ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

録音の不思議 - 2004年02月02日(月)

昨晩、NHK教育テレビ「芸術劇場」で
ベルリン・バロック・ゾリステンのライヴをオンエアしていたけど
見た人いらっしゃいますでしょうか?


このコンサート、私はナマで聴いたのだが
そりゃもう楽しかった。

ベルリン・フィルの看板OBや現役の精鋭メンバー、
それにオケの顔、
という以上に当代最高の美形フルーティスト
(“当代最高”という言葉は“フルーティスト”の方にかかっていますぞ。念のため)
エマニュエル・パユ。

上手いのなんの。

それに彼ら上手い、という次元はとうに突破して
バロックの演奏スタイルを
弾き方、吹き方、フレーズの区切り方、音色に至るまで
研究し尽くして消化した演奏。


結果、明るく、軽く、
各人の音楽同士の対話が楽しいのなんの。



で、どの曲がどんなだったか、とか
細かいことは置いといて。


テレビを見ながら「あれっ?」と思ったのは
私がナマで聴いた音とはちょっと違って聞こえたことだ。

「ナマで味わった感動はテレビでは…」
みたいな漠然とした話ではなく
明らかに実際に聴いた彼らの音質と違っていた。

気のせい?

このへんは他の人にもぜひ聞いて見たいところだ。


私はあの日オペラシティで聴いた彼らの音楽は
とっても透明で明るく、一人一人の音が浮き上がるように軽く響いていたのだが
昨日のテレビでは随分重厚に、
つまるところ、ベルリン・フィルのいつもの響きを連想させる音だった。


テレビやラジオで収録されたもの、
またはCDではたまにこのようなことがおこる。

面白いことにアーティストによって
そういう差が甚だしい場合と
全くそんなことはない、そのまんまの場合。

というのにかなり極端に分かれる。

よく評論家のセンセイが言うところの
「録音に入りきらないタイプの芸術家。」
というヤツらしい。


確かに私の経験でも何人かそういう人がいる。

例えばアンドラーシュ・シフ。

彼が弾くベーゼンドルファー・ピアノからは
えもしれない世界が現出して
その雰囲気にすっぽり包まれてしまうのだが
いつもテレビ・ラジオ収録で聴くと
もちろん十分に美しいのだけど
別物のように音がポツポツとしている。

そうそう、リヒテルなんかもそうだった。


「録音に入りきらない」のかもしれないが
もっとエンジニアには努力してほしいと思う。


話は戻ってベルリン・バロック・ゾリステン。
もちろんテレビでも十分楽しかったし、あの上手さには土下座しちゃう。


でもみんな、ナマで聴いてみてくれー
とついつい叫びたくなっちゃったのでした



...

そういうの、好き - 2004年01月30日(金)

実家のネコくんは最近ダイエットしている。

単にウチの両親がエサを少なくしただけなんだけどね。

それにしても随分スマートになった。

と同時にものすごくイヤシクなった。

誰かが食事をしているとテーブルに乗ってきて
「ちょうだい!ちょうだい!ニャ〜〜〜ン♪」
とねだる。



今朝の出来事。


親父が冷蔵庫を開けると
もうネコくんは冷蔵庫へ接近。



親父がネコくんに気づき
「うぉっ!!」



そこで一言。


























「振り向けば奴がいる。
YA〜、YA〜、YA〜〜♪ YA、YAYA〜YA〜〜〜♪♪」









親父ぃ!

ナカナカ今回はいいボケじゃないか!!



...




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