こんないい曲なのに!! 歌詞がすごくヘンテコで。。。でも、ヘンテコさが、すごい文学なんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 ディランが憧れたってすごい分かる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 なのに売れなくて。。。でも、続けてて。。。ずっと音楽をやって。。。静かに死んで行ったのです。本物さんは。。。

 あああああ・・・。

 そして死後、10年たってから映画になり。

 たくさんの賞賛が「映画を作った人たち」に寄せられる。

 デイヴさんの音楽の良さは今、見直されるけど、でも、デイヴさんの歌としてではなく、主演のオスカー・アイザックの歌としてだ。。。

 うわああああああああああああああああああああああああん。。。。

 なんかもう。泣けるすぎる。。。泣けるすぎるのです。

 なんか。。。泣けるのです。デイヴさんに聞けたら聞きたい。あなたの人生は幸せでしたか? あなたの人生に後悔はありますか?

 あるよね〜〜〜〜。あるよね〜〜〜〜。でも。あろうがなかろうが、人生は始まり、終わるんだね。。。。。

 うわあああああああああああああああああああああああああああああああああん。。。 

2014年04月16日(水) 戸隠は考えないことにするのだ

PS:インサイドなんちゃらっていう、コーエン兄弟の映画試写会行った。主人公がどうしたって貧乏すぎ自暴自棄すぎ世渡り下手すぎで「今この会場にいる中でアタシが誰よりも共感してる」とグーグー泣いた。終わったら、おすぎかピーコか判別できない人がアタシの前を帝国ホテルの紙袋提げて、ギラギラの金の腕時計と指輪ピカンピカンさせて「ごっめんなさい〜」って横切った。ああっ、人生って! 



 もう考えても仕方ないので、今は目の前のことだけやって、戸隠のことは戸隠に行ってから考えることにしました。出来ることは、戸隠について知ることぐらいだから、戸隠伝説の本を借りてきて読もうと思います。はい。

 で。今、目の前のこと。。。ファレル・ウィリアムスの原稿を書くことで。。。。って。戸隠とファレル・ウィリアムス、てんで違うじゃあああああああああああああああああああああああん!

 ファレルは今、イケイケドンドンの人です。

 これです、これ。世界中が踊るこれ。

 台湾の学生抗議でも。ボストンの小学生も。オリンピックのスケーターたちも。みんな、これで踊ってた。世界中を躍らせる男、ファレル。。。

 前は好きじゃなかったけど。。。この人もどんどん成長したんだなぁと思う←エラソーに言う。。。

 この発言がすばらしかった↓ すごい人はやはりこの視点なんだな、と思う。


(質問)−−マルチ・プラチナ作品を多く手掛けているにも関わらず、とても地に足が着いていますね。作品を制作している際に、このアルバムは売れる、“ビッグ”になると思うことはありますか?

ファレル:無いね。この人生すべて順序と因果なんだ。音楽が要因だが、結果に保証はない。「この曲は何故売れなかったんだろう。」と思う曲は多い。様々な要素があるけれど、やはり一番大きいのはリスナーだ。彼らが曲を買って、ストリームして、投票しなければ、“ビッグ”にはならない。その要素は、この場合では結果なんだ。そしてそれは保証されたものではないんだ。
 自信を後押ししてくれるのは、自分のクリエイティヴィティに忠実であれば、そのクリエイティヴィティには“ホーム”があることを思い出させてくれるということだ。それが大きな成功という“ホーム”、または自分の姿を鏡に映し、それが自分に忠実であるかを確認することでもいい。今年、様々な人々が俺たちにとても良くしてくれた。それは「君のことを信じているよ。」という確証にもなった。

 あと、これも↓

(質問)−−今年リリースされたどの曲にも“喜び”の要素が吹きこまれている、と感じるのですが、これは正しい見解でしょうか?プロデュースや携わった作品、すべてがグッドフィーリングなような気がします。

ファレル:俺の音楽のテクスチャーの勢みになっているのは、「何が欠けてるのか?」ということだ。他人がやってるサウンドや今流行ってるものに似てるものを作ることはしたくない。今の世の中にもっと“喜び”は必要だと思う。面白いのは、実はその言葉をツイートしようと思ってたんだ。でもそれよりもっと相応しい言葉が存在するということに気づかさせられたんだ。同じことなんだけど、もっと大きくて素晴らしい目的をなす言葉。それが、この「Happy」というトラックの由来なんだ。そして“Happy”という言葉をツイートした。いかにシンプルなことが、人々を笑顔にするのかをみんな忘れてる。「Happy」「Get Lucky」「Blurred Lines」を聴くと、コード進行的には気持ちが高まるものばかりだ。それが世の中に溢れるまで、俺はそれを推奨しようと思ってる。悲しい曲は作りたくないんだ。

 ファレル。。。若いと思っていたが、もう41歳。決して若者じゃない。

 作り続ける人はすごいなあ。。。ため息でする。
 
 あ。。。そうだ。昨日、BASEに昔の自費出版本を3冊挙げたら、3冊、ツイッターのフォロワーさんらが購入してくれたのです! うおおおおおおおおおおお! ありがたいですっ。感謝。なので、図に乗ってトートバッグを作り、UPりますので。。。。

 私も細々でも作るのだ。ものを。なんでもいいから。 

2014年04月15日(火) 行きなさい祭

PS:今日はちびレポの発送日で、トロさんにあれこれ相談した。。。トロさんには「ジリ貧なら行くべし」と言われた。でも行ったら行ったでライターとして自分を保っていくのは大変だとも言われた。そうだよね。。。そしてそのまま帰ってきたんじゃ、居場所はないよって。そうだよね。。。その後、「薔薇族」を作ってる竜さんとも話す。「移住?そりゃ環境の変化は大変だけど、ジョン万次郎を思えば大丈夫」と言われる。ジョン万次郎!!! そうだよね。ジョン万次郎、、、、いきなり言葉の分からない異人たちの中に放り込まれ! 言葉も覚え。ジョン万!! 偉大すぎるっ!! ジョン万!! 竜さんも移住を考えてるそうで、色々と話した。
 西荻からの帰り道。。。ギコギコとチャリを漕ぐ目の前にずっとまんまるのお月様が見えた。1年前の今ごろもこうして夜、西荻から寄る辺ない自分に涙しながらチャリを濃いで帰って来たことを思い出した。
 いつもいつも寄る辺ない自分があまりに情けない。
 頭が悪すぎて。。。本当に情けない。

情けないままオープンした私のショップ、nekoskater。まだ品物出来てないので、とりあえず本をUPってみたw

 ここです、ここ。覗いてみてください。これからバッグ作ってUPる。





 昨日は夕方、この本を作った南幅さんの写真展へ。




 実は写真家ではなく本職はデザイナーのオジさんで、以前、「レポ」に書いた私のコンビニ話を読んで、コンビニ雑誌の連載を紹介してくれた方。数年前から猫の写真を撮り始めて、猫の本を作って、売りまくってる。「猫御殿が建つんでは?」などと言っている。猫御殿。いいな。。。猫の形してたらいいな。。。

 昨日も神楽坂であった写真展(ギャラリー楽水 東京都新宿区矢来町95)が人でいっぱいだった。。。

 で。なぜか猫写真展なのに、その奥にある小部屋で「占い」をやっているという。1件500円。月の女神と太陽の女神と自称するオバちゃん2人が視てくれるという。

 日ごろ、占いってお金を払ってまでするものか?と悪態をつき、そのくせ、おみくじばかり引きまくる私。500円なら……と、迷える子羊の私はフラフラっと奥へ。そして視てもらっちまいました。視方はさいころみたいのを振って、ジャララ〜だけ。しかし、目が真剣なオバさま方2人。。。。

 で。オバさま方、声を揃えて言う。
「行きなさい、行きなさい、そこへ行きなさい! そりゃ面倒なこともいっぱいあるけど、でも、行きなさい。行くのがいい。行きなさい」と、言う。オバさま方、雑誌の占い欄なども書いてて業界に詳しい。

 「ライターなんてね。掃いてすてるほどいるでしょう? ちょっと文章かけますなんて人はいくらでもいるの。だから自分のブランディングをしなきゃ。あなたもそういう風にしなきゃ」と、占いなんだか、仕事のアドバイスなんだか分からない、現実的なことを言われる。そして「行けばできるわよ、それ、できる」という。

 えええっ? そうなん? 行くの?
 しかし、あまりに強く行け行け言われると、なんだか行きたくなくなる私。アマノジャク。だって、面倒くさいんでしょう? 行くの? えええっ?

 ううううううううう、とうめいていたら、会場に来ていた初対面の心理学の先生やら、イラストレーターさんやらが、その奥の小部屋で「お茶しましょう」というので、また奥へ。月さま太陽さまはいつの間にかお帰りになっていた。で。また話す。今、その瞬間に会ったばかりの見知らぬ人たちにベラベラベラベラ。。。。戸隠移住。あたしゃ貧乏。あたしゃ仕事ない。どうしよう?

 すると。そのイラストレーター女性がものすごいポジティヴの塊みたいな人で。心理学の先生も物静かなのだが、心理学やってるぐらいだから絶対的に前向きで。

 行きなさい行きなさい、こんなに面白いことになる、あんなこともある、とアイディアをバンバン言われる。

 ちょこっと「ガレット作るのもいいかも。ソバの名産地だし」とか一言言うと、そこからガアアアアアアアアアアアアアアアアアアとアイディアが膨らみ、最後には「フランスのブルターニュ地方と姉妹都市にしろ」にまで行き着く。

 そんなこと言われると、ブルターニュ出張?とかモワモワする。モワモワして、行こうか?と思う。

  そしてお茶のはずが、そこにあった冷蔵庫から次々缶ビールが出てきて、まだ夕方なのにバンバン飲んで、もう、そこが人様の展覧会会場だなんて忘れて、でっかい声で戸隠話をしまくる。しまくる。しまくる。

 こうやってしまくってると、ものすごく楽しそうになり、ものすごく行きたくなる。

 ハイジ村を作れ、末は長野県知事(←またこの話w)、古民家宿で外国人観光客誘致。。。。などなど。話が山のようにふくらみきったところで。。。

 「しかし面接はこれから。落ちたらすべて終りやな」でドッカ〜ンしちゃったんだが。。。

 途中、さらにまた見知らぬ女性2人も加わり、その方々にも「行きなさい行きなさい」と押されまくり。

 昨日は「行きなさい祭」になっていた。。。。

 戸隠。。。。そうそう。師匠の秘書の女性はやはり戸隠・長野ネットワークがバリすごくて。面接当日に泊まる宿はですね。戸隠でおそば屋をやってる方が紹介してくれた。おそばもやはり、食べさせてくれるとかいう。ヒャッホ〜〜〜。もう、行く前から知り合いがいるわ。。。

 行くのかな? アタシ。。。

2014年04月14日(月) 働くことがいちばん好き

 この数年でやりたい!と思ったのに、やり損ねていること。


 フィギュアスケート(靴もヘルメットも買ったのに3回しか行かなかった)

 浪曲(けっきょく1回だけ聞きに行ったきり)

 憲法を学ぶ(放送大学の資料を取り寄せただけ)

 アラビア語教室(申し込んだがエジプト政府の混乱で延期に。その後再開したが申し込んでない)

 ギター(買ったのに、そのまま。1回だけ取り出してボロンボロン適当に弦を叩いたらいい音がしてビックリした)

 引越し(引越したいとは今も思っている。毎日思っている)

 大相撲見学(朝稽古を端から順番に見に行きたいといいながら)

 
 やりたい、やりたい、と思いながら、何もできてない。

 毎日アワアワしてるだけで終わってる。では何をしてるか?というと、ろくなことはしてない。

 ネット見て。テレビ見て。ウロウロして。イジけてるだけ。

 ああ。あとはバイトか? バイトはしてるな。そりゃ働かなきゃならないから。

 でも、考えると、私は働くことがいちばん好きなのかもしれない。他のことをやらないのは、ほかのことはそうそう大して好きじゃないというか、興味ないのかもしれないな。

 だって働くとお金もらえるもんな。フィギュアスケートやったって、お金はもらえない。

 私は働いてお金もらうのがいっとう好きなんだ。働いてフウフウ言って、お金もらうのが一等好きで、一等興味のあることなんだなぁと思う。だから、↑のことはすべて後回しなんだな。

 朝、そう思った。

 もっともっとたくさん働きたいなぁ〜〜。

 仕事がほしい。。。

 仕事をずっとしていたら、けっこう幸せだ。。。

 合間にこぴっとテレビを見て。こぴっとお絵かきでもして。こぴっとお散歩していたら。それがいちばん幸せなんだ。
 

2014年04月13日(日) 3年で人生は変わる

 今日、新宿駅で、ワン・ダイレクションがアタシにメッセージを。。。。





 戸隠任期は3年す。。。

 BGMはこれが流れるわけだが。。。

 歌詞見て気づいた、この曲はこの曲に似てやしないか? サビの部分。。。歌詞も一部重複しているし。。。

 でも、いいの。だって1Dは可愛いんだから。若いんだから。

 若くて可愛い。これ以上、これに勝るものがこの世にあるだろうか? ない。ないよ。ない。

 ありえない。

 土俵の上で朝青龍があの「ハッ」という気合いで登場しても、目の前に1Dがニコ〜〜リ立ちふさがったら。。。。朝青龍は土俵を下りるしかない。

 そんなわけで。。。私も1Dのメッセージを頭に入れておこう。。。3年で人生は変わるのだ。


で。久々にこれ見て爆笑した。たまには。。。爆笑も必要だ。


 

2014年04月12日(土) こぴっとやってみてぇだけなのだ

 戸隠に行こうとするのは、生活が破綻してることもあるが、それ以上に自分が本当につまらん、中途半端な人間すぎるからだよなぁ、と思う。

 何かコレ!という特技も何も持ち合わせず。

 和田さんだからこれを!なんてお願いされることもなく。

 掃いて捨てるようなライターだから。

 そこに「移住して苦労してる大草原の小さな家のお父さんみたいなオバさん」みたいな付加価値を自分で自分に付けたいのだろう、と予測する。いや、予測じゃない。えっと。そうなのだ。

 きのう、師匠に「戸隠行ったら、ものの見方も変わるかも」と言ったら、あっさり「そんなの今さら変わるわけないじゃん」と言われた@78才。

 そうか〜〜〜〜。そうだよな〜〜〜。そうだよね〜〜〜〜。

 私自身は戸隠くんだりまで行ったとしても。たとえ3年やらそれっぽっち。何も変わらないだろうし。いや、さらに卑屈度が増して、さらにろくでなしになっているかもしれん。

 だから私の付加価値も、3年ぐらいじゃ何も付かないかもしれない。

 「3年後、帰ってきたら居場所があるかどうかだよね」とも厳しい師匠の一言@78歳。

 それもある。。。

 それでも何でも誰も認めてくれなくても、自分だけでひっそりと小さな本の1冊ぐらい作れるかもしれない。雪のしんしん降る夜に、雪かきの合間に、ゴソゴソと原稿を書き溜めたら。何とかそれぐらいは作れるのかもしれん。

 自分で自分がそれを付加価値だと思えたら、それでいいのかもしれん。

 こぴっと付加価値← 今、こぴっと に夢中です(朝ドラです)。

 こぴっと自分的付加価値が欲しい。。。

 こぴっと、そんな野望があるのだ。

2014年04月11日(金) 戸隠までのカウントダウン!

 自分で決断するのは無理だよな。。。。と考え続けて、朝、そうだ! と和田がトコトコ歩いて向かったのは。。。

 当然ながら。。。。。。。







 寺。

 寺。

 おみくじ。。。

 また、おみくじだ。

 当然だ!!!!

 決断はできないのであるのだから。


 引きました。引きました。「仏さま、オラにお言葉をくださいまし」とふかぶか祈り続けること1分。。。。そうしたら仏さま。。。ああ、仏さま。。。あああああ! すべてお見通しでござった。

 仏さまいわく。。。

「忍柔に事に当れば如何なる難事も巧みに切り抜けて功を奏し、富貴幸福を受ける好誘導あり。智慧充満の象あり。新たに衣類を裁てば諸人の愛敬を受け、病も重からず回復の兆しあり、自信を持って臨めば事叶う。但し、我慢偏執なれば凶へ転じること、心すべし」

 って。。。

 ほ、ほ、仏さま。。。これって、そのまま

 ボケたれ、考えすぎたらダメや。流れのままにヘラヘラ〜〜〜と行けや〜〜〜〜ん!

 ってことなんですよね。ね? ね? 仏さま???

 わがりました。おら、ムオムオ悩むのはとりあえず止めます。止めます。無の境地でおら、行きまするっ!


 で。ムオムオ考えていても仕方ない、という後押しを仏さまからいただき、そのまま師匠事務所へデコデコデコ。。。

 師匠秘書の方にあれこれ、戸隠のことを教わる。そうそう、戸隠の隣村にずっと住んでいた人である。

 まずはやはり、雪道のたいへんさを色々聞く。「あれは車初心者には無理だよ」とはっきり言われる。まったくブレーキは利かない。車がスウウウと走ってしまい、どこかにブツかるまで止まらないとか。。。。はっきり言われ、そこが最大のネックというか、キーになるなと確信した。冬の車は無理。それが許されるならそこに住めるけど、それをしなきゃならないなら、戸隠移住は無理だと判断する。そうすることにする。

 でも秘書女性はさすが地元で、戸隠のそば屋さんもお友達で、27日に行ったときにはソバを食べさえてもらえる算段に。イヒヒヒヒ。。。宿も探してもらっている。イヒヒヒヒ。さらに彼女のオジさんのログハウスが空き家になってるとか、色々聞く。

 移住ダメでも、夏だけそこでガレットカフェでもやるか?

 そのうち師匠が帰って来て、お手伝いさんがご飯を作ってくれて、いっしょにモグモグさせてもらう。そして戸隠の話をしまくる。

 師匠も、キーは車でね?という。うん、そうだ、そうだってことになる。車問題さえ解決できんなら、3年ぐらいいぐもいいかもって。

 その後、じゃ、おら、帰るとリュックを背負うと、師匠が「バス停まで送っていく」と突然に言う。普段はそげなこと言わないのに。

 なので、バス停まで、ミポリンと辻仁成の話などしながら歩くww。バス停では孫の教育問題なども言うが、そ、それはちょっと違うんじゃ?とかオレ、言う。

 そのうちバスが来て、オレ、乗り。師匠はバス乗り口のとこで待ってて、オレに「ジャアネエエ」と手を振りまくる。

 ハッとする。そうか。師匠、オレのこと心配してたのか。。。

 なんか泣いた。。。

 戸隠面接まであと2週間ちょっと!!!

2014年04月10日(木) ずるずるの人

 和田さん、自分じゃ決断できないよね?

 と。昨日、シモマンに言われたが、まったく、そうで。ええ。

 27日に戸隠に行くことだけは決められたけど、あとは何も決められない。

 今日も午後、ユキさんが中野に行くというのでまたチャリをキコキコして着いて行き「ストーカー」とまで呼ばれながらも「バスの切符を早く手配しろ」とか、色々教わる。

 こくん、こくん、うなづき、しかし、まだやってない。。。

 夜になり、松本春野ちゃん@絵本作家。。。が中野にまで来てくれて、ご飯をゴチってくれる。ありがとうなり。そして戸隠の話をしまくる。

 どこへ行っても戸隠の話をしまくるのだが、どこへ行っても結論は出ず(もちろん)遠くを見るなり。。。

 中野の本屋に行くと、本屋の表だったところには、あれしろ、これしろ、ああしたらいい、こうしたらいいという本がうっとおしいほど並んでいるのに、私が戸隠に行ったらいいか否かの答えなんて1個も書いてない。チッ。役立たずどもめ、と本にまで悪態をつく。

 人生で一度も今まで決断なんてしてこなかった。これが初めての決断になるのか?

 いや、決めるのは向こうなんだから、今回もやっぱりナアナアの流れの中で流されていくのかな。。。。

 人生、ずっと流されてきた。ここまで。。。ズルズルズル。。。

2014年04月09日(水) 新井薬師通りのオッちゃん

 ブラブラブラと、また中野・新井薬師あたりを意味もなくチャリをダラ漕ぎしてたら、新井薬師の商店街の往来に、オッちゃんが仰向けで倒れてて、赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と声を掛けてる。オッちゃん、目覚まさない。

 あれっ?

 慌ててチャリ止めて、「どないしましたか?」と聞くと、「今、通ったら倒れてて」っていう。

 「おじさん!おじさん!大丈夫ですか?おじさん?」

 肩をポンポン叩くと目を覚まして、「あああううう、あああうう」と返事ともつかない返事をする。

 するとその向かい側にある美容室から出てきた美容師らしき、若いイケメンなお兄さんと、お客さんらしい若い、キレイなお姉ちゃんが「大丈夫ですか? 救急車呼びました?」というから「いや、まだ」というと、「呼びましょう!」と、その子がたおやかそう〜〜〜な面差しとは違うキッパリした声で言うと、ソッコー救急車に電話する。

 すると、そこへ年配のオバさんも来て「どうしたの?」っていうから、「オジさんが倒れてて、今、彼女が救急車呼んでて」っていうと、オバさんも「大丈夫?ほら?大丈夫?」というと、おじさん、またむにゃむにゃ言ってるだけ。

 死ぬんだろうか?

 若いお母さんはお水まで買ってくれて、「おじさん、おじさん」言うてる。

 「今、救急車呼びました」と若いキレイなお姉さんが言うと、おじさん、ピカッと目を開けた。あれっ?

 で。ヨレヨレ起き上がろうとする。

 「おじさん、無理しちゃダメだよ、おじさん」慌てて私たち全員がおじさんを押さえつけるw

 しかし、おじさん、座りこむから、若いお母さんが「じゃ、お水飲んで」と差しだし、私がフタを開け、渡すと、おじさん、少しだけゴクリ。。。

 あ。。。大丈夫なのかな?

 「ああ。。うう。。。行くよ、行く」とかおじさんは急に立ち上がろうとするのだが、ヨレヨレでぜんぜんちゃんと立てない。

 すると、今度は向かいのマンションから「脱原発」のピンバッジつけたオジさん登場ww

 もう、この時点で若いお母さん、イケメン&美人の若い2人、年配のおばさん、脱原発オジさん、私と、新井薬師通り、ワイのワイのな大騒ぎだ。

 なのにおじさんは「行く、行くよ、大丈夫」とかろれつのまわらない口でいい、行こうとする。。。しかしヨタヨタで歩けなくて、結局、脱原発オジさんに押さえつけられ、座らせられる。するとそこへ今度は脱原発オジさんの友達のオバさんもやってきて「ほら、おじさん、しっかり! 飲んでるの? 飲んでるの?」と聞くと、頷く。どうやら酔っ払いだったようだ!

 と。この時点で全員が「なんだ。。。」という感じになりw

 若いお母さん、イケメン&美人、年配のおばさんは「忙しいからね」と去り、暇なw私と脱原発おじさんだけが、救急車が来るのを待った。

 救急車、なかなか来ない。。。

 「とりあえず、あんた、どっか打ってるかもしれないから、診てもらいなさい」と、脱原発おじさんが、よれよれおじさんに諭すよう言うと、よれよれおじさんは大人しくうなづき、相変わらず何言ってるか分からないことを言ってる。

 そのうち、ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と救急車登場っ!

 3人の救急隊員。ガシャンガシャンツと、私も2度乗ったことあるwタンカを下ろして来て、サクサクとおじさんを取囲み、あれこれ脈はかったり、色々したりで、私と脱原発オジさんにも事情聴取。

 あなたが通報されたんですか?

 と言われて「あ、いえ、私じゃなくて、電話した人はもう忙しくて行ってしまい、あの」と、酔っ払いごときで救急車呼んだのは私じゃありません!みたいな気持ちでしどろもどろに答えると、隊員さん、ニッコリして「ありがとうございます、これはお礼カードです」と、名刺大のカードを取り出し、くれる。

 あああ、良かった〜〜〜。怒られなかったでし〜〜〜。
 カードには「応急手当を行っていただき、ありがとうございました。勇気ある行動に心から感謝いたします」と書いてあった。東京消防庁マスコット キュータ君がけいれいするイラスト付。。。。

 おじさんは脈だの血圧だの診て貰い、特に問題はなく、朝から酒を飲んでたことが判明。家も近所のようだ。家に家族はいない。1人だって言ってたけど、ほんとかどうかは分からない。

 とりあえず、お水飲んで、じゃ、お家に帰りなさいということになり、救急車は去って行った。

 脱原発おじさんと私で、「おじさん、ちゃんと帰れる?」というと、ヨレヨレおじさんは「オレなんてもういつコロッといっちゃってもいいんだよ。いいんだけど、みんなが心配してくれるならね、ならね」と、さっきから何度も何度も救急隊員さんにも言ってた同じことを私たちにも言って、ヨタヨタと、通りを歩き始めた。「おじさん、大丈夫?」とまた言うと、おじさんは「うん、ちょっとお日様あたってくから」とまた結局通りの反対側に座ってしまい、私にあっち行けって風にするから、ちょっと気になったけど、ま、とりあえず、そこを後にした。

 おじさんの「オレなんていつコロッといっちゃってもいいんだ」ってのがなんかすごく分かった。分かったけど、こうして私たちが寄ってたかっておせっかいしたこと、おじさんはたぶん、ちょっとうれしかったはずだ。

 おじさんが本当に1人ぼっちなのか、どういうことで朝から飲んでたのかも分からないけど、おじさんが、ちょっとでもうれしかったら、それでいいと思う。うん。

 そして帰ってきたら、戸隠から面接のお知らせが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

 27日だって、、、、、けっこう遅いんだな。。。。うううう。なんか、それまで悩むのか?と思うと、つらい。。。

 しかも集合場所が長野駅の新幹線改札って。朝9:30て。。。

 私は新幹線じゃ行くお金ないから、バスで行くつもりなんだが、朝9:30につくのなんてあるかな。。。トロさんにお願いして、前の晩、松本に泊めてもらおうか。。。それで朝、長野に行こうか。。。てか。本当は前後を戸隠に泊まりたかったんだがなぁ。ろくに見ないで決めることはできない。。。

 どないしたらエエんやろ?

 ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう。また悩むではないかあああああああああああああああああああ。

 つうか。こんなことだけでもまた悩みまくる、何でもかんでも悩みまくる私だあああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 どないしたらエエンやろおおおおおおおおおおおおお?

 しかもGWで、泊まるところもなさそうだしなぁ。。。
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