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またまた白い○塔 - 2004年03月05日(金) 「白い○塔」もいよいよ大詰めですね〜。 あと2回!! 視聴率もトップを走ってるようだし 役者さんもいい芝居されてるし ドラマもどんどん密度を増してきた。 でもな〜。 ドラマが良くなるにつれて 惜しいな〜、と思うのが やっぱり21話じゃ短すぎるってこと。 考えてみたら田宮二郎が主演した 前のドラマの時だって 31話あったのにそう思った。 脚本家も相当苦労してるし 前作とは違った角度に光をあてつつ 簡略に話をまとめる、という離れ業までやってのけているのに(拍手!) どうしてもダイジェスト版を見ている、 という感じが拭えない。 ああ、返す返すも惜しいな〜。 もちろん、これは原作を知っているからそう思うんだろうけど。 ま、それはともかくみなさんもその気があったら ゼヒ山崎豊子さんの原作、読んでみてください。 私もなんだかんだ言わず、 あと2回、楽しもっと。 ... もうすぐ一周年 - 2004年03月04日(木) 先日はあんなことを書いてしまったが (どんなことだ?) 実は今月末でこの日記を書き始めて1年になる。 すごいことだ。 子供の頃の日記なんてまさしく三日坊主で 続いたためしがなかったのに… えらいぞ、私!(← 自画自賛) 中身はともかくとして!(←自虐?) 読んでくださる人が、たとえ見知らぬ人でも たくさんいる、というのはこんなにも励みになるものか。 で、こないだからランダムに過去日記をいくつか見てみて 思ったのは、 (ちなみに私は滅多に過去日記を見ない。) こんな短い間でも感じ方や考え方が少しずつ変わってきているな、 ということと 私ってつくづく健康的な精神の持ち主なんだな、 ってことだ。(← 異論ある?) 健康的ってのは音楽をやる人間には 良いような悪いような、なんだけど 病んでるより元気な方がもちろん良いだろう。 中にいくつか不健康なことを書こうとしている日があったが それは、なんだか無理やり不健康に書こうとしているような 不健康になろうと酔っているような、芝居をしているように見えて 自分で苦笑してしまった。 (余談だけど、て言うか比較の対象にするなんてもってのほかかもしれないけど 田山花袋の『蒲団』を最近読んで、これは解説文にも書いてあったが、この人は自然主義文学の先鞭として赤裸々に自分の感情を書き付けた、という風に言われているが、 実はそういう小説に憧れ、書いてみたかっただけなのでは?太宰治なんかに比べたら全然普通の健康人なのでは?とやはり苦笑したことを思い出した。) ただね、私は音楽を聴いている時、 また芝居や映画を見、 本を読む時、 その中に潜む陰の部分、 退廃的なものだとか、ダークサイド(?)だとか、 「死」の感覚とか そういうものに敏感なのは確かだ。 それはよく感じる。 思い込みって言われるかもしれないけど、 そうではない、と思う。 高校生の頃、初めてクラシックを聴き始めて すぐにワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の虜になったり マーラーの『第9交響曲』を聴いて、即座に「この世との別れ」を感じてしまったり ヴィスコンティの『ベニスに死す』を見て、強烈に「死」の臭いを嗅いでしまったり、 それはあんまり良いことなのかわからないけど なぜかそういう部分には敏感らしい。 他のことは鈍感なクセに。(えっ?) けど自分の日記を読んでいると なんだか随分健康的で、楽観的な感じがする。 自分をこうやって観察するのも不思議だが 私はこういう「私」なのだ、 としか思いようがない。 ...
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