ある音楽馬鹿の徒然カキコ♪...みゅう太

 

 

結婚しました♪ - 2004年04月28日(水)




式&パーティーの当日は無我夢中で
感激はひとしおなれど、
しばらくしてアルバムなんかができてきたら
きっとその時、また改めて感動するのだろうな、と思う。



で、まずはそのことよりも
荷物の整理さ、荷物。




マイ・ハニーが実家から送ってきた荷物がドッチャリ。

2DKの部屋がダンボールで埋め尽くされ
部屋の中でかくれんぼはできるわ
風呂に入るのも、テレビを見るのも
ダンボールをかきわけかきわけ場所を確保。



いや〜、大変っす。


昨日も相当片付けたけど、
まだ先が見えぬ。



まあ、少しずつ減っていく様を楽しんでいこうと
思っているんだけどね。






...

オーケストラの音に思う - 2004年04月21日(水)

先々週、先週とN響の定期公演を聴きにいった。

指揮はミスターS。
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキーという、
活舌の訓練をしている私でさえ舌をかみそうな長い名で
欧米でもこの略称で通っている。
(でも略しすぎだろ!って感じしません?)


よかった。
私はここ数年この人の大ファン。


このマエストロの指揮するオーケストラからは
とっても純粋で気持ちがアクティブになるオーラ?
エネルギーが放射されてくる。

元気になる。


こういう人は今ではなかなかいなくて、
N響を振る指揮者で限っていえば、準メルクルと彼だけかもしれない。


今回はベートーヴェン・チクルスということで
どの日もベートーヴェン、ベートーヴェン。


ものすごい密度の練習をしたとしか思えないのだが
一瞬一瞬に発見、発見の連続で
「え?この曲こんなだった? この部分にこんな音鳴ってた?」
って新鮮この上ない。


初めてコンサートに来て、初めてその曲を聴いた人には
すごく瑞々しい演奏に感じられただろうし、
よく曲を知っている人には、かなりの新鮮な驚きをもって
聴かれただろう、と思う。
そんなコンサートだった。


結局、音楽はそのやる人間の人格や、生きる姿勢で
受ける感動は大きく変わってくるのだなぁ
と改めて感じる次第。



しかしN響を聴きながらどうしても思い出してしまうのは
先日聴いたロンドン交響楽団(LSO)の演奏。



あのオーケストラは別格だった。

なにが別格かって、音の密度、表情。

特に音がデクレッシェンドして、だんだん弱音になってくるにつれ
逆に無音の空間が広がるわけだけど
(言ってること、わかります?)
ただ音が小さくなってくるんじゃなくて、
その空間になにかしら表情をもった、雄弁な雰囲気が広がってくる。


N響にはさすがにこういうものはまだ、ない。



これが選ばれし、名門オーケストラの音というものだ。


私が経験した限りは
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ
シカゴ交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
バイエルン放送交響楽団、
そしてこのLSOくらいにしかない、特別ななにかだ。



もちろんプレーヤー一人一人に高い技量が備わっているからなのだけど
それだけじゃない。


どれだけの長い間、どんな指揮者とつきあい、
どんな「文化」を築いてきたかのあらわれなのだと思う。




...




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