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オテロ - 2003年09月11日(木) で、昨日はミラノ・スカラ座の「オテロ」。 最初の幕はなんだかフラフラしてて「あれっ?」だったが (まあ、初日だったし) 終わってみればさすが天下のスカラ座。 指揮のリッカルド・ムーティが超カッコよく、 オーケストラがいつもながら, 何かの生き物か化け物か?って恐るべし。 イアーゴ役のレオ・ヌッチ、デズデモナ役のアンドレア・ロストが抜群だった。 主役オテロの新人、クリストファー・フォービスも幕が進むにつれてどんどん 良くなっていった。 しかし何と言っても「オテロ」ですよ。「オテロ」。 シェークスピア → ヴェルディ&ボーイト(台本書いた人)の創作に 深くうたれないわけにはいかなかった。 “嫉妬”が全てを食い尽くし、破滅に至る。 人間の永遠のサガだ、と思う。 あ〜〜〜、怖。 明日はわが身、とか言うなよ。(-。-) ... 音楽シーズン開幕! - 2003年09月10日(水) いよいよ秋のコンサート・シーズンに突入するわけだが 私は昨日と今日でもう早くもクライマックスを終えてしまう、という感じ。 (早っ!) ダニエル・ハーディング指揮マーラー・チェンバー・オーケストラと ミラノ・スカラ座来日公演「オテロ」。 昨日のマーラー・チェンバー・オーケストラのコンサートは 曲はベートーヴェンの「田園」と「運命」というちょー名曲の2本立て。 ハーディングは今、私が一番期待、というか聴くのが待ち遠しくて仕方がない指揮者でまだ28歳。 初めて聴いたのが5年前(ってことは23歳かい!)だったのだが エクサン=プロヴァンス音楽祭来日公演でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の指揮をした。 華奢な青白い青年が指揮棒を振り下ろした瞬間、 私はカミナリにうたれたような、脳天に鉄槌を叩きつけられたかの圧倒的な衝撃を受けた。 もう、まごうことなき、疑いようのないとてつもない才能の出現だった。 その天才は未だ変わらず、昨日も素晴らしいベートーヴェン、 スリムで無駄のまったくない、覇気満々で燃えに燃え、でも弾き飛ばした吹き飛ばしたところなんて皆無の最高のベートーヴェンを演奏してくれた。 「もう一回スコアよく見てみなきゃ!」と思ったくらい。 そしてそのマーラー・チェンバー・オーケストラの恐ろしいくらいの上手さ。 彼らもまた平均年齢20代という超若いオケなのだが、その上手さたるや半端でない。 あまり詳しい話は避けるが、このコンビの演奏、 響きもスタイルも今までのオーケストラ演奏にないある「新しさ」があった。 それはもう鮮やかに「新しい」。 彼らの出現によってこれから「新しい音楽の響き」が未来へと駆け抜けていく。 いや、それにしてもこの若い指揮者とオーケストラの 輝かしさ、創造的な気運がただただまぶしく ただただ圧倒された。 日頃は自分も若い若いとか思っていて、滅多にこんなこと思わないんだけど 流石に昨日は彼らの「若さ」にうたれてしまったな。 ...
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